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1980.10.29発売
ちいさいモモちゃん モモちゃんとアカネちゃんの本(1)
青い鳥文庫
元気でかわいくて、おしゃまな女の子モモちゃんには、子ねこのプーやコウちゃんという友だちがいます。モモちゃんは、夢の中でライオンと遊んだり、電車に乗って空を飛んだり、水ぼうそうになったりして、ママを心配させたりします。生まれてから3歳になるまでのモモちゃんの日常生活を軽妙にスケッチした成長童話。(解説 寺村輝夫) <小学初級・中級から 野間児童文芸賞受賞作品>
元気でかわいくて、おしゃまな女の子モモちゃんには、子ねこのプーやコウちゃんという友だちがいます。モモちゃんは、夢の中でライオンと遊んだり、電車に乗って空を飛んだり、水ぼうそうになったりして、ママを心配させたりします。生まれてから3歳になるまでのモモちゃんの日常生活を軽妙にスケッチした成長童話。
解説 寺村輝夫(児童文学者)
<小学初級・中級から すべての漢字にふりがなつき 野間児童文芸賞受賞作品>

1980.10.27発売
コインロッカー・ベイビーズ(下)
文芸(単行本)

1980.10.22発売
コインロッカー・ベイビーズ(上)
文芸(単行本)

1980.10.21発売
ドイツ留学記(上)
講談社現代新書
「いざ越え行かん広き野を。いざ登らん晴れたる嶺の人気なきを……」この漂泊歌(ヴァンダー・リート)「青き花」の歌声ひびくところ、緑の野と広大な森は若者たちのものであった。ドイツの人々の自然を愛する心への共感、また、その合理精神、徹底性から生まれた生活や教育制度のありかたへの新鮮な観察から生き生きしたドイツの姿を描く。若き日を異郷の地に遊んだ著者が、厳しくも実り多き研究生活、友との放浪、楽しきパーティ、心篤き人々との交流を、真情こめてつづる。

1980.10.21発売
生きるための幸福論
講談社現代新書
●幸福なるかな心の貧しき者、天国はその人のものなり──キリスト
●運命は神の考えるものだ。人間は人間らしく働けばそれで結構──夏目漱石
●苦しい時には、自分より不孝な男がいたことを考える──ゴーギャン
先達にかぎらず人間とは、生きることの意味を求めてやまない存在といえよう。精神医学者の眼ざしと、作家の観察が、死、個性、旅、秘密、読書などをとおして語る、こころゆたかな人生論ノート。

1980.10.20発売
ゆらぎの世界
ブルーバックス
さまざまな“ゆらぎ”の不思議をさぐる
《航空機事故》25年間に世界で起こった145件の事故は偶然の出来事ではなかった!
《日本の都市人口》人口の順位にしたがって並べると人口と順位の積はほぼ一定となる!
《絵画のスペクトル》ルノアール、ピカソの絵、そしていしいひさいち氏の漫画「ヤスダ」を比較すると……
《高速道路の流れ》なぜ自動車は群(むれ)をなして走るのか。その流量ゆらぎの原因は?
《人間とゆらぎ》片足立ちをすると身体は大きくゆれる。人には2種類のパターンがある!
《ニュース放送の声》英語と日本語のそれとでは、明らかな差がある。どんな差か?

1980.10.13発売
ムーミン谷の十一月
講談社文庫
まっ白な雪にとざされて、長い冬眠に入る前のムーミン谷の11月……人恋しくてムーミン家に集まってきたフィリフヨンカ、ホムサ、ヘムレン、スナフキンたち。ところが、心をなごませてくれるはずのムーミン1家は旅に出ていて……。ヤンソンが読書に贈るファンタジックで魅力的なムーミン童話の最終巻。

1980.10.07発売
旧約聖書名言集
講談社学術文庫
旧約聖書は、イスラエル人の歴史の大河ドラマであるとともに、「いのちのことば」をしるした書である。本書は、旧約聖書から珠玉の名言・名句を選び出し、それらを歴史の流れに沿ってドラマチックに構成した格好の旧約入門書。アブラハムやモーセの信仰、『詩篇』にうたわれた愛、『箴言』にみられる戒めや知恵などは、現代の読書に生きる指針を与える。これらの聖句を通して、神とともに生きる幸せを語りかける意欲的書き下ろし。

1980.10.07発売
講孟箚記(下)
講談社学術文庫
「吾(われ)幽囚の罪人と雖(いえ)ども、悪んぞ国家の衰乱、夷狄(いてき)の猖獗(しょうけつ)を度外に置くを忍びんや」、国家の多難を前に、国の運命を担う責務から逃避する道はない。獄中にあれば獄中の人として、これに参ずる道を発見せずんば止まぬ21回猛士吉田松陰は、「余が一室に幽囚して、広大を致す如きは、学の力のみ」と、遂に『孟子』の全講を終えた。行動力の人であると同時に天性の教育家だった彼のこの情熱が『箚記』の紙表に溢れて、人の心を打つ。

1980.09.29発売
化学で生命を考える
生命のためになぜ特定の元素が必要なのか、遺伝子の情報や細胞のしくみはどのような自然法則と条件に基づいているのか? 複雑で巧妙な生命の謎を化学の目でときほぐし、興味深い話題を交えて解説したユニークな入門書。

1980.09.10発売
ある朝海に
講談社文庫
南ア共和国の首都ヨハネスブルグで白人警官に追われていたカメラマン田沢利夫は、見知らぬ白人青年に、急場を救われた。この青年は田沢に、重大計画を打ちあけ、参加を求める。それは国連にある要求をつきつけるため豪華客船を乗っとるというもの。そして、計画は実行に移されたのだが、事態は予期せぬ方向へ。
1980.09.10発売
ぼくらの時代
講談社文庫

1980.09.10発売
妖星伝 第五部 天道の巻
講談社文庫
凄絶な内部抗争を経て、ついに統一された鬼道衆。今や彼らにとって、めざす黄金城も、真正の外道皇帝の所在もあきらかとなった。鬼道衆は黄金城を開城すべく、悪と淫虐の祭典「地獄祭」をとり行おうとする。祭りのいけにえと擬せられたのは、外道皇帝をつけ狙う天道尼。日本のロマンの頂点に立つ傑作の第5部。

1980.09.10発売
ひつじが丘
講談社文庫
愛とはゆるすことだよ、相手を生かすことだよ……つらくよみがえる父母の言葉。良一への失望を胸に、奈緒実は愛することのむずかしさをかみしめる。北国の春にリラ高女を巣立った娘たちの哀歓の日々に、さまざまの愛が芽生え、破局が訪れる。真実の生きかたを真正面から見すえて感動をよぶ「愛」の物語。

1980.09.08発売
勘の研究
講談社学術文庫
古来東洋においては、たとえば禅の悟りや剣法の極意、芸能における名人芸などにみられる、ある普遍的なものを「いわく言いがたし」とか「名状すべからず」とか称しつつ伝えてきた。本書において著者は、この普遍的な“何か”を「勘」という概念によって捉え、その学問的体系づけを試みている。本書は「勘」という前人未踏の研究領域における唯一の心理学的研究であり、日本人の精神の働きと構造を立体的に解剖した古典的名著である。

1980.08.18発売
文章構成法
講談社現代新書
文章を書くことは考えることであり、読み手に理解させ、納得させることである。では――●“模範文にならって書きましょう”ではなぜ書けないか●感動したことをそのまま書けば、よい作文ができるか●何を書けばよいかわからない時、どうするか●主題の見つけ方に技術はあるか●ヘタな文章に型はあるか●トピックはどう生かすか――本書は、内容作りから、目的にあった表現の仕方まで、システマティックに文章を作りあげていくノウハウを豊富な実例と体験をもとに公開した。
どんな順序で並べるか――「ゆうべ、熊さんの家に強盗が入ってね」「へえ、それは大変だ。で、どうなった?」「日本刀でぐさりと腹を刺された」「気の毒になあ」「しかし、強盗はすぐあげられた」「そうかい」「熊さんとこは天ぷら屋だからね」こういう順序ならば、相手をうまく話に乗せることができる。しかし、「熊さんとこは、天ぷら屋だろ」「そうだよ」「ゆうべ、熊さんの家に強盗が入ってね」「天ぷら屋だから、すぐあげられたのだろ」順序をまちがえると、意図通りにはいかないことになる。読み手は、時間的な順序に従って次々に与えられる内容に反応する。その反応のしかたに、人間としての一般的な傾向があれば、その傾向をうまくとらえることによって、よい文章の型を設けることができる。――本書より

1980.08.11発売
二人の夫をもつ女
講談社文庫
いつも通り上機嫌で出勤していった夫の謎の失踪。妻の祥子は惑乱と絶望のなかで夫を探す。そんな彼女につき添い、なぐさめてくれるのは夫の上司里見。祥子は独り身の里見を新しい夫と思い、結婚を決意するまでになった。ところが、警察へ最後の身元不明死者の照会に行った祥子の眼前に……。手練の推理集。

1980.08.07発売
社会主義
講談社学術文庫
マルクスは、所有理論に基づいて資本主義を批判し社会主義への展望を打ち出したが、それは「支配の社会学」を閑却していた。本書は、歴史は合理化の過程であるという観点から、社会主義のもつ歴史的宿命、すなわち、官僚制の強大化を指摘したウェーバーの講演の全訳・解説である。ウェーバーの洞察は、現代社会主義の抱える諸問題を鋭くつき、われわれを驚嘆せしめる。社会主義に対決するウェーバーの姿勢を知るうえの格好の書である。

1980.07.16発売
鉄道の科学 旅が楽しくなる本
ブルーバックス
最新鉄道科学の精髄
ドアの力はどれくらい?――すぐ開いても危いし、強すぎても困るのだが。
突然ふるえ出す電車――蛇行動はどうして発生するか?
鉄のレールの上を鉄の車輪がどうして走れるのか?――カギは粘着力。
カルダンとは何ぞや?――機械といえばまず駆動装置を描いてほしい。
600メートルが勝負?――発電・回生ブレーキのメカも知っておこう。
連結器の秘密――全国一せいに取り替えるときが大変だった。
ML500のメカは?――時速500キロはすでに達成されている。

1980.07.11発売
ムーミンパパ海へいく
講談社文庫
かわいいムーミントロールとやさしいママ、おしゃまなミイにすてきな仲間たち。毎日が平和すぎてものたりないムーミンパパは、ある日1家と海をわたり小島の灯台守になります。海はやさしく、あるときはきびしく1家に接し、パパはそんな海を調べるのにたいへんです。機知とユーモアあふれるムーミン童話。