発達障害の子の感覚遊び・運動遊び 感覚統合をいかし、適応力を育てよう1

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発達障害の子の感覚遊び・運動遊び 感覚統合をいかし、適応力を育てよう1

ハッタツショウガイノコノカンカクアソビウンドウアソビカンカクトウゴウヲイカシテキオウリョクヲソダテヨウ1

健康ライブラリー

ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリースペシャル》

【楽しく実践! 感覚の偏りに注目した療育法】

発達障害がある子は視覚や聴覚、筋肉の感覚に独特の偏りがあり、それが問題行動を生じさせる。本書では子どもの生活適応能力を向上させる15の遊びを厳選紹介。

子どもの感覚面・運動面の悩みを解決するために、
遊びを提案するのは、遊びは楽しく、興味をもってできるからです。
楽しみながら体を使い、学ぶことができれば、
運動などに苦手意識がある子も、すくすく成長できます。 ( 第4章より )

《子どもたちの感覚・運動面の悩み》
1 手先が不器用
2 運動が苦手
3 姿勢が悪い
4 落ち着きがない
5 集中力がない
6 我慢が苦手
7 行儀が悪い
8 拒否が多い
9 運動がこわい
10 音にこだわる

《いますぐ家庭でできる「感覚遊び・運動遊び」》
●タッチング遊び
●タッチングクイズ
●手形遊び
●コイン遊び
●ストレッチ遊び
●しがみつき遊び
●ゆらゆら遊び
●数当てクイズ
●グルグル遊び
●ジャンプ遊び
●すべり遊び
●アスレチック遊び
●ツイスターゲーム

<本書の内容構成>
1.「体の使い方」がわからない子どもたち
2.自覚しにくい「3つの感覚」が成長のカギ
3.いますぐ家庭でできる「感覚遊び・運動遊び」=15の遊び
4.「気づいたらできていた」を目指して


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目次

まえがき
木村先生からのメッセージ「感覚遊び・運動遊びの効果は三、四時間しか続きません」「療育を、ピアノのレッスンにたとえてみましょう」「療育指導だけでなく、家庭でのとりくみも大切です」
《1.「体の使い方」がわからない子どもたち》
体と感覚/発達障害
1 手先が不器用/はしを一生懸命使っているが、必ず食べ物をこぼす
2 運動が苦手/キャッチボールで、投げるのも受けとるのも苦手
3 姿勢が悪い/座っているとき、すぐに背中がぐにゃっと曲がる
4 落ち着きがない/授業中、じっと座っていられず、ソワソワする
5 集中力がない/ちょっとしたことに気をとられ、集中が切れる
6 我慢が苦手/よく考える前に手や口を出してしまう
7 行儀が悪い/友達の持ちものをなめたり口に入れたりする
8 拒否が多い/歯みがきや爪切りなどで親にさわられるのを嫌がる
9 運動がこわい/プールに浮くことやトランポリンをこわがる
10 音へのこだわり/トイレのエアータオルの音を一大事のようにこわがる
コラム/実感してみよう! 目をつぶって固有覚を実感
《2.自覚しにくい「三つの感覚」が成長のカギ》
感覚とは/皮膚の感覚/筋肉・関節の感覚/バランス感覚/感覚遊び・運動遊び
コラム/ 実感してみよう! 前庭覚の違いを実感
《3.いますぐ家庭でできる「感覚遊び・運動遊び」》
ホームプログラムの基本
●タッチング遊び
●タッチングクイズ
●手形遊び
●手探り遊び
●コイン遊び
●ストレッチ遊び
●しがみつき遊び
●ゆらゆら遊び
●数当てクイズ
●グルグル遊び
●ジャンプ遊び
●すべり遊び
●アスレチック遊び
●ツイスターゲーム
●音遊び
コラム/実感してみよう! 前庭覚と眼球運動のつながりを実感
《4.「気づいたらできていた」を目指して》
遊ぶときのポイント/大切な二つの視点
コラム/実感してみよう! そっとさわる、はっきりさわるの違い

書誌情報

紙版

発売日

2010年10月23日

ISBN

9784062596541

判型

B20取

価格

定価:1,540円(本体1,400円)

ページ数

102ページ

シリーズ

健康ライブラリー

著者紹介

監: 木村 順(キムラ ジュン)

1957年、大阪府生まれ。作業療法士。日本福祉大学社会福祉学部卒業、都立保健科学大学大学院修了。金沢大学医療技術短期大学部、金沢大学付属養護学校、うめだ・あけぼの学園などをへて、2004年に私塾「療育塾ドリームタイム」を設立。発達障害などに悩む親子の相談を受けている。三児の父親。専門は発達療育。著書に『育てにくい子にはわけがある』(大月書店)などがある。

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