ブルーバックス作品一覧

パズル・身近なふしぎ
ブルーバックス
「紅茶好きのジレンマ」から「渡り鳥のV字形飛行」まで
たとえばミルクティーを飲むとき、紅茶を先に入れるかミルクを先に入れるかで味は違うのでしょうか?また、誕生日にはケーキのロウソクを吹いて消します。しかし、空気をたくさん送っているのになぜ火が消えるのでしょう? 渡り鳥はいつもV字の隊形を組んで飛んでいきます。このV字に秘められた物理的な意味は?
本書は、身近なテーマに沿って、ごく自然に科学の謎解きの面白さを楽しめるようになっています。そして随所で、「そう、それがいつもふしぎだったんだ!」と納得できるパズルに出合えるはずです。

リハビリテーション
ブルーバックス
病気やケガで右手が使えなくなっても、左を利き手にできる!現代のリハビリテーションは、障害があっても、残っている健常な心身の機能をとことん伸ばし、それを新しい能力にまで高め、1人の自立した人間としての新しい生活の確立をめざすのである。本書では、神経の再生や脳機能の再編成、あるいは心の立ち直りなどに関する新しい知見を応用して、人間の全面的な回復をはかろうとするリハビリテーション医学の最新の姿を紹介する
たとえ右手が使えなくなっても、左を利き手にできる!
病気やケガで右手を動かせなくなったらどうするか? 右手を元通りにしようとするのも1つの考えだが、いくら訓練してもうまくいかない場合が少なくない。そのときは、使っていない左手を訓練すれば、誰でも3カ月で字を書いたりハシを使えるようになる。このように現代のリハビリテーションは、障害があっても、残っている健常な心身の機能をとことん伸ばし、それを新しい能力にまで高め、1人の自立した人間としての新しい生活の確立をめざすのである。本書では、神経の再生や脳機能の再編成、あるいは心の立ち直りなどに関する新しい知見を応用して、人間の全面的な回復をはかろうとするリハビリテーション医学の最新の姿を紹介する。

詐欺の心理学
ブルーバックス
ジャーナリストが解き明かす、知能犯罪の真実。
「相手を錯誤に陥らせ、みずからモノを差し出させる」――それが詐欺の真髄だ。
狡猾な犯罪者たちは、どんなテクニックを使い、私たちのいかなる心理をついてくるのか?
そして、だまされる側の問題は?
人の心の弱さやスキにつけこむ犯罪の、多様な手口を紹介しよう。

見えない無限をつかまえる
ブルーバックス
無限!
なんと心地よい神秘的な響きでしょう。数学は、〈無限とは?を無限に探求する学問〉でもあります。終わりのないことが保証されているのです。有限の生命しか持たない人間が、とても歯の立ちそうにないと思われていた無限に挑み、そのベールを1つ1つ剥がしてきました。そしてこれからも……。集合論の創始者カントールは「数学の本質はその自由性にある」と述べています。予備知識は不要です。古典的な集合論からファジィ集合までを、オモシロく、しかもその真髄を味わっていただけるようご案内します。単純ながらも、自由で繊細な思考の世界を十分に楽しんでください。

トイレットのなぜ?
ブルーバックス
究極のリラックス空間に関するウンチク話
座る、出す、ふく、洗う、流すメカニズム。そしてどう節水するのか、なぜ動物は事後にふかなくてもきれいなのか、跳ね返り少ない小便作法とはなど、便器の材料工学、流体力学からトイレの人間工学、排泄の生理学、さらにトイレの文化人類学まで。また、きんかくし付きのしゃがみ便器は世界のごく限られた所にしかない、アメリカにはウォシュレットがない、紙でふくのはぜいたく、日本の公共トイレは外国人には信じがたいことなど、世界中のトイレを見て初めて知った日本の非常識を、この道一筋のトイレ屋さんが語り尽くす。

数学用語小辞典
ブルーバックス
高校生から社会人まで。
数学辞典の決定版。
現代数学の理解に必要な約4000項目を網羅。
高校数学から大学数学に必要な項目をわかりやすく解説。
日本の学校教育に合わせ訳者による項目、付録を追加。
巻末付録として英文索引をはじめ、公式集を掲載。
日本語名、英語名を併記した表記方法を採用。
辞書としてだけではなく、現代数学を手早く理解するのに役立つ。

頭を鍛えるディベート入門
ブルーバックス
ディベートのことを自分の意見を押し通すための話術だとか、口先だけうまくなる学習法だとか思っているのなら、それはとんでもない誤解だ。問題を創造的に解決することこそがディベートの目的であり、その本質は論理的な発想の技法である。本書では、論点の整理法や客観的資料の使い方を通して、こうしたディベートのエッセンスを詳しく解説し、さらにディベート思考法を応用したユニークな英語学習法も紹介する
論理的な思考が、新しい発想を生み出す。
これがディベートの真髄だ!
ディベートのことを自分の意見を押し通すための話術だとか、口先だけうまくなる学習法だとか思っているのなら、それはとんでもない誤解だ。問題を創造的に解決することこそがディベートの目的であり、その本質は論理的な発想の技法である。本書では、論点の整理法や客観的資料の使い方を通して、こうしたディベートのエッセンスを詳しく解説し、さらにディベート思考法を応用したユニークな英語学習法も紹介する。

数学でみた生命と進化
ブルーバックス
進化論は確率で解く問題である。
利己的遺伝子という考え方がある。遺伝子は、あたかも「意思」があるかのごとく、自らの生き残りのみを考えて「戦略」的に動くというのだ。しかし、遺伝子の意思・戦略と言われているものは、単に確率と偶然で語られるべきではないのだろうか。新しい種が誕生する確率、生き残る確率、反映する確率は、数学的思考法(それもごく簡単なもの)で見事に答えを導きだすことができる。では、進化におけるそれぞれの問題は、どのような数学的思考法で解決できるだろうか。

薬の飲み合わせ
ブルーバックス
それぞれは安全な薬でも、いっしょに飲むと危険な副作用を起こすことがある!
病気によっては数種類の薬を服用することはよくあることで、多くの人は別に危ないとも思っていない。しかし、ときには2つ以上の薬の服用から危険な副作用が起こる場合があり、これを「薬の飲み合わせ」と呼んでいる。皮膚病の薬と抗ガン剤の併用から多数の死者が出た「ソリブジン薬害事件」は、そのような「薬の飲み合わせ」から起きた典型的な事件であった。なぜ、それぞれは安全でよく効く薬が、併用すると思いもかけぬ危険な副作用を起こすことがあるのか?併用した薬が体内で副作用を起こすメカニズムを解説し、誰もができる「飲み合わせ」の防ぎ方を紹介する。

理系のためのサバイバル英語入門
ブルーバックス
●東大教養学部で学生に大人気!理系のための英語習得法
小説や哲学の英文をいくら勉強しても、理系では役に立ちません。世界に通用する科学論文を書き、ネイティブをうならせる研究発表をするには、理系独特の英語力が必要なのです。最前線に立つ研究者・技術者でなければ語れないその極意を伝授しようと、東大「サバイバル英語」ゼミは始まりました。本書は、東大教養学部で学生に大人気のその講義内容を再度吟味し、新たに書き下ろされたものです。巻末には、永久保存版「論文を書くための論文」も収録しました。いざ論文を書こうという時、必ず役に立つはずです。

ここまでわかったイルカとクジラ
ブルーバックス
イルカとクジラ――「知的」で「雄大」の実像に迫る!
賢い動物、最大の動物として注目をあびてきたイルカとクジラですが、とかく神秘的なふるまいがファンタジックに語られるだけで、その実際の生態は、あまり知られてはいません。
はたしてイルカは本当に賢いのか? クジラの大回遊はなぜ、どこでおこなわれているのか? そもそも彼らはいったいどんな動物なのだろうか? そんな謎に満ちた姿に2人の研究者が迫りました。ともに10数年以上をかけた、南極海での観測と、水族館での実験が解明した生理と生態をご紹介しましょう。

謎だらけ・雷の科学
ブルーバックス
雷は、落ちるのか? 昇るのか?
「地震・雷・火事・親父」――最近の親父サマはともかく、地震・雷は実に恐ろしい。本書では、自然界の恐怖王NO.2の雷公のすべてを語ってみたい。中身は、放電と絶縁破壊のサイエンスとテクノロジーだ。古来、雷にまつわる話は山ほどある。もちろんそれらもバッチリ紹介しよう。また、高電圧・静電気と放電とのからみ、固体内部の放電と絶縁破壊、超高圧送電についても詳しく話したい。欄外に『雷雑学事典』も付した。というわけで、読者の皆さん、〈雷公の不思議ワールド〉に早く雷々! じゃなかった、来々々!

脳を鍛える数理パズル
ブルーバックス
集めに集めたベーシックなパズルの傑作集
イギリスの天才肌のパズル作家がまとめた初級数理パズル問題集。チョコレートの賢い割り方から、1枚のハガキに開けた穴をあなたが通り抜ける方法(そうです、そんなことが可能なのです!)まで、ひねくれ問題、素直な問題、引っかけ問題……あらゆるパターンが登場して、あなたの灰色の脳細胞を揺さぶる。これで数理パズルの基本中の基本を知ったあなたは、さらに奥深いパズルの世界へと誘われるに違いない。

新カルシウムの驚異
ブルーバックス
カルシウム不足の恐ろしさから有効な摂取法まで
人は血中のカルシウムの濃度を常に一定に保たないと生きていけない。したがってカルシウム摂取が不足すると、人体は骨からカルシウムを取り出して骨がスカスカになっても血中濃度を保とうとする――こうしたことは、本書旧版で広く一般の方々にお伝えしました。大幅に稿を新たにした新版では、さらに、カルシウム不足がどんな病気を起こすか、また逆に、カルシウムを充分に摂ればどんな病気の予防や治療に役立つかを、多くの実例を挙げて説明し、どうすればカルシウムを充分に摂ることができるかについても最新の情報をお届けします。

画像でわかる私のからだ
ブルーバックス
エックス線CT、超音波、MRI、シンチグラフィetc.
ハイテク医用画像の目で体内世界を探検する。
たとえば心臓。ちくわの穴の片方を閉じて少し下に向けた形をしている、なんて説明されても、わかったようでわからない。しかし、画像を見れば一目瞭然。なるほどである。このほか、脳から胃、肝臓、大腸、子宮、骨、さらには血管やリンパ節などまで、およそからだの内部で見れないものはないほど進歩した画像検査技術を駆使して体内を探ってゆく。人のからだはどうなっているのか、病気とはなにか、健康とはなにか、ということが目で確かめられる1冊。

カオスで挑む金融市場
ブルーバックス
不規則で手強い金融市場……だが、カオス理論がある。
金融市場と聞いて多くの人がイメージすることは、「偶然」に左右され、しかも不規則に動く予測困難なものであるということ。だから、経済評論家など市場のプロという人たち達の予測が外れがちなことも当然だと思っている。また、大手銀行が金融市場で大損害を蒙っても、額の大きさに驚くことさえあれ、損をしたこと自体には驚かないことが普通である。では、本当に金融市場は「偶然」で動くのだろうか。金融市場の動きをよく見ると、必ずしも不規則とは言えないことがわかる。「偶然」ではないが、「必然」ともいえない動きを示すのだ。そこで、登場するのがカオス理論。これは、金融市場をカオスという視点で見ると、どうなるかという本である。

医者に上手にかかる法
ブルーバックス
医者を知り、病院を知れば、患者となっても百戦危うからず。
ひとくちに「痛み」といっても千差万別。ではどうやって痛みを伝えるのが正しい診断への早道なのでしょう? こんな素朴な疑問への答えから、今後ますます身近になってくるインフォームド・コンセントの実際、ちょっと恐い手術の話、上手な病院の使い分け方、さらに近年クローズアップされてきた高齢者医療の実態まで、現役の医師が患者の側に立ってお話しします。誰でも病気になることはある、そんなときに役立つ知恵と情報がまとまっています。

検証・ヒトが招いた地球の危機
ブルーバックス
身に迫る、地球環境汚染の最新レポート
日夜、環境問題に取り組む科学者たちが、まず彼らの身近な自然をじっくり観察し、その現状を分析するところから本書は始まる。その結果、見えてくるものは、東京や大阪に暮らす人間から見ると、山紫水明と思われる最上川や蔵王の自然も、もはや看過できないほど汚染されているという現実である。
地球環境問題は、想像以上に深刻だ。本書は、飲料水汚染・オゾン層破壊・酸性雨・産業廃棄物・砂漠化などなど、このままでは、もうまもなく人類の生活環境としての地球を滅ぼしてしまう環境破壊の現実の姿を、データに基づいて報告するものである。

生物をまねた新素材
ブルーバックス
高機能でクリーンという魔法のような新素材のヒントは生物にある!
たとえば丈夫な竹は、タケノコのときは一様に分布している繊維を、成長するにつれて表面に近いところは密に内部は粗く分布するように組織の「最適化」を自動的に行う。こうして、同一の材料から物理的な強度・密度が連続して変化する最新の「傾斜機能材料」の優れた目標となっているのである。この竹に限らず、生物は限られた種類の材料から常温・常圧で優れた機能をもつ無公害の素材をつくり出す。その生物をまねた新素材を人工的につくるバイオミメティックスの最新理論と技術を平易に解説する。

発表の技法
ブルーバックス
日本人は人前で発表するのが下手だという。苦手だともいう。原因ははっきりしていて、トレーニング不足にある。上手な発表には、訓練とコツが欠かせない。演技力も話術も必要だ。本書では、〈発表大好き〉な著者が、発表の基本にある考え方と計画の立て方、時間の配分、効率的な訓練法、パソコンを徹底利用するビジュアル要素の作製や、その選択のテクニックを科学的に伝授する。英語を含むやや高度な発表までをやさしく解説。
発表のソフトウェア・ハードウェアを考える
日本人は人前で発表するのが下手だという。苦手だともいう。原因ははっきりしていて、トレーニング不足にある。上手な発表には、訓練とコツが欠かせない。演技力も話術も必要だ。本書では、〈発表大好き〉な著者が、発表の基本にある考え方と計画の立て方、時間の配分、効率的な訓練法、パソコンを徹底利用するビジュアル要素の作製や、その選択のテクニックを科学的に伝授する。英語を含むやや高度な発表までをやさしく解説。