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1995.07.06発売
人形は遠足で推理する
講談社文庫
「スピードをもってあげろ!ぶっ飛ばせ」私、めぐみ幼稚園の妹尾睦月です。今朝、園児たちと乗り込んだ遠足バスが警察が追っている殺人犯(しかも拳銃所持!)に乗っ取られるという事件に巻き込まれて、もう大変。同行の腹話術師・朝永さんと、彼が操る人形の鞠夫も大ピンチ!好評の人形探偵シリーズ第2弾。

1995.07.06発売
風葬の城
講談社文庫
白虎隊のふるさと、会津を訪れた浅見光彦の目の前で塗師平野が謎の死を遂げた。折りしも東京で歯科技工士として働く平野の息子も、帰郷途中で失踪。殺人事件の第1発見者となってしまった浅見は、理知的な美しさをたたえた会津女子高の新人教師、安達理紗の助けを得て、見えない犯人を追いつめてゆく──。(講談社文庫)
白虎隊のふるさと会津を舞台に連続殺人か。伝統工芸を見せる会津塗り職人が毒殺され、第一発見者浅見光彦に嫌疑がかかる。そのころ東京で歯科技工士である息子が殺害。古都会津を舞台に浅見光彦が大活躍。

1995.07.06発売
チェシャ・ム-ン
講談社文庫
「ニューヨーク・タイムズ」をはじめ全米各紙誌絶賛の、鬼才の問題作。不吉な猫の形の月の下で奇怪な事件が続く。探訪記者クィンとワサビ色の眼をした女性カメラマン=ジェン・タカムラの友人アンディーの死体が空港脇の車の中で発見され、往年のハリウッド・スターの身辺に“謎”が。傑作ハードボイルド

1995.07.06発売
女王陛下の阿房船
講談社文庫
船旅の醍醐味はここにある華麗な豪華船紀行。
船旅の醍醐味はここに極まれり。クイーン・エリザベス2世号、ロイヤル・ヴァイキング・スター号など名だたる豪華船で巡るハワイ、香港、大連などへの船旅紀行。道連れは狐狸庵山人、まんぼう先生と変われども、尽きぬは笑いと怒りの数々。海を愛し、乗り物に胸躍らせる著者のユーモア溢れる痛快エッセイ。

1995.07.05発売
四季めぐりあい 冬
講談社ARTピース
寒い雪の風景の中に春の喜びがかくれている。
「私の描く冬の絵は、春を待つ冬であることが多い」と画伯は記す。寒さの中に明るい春への期待を感じさせる叙情的な作品21点を収録。
1995.07.05発売
ぜんぶまちがいさがし(2)
家族全員で楽しめる、まちがってる所さがし右が左、左が右、左右がさかさまにウラがえっている絵のまちがいさがしペ-ジもあって、おとうさん・おかあさんも降参! 根気よく見つけて、いばってしまおう。

1995.07.05発売
学校の怪談(7)
ますます大人気。「百物語」いよいよ完結。「どうぞ」「またね」「ちょっとまてよ」……なぞの声の正体は? とっておきにおもしろい「江戸の妖怪話」ものってるよ。好評、読者のページには、花子さん、オカムロ、くびなしこぞう、うわさのマキオが登場。
ますます大人気。「百物語」いよいよ完結。
「どうぞ」「またね」「ちょっとまてよ」……なぞの声の正体は? とっておきにおもしろい「江戸の妖怪話」ものってるよ。好評、読者のページには、花子さん、オカムロ、くびなしこぞう、うわさのマキオが登場。

1995.07.04発売
ピアノの誕生
講談社選書メチエ
ベートーヴェン、クレメンティ、リスト……。絢爛豪華な演奏の裏に、理想の音色をめざして、しのぎを削ったピアノメーカーの技術競走があった。ピアニストにあこがれる娘たち、安いレッスン料に泣く教師、自動楽器に驚くブルジョア。産業革命に生み出した夢の楽器に、それぞれの希望が託されていく……。本書は音楽を通してみる「近代」の縮図である。

1995.07.04発売
邪馬台国論争
講談社選書メチエ
邪馬台国はどこか?全国各地が名のりをあげ、論争ははてしなく続く……。1994年、京都府丹後から「青龍三年鏡」が発見された。「卑弥呼の鏡」か? がぜん畿内説が優位にたった。しかし、北九州論者も猛反撃する。侃々諤々の大論争をわかりやすく整理し、さらに、前方後円墳に注目した独自の論を展開。
【目次】
はじめに 〈卑弥呼の迷宮ー邪馬台国へ〉
序章 青龍三年鏡の出現
第一章 『魏志倭人伝』の世界
1 邪馬台国論争の意義
2 論争の時代区分
3 もう一つの倭国
4 『倭人伝』を読む
第二章 卑弥呼の迷宮 「水行十日陸行一月」
1 百家争鳴の時代
2 邪馬台国への道 方位
3 邪馬台国への道 行程
4 陳寿のイメージ 「道程」記事
5 いくつかの争点
第三章 卑弥呼の鏡 銅鏡百枚
1 謎の三角縁神獣鏡
2 同笵鏡論
3 王仲殊説の登場
4 鏡研究の新段階
第四章 卑弥呼の墓 大冢を作る
1 「鬼道」=道教的シャーマニズム
2 「大冢」の宗教イデオロギー
3 「大冢」 前方後円墳
4 宮室・楼観・城柵
5 鉄刀・貨泉・絹
終章 卑弥呼の最期
1 「以て死す」
2 邪馬台国の国語学
資料
索引

1995.07.04発売
原民喜戦後全小説(上)
講談社文芸文庫
人類は戦争と戦争の谷間にみじめな生を営むのであろうか。原子爆弾の殺人光線もそれが直接彼の皮膚を灼かなければ、その意味が感覚出来ないのであろうか──(「戦争について」)8月6日の惨劇を時間を追い克明に描いた傑作「夏の花」3部作をなす「壊滅の序曲」「廃墟から」「美しき死の岸に」等凄絶な地獄絵〈ヒロシマ〉を引き受けた著者の冷徹な声を、戦後50年を経て今問う原民喜戦後全小説上、17篇。

1995.07.04発売
わが井伏鱒二・わが横浜
講談社文芸文庫
東西古今の文学・思想・芸術等々に該博な造詣を持ち、常に誠実で現代稀にみる明晰な書斎人としての業績を持つ批評家寺田透の、心を開いて親愛する井伏鱒二論の全てと、大震災を経、大空襲を経た“故郷”横浜に関わる秀逸な随想、単なる愛着や回顧を越えて滲み出す澄明な“歴史”の説得力。

1995.07.04発売
能の物語
講談社文芸文庫
紀有常の娘が業平との永久の愛を語り清絶に舞う「井筒」、一ノ谷の合戦で討たれた平敦盛と今は僧となり弔う直実が夢のごとき人生と無常を語る「敦盛」、ほか「隅田川」等。最大限に省略された舞台空間で無限の表現を可能にした能、視覚聴覚に訴えるその“間”と、幽玄と美を文章に写す。創造的な独自の解釈を加え物語る能の名作21篇。

1995.07.04発売
屍の街・半人間
講談社文芸文庫
真夏の広島の街が、一瞬の閃光で死の街となる。累々たる屍の山。生きのび、河原で野宿する虚脱した人々。僕死にそうです、と言ってそのまま息絶える少年。原爆投下の瞬間と、街と村の直後の惨状を克明に記録して1度は占領軍により発禁となった幻の長篇「屍の街」。後遺症におびえ、狂気と妄想を孕んだ入院記「半人間」。被爆体験を記した大田洋子の“遺書”というべき代表作2篇。

1995.07.04発売
日本語は国際語になりうるか
講談社学術文庫
武器を捨て、経済的には超大国となった日本が、この利害の錯綜する国際社会の中で自分を主張し、自分を守るためには、言語と情報の力に頼るほかに方法のないことを悟るべきである…。言語現象を人間の思想と文化に密着したものとみなす言語社会学の視角から、日本語の特性を文明史的に考察し、国際語としての日本語の可能性を探る。外国語学習法の根本的な転換をも示唆する必読の文庫オリジナル。

1995.07.04発売
近代政治思想史
講談社学術文庫
人類普遍の思想として近代国家成立の中心的は支柱となった自由主義。そして、自由主義のアンチテーゼとして台頭してきた社会主義とファシズム。本書は、その自由主義のルーツたる社会契約の思想から出発し、社会進化論、さらに自由主義とファシズムの激闘を、ホッブスやシュミットらの思想をたどりながらダイナミックに論じる。西欧の政治・社会思想から戦後日本の歴史までをも論及した必携の力作。

1995.07.04発売
アウグスティヌス講話
講談社学術文庫
キリスト教神学の基礎を築いた古代ローマ末期の教父・アウグスティヌス。その青年時代は、放蕩無頼だったとする通説を、筆者は名著『告白』の鋭い読解により覆し、子供までもうけて離別した内縁の女性こそ、アウグスティヌスに最も大きな影響を与えた人物と説く。「創造と悪」の章では、アウグスティヌスと道元の思想の共通点を指摘し、キリスト教と仏教の接点をも示した。キリスト教理解のための必読書。

1995.07.04発売
サバンナの手帖
講談社学術文庫
かねてからアフリカを物語り風に描きながら探索してみたいと思っていたが、ここではそれを「文字を必要としなかった社会」におけるコミュニケーションと歴史の問題としてとりあげた。歴史上の人物とも対話を試み、時・空を自由に移動する旅人としての「私」の見聞を、筆者である「私」の語りとダブらせた──。アフリカの熱帯大草原サバンナに生きる人と文明を、時間を交錯させて活写した好著。

1995.07.04発売
占領史録(下)
講談社学術文庫
終戦直後、憲法草案を起草したケイディス元大佐へのインタビューなどの重要証言で、憲法制定経過と天皇制や軍備を巡る日米の方針の劇的な衝突を明らかにする。また「日本本土進駐」編では、米軍の進駐という未曾有の事態に直面した政府および日本各地の緊張と不安を具体的に描き、敗戦国の実像を余すところなく伝える。憲法第9条をめぐる諸問題など戦後日本の出発点を再確認する貴重な史料を集成。
1995.07.03発売
3×3EYES 聖魔伝説

1995.07.03発売
湾岸MIDNIGHT