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1992.11.04発売
はやぶさ新八御用帳(一) 大奥の恋人
講談社文庫
南町奉行根岸肥前守の懐刀隼(はやぶさ)新八郎、神道無念流の名手で頭脳明晰、心やさしい好青年だが恋には晩生(おくて)。あからさまに出来ない犯罪を、密かに探る内与力の役についている。折しも、淀橋と成子坂(なるこざか)で2つの殺人事件が発生、さらに、雑司ヶ谷鬼子母神での惨劇に拡大する。(講談社文庫)
南町奉行根岸肥前守の懐刀隼(はやぶさ)新八郎、神道無念流の名手で頭脳明晰、心やさしい好青年だが恋には晩生(おくて)。
あからさまに出来ない犯罪を、密かに探る内与力の役についている。
折しも、淀橋と成子坂(なるこざか)で2つの殺人事件が発生、さらに、雑司ヶ谷鬼子母神での惨劇に拡大する……。
斬新な江戸ミステリー、待望の文庫化。
1992.11.04発売
時代小説傑作選 熾烈なり秘剣往来
講談社文庫
池波、藤沢、杉本氏ら名手傑作16編を収録時代小説短編の妙味を存分に楽しめる豪華アンソロジー池波正太郎、藤沢周平、杉本苑子、筒井康隆、遠藤周作陳舜臣、皆川博子、南條範夫氏らの秀作16編を収める

1992.11.04発売
人物列伝 幕末維新史
講談社文庫
幕末維新を鮮烈に生きた男たちの歴史読物ーー激動の時代、幕末維新を生き、近代日本の曙をかけぬけた6人の英傑たち…水野忠邦、栗本鋤雲、勝海舟、大久保利通、坂本龍馬、福沢諭吉。歴史が大きな転換期を経験した、〈天保〉から〈明治〉にいたる約30年の時の流れを、6人の波瀾に富んだ、鮮烈な生涯を描いて、陰翳ある歴史として把握する、傑作歴史読物。

1992.11.04発売
鎮西八郎為朝
講談社文庫
波濤を越えて京をめざす、源為朝の強弓武勇伝ーー源家の嫡流に生れた源為朝は、2メートルを越す長身に巌(いわお)の筋骨、八人張りの強弓を楽々と引く超人であった。若くして都を追われ、たちまち九州を征したが、保元の乱の京によび戻される。不本意な合戦に敗れて伊豆大島に流されるが、そこには……。南の海に自由を得た清々しい英雄、武者の理想を描く長篇小説。

1992.11.04発売
戦国海商伝(下)
講談社文庫
大海原に躍動する日本と中国の海将たちの勇姿! ーー毛利元就の落し子・佐太郎は、中国有数の豪商・曽伯年から、明朝打倒の支援を頼まれた。陰謀うずまく激浪のただなかに、いやおうなく引きこまれる海の男たちの宿命。国禁を破って活況をていする日明貿易の裏にうごめく影は? 時代をつき動かす歴史のダイナミズムをとらえた感動の海洋大ロマン! <上下巻>

1992.11.04発売
戦国海商伝(上)
講談社文庫
時代を動かす海の男の物語。海洋歴史小説ーー戦国乱世の日本。天下を狙う群雄が、軍資金づくりの密貿易にはしっていたころ、中国には明朝打倒に燃える豪商の集団があった。彼らは水上生活者に身をやつし、倭寇と組んで着々勢力を扶植する。奇しき人生を生きる毛利の落し子の運命を軸に、中国と日本をむすぶ戦国の水脈を描く、海洋歴史ロマン。<上下巻>

1992.11.04発売
秋蘭という女
講談社文庫
学問の家の神童若江薫子(わかえにおこ)は、紅白粉(べにおしろい)には見向きもしない学者に育ち、攘夷派の浪士たちと悲憤慷慨、新政府に建白書攻勢をかける。時代に逆行する情熱家は危険人物として幽閉され、晩年は失意のうちに放浪したが、その醜貌の下には、女ほんらいの、暖い心が隠されていた。幕末の女志士を描く傑作他8編を収録。

1992.11.04発売
戦国を斬る
講談社文庫
多々良一学は、慶長・元和の戦国豪傑の気風を残す、武辺者だった。しかし、戦国の気風が色あせた寛永の今、この男は、周囲に、はなはだ迷惑な男であった。強姦同然で妻とされたおくにの苦労も、人一倍。そんな一学が、今度は主君のあとを追って、切腹! 「武士道友情」の悲哀と奇妙さを描き出す、絶品の表題作ほか、7編の秀作を収録。

1992.11.04発売
明治一代男
講談社文庫
これからは、力より金や! 金がもの云う世の中や。……幕末から明治、間引きされそこなった貧農の子・捨吉は、ふしぎな愛嬌と図太い度胸で、権威にこびず旧弊を捨てて、ひたすらに金と女に執着、ついに天下一百貨店を開業して……。自分の力で儲け掴みとる人生、底辺からのし上ってゆく男の、痛快サクセスストーリー。おのれの才覚と度胸でのしあがった男の痛快一代記!

1992.11.04発売
悲郷
講談社文庫
友と学園に別れを告げ、日本を脱出した大学生・タケミ。秋の収穫期を迎えたイングランドの農村のファーム・キャンプで働く中で、さまざまな国籍の季節労働者と親しくなり、インドネシア育ちの中国人女性と愛を育てていく。祖国喪失の放浪者の厳しい身の上、人と国家のせつない現実を直木賞作家が描く、青春国際ロマン。異国でのせつない愛、集う若者たちの友情!

1992.11.04発売
氷の森
講談社文庫
私立探偵緒方洸三の敵は、罪の意識を一切感じないで他人の弱味を握り、野望達成へと突き進む特異な犯罪者だった。ヤクザすら自在に操り、平然と殺人を犯しながら姿を見せようとしない“冷血”な男との闘いに、緒方も血だらけになって挑む。「新宿鮫」の原点となる鮮やかなハードボイルド・ミステリー!

1992.11.04発売
義経はここにいる
講談社文庫
ヨシツネに殺される……佐倉財閥の跡を継ぐことになっている森川義行からの救いを求める、謎の電話。そして源義経の悲劇に符合する殺人事件が起こる。連続して起こる殺人事件の謎と、義経伝説、平泉の金色堂の秘密に挑戦する古美術研究家の名探偵・南条圭の推理!新考証で描く、傑作歴史ミステリー。

1992.11.04発売
抜討ち半九郎
講談社文庫
抜討ちの達人関根半九郎は、許嫁を犯した上役を斬り、破牢して盗賊の群に落ちた。拾った女お民を連れて、殺人と強盗の凄絶な日々。やがて、最後の大仕事に失敗し、奉行所の追手、血みどろの仲間割れ、敵(かたき)たちとの対決、とすべての決着をつける時が迫って――。苦い人生を急ぐ男を、鮮烈に描く傑作他6編を収録。

1992.11.04発売
四千万歩の男(一)
講談社文庫
忠敬は下総佐原村の婿養子先、伊能家の財をふやし50歳で隠居。念願の天文学を学び、1800年56歳から16年、糞もよけない“二歩で一間”の歩みで日本を歩き尽し、実測の日本地図を完成させた。この間の歩数、4千万歩……。定年後なお充実した人生を生きた忠敬の愚直な一歩一歩を描く歴史大作。全5巻。(講談社文庫)

1992.11.04発売
詩学と文化記号論
講談社学術文庫
現代の思想全般に衝撃的な影響をもたらしたのは、言語についての新しい認識である。すなわち言語を単なる表現・伝達の手段をしてではなく、意味を読み取り、意味を創り出す〈認知〉の役割を果たすものと捉えるのである。人間が生み出すあらゆる文化現象を言語をモデルにして成立した記号として把握する文化記号論と、文学を対象とする詩学の現代的局面を、認知言語学の第一人者が明快に論じた意欲作。
1992.11.04発売
ハイデルベルク ある大学都市の精神史
講談社学術文庫
大学都市ハイデルベルクの歴史と文化を探るアルト・ハイデルベルクで知られるドイツの大学都市ハイデルベルク。その歴史を辿りながら、この都市を舞台に活躍した学者等に光を当て、その精神史的相貌を描く
1992.11.04発売
いまを生きる心の技術 知的風景の中の女性
講談社学術文庫
カトリックの立場から論ずる反時代的女性論女性-母親までが社会的・物質的価値によって評価される進歩一生産第一主義の近代的価値観に異議あり。非効率・非合理の「家庭の精神」の復権を主張する叡知の書

1992.11.04発売
続日本紀(中) 全現代語訳
講談社学術文庫
『続日本紀』は政府公文書類を基とし、その記述の信憑性と多岐に亘る日常の行政記録によって『万葉集』と共に当時の民衆生活を知る上での貴重な史料である。聖武天皇の天平15年から称徳天皇の神護景雲3年迄の15巻を収めた本巻では、大仏開眼大法要の栄華の中、皇位継承を巡る藤原氏とその反動勢力とが凄惨な闘争を展開し、一方、造東大寺や遷都に困窮する庶民の姿が現代語訳で生々と語られる。
1992.11.02発売
くまのプ-さんのクリスマス
講談社の絵本
くまのプ-さんの心暖まるXマスメルヘン。クリスマスの前夜、くまのプ-さんは友だちへのプレゼントを忘れていたことに気づきました。もう時間はありません。さて、プ-さんはその後どうしたでしょう?
1992.11.02発売
眼を刺す男
講談社ノベルス
狙うのは眼!闇に潜む殺人鬼がはばたく! 若い女性の眼を狙う恐怖の殺人鬼が40年ぶりに復活。殺人犯を父に持つ恋人が連続殺人の犯人なのか息づまる犯人との死闘、女子大生なつきは自ら囮になった!