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情報フィールドノート 激動の世界を読む
1990.08.11発売
情報フィールドノート 激動の世界を読む
著:小川 和久,装丁:河合 良之
講談社文庫
中国といえば天安門事件、ソ連といえばペレストロイカの行方というように、国際政治を流行のアラカルトでしか見られない視野の狭さが、日本人の悪い癖。ベルリンの壁崩壊に象徴される、1989年以後の世界の歴史的大変動・大転換をどう読むか? 視野狭窄の日本外交の問題点を明かし、複雑に絡みあう国際政治を、複眼的に鋭い洞察力で、考察・分析する。 激動する世界を的確に見据える複眼的考察.ベルリンの壁崩壊に象徴される八九年に始まる世界大変動をどう読むか.視野狭窄の日本外交の問題点を明かし,複雑に絡みあう国際政治に,明快な理論と分析で迫る
電子あり
悪夢
1990.08.11発売
悪夢
著:J・ハ-バ-ト,訳:吉川 正子,装画:味戸 ケイコ,装丁:岸 顯樹郎
講談社文庫
超常世界への旅立ちを描くゴシック・ロマン荒れはてた原野のはずれに、歴史に取り残されたような古い邸が崩れそうに建ち、妖しげな家族が祖先の霊とともに住む――。血塗られた英国ならではの本格恐怖小説
ハプスブルク家
1990.08.10発売
ハプスブルク家
著:江村 洋
講談社現代新書
キリスト教が心なら、ハプスブルク家は背骨である。ヨーロッパの「宗家」ハプスブルク家の盛衰。王家の中の王家、超国家的な支配原理で陽の沈まない帝国を築いたハプスブルク家。カール5世、マリア・テレジア等の闘争と政略の700年を通しヨーロッパを考える。(講談社現代新書) ヨーロッパの「宗家」ハプスブルク家の盛衰。王家の中の王家、超国家的な支配原理で陽の沈まない帝国を築いたハプスブルク家。カール五世、マリア・テレジア等の闘争と政略の七百年を通しヨーロッパを考える。
電子あり
インフレとデフレ 不安の経済学
1990.08.10発売
インフレとデフレ 不安の経済学
著:岩田 規久男,装丁:杉浦 康平,装丁:赤崎 正一
講談社現代新書
資本主義がもつ不安な影のメカニズムと対策物価が1日おきに2倍になるハイパ-インフレ,株価が10分の1に暴落する大デフレはなぜおきるのか? 資本主義がもつ2つの業病のメカニズムと対策を追究する
ナチス追及 ドイツの戦後
1990.08.10発売
ナチス追及 ドイツの戦後
著:望田 幸男,装丁:杉浦 康平,装丁:谷村 彰彦
講談社現代新書
逃げる元ナチス親衛隊員と追うモサドとの必死の逃亡劇。最高の地位に立った大統領や「帝王」たちの暗い過去。また、庶民の中の無数の元ナチたちの重く苦い“それぞれの戦後”。そして今、東西統一へむけて活発化するネオナチ……。自己の「罪と罰」を問い続けるドイツの姿に、日本人のいまだ終わらぬ「戦後」を反照する。 墓場に「過去」を埋めたカラヤン――1982年5月、彼の33年入党について記述した『ナチス国家の音楽』の著者、F・K・プリーベルクに対して、弁護士を介して、偏見であると抗議し、根拠ある資料の提示を申し入れている。ナチス追及ということがはらんでいる歴史と現代への重い問いかけは、彼にはなんの意味ももっていなかったのであろうか。死のすこし前、彼はテレビで、オーストリア大統領ワルトハイムの過去および過去の清算について討論を見ていたが、それに対する彼のコメントは、「非生産的だ」という実に簡単なものであったという。彼の過去の真実はどうだったのか、尋ねようとしても、もはや彼はいない。カラヤンは、「過去」をみずからとともに、墓場に埋葬してしまったのだ。――本書より
逸脱するエロス
1990.08.10発売
逸脱するエロス
著:森 省二,装丁:杉浦 康平,装丁:谷村 彰彦
講談社現代新書
精神科医によるエロスの世界と病理の分析.性の解放とタブ-の消失は,豊穣なエロスの世界を拓く一方で,様々な逸脱と病理現象も生み出している.臨床精神科医の立場から,性と愛の深層にメスを入れる.
植物バイオの魔法 青いバラも夢でなくなった
1990.08.10発売
植物バイオの魔法 青いバラも夢でなくなった
著:鈴木 正彦,装丁:プラスM
ブルーバックス
バイオ植物の“ハナハク(花博)”へどうぞ 《光るニンジン》発光細菌の遺伝子をタバコやニンジンに入れて光らせることに成功。(ドイツ) 《殺虫力のあるタバコ》カイコの“卒倒病”の毒素遺伝子をタバコに入れてタバコスズメガをKO!(ドイツ) 《ウイルスにもヘッチャラ》“ワクチン接種”と同じ原理で、ウイルス病にかからない植物ができた。(アメリカ、日本) 《青いバラ》ペチュニアなどの青い色素遺伝子をバラに組みこんで青い花を作出。オッと、これはまだ研究中でした!(オーストラリア)
虚数iの不思議
1990.08.10発売
虚数iの不思議
著:堀場 芳数
ブルーバックス
虚数iの不思議ワールドへようこそ!! 虚数ははたして虚(むな)しい数なのでしょうか。いえいえ、空虚どころか、「これほど脳細胞を刺激するオモシロイ数はほかにはない」と数学者はいいます。事実、この奇妙で重要な数は、数学を大きく発展させたのです。数学という舞台で、人間の創り出した想像上の数iは、どのように脚光を浴びたのでしょう。〈アイ〉こそすべてです。本書は、熱烈にその姿を追い求めます。想像の翼をはばたかせ、知のミラクル・ワールド〈i2=-1〉で、しばし実りの時を過ごしてみませんか。
超ひも理論入門(下) ツイスターから究極理論へ
1990.08.10発売
超ひも理論入門(下) ツイスターから究極理論へ
著:F.デ-ビツド・ピ-ト,訳:久志本 克己,監:宮崎 忠,装丁:プラスM
ブルーバックス
ペンロ-ズのツイスタ-理論と超ひもを結ぶ宇宙と素粒子の謎を一挙に解き明かそうとする超ひも理論は,同じ目的で別個に創り出されたR.ペンロ-ズのツイスタ-理論によって基礎づけられるかもしれない.
ナージャと りゅうおう
1990.08.10発売
ナージャと りゅうおう
文:唐 亜明,絵:于 大武
講談社の絵本
竜王を相手に闘う少年ナ-ジャの勇敢な物語李将軍の息子として生まれ,仙人から名前と超能力をもつ武器とをもらったナ-ジャが,人々を苦しめる竜王と闘う話.中国の神話小説「封神演義」の一節を絵本化.
灰色の仮面
1990.08.09発売
灰色の仮面
著:折原 一,装丁:藤村 誠
文芸(単行本)
「倒錯のロンド」の気鋭の書下ろし推理新作銭湯へ行く道筋にある白いマンションで,助けを求める女の声を聞いたことから連続殺人事件に巻き込まれる作家志望の青年…….夢と現実の交錯,衝撃の結末!
打出の小槌
1990.08.09発売
打出の小槌
著:佐藤 春夫,装丁:蟹江 征治
講談社学術文庫
日本古典の絶品を佐藤春夫が香高く現代語訳わが国のすぐれた文学作品のうち、徒然草、方丈記のほかに、「言霊の幸を得ないで」埋もれている秋成、綾足らの佳篇を独自の審美眼で選択紹介した日本文の宝石箱
日米再構築論
1990.08.07発売
日米再構築論
著:馬淵 紀壽,装丁:安彦 勝博
「日本封じ込め」を回避する究極の選択! 日米構造協議とス-パ-301条は日米関係が新段階に突入したことを意味している.それは報復と相互主義に基づいている.この新しい構図をいかに乗りきるべきか
パラソルヘンべえシリーズ(7)ひみつだいひゃっか
1990.08.06発売
パラソルヘンべえシリーズ(7)ひみつだいひゃっか
原作:藤子 不二雄A
講談社の絵本
地球戦隊ファイブマンシリーズ(15)ちえあそびえほん
1990.08.06発売
地球戦隊ファイブマンシリーズ(15)ちえあそびえほん
監:東映,絵:成田 マキホ,構成:K-BOSSプランニング
講談社の絵本
わが命の灯を 心筋梗塞と肺ガンを越えて
1990.08.06発売
わが命の灯を 心筋梗塞と肺ガンを越えて
著:阿木 翁助,装丁:鈴木 成一
病と付き合いながら老夫婦は明るく生きる.孫との付き合いに疲れ二人暮しを始めた夫婦を襲った病魔,夫は心筋梗塞と肺癌,妻は心不全.しかし医者も驚く回復力で元気に.日本人が直面する高齢化社会の日々
誘惑夫人
1990.08.06発売
誘惑夫人
著:阿部 牧郎,装画:中村 成二,装丁:熊谷 博人
講談社文庫
貴金属商社の若き営業部員・上村道彦は、持ち前の話上手と親しみのもてるマスクで、雲の上の上流夫人たちに取り入って、ダイヤモンドを買わせるべく、日夜奮闘している。今宵も大会社社長夫人の白い脚にすがりつき、「奥さまの脚を見て昂奮しました」などと迫っていた。若き宝石商をめぐる、有閑夫人たちの性の饗宴。
電子あり
日本の心
1990.08.06発売
日本の心
著:小泉 八雲,編:平川 祐弘
講談社学術文庫
障子に映る庭の木影、か弱い小さな虫、神社や寺院の無に至る参道──名もない庶民の生活のありふれた光景のひとつひとつに、詩人小泉八雲は日本人の心の営みのこまやかさ、優美な豊かさを、深い共感をこめて見出した。「先の見えない猪突猛進的な産業化が日本の人々の楽園を駄目にしてしまった」(本書「虫の演奏家」)今日、われわれ日本人が見つめなおすべき、古き良き日本の「心」がここにある。
人生をよりよく生きる技術
1990.08.06発売
人生をよりよく生きる技術
著:アンドレ・モ-ロワ,訳:中山 真彦,装丁:蟹江 征治
講談社学術文庫
◆早合点だけが誤りのもとではない。先入観がまたそうである ◆大きな仕事をする人は、ときどき世間から引っこんで暮らす術を心得ている ◆長たるものは、部局が狭い派閥意識に閉じこもり他の部局といがみ合うのを許してはならない ◆精神の欠点は、容姿の欠点と同様、年とともに大きくなる〔以上本文より〕 考える技術から人を指揮する技術まで、鋭く的を射るアフォリズムの連射で伝授する成功への人生哲学。
孔子
1990.08.06発売
孔子
著:金谷 治
講談社学術文庫
長いあいだ聖人として崇められ、それ故にまた旧時代の権威として批判の対象ともされてきた孔子。歴史の粉飾を払い、聖人ではなく血の通った孔子の人間像を鮮明にするため、著者は『論語』の再編を試み、また「孔子観の変遷」という独自の観点から、彼の思想の展開を追求する。新しい「人としての生きかた」を提唱し、それを自ら学びつつ実践する努力を続けた人間孔子の魅力を描いた最良の入門書。