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わが恋せし淀君
1996.05.20発売
わが恋せし淀君
著:南條 範夫
淀君こそ史上最高の美女。雑誌編集者の誠之助が大坂城趾で艶麗な姿態を夢想したとたん、石垣は崩れ、彼は慶長19年の城内にタイムスリップした!洋服姿から切支丹と疑われるが、歴史知識を活用、神の予言者として信頼と人気を集める。そして、ついに憧れの淀君の寝所へ招かれた!だが、彼も歴史を変えることはできなかった……。SF的発想と確かな史眼で、落城の悲劇を軽妙に描く異色の快作。
電子あり
酒の科学
1996.05.20発売
酒の科学
著:野尾 正昭
ブルーバックス
原料と酒造工程からさぐる味わいの秘密 酒は味わい深いもの。たとえばビールひとつとっても、エール、ラガーなど種類はさまざま。原料が同じでも、発酵などの醸造工程が変われば性質や味が違ってくるのだ。またワインのように原料の質が味わいを左右する酒もある。醸造に使う水の違いが影響を与えることもある。さらに、発酵自体も西洋のように麦芽によるものとアジアのようにカビによるものとがあり、それによっても酒の性格は変化する。酒造りの歴史と酒造工程を追いながら、この複雑で微妙な味わいの違いをさぐってゆく。
図解・ハイテク飛行機
1996.05.20発売
図解・ハイテク飛行機
編:柳生 一
ブルーバックス
最新型の計器盤は飛行情報をこう表示する! ジャンボやエアバス、トリプルセブンなど、最新のジェット旅客機の開発・製造から運航・整備までを、詳細なビジュアルで紹介する。550人を乗せた巨体を音速に近いスピードで安全・快適に飛行させるために、さまざまな最先端の科学技術の精華が取り入れられている。FMS(飛行管理装置)などのエレクトロニクス機器や複合材料のボディーといったハイテクと、ストローと風船で計る速度計の原理や、トイレに流れる青い水の正体などの素朴な“ローテク”との組み合わせもおもしろい。
非ヨ-ロッパ起源の数学
1996.05.20発売
非ヨ-ロッパ起源の数学
著:G.ジョ-ジ・ジョセフ,訳:垣田 夫,訳:大町 比佐栄
ブルーバックス
人々のいるところ、いたるところに数学は生まれ発達した アフリカ各地、エジプト、バビロニア、インド、中国、アラビア、中南米はマヤ、インカにいたるまで、世界各地で生まれ発達した数学の独自性と共通性、相互の交流・発展などを広く見渡すことによって、「数学はギリシャに生まれ、ひたすらヨーロッパで育った」というヨーロッパ中心の発想に転換を促し、場所や時代を超えた数学、人間の発想のおもしろさに迫る。
Windows 95時代のパソコン入門
1996.05.20発売
Windows 95時代のパソコン入門
著:山形 庫之助
ブルーバックス
●やさしいはずのWindows 95。使えないのはなぜ? 本書は、Windows 95のハードもソフトも周辺機器の設定も、すべての使い方を、まとめてわかってしまおうという本です。家電並みとまではいかないものの、Windows 95によって「パソコンの壁」は、かなり低くなりました。しかし、パソコンは、「何もしなくても使える」機械ではありません。やっぱり、最低限度のことは覚えなければならないのです。 Windows 95も発売以来、半年が経ちました。初心者の人たちが、Windows 95の、どこでつまずいて使えないのかということもわかってきたのです。本書はそれに対する回答です。では、Windows 95でパソコンを使いこなすためには、何を、どう覚えればよいのでしょうか。
管制官の決断
1996.05.20発売
管制官の決断
著:加藤 寛一郎
講談社+α文庫
大空港は常に危険にさらされている!管制官とパイロットには、どんな些細なミスも許されない。ハイテク、スピード、大混雑――1秒刻みの判断、ハードかつ沈着冷静に飛行機を飛ばす仕事、決断の現場に迫る。 危機一髪!そのとき、管制官とパイロットは……どうしたか! 初めて明らかにされた大空の安全を担うプロフェッショナルの世界のすべて。
私という他人
1996.05.20発売
私という他人
著:M.ハ-ヴェイ・クレックレ-,著:H.コ-ベット・セグペン,訳:川口 正吉
講談社+α文庫
自分の中に自分の知らない「私」がいる……「私は誰なのか」……もの静かな若い女性が偏頭痛が治らないといって精神科を訪れた。面接を重ねる精神科医の前で、彼女は突如、まったく別人格をもつ“もう一人の女”に変わった!この多重人格患者の発病から治癒にいたるまでの凄絶な「心の病」との闘いの全記録を主治医が克明に描きだす。人が内面にもつ謎、心のからくりに鋭く迫る快著。
羊のレストラン
1996.05.20発売
羊のレストラン
著:高橋 丁未子,解説:保坂 和志
講談社+α文庫
恋人と親友を失くした「彼女」と「彼」が一緒に祝ったバースデイケーキのろうそくの意味は? 羊男はなぜドーナツを揚げるのがうまいのか? ビールやサンドイッチなど、どの作品にも欠かせない小道具「食」を通すと新しい春樹ワールドが見えてくる!――鮮烈なデビューとなった『風の歌を聴け』の発表から二十余年、いつも読者の心をとらえて放さない村上春樹作品に隠されたメッセージを酒、料理、食卓空間から読みとる。春樹ワールド新解釈の決定版!
電子あり
誕生花を贈る366日・秋
1996.05.20発売
誕生花を贈る366日・秋
監:西 良祐,写真:北脇 栄次,写真:森田 敏隆,写真:山口 真澄
講談社+α文庫
「あなたの誕生花は何ですか? 花言葉は何でしょう。気になりませんか?」 1年に1度の誕生日に、「あなただけの花と花言葉」を贈ります。気になる人の「花」は何ですか?花言葉に託して、誕生日の花を贈ってみませんか? 花屋さんに注文すれば手に入る身近な秋の花が、ひと目でわかる一日一花の小事典。ページをめくるたびに花が実を結ぶ収穫の秋の匂いと、鮮やかな紅葉の温もりが伝わってくる……。
余燼(下)
1996.05.20発売
余燼(下)
著:北方 謙三
文芸(単行本)
男の血が騒ぐ。 ともに闘った友がひとりひとり抹殺されていく。無明の時代に男の意地を貫きとおした青年剣士の再生の道は……。
余燼(上)
1996.05.20発売
余燼(上)
著:北方 謙三
文芸(単行本)
江戸を打ちこわせ。 老中田沼意次が失脚、権力空位の混乱の時代に起きた天明の騒乱。馬庭念流の剣士は世直しに青春の夢を賭けた。
ロスト・レイセン
1996.05.20発売
ロスト・レイセン
著:マ-ガレット・ミッチェル,編:テブラ・フリア-
文芸(単行本)
世紀の発見!もう一つの『風と共に去りぬ』M・ミッチェルの作品は『風と共に去りぬ』だけではなかった!昨年発見された小説は、南太平洋を舞台にした悲恋物語―『風と共に』を超える感動!世界同時発売!
あなたの隣の大問題 日本の国家予算
1996.05.20発売
あなたの隣の大問題 日本の国家予算
監:吉田 和男
知っていますか?あなたの税金の使い道 臭いものにフタをして国民のサイフを当てにする国家経営の無策。上べだけの行財政改革や増税論ではもうダメだ。国会の予算審議では絶対に分からない、全納税者必読の書。
モンゴル帝国の興亡<上>
1996.05.20発売
モンゴル帝国の興亡<上>
著:杉山 正明
講談社現代新書
世界史はモンゴルを待っていた――草原の遊牧国家が、ユーラシアの東西を結ぶ。チンギスから、クビライの奪権まで。 モンゴル軍少年部隊――モンゴル遠征軍の主力は、少年部隊であった。モンゴル高原を出発する時は、10代の、それも前半の少年であることが多かった。彼らは長い遠征の過程で、さまざまな体験をし、実地の訓練を通して、次第にすぐれた大人の戦士になっていった。……こうした少年兵にとって、遠征の出発は人生への旅立ちでもあった。……彼らは遠征先で、そのまま落ち着いてしまうことも、しばしばあった。その場合、今やすっかり大人となったかつての少年兵や、さらにその子孫たちも、やはり「モンゴル」であることには変わりがなかった。はるかなるモンゴル本土の高原には、兄弟姉妹、一族親類がいた。帰るべき心のふるさとは、みなモンゴル高原であった。……今や、名実ともに世界帝国への道をたどりつつあった「イェケ・モンゴル・ウルス」にとって、モンゴル高原の千戸群こそが、すべての要であった。高原は、「祖宗興隆の地」であるとともに、まさしく「国家根本の地」であった。そして、その地とそこの牧民たちの保有こそがモンゴル大カアンたる証であり、権力のすべての根源であった。――本書より
年金の常識
1996.05.20発売
年金の常識
著:久野 万太郎
講談社現代新書
迫り来る超高齢化社会。退職後、何歳からどれ程の公的年金を受けとれるのか? 複雑なシステムをわかりやすく解説。 各年金の平均月額――年金は、老後の生活の上でどの程度頼りになるのだろうか。……まず、高齢者世帯の1世帯当たりの平均所得は320万円(月額26万6667円)である。……年金は人によってずいぶん違うから、平均値というのは必ずしも実態を表すとはいい難いが……厚生年金は月額15万6000円、国民年金は月額3万7000円、国家公務員共済は20万1000円、地方公務員共済は21万7000円など……である。……現在の年金制度は若い人ほど順次「年金水準が下がっていく」設計になっている……これから定年を迎える人は老後生活の半分は年金で、あと半分は自力で考えるのが現実的であろう。――本書より
「死語」コレクション
1996.05.20発売
「死語」コレクション
著:水原 明人
講談社現代新書
時代の姿を映し出し、時代と共に生き、やがて忘れられ、消えていった言葉の群れ。日本近代の激動史をたどる異色の死語辞典。 「死語」とは何か――過去、ある時代には誰もが知っている当たり前の言葉だったのに、今ではまったく使われなくなった、あるいはその存在さえ忘れられてしまった言葉がある。そういう言葉を我々は「死語」と呼んでいる。しかし、その言葉がある時期になぜ使われ、現在はなぜ忘れられてしまったのか? そこには必ず理由がある。そして、その理由を探っていくと、その裏に大きな時代の流れのあることに気づかされる。ある時代をもっとも特徴づけ、その時代とともに消えていった言葉というのは、言い方を変えれば、その時代の世相、風俗、政治、社会の姿を我々に対して雄弁に物語ってくれる貴重な証人なのである。――本書より
輪廻転生を考える
1996.05.20発売
輪廻転生を考える
著:渡辺 恒夫
講談社現代新書
私はどこから来てどこへ行く。前世は何? 死後は? 自己が自己である理由を考える。 輪廻転生観の歴史――情報化文明の中で、現在の少年少女は、まだ年端もいかぬうち、宇宙的な視野の広がりに直面する。それが、「なぜ20世紀末の今というときに、ここ地球星の日本という島に生きているのか」という問いを生む。また、みんな同じような家に住み同じような服を着て同じような教育を受ける、という現代の超過密化した管理社会が、「自分は本当はいったい誰なのだろう」という、出自を求める問い、アイデンティティの問いとなる。輪廻転生観は、まさに、これら、《今》と《ここ》の問い、「私は誰か」の問いに答えるべく、忘却の淵から呼び戻されたのだ。前近代の迷妄と思われていたものが、ポストモダンの死生観の有力候補としてよみがえりつつあるのだ。――本書より
ケインズを学ぶ
1996.05.20発売
ケインズを学ぶ
著:根井 雅弘
講談社現代新書
経済学者は、人間の性質や制度に関心が高く、資質において数学者、歴史家、哲学者であらねばならない。 経済学はモラル・サイエンスである――ところで、この手紙のなかには、さらに、経済学は「モラル・サイエンス」(moral science)であって、自然科学とは異なるという趣旨の文章が続くのですが、このモラル・サイエンスという言葉を直訳して「道徳科学」としたのでは、その意味を理解することはできないでしょう。モラル・サイエンスとは、かいつまんで言えば、アダム・スミスやディヴィット・ヒュームの時代から続く「モラル・フィロソフィー」(moral philosophy)の系譜に連なるもので、社会の一員としての人間を取り扱う学問を指しています。したがって、経済学が1つのモラル・サイエンスであるという場合、その意味するところは、人間社会の現象を経済的側面から研究する学問ということになるわけです。――本書より
〈子ども〉のための哲学
1996.05.20発売
〈子ども〉のための哲学
著:永井 均
講談社現代新書
自分ひとり裸一貫で哲学することのすすめ。なぜ悪いことをしてはいけないのか。なぜぼくは存在するのか。この二つの大問題に答えはあるだろうか。脳に汗して考え、自分の答えを見つけるプロセスを語る。(講談社現代新書) 自分ひとり裸一貫で哲学することのすすめ。なぜ悪いことをしてはいけないのか。なぜぼくは存在するのか。この二つの大問題に答えはあるだろうか。脳に汗して考え、自分の答えを見つけるプロセスを語る。
電子あり
3×3EYES 封魔外伝
1996.05.17発売
3×3EYES 封魔外伝
著:遠藤 明範,原作:高田 裕三