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13ヵ国いうたらあかんディクショナリィ
1997.01.20発売
13ヵ国いうたらあかんディクショナリィ
その他:開高 健
講談社+α文庫
国が違えば、当然タブーも違う。それを知らずに口にすれば、人格を疑われるし、ひどい時には戦争だって起きかねない。 開高健の、「タブー言うヤツはアホ、知らぬはドアホ」という名言通り、知らなかったではすまされないのだ。 政治、宗教、風俗からエッチな言葉まで世界中の禁止語を、各国の文化や言語に精通した超一流の執筆陣が解説したビジネスマン、旅行者必携の書!!
スヌーピーののんきが一番(6)
1997.01.20発売
スヌーピーののんきが一番(6)
著:チャールズ.M・シュルツ,訳:谷川 俊太郎
講談社+α文庫
鼻コンプレックスに悩むペパーミントパティ、セメントあたまと命名されてしまうチャーリー・ブラウン、採用されない小説と格闘しつづけるスヌーピー……。つまずいたり、ぐらついたり、うろたえたりしながらも、みんな、ひるまず、ぬけぬけと生きている。そんな彼らといっしょに「自分の夢」を追いかけてみませんか!? PEANUTS(C)United Feature Syndicate Inc.
勇気凛凛ルリの色2
1997.01.20発売
勇気凛凛ルリの色2
著:浅田 次郎
文芸(単行本)
本ものの硬派とは何か、がわかる人間讃歌!吉川英治文学新人賞受賞&『蒼穹の昴』で直木賞候補の著者が「週刊現代」に好評連載中の熱血痛快エッセイ第2弾。感動と爆笑を呼ぶ“最後の文士”のメッセ-ジ。
不機嫌な時代
1997.01.20発売
不機嫌な時代
著:ピ-タ-・タスカ
陽はまた本当に昇るのか? 混迷、停滞、閉塞感。進化のメカニズムを見失った現代日本。想像もつかない変化の波にもまれる日本は、どの未来へと向かうのか。現代最高の知性、ピーター・タスカが描く日本のシナリオ!! 不確実性がエスカレートしていく現代において、マスコミや官庁や大企業やエコノミストが提供する現実のモデルは崩壊してしまっている。単純な楽観主義も、単純な悲観主義も、どちらも前途に待ち受ける難関や衝撃に備えることはできない……――本文より
この人たちの結婚
1997.01.20発売
この人たちの結婚
著:林 えり子
文芸(単行本)
明治大正18組のカップルに見る愛のかたち 桂春団治、露伴、漱石、藤村、雨情、青木繁、坂本繁二郎、蕗各虹児等18組のカップルに見る愛のかたちの不可思議と夫婦という裸の人間関係の妙を綴るエッセイ集
花粉症
1997.01.20発売
花粉症
著:山本 昌彦,著:佐橋 紀男
講談社の実用書
国民病ともいわれる花粉症対策のすべて! 花粉症なんでもわかる「Q&A」を柱に、予防の方法、治療の方法を写真、イラスト入りで解説します。さらに、植物学的見地からも花粉症の正体に迫ります。
「赤毛のアン」の生活事典
1997.01.20発売
「赤毛のアン」の生活事典
著:神川 テリー
『赤毛のアン』のすべてがわかる楽しい事典 アンが暮らしたアボンリー村の家やインテリア、当時の生活習慣から服装まで、アンフリークが見たい知りたいことを写真とイラストつきでカルト的に解説。索引つき
<非婚>のすすめ
1997.01.20発売
<非婚>のすすめ
著:森永 卓郎
講談社現代新書
ポジティブ・シングルライフ。それは家庭からの解放という革命である。日本型恋愛の謎、税制・年金のカラクリを明かし、人生設計の見直しを迫る注目作。 はじめに――戦後の日本社会は、一定の年齢になれば、皆が結婚するということを前提に作られてきた。しかし、一生独身を通す人が増え、その前提が崩れれば……シングルライフを支えるために社会システムを積極的に直していかなければならない時代になってきているのではなかろうか。現在、日本の若い世代は……家族からの解放という新しい革命を起こそうとしている。むろん、それは人生のパートナーがいなくなるということを意味しない。パートナーはいつでも、何人いても構わないのである。ただそのパートナーが排他的で長期継続であることを要求する「家族」という存在ではなくなってくる……豊かになるということは、好きなように生きるということである。少なくとも、常に好きなように生きる選択肢を抱えている必要がある。そして、現在の社会の仕組みのなかで、それを実現するために一番確実な方法が、一生をシングルで通すことなのである。――本書より
ジャンヌ・ダルク
1997.01.20発売
ジャンヌ・ダルク
著:竹下 節子
講談社現代新書
「正統―異端」の枠組みを超えて、ヨーロッパの心性に影響してきたキリスト教のもう1つの地平「超異端」。その神秘の力を体現した女たちのエネルギー渦巻く中世に現れ、神話的存在となった処女戦士を、あらたな視点で描き出す。 超異端の地平――ジャンヌ・ダルクは、神秘家、名誉回復の聖女、処女、戦士、男装のアンドロギュノスという多くのモティーフを1人で抱えているわけだ。まさに、正統と異端とを塗り分けた教義の地平に投影される以前の、神と生の人間が出会う場所、聖なるものがひたすら過剰なるものとして渦巻く場所、救国の少女が異端者と呼ばれ、魔女が聖女になって飛び立つ場所、超異端の地平が生んだというのにふさわしい。そして、超異端の地平には時間軸がないから、ジャンヌ・ダルクは永遠にアクチュアルな挑発者として、私のファンタズムをいつまでも刺激し続ける。――本書より
上海路上探検
1997.01.20発売
上海路上探検
著:渡辺 浩平
講談社現代新書
改革・開放はヒトと街をどう変えたか。衣食住、職場習慣からトイレ事情まで、つぶさに綴る最新報告。 南京路と准海路――南京路と准海路では客層が違う。南京路は外地人が多いとされている。オート三輪にテレビを詰め込む男や、布類をパンパンに詰めたボストンバックを脇に抱え歩道に座りこむ女性や、いくつもの羽毛布団を提げた男女などを見かける。……服装もくすんだ色が多く、今なお人民服もおり、いささかやぼったいのである。特に平日は、明らかに外地からのお上りさんが多いことが見て取れる。南京路と比べ准海路を歩く人々は年齢層が低く、男性や女性も垢抜けた服装が多い。特に女性がかっこいい。ジーンズやスリットの入ったスカートに短めのTシャツをあわせ、荷物も偽ヴィトンのハンドバッグや小さなリュックサックに伊勢丹の袋だけ、ショーウィンドウを横目に颯爽と歩いてゆく。……准海路と常熱路の交差点「美美百貨」という海外のブランドばかりのショッピングセンターがあるが、そんなところに行けば、中年男性と上海小姐のカップルがやたら目につく。――本書より
私の万葉集(四)
1997.01.20発売
私の万葉集(四)
著:大岡 信
講談社現代新書
知的な笑いに満ちた異色の巻16をはじめ、東歌、不運の遺新羅使節団の望郷の歌など、従来の「万葉観」を覆すシリーズ第4集。 知的な笑いの要素――この巻16は、万葉集全体の中では巻1に続き、集中2番目に歌数の少ない巻なのです。その収録歌数の少ない巻の鑑賞が、本書では、たぶん他のどの巻よりも長いものになりました。それはしかし、私には当然のことでありました。なぜなら、巻16に収められている歌は、同一作者による何首もの連作をも含めて、すべて一首ずつ独立して鑑賞すべき、固有の背景あるいは物語をもっており、しかしそれが皆、今日の目で見ても鑑賞に堪える、その意味で鑑賞し甲斐のある歌だからです。それゆえ、巻16は、収録歌数は少ない半面、その多様性と、知的興味をいちじるしく刺戟する性質のため、実際にはずっと数の多い巻に匹敵し、凌駕するほどの内容のある巻となっています。しかし、この巻の大きな特徴である知的な笑いの要素は、従来の抒情性を頂点とするピラミッド構成の日本詩歌観においては、むしろ軽んじられ、排斥さえされる傾向がありました。――本書より
ぼくが地球で会った愉快な人たち
1997.01.16発売
ぼくが地球で会った愉快な人たち
著:ピ-タ-・フランクル
地球、縦横無尽。出会いの達人の世界族。数学者、大道芸人、語学の達人。ピーターを迎える世界の仲間達。お手玉で国境警備兵を、わかる言葉も「?」顔で警官をかわして、愉快な人とエピソードがいっぱい。
宮崎勤 精神鑑定書
1997.01.14発売
宮崎勤 精神鑑定書
著:瀧野 隆浩
宮崎は精神鑑定人に何を語ったか、その全貌幼女連続誘拐殺人事件はどうして起こったか?その時の宮崎の心理は?彼をあのような犯罪に走らせたものは…そこには家族関係等、私たちの問題が内在している。
ゲゲゲの鬼太郎(12)
1997.01.13発売
ゲゲゲの鬼太郎(12)
その他:東映動画
講談社の絵本
警察署長モ-ガン
1997.01.13発売
警察署長モ-ガン
著:アンドリュ-・コバ-ン,訳:石森 康久
講談社文庫
ボストン郊外の静かな田舎の町に響きわたる1発の銃声!そして被害者は2人。男やもめで伊達男、町の人気者の警察署長・モーガンは、州警察の方針とぶつかりながら捜査を開始する。すると一見、平穏に見えた町の陰で、愛と憎悪、野心と欲望に翻弄される人々の真の姿が見えてきた。傑作心理サスペンス!
神州魔風伝
1997.01.13発売
神州魔風伝
著:佐江 衆一,解説:磯貝 勝太郎
講談社文庫
我、この身は果つるとも、魂魄(こんぱく)は七生までも生きながらえ魔王となりて、世の治るをみては乱を発(おこ)さしむ――源義経最期の時、炎の持仏堂に魔風のごとき7匹の天狗が舞い降りた。それから400年。天下太平の徳川治世に、兇・禍・怨・恨・謀・邪・悪・乱の八片の魔鏡が集う……。大乱の予感に息をのむ傑作長編時代小説。 我、この身は果つるとも、魂魄(こんぱく)は七生までも生きながらえ魔王となりて、世の治るをみては乱を発(おこ)さしむ――源義経最期の時、炎の持仏堂に魔風のごとき7匹の天狗が舞い降りた。それから400年。天下太平の徳川治世に、兇・禍・怨・恨・謀・邪・悪・乱の八片の魔鏡が集う……。大乱の予感に息をのむ傑作長編時代小説。(講談社文庫)
電子あり
特急「富士」「はやぶさ」殺人交差
1997.01.13発売
特急「富士」「はやぶさ」殺人交差
著:峰 隆一郎,解説:小梛 治宣
講談社文庫
15分のトリック! 2つの寝台特急で同じ日に同一犯の手によると思われる殺人事件が発生。ハードボイルドに犯人を追う! ーー15分差で東京駅に到着する2つの寝台特急。南宮崎発「富士」からは女性の絞殺死体が、西鹿児島発「はやぶさ」からは男性の毒殺死体が、発見された。そして驚くことに、その2人が、死の直前に情交していた証拠が発見された……。おなじみのニヒルな調査員・鏑木一行が、ハードボイルドに事件に挑む、傑作トラベル・ミステリー。
電子あり
潮流
1997.01.13発売
潮流
著:伊集院 静,解説:松本 百合子
講談社文庫
純真無垢な少女の愛と心を描く! さしのべた手にこそ葡萄の房は落ちてくる――。大手化粧品会社のCMを作る健一は、紆余曲折を経て無名の18歳・唯子をキャンペーンに起用。花を食べる鳥を夢見る彼女は国民的人気を博していく。一年半後に再会した二人は……。無頼派クリエイターと純心無垢なスターの揺れる愛を描いた、伊集院静の伝説的名作。
大江戸生活事情
1997.01.13発売
大江戸生活事情
著:石川 英輔
講談社文庫
百万都市・江戸は、同時代の欧米の都市と比べ本当に遅れていたのだろうか!? 銀座・両替商などによる貨幣経済、奉行所などの行政組織、教育制度、江戸っ子の暮らし、職人たちの仕事ぶり、歌舞伎などの文化・芸術……、江戸のすべてを綿密なデータで分析する「大江戸事情モノ」第3弾。現代と比較できる地図も必見! (講談社文庫) 江戸の真の姿を今あざやかに甦えらせた名作江戸時代は一揆と飢饉にあけくれた切り捨て御免の暗い封建社会だったのか。豊富な資料を駆使し、東京を生み出した江戸のゆたかな実像にスポットをあてた意欲作。
電子あり
「日本国憲法」を読み直す
1997.01.13発売
「日本国憲法」を読み直す
著:井上 ひさし,著:樋口 陽一
講談社文庫
50年もの長きにわたり戦後の日本を支えてきた日本国憲法。常に場当たり的な改憲論にさらされてきた憲法は、本当に世界に誇れるものではないのか!?憲法をいま読み直すことは、日本と日本人について考えることである。作家・井上ひさし氏と比較憲法学の第1人者・樋口陽一氏が、わかりやすく憲法を語る。