新刊書籍
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1974.09.15発売
徳川家康(十九)泰平胎動の巻
講談社文庫
慶長七年八月、家康の生母於大の方が永眠。翌年二月征夷大将軍に補せられた家康は、徳川・豊臣両家和合のため、孫の千姫を秀頼の妻として大坂城に送ったが大坂方の反徳川の動きは依然活発だった。十月、家康は江戸に幕府を開くべく伏見を発った。翌る慶長九年七月、秀忠に男子出生という知らせが届く‥‥。
1974.08.28発売
霊長類南へ
講談社文庫
1974.08.28発売
地図のない旅
講談社文庫
私はこれまで、「風に吹かれて」「ゴキブリの歌」と、二冊の雑文集を出してきた。この「地図のない旅」は、その二冊に比べて、前が陰なら後が陽、あるいは前が鬱なら後が躁という感じである。それだけ原寸大の自分の姿が透けて見えるような気がするのだがどうであろうか。(作者のことばより)
1974.08.15発売
徳川家康(十八)関ヶ原の巻
講談社文庫
慶長五年九月十五日、家康の軍勢七万五千と光成の同盟軍十万八千の大軍は、ついに関ヶ原で激突、未明から申の下刻にかけて血闘の結果、東軍の勝利に終わり、光成は京の七条河原で斬られた。大坂城西の丸に入った家康は、諸侯に厳しく賞罰を行い、天下人を目前にした。
1974.08.15発売
徳川家康(十七)軍荼利の巻
講談社文庫
石田三成の陰謀を粉砕しようと決意した家康は、大坂城内に住む秀頼に拝謁後、そのまま城中にとどまって天下の政務を見ると宣言し、群党乱立の政情をおさめるため、上杉景勝の討伐におもむく。が、光成が毛利、宇喜多を語らって挙兵し、伏見城を攻略したとの報に接すると、予定のごとく直ちに軍を返した。
1974.07.29発売
青春の門 放浪篇(下)

1974.07.29発売
相対論的宇宙論
ブルーバックス
相対論が描き出す驚異の宇宙像
《一般相対論》アインシュタインは、物質と時空の区別をとき、物質の存在によって時空は相対的に変化するとした
《ブラックホール》いったん吸い込まれたら二度と脱出できない宇宙にあいた恐るべき落とし穴
《我々の宇宙》はたして開いた無限宇宙なのか、閉じた有限宇宙なのか、また中心はあるのだろうか、どこも一様なのだろうか
《超宇宙》無数のパラレル・ワールド! 我々の宇宙が始まる前の宇宙! 無限に拡大する科学者の想像力
1974.07.26発売
青丘の宿
講談社文庫
1974.07.25発売
虚構の空路
講談社文庫
1974.07.22発売
徳川家康(十五)難波の夢の巻
講談社文庫
文禄四年七月、名護屋から帰った秀吉は、粗暴の振る舞い多く、「殺生関白」と怖れられていた秀次を高野山に自刃させた。上洛した家康が、秀頼への忠誠の誓紙をとられたのは、その翌月のことである。そして慶長三年八月、秀吉は、秀頼の前途を案じつつ「浪花のことは夢の又夢」の辞世をのこして永眠した。
1974.07.15発売
徳川家康(十六)日蝕月蝕の巻
講談社文庫
豊太閤の死後、石田三成は家康に対抗しようとあせった。秀吉に後事を託された家康が、朝鮮からの撤兵を無事に終えるころ、諸将の間に家康に異心ありの噂がひろがり、派閥抗争が激化する。やがて、武断派の加藤清正らにうとまれた文治派の光成はなぜか家康のもとに難を避けてきた‥‥。

1974.07.04発売
モモちゃんとアカネちゃんの本(3)モモちゃんとアカネちゃん
シリーズ第3作。アカネちゃんという妹ができて、1年生になったモモちゃんは、おねえさんぶりを発揮しようと大はりきり。そんな、にぎやかで楽しいモモちゃんの家に、パパとママのわかれというかなしい事件がおこります。
1974.07.02発売
海を見ていたジョニー
講談社文庫

1974.06.27発売
モモちゃんとアカネちゃんの本(1)ちいさいモモちゃん
元気でかわいくて、おしゃまな女の子モモちゃんには、子ねこのプーやコウちゃんという友だちがいます。モモちゃんは、夢の中でライオンと遊んだり、電車に乗って空を飛んだり、水ぼうそうになったりして、ママを心配させたりします。誕生から3歳になるまでのモモちゃんの日常生活を軽妙にスケッチした成長童話の名作シリーズ第1作。

1974.06.26発売
ミステリー傑作選(4) あなたの隣に犯人が
講談社文庫
百花斉放のミステリーの諸ジャンルを一望にし、その醍醐味を1冊に凝縮した名短編推理15編を収録。
-収録作家-黒岩重吾・生島治郎・三好徹、結城昌治・樹下太郎、筒井康隆・戸川昌子・笹沢左保・佐野洋・佐賀潜・多岐川恭・松本清張・戸板康二・星新一・菊村到

1974.06.26発売
ミステリー傑作選(3) ちょっと殺人を
講談社文庫
斬新なアイデアのもとに技巧の粋を凝らして贈る、ミステリーの名匠15人の魅力あふれる短編推理の宝庫。
<収録作家>黒岩重吾・陳舜臣・三好徹・笹沢左保・佐野洋・生島治郎・高木彬光・星新一・結城昌治・松本清張・多岐川恭・小松左京・仁木悦子・梶山季之・戸川昌子

1974.06.26発売
わんぱく天国・ネムリネコの話 ほか2編
三浦按針(みうらあんじん)のおはかがある塚山公園。そこはわんぱくたちの天国です。その公園をめぐって、カオルたちのグループと、マアちゃんたちのグループがあらそいます。少年たちのゆめはひろがって、自分たちで飛行機もつくりはじめますが……。(「わんぱく天国」)子どもの遊びとゆめを生き生きとえがきます。
●小学校3、4年生から

1974.06.26発売
ふしぎな目をした男の子・ヒノキノヒコのかくれ家 ほか2編
コロボックルが本気で走れば、人間の目になんか見えるはずはありません。ところが、ふしぎな目をした男の子タケルには、そのすがたが見えるのです。コロボックルと友だちになった人間の物語です。──(「ふしぎな目をした男の子」)

1974.06.26発売
星から落ちた小さな人・ふしぎなおばあさん ほか三編
コロボックル小国(しょうこく)は、人間の世界からいろいろなことを学んで、めざましく変わりはじめていました。ですが、新型飛行機の試験飛行の日、コロボックルのひとりが、ついに人間の少年にみつかってしまいました。──(「星からおちた小さな人」)

1974.06.26発売
モモちゃんとアカネちゃんの本(2)モモちゃんとプー
シリーズ第2作。いつのまにかママの手助けができるほどにすくすくと成長したモモちゃんに妹のアカネちゃんが誕生します。そして、黒ねこのプーにはめすねこのジャムという友だちができました。母と子の心のふれあいをふくよかで歯切れのよい文と対話でつづり、生き生きとした幼児世界を描いた名作。