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星からおちた小さな人 -コロボックル物語(3)-
1980.12.10発売
星からおちた小さな人 -コロボックル物語(3)-
著:佐藤 さとる,絵:村上 勉
青い鳥文庫
空とぶ機械の飛行テストをしていたコロボックル--ミツバチぼうやが、ゆくえ不明になった。知らせを聞いたコロボックルたちは、むかしからのおきてをやぶって、ぼうやをさがしだし、すくいだそうと力を合わせて動きだした。せいたかさんの子どものおチャメさんも大かつやくします。  もくじ   はじめに  <質問>コロボックルって なんのこと。      ★答えを知ってる人でも読んでごらん★  第一章 空とぶ機械  第二章 この世にただひとりとなるべし  第三章 臨時マメイヌ隊員  第四章 あまがえる作戦  第五章 夕やけ雲 <A日本の名作 小学上級・中学から>
モモちゃんとアカネちゃん モモちゃんとアカネちゃんの本(3)
1980.12.10発売
モモちゃんとアカネちゃん モモちゃんとアカネちゃんの本(3)
著:松谷 みよ子,絵:菊池 貞雄
青い鳥文庫
長く愛されている「モモちゃん」のお話、シリーズ第3作。
梅安蟻地獄―仕掛人・藤枝梅安
1980.12.10発売
梅安蟻地獄―仕掛人・藤枝梅安
著:池波 正太郎,解説:安倍 徹郎,装丁:亀倉 雄策,装画:辰巳 四郎
講談社文庫
医者の宗伯と人違いされて闇討ちをうけた翌日、梅安のもとに仕掛けの話が舞いこんだ。相手は蝋燭問屋伊豆屋長兵衛。宗伯とは因縁浅からぬ仲らしい。彦次郎の手も借りて、長兵衛・宗伯の関係と悪業を探り出した梅安は、地獄送りの殺し針を研ぎ始めた――表題作のほか、3編を収録した”梅安シリーズ”第二弾。
森鴎外の『知恵袋』
1980.12.05発売
森鴎外の『知恵袋』
著:森 鴎外,訳:小堀 桂一郎
講談社学術文庫
自分が先ず自分を信ずることだ。それがあって初めて他人が信頼を寄せてくれるようになる。一たん自信がぐらついて、表情に覚束なさが表れるや否や、他人はたちまち寄りつかなくなる。顔に出た自信喪失の表情はカインの額につけられた罪のしるしと同じことだ。 他人から愛されたいと思ってもそれは此方の自由になることではない。愛されるのが不可能ならせめて畏れられるがよい。これもまた一つの交際法上の要訣である。(本文より)
古事記(中)
1980.12.05発売
古事記(中)
その他:次田 真幸
講談社学術文庫
古事記の中巻下巻は、上巻の神話をうけて、神話と歴史とをつなぐ伝説を記した巻である。古事記の文学性は、主に中巻下巻の伝説に認められる。中巻では、垂仁天皇の皇后サホビメの苦悩の物語に、夫婦の情愛がみごとに描かれており、ヤマトタケルの命の悲劇的生涯を語る伝説には、英雄の末路があわれ深くロマンチックに描かれている。古事記の伝説には、史実と認め難いものが多く、古事記が文学的作品といわれているのもこのためである。
聖書
1980.11.25発売
聖書
訳:フェデリコ・バルバロ
わが国ではじめての理解を深めるイラスト・地図つき旧約・新約聖書 イラスト530図、歴史地図142図 ・愛の知恵をもってこの労作にあたり、聖書への活躍をいわば集大成したバルバロ神父に対する賞賛を惜しまない――駐日バチカン大使マリオ・ピオ・ガスパリ ・バルバロさんの人柄のような、人間的で面白い聖書――黒沢明 ・教会が大切にしてきた伝統的な解釈を基礎に、平明で気品あるこの聖書が家庭で、書斎で、居間で、心から親しまれることを望む――浜尾実 ・バルバロさんの聖書は言葉も洗練されていて読みやすく、解説が十分にゆきとどいているので、はじめて聖書を読む人にも親切な手引き書となっている――田中澄江 〈訳者序文より〉 聖書をひらく時には、「創世の書」からではなくて、「私を信じるものは死してなお生きる」というキリストのみことばから読みはじめてもらいたい。 翻訳の仕事はたいそう困難をともなう。「神の奥義、宇宙、人間の存在、苦痛と死の奥義」にふれる場合は、1つのことばを他のことばにかえるということだけではなく、ある沈黙、人間のある叫び、祈り、すすり泣きさえも他のことばに変えねばならない。……
青春の門 第六部 再起篇(上)
1980.11.21発売
青春の門 第六部 再起篇(上)
著:五木 寛之
ドイツ留学記(下)
1980.11.19発売
ドイツ留学記(下)
著:渡部 昇一
講談社現代新書
「戸を高く開けよ 門を広く開けよ 光栄の主は来り給わんとす」ドイツの人々の生活はキリスト教と切りはなせない。人生への深い思索、外人への篤いもてなしの心、季節ごとの祝日など、すべてのことの根底にキリスト教の精神が色濃くただよっていた。ただ、過ぎし16世紀の“宗教改革”による分裂の影は今もなお残り、独特の心性が生みだされてきた。カトリックとエヴァンゲリッシェ(新教)、2つの教会という視点からドイツの歴史・文化への接近を試みた本書は、新鮮な観察と洞察に満ちたドイツ入門の書である。
三国志(二)
1980.11.14発売
三国志(二)
著:吉川 英治,装丁:亀倉 雄策,装画:原田 維夫
講談社文庫
黄匪の乱は鎮圧されても、腐敗した土壌には徒花しか咲かない。政権は西涼の董卓が握ったが、乱世は一朝にして改まるものではなかった。曹操が起つ、袁紹が起つ。天下はいよいよ騒然、群雄は野望をむき出しに権力の座をうかがう。――治乱興亡の雄大な物語は、哀婉の調べを添えて華麗に展開する。〈全8巻〉
三国志(一)
1980.11.14発売
三国志(一)
著:吉川 英治,装丁:亀倉 雄策,装画:原田 維夫
講談社文庫
約2000年前、中国は後漢の代。政治の腐敗はその極に達し、各地に跳梁する黄巾賊と役人の専横に民衆の生活は目をおおう惨状を呈していた。この時、血気にはやる一青年劉備は、同志関羽、張飛と義盟を結び、世を救うため起ち上る。――古代中国大陸を舞台に群雄争覇の壮大なドラマがここに始まる。〈全8巻〉
影の座標
1980.11.12発売
影の座標
著:海渡 英祐,解説:山村 正夫,装丁:亀倉 雄策,装画:坪井 正光
講談社文庫
海の向こうで戦争が始まる
1980.11.12発売
海の向こうで戦争が始まる
著:村上 龍
講談社文庫
海辺で出会った水着の女は、僕にこう言った。あなたの目に町が映っているわ。その町はゴミに埋もれ、基地をもち、少年たちをたくましく育てる町、そして祭りに沸く町。夏の蜃気楼のような心象風景の裏に貼りつく酷薄の真実を、ゆたかな感性と詩情でとらえた力作。『限りなく透明に近いブルー』に続く作品。
明恵上人伝記
1980.11.06発売
明恵上人伝記
その他:平泉 洸
講談社学術文庫
華厳中興の祖といわれる明惠上人は、教団を組織せず、終身釈迦を父と仰ぎ、自ら遺子と称された。上人の法話は「悪人なお隠れたる徳あり、況や一善の人に於てをや」と差別がなく、人はただ「あるべきやうは」の7字を心懸ければ世の中に悪いことはあるはずがない、と温順な言葉で説かれている。が、この一見やさしい教えの数々が、実は華厳哲学と美しく冥合して輝かしい光を放つ。本書は、その上人の伝記を歴史の大局から見た注釈書。
だれも知らない小さな国 -コロボックル物語(1)-
1980.10.31発売
だれも知らない小さな国 -コロボックル物語(1)-
著:佐藤 さとる,絵:村上 勉
青い鳥文庫
こぼしさまの話が伝わる小山は、ぼくのたいせつにしている、ひみつの場所だった。ある夏の日、ぼくはとうとう見た――小川を流れていく赤い運動ぐつの中で、小指ほどしかない小さな人たちが、ぼくに向かって、かわいい手をふっているのを! 日本ではじめての本格的ファンタジーの傑作。
たのしいムーミン一家
1980.10.29発売
たのしいムーミン一家
著・絵:トーベ・ヤンソン,訳:山室 静
青い鳥文庫
世界中にファンがいる、フィンランドからの贈り物「ムーミン童話」シリーズ。 全部で9冊ありますが、日本でもっとも読まれているのが、この『たのしいムーミン一家』です。 勇気があってやさしいムーミントロールや、孤独を愛するスナフキン、おくびょうなスニフ。仲よしの3人が、ふしぎな黒いぼうしを見つけたことではじまるおかしな冒険。 雲にのって空を飛んだり、すがた形をかえたり、ジャングルがあらわれたり。 どんなにはらはらしても、さいごはムーミンママのすてきなパーティーと、みんなの願いをかなえるふしぎな魔法で幸せに幕をとじます。 さあ、あなたもムーミン谷に仲間入りしてください!
豆つぶほどの小さないぬ -コロボックル物語(2)-
1980.10.29発売
豆つぶほどの小さないぬ -コロボックル物語(2)-
著:佐藤 さとる,絵:村上 勉
青い鳥文庫
むかしコロボックルが飼っていたという、豆つぶほどの小さないぬ、マメイヌが、いまも生きているらしい。クリノヒコとなかまたちは、ひそかにマメイヌさがしをはじめた……。 コロボックル通信の発刊とマメイヌ発見をからめて、わかいコロボックルたちの活躍をえがく。 <A日本の名作 小学上級・中学から>
霧のむこうのふしぎな町
1980.10.29発売
霧のむこうのふしぎな町
著:柏葉 幸子,絵:竹川 功三郎,解説:清水 真砂子,装丁:久住 和代
青い鳥文庫
「霧の谷」の森をぬけて霧の晴れ間でリナが目にしたのは、赤やクリーム色の洋館のたちならぶ、外国のような小さな町でした。ふしぎな町でリナが出会った、ふしぎな力と魅力を秘めた人々とすごす日々を、作者が、心から楽しく語る。物語性豊かなファンタジーの名作。
ふたりのイーダ
1980.10.29発売
ふたりのイーダ
著:松谷 みよ子,絵:司 修
青い鳥文庫
不世出の児童文学作家、松谷みよ子がつづる、戦争、そして原爆と子どもたちの、今なお新しい物語。
龍の子太郎
1980.10.29発売
龍の子太郎
著:松谷 みよ子,絵:田代 三善
青い鳥文庫
不世出の児童文学作家松谷みよ子による、日本の伝説から生まれた、世界的ファンタジー作品。
モモちゃんとプー モモちゃんとアカネちゃんの本(2)
1980.10.29発売
モモちゃんとプー モモちゃんとアカネちゃんの本(2)
著:松谷 みよ子,絵:菊池 貞雄
青い鳥文庫
モモちゃんに妹ができました!