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遺留品
1993.01.07発売
遺留品
著:パトリシア・コーンウェル,訳:相原 真理子
講談社文庫
虐殺されてゆく恋人の血まみれの姿を眼前に見せつけられたあげく、命を奪われた少女。その母親は次期副大統領候補と見なされている政界の大物だった。2人の殺害は最近起こっている連続アベック殺人のひとつなのか? 殺人訓練を受けているCIA内の変質者のしわざなのか? 検屍官ケイの苦闘はつづく。(講談社文庫) 新しいミステリの女王が贈る傑作推理第3弾殺人者は若い恋人たちにしのびより、命を奪い、そしてわずかばかりの手掛かりを残して消えた。「検屍官」、「証拠死体」につづき絶好調の超ベストセラ-候補作。
相撲部屋のおかみさん
1993.01.07発売
相撲部屋のおかみさん
著:北出 清五郎,装丁:岸 顯樹郎,装画:蓬田 やすひろ
講談社文庫
力士を陰で支える親方夫人の泣き笑い奮闘記男の世界・相撲部屋を切り盛りする女の心意気は、どう築かれたのか。結婚から布団干し、看病、若い力士への激励など、12人のおかみさんが縦横に語る味わい人生
謀殺水脈
1993.01.07発売
謀殺水脈
著:太田 蘭三,解説:小梛 治宣
講談社文庫
釣部渓三郎(つるべけいざぶろう)の若い恋人・上条(かみじょう)アキのマンションが全焼し、隣室から男の焼死体が出た。釣部と蟹沢警部は、部屋の主で所在不明の女を探せばよいと考え、秋田の乳頭山に出かけてしまう。が、この山行が焼死体の隠された恐ろしい事件の全貌が暴き出す幕開けとなった!大好評・釣部渓三郎シリーズ第6弾!
アメリカとは何か100章
1993.01.07発売
アメリカとは何か100章
著:大森 実,装丁:河合 良之
講談社文庫
日米「対立と競争」時代に必読の米国の素顔を知る本。アメリカ人は本当のところは、何を考え、どう行動しようとしているのか!?日本の将来の鍵を握る、わかったようでわからない超大国の本音とは!?新大統領誕生で、日米関係はこれからどう進展するのか!?米国ウオッチャー第1人者による渾身の力作。
微熱
1993.01.07発売
微熱
著:赤川 次郎,解説:郷原 宏,装画:畑農 照雄,装丁:菊地 信義
講談社文庫
偶然? それとも……。平穏な一家に恐怖の影を落とすのは、17年前のあの事件か? 過去の事件が複数の謎を結びつける! ーー新婚旅行先のオーストラリアで、田川は、7人の老人たちが断崖から次々と飛び下りるのを目撃してしまった……。それから17年。中古マンションに引越した田川家の周辺に、奇妙な事件が続発。娘・裕果の部屋に、洋服ダンスから現われる不思議な少女は、誰なのか。17年前の事件がチラつくのは、何故か。真相は? ホラー・ファンタジーの傑作。
電子あり
格闘王への挑戦
1993.01.07発売
格闘王への挑戦
著:前田 日明,解説:野村 季史,装丁:ヒュ―マンプロ
講談社文庫
強さと理想のプロレスを追求する男のドラマ一匹狼の闘魂をバネに、プロレス人生を歩んできた“アキラ”は、いま何を考えているか。入門前後からゴッチとの出会い、新格闘技宣言の現在までを余す所なく語る
四千万歩の男(三)
1993.01.07発売
四千万歩の男(三)
著:井上 ひさし
講談社文庫
お上の刺客をなんとかかわし、一行は8月霜柱立つニシベツで折り返した。喘息の発作に見舞われながら、息子の一途な恋に心を砕き、はたまた弟子の片思いから母娘の仇討ち事件に首を突っ込み、“臆病剣”達人の命の洗濯の会を開くなど、奥州111次、“全き善人”忠敬の一歩は事件をかい潜りかい潜り江戸へ。全5巻。(講談社文庫) お上の刺客をなんとかかわし、一行は8月霜柱立つニシベツで折り返した。喘息の発作に見舞われながら、息子の一途な恋に心を砕き、はたまた弟子の片思いから母娘の仇討ち事件に首を突っ込み、“臆病剣”達人の命の洗濯の会を開くなど、奥州111次、“全き善人”忠敬の一歩は事件をかい潜りかい潜り江戸へ。全5巻。
電子あり
古代史私注
1993.01.07発売
古代史私注
著:松本 清張,装丁:山岸 義明
講談社文庫
飛鳥の酒船石は、7世紀、イラン人たちの薬酒製造施設である、とする大胆な意見をはじめ、市井に埋もれた研究家の活躍にまで及ぶ、作家ならではの、古代史研究余語。古代史ブームに一石を投じた名著『清張通史』全6巻を遺して逝った筆者が、5年にわたり書きつづったコラム49編。東から西へ、文化交流の足跡をさかのぼる、名随筆。古代史の謎に挑んだ、清張史観の精髄。古代史のアカデミズムに挑む、大胆な仮説、そして精緻な論証!
電子あり
総門谷R <阿黒篇>
1993.01.06発売
総門谷R <阿黒篇>
著:高橋 克彦,装丁:熊谷 博人,装画:横尾 忠則
講談社ノベルス
時空を超えて蘇える超伝奇SFの傑作! 795年、平安京。地獄より甦った屍魔たちの暗躍が始まった。彼らを率いる阿黒王とは、冥界の王・総門のことか 仲間とともに立ち上がる諒。死闘ふたたび!
理工系大学 基礎化学
1993.01.06発売
理工系大学 基礎化学
著:阿部 光雄,著:榎 敏明,著:海津 洋行,著:柿沼 勝己,著:疋田 巧,著:八嶋 建明,装丁:遠藤 茂樹
物質を原子・分子の集合体としてとらえ、量子化学を基に物理化学の理論から有機・無機化学の概念まで、化学の基礎を平易に解説。理工系大学低学年向けテキストの決定版。
殺しは淑女におまかせ
1993.01.05発売
殺しは淑女におまかせ
著:胡桃沢 耕史,装丁:熊谷 博人,装画:熊田 正男
講談社ノベルス
「淑女の殺人研究会」が社会の巨悪を断つ!ゴルフの会員権を乱売したり、精神異常から故なく人を傷つけたり、麻薬を密輸したりする社会の悪党共を、キャスターのみどり等が密かに殺害する痛快アクション!
東京濃蜜夫人
1993.01.05発売
東京濃蜜夫人
著:南里 征典,装丁:熊谷 博人,装画:野中 昇
講談社ノベルス
夫の留守中情事にふける人妻は事件の渦中へ会社員の夫が単身赴任で地方へ転勤。そのスキに夫の同僚とアバンチュールを楽しむ美貌の人妻は、意外な情報を耳にしたことで事件にまきこまれる。官能サスペンス
原典による心理学入門
1993.01.05発売
原典による心理学入門
著・編:南 博,装丁:蟹江 征治
講談社学術文庫
古代ギリシアから近代ヨーロッパにかけての心理思想の主要著作から、ヴント、ジェームズによる科学的心理学の成立期を経て、現代の3大潮流、ワトソンの行動主義・フロイトの精神分析学・ケーラーのゲシュタルト理論まで、原典21篇を収録。人類社会の未曽有の危機に直面する現代ほど、人間とは何か、という心理学の命題への解答が切望されている時はない。心理学を学ぶための必携の書。
海の神話
1993.01.05発売
海の神話
著:大林 多良,装丁:多田 進,その他:蟹江 征治
講談社学術文庫
万物の母なる豊饒の海。本書は、古代シュメールの原初海洋の女神、ローマ神話のヴィーナスの誕生、ギリシアの海神ポセイドーン、中国の盤古神話、日本の記紀に登場するイザナギ・イザナミのみそぎ神話など、世界各地に分布する海の起源についての神話を中心に、人類の海体験から結晶した珠玉の神話42篇を収録した。海と人間との関わりを通して人類の文化や歴史の側面などを比較考察した名篇。
子殺しの行動学
1993.01.05発売
子殺しの行動学
著:杉山 幸丸,装丁:島田 拓史,解説:立花 隆,その他:蟹江 征治
講談社学術文庫
猛り狂う利己的遺伝子、世界最初の観察記録南インドの野生ザル、ハヌマンラングール。ボスザルの新旧交代に続いて起ったむごたらしい出来事とは社会生物学・動物行動学の常識を一変させた世界的研究。
現代の俳句
1993.01.05発売
現代の俳句
編:平井 照敏
講談社学術文庫
高浜虚子に始まる現代の俳句は、日本人の精神生活に深く滲透し、実作者は老若男女を問わず増えつづけている。本書は、現代俳句を代表する107人の精選作を展望して、俳句形式のもつ魅力を見事に結集した画期的な詞華集である。自然をテーマとした時代から、人間探究の俳句へ、社会性を持つ俳句へ、そして、ことばが主役となる俳句へと大きく展開する現代俳句の今後を示唆する待望のハンドブック。
経営者の肖像
1992.12.25発売
経営者の肖像
著:海田 悠,装丁:スタジオ・ギブ
写真集・画集
戦後日本の経済界を担った130名の写真集本書に登場の経営者は戦後日本を創り上げた象徴と言える人々である。撮影の時折のインタビュ-、各会社の概略、本人の略歴を収録し、史料的側面も充実させた。
ブル―・マン 神を食った男
1992.12.25発売
ブル―・マン 神を食った男
著:菊地 秀行,装丁:熊谷 博人,装画:末弥 純
講談社ノベルス
18歳にして57人をナイフで解体した美貌の人食い鬼(グール)――八千草飛鳥につけられた病名は殺人嗜好症。古代より日本を闇から支配していた暴神が出現する時、飛鳥は神を刻み、そして食った! 太古の怨念とともに神と合体した殺人鬼を日米特殊能力諜報機関が追う。銀色に光るナイフを胸に恐怖の“神”が古都を舞う!
愛・理性及び勇気
1992.12.24発売
愛・理性及び勇気
著:与謝野 晶子,その他:鶴見 俊輔
講談社文芸文庫
女性の自覚、人間性の重視を基に現実を見据え、女性・教育・時事ほか多岐にわたる問題に鋭い批判を展開。「婦人と自尊」「女性と高等教育」「婦人より観たる日本の政治」「女子理性の恢復」「婦人の実行的勇気」など“近代女性史”の始祖的存在ともいえる『みだれ髪』の作者与謝野晶子の、体験を踏まえ内外の見聞に立つ諸論81篇を収録するエッセイ集。
電子あり
ゴーギャンの世界
1992.12.24発売
ゴーギャンの世界
著:福永 武彦,解説:菅野 昭正
講談社文芸文庫
なぜ、35歳の富裕な株式仲買人ポール・ゴーギャンが、突然、その職を投げ打って、画家をめざしたのか? 「野蛮人」たらんとした文明人、傲岸と繊細、多くの矛盾、多くの謎をはらんで、「悲劇」へと展開するゴーギャンの「世界」。著者の詩魂が、ゴーギャンの魂の孤独、純粋な情熱、内なる真実と交響する。文献を博渉し、若き日の「出遇」から深い愛情で育んだ、第一級の評伝文学。毎日出版文化賞受賞作。 何故、35歳の富裕な株式仲介人ポール・ゴーギャンが突然、その職を投げ打って、画家をめざしたのか?“野蛮人”たらんとした文明人、傲岸と繊細、多くの矛盾、多くの謎を孕んで“悲劇”へと展開するゴーギャンの“世界”。著者の詩魂がゴーギャンの魂の孤独、純粋な情熱、内なる真実と交響する。文献を博渉し、若き日の“出遇”から深い愛情で育んだ第1級の評伝文学。毎日出版文化賞受賞。
電子あり