ブルーバックス作品一覧

量子力学が語る世界像
ブルーバックス
人間の意識でさえ原子や電子のふるまいの1つでしかないとすれば、まったく新しい世界像が現れると著者はうったえます。SFの様な並行世界(パラレルワールド)が同時進行し、複数の過去や未来が重なり合ってくるのです。しかし、それでいて私たちの人生は確かに一通りしかなく、突然別の世界に迷いこんでしまうこともありません。大胆な発想転換によって摩訶不思議な世界を見事に説明し、新しい量子力学の考えをわかりやすく解説
ミクロの世界とマクロの宇宙をつなぐ新しい考え方
量子力学を全宇宙にまで広げて考えることがはたして可能でしょうか? その場合、人間の意識でさえ原子や電子のふるまいの1つでしかないとすれば、まったく新しい世界像が現れてくると著者はうったえます。そこでは、まるでSFのような並行世界(パラレルワールド)が同時進行し、複数の過去や未来が重なり合ってくるのです。しかし、それでいて、私たちの人生は確かに一通りしかなく、突然別の世界に迷いこんでしまうこともありません。大胆な発想の転換によってこの摩訶不思議な世界を見事に説明する、新しい量子力学の考え方をわかりやすく解説します。

バイリンガルの科学
ブルーバックス
なたもなれるバイリンガル!
海外帰国子女はみんな英語ができて、発音もすばらしいのだろうか?国内だけで勉強したのでは、バイリンガルにはなれないのだろうか?私たちが知らず知らずのうちに受け入れているバイリンガルにまつわる「常識」を洗いなおし、外国語を身につけるための条件を科学的に考えなおす作業をした本書の結論は、バイリンガルになりたいという希望を持っているあなたを、きっと勇気づけるに違いない。

知って得する生活数学 暮らしのなかの「数学的判断」
ブルーバックス
定期券と回数券はどっちが得?「数学なんて日常生活では関係ない」と思ったら大間違い。たとえば、定期券と回数券ではどっちが得か──などと考えたことがあるはずです。そんな時、損をしない正しい判断が下せる、数学的考え方の筋道を覚えましょう。疑問に思ったことは他人任せにせず、納得のいくように自分自身で追究してみませんか。すぐに結論が欲しくなるけれど、少し遠まわりでも順を追って一歩一歩式を組み立てていくことが大切です。遠まわりに見えることが、実は近まわりで正しい答えを得る道なのです。

これから使うマッキントッシュ スイッチオンから最新活用法まで
ブルーバックス
マッキントッシュはイマジネーション発掘装置だ!
マッキントッシュといえば、いまやDTP(デスクトップパブリッシング)やマルチメディアの代表選手。かといってプロしか扱えないといった堅苦しさや難しさはなく、初めてでも簡単に使いこなすことのできる「人の感性に近いパソコン」でもある。
本書では、そのユニークな操作方法から仕事や遊びなど分野別での最新活用法までを豊富な図解とともに紹介。さらに初心者にはわかりづらいこの世界独特の専門用語、カタカナ用語をコラムを設けて丁寧に解説した。マッキントッシュを使って何を生み出すか、あとはあなたのセンスと工夫次第。これは「?」を「!」に変える超入門書だ!

心でおきる身体の病
ブルーバックス
「病は気から」は現実です。あなたの心の健康をテストしてみましょう。
たとえば呼吸が困難になった女の子。症状を呼吸器科のお医者さんに訴えてみても、検査結果は「異常なし」。それは、別にお医者さんの間違いではありません。でも、本人は死ぬかと思うほど苦しいのです。これも事実です。なぜ、こんなことになるのでしょう。実は、これは不安で起こる「過換気症候群」という病気の症状です。「身体の病気である」と思った患者さんが、身体医に診察してもらったところで、「異常なし」となるのは当然のことでしょう。他人事ではありません。心の病は予想以上に多いのです。本書は、7つの心理テストで、あなたの心を健康診断。あなたの「心でおきる身体の病」について、予防法から治療法まで詳しく解説します。

秋山仁の遊びからつくる数学
ブルーバックス
目で見てわかる新しい数学をめぐる本音の対論!
人も知る通り、グラフ理論の世界的数学者秋山仁は、少年時代は“落ちこぼれ”だった。しかし、遊びの中で物を創る喜びと自然の不思議さを脳裏に刻んだアンビシャス・ボーイは、未開拓だった、グラフ理論に遭遇すると“水を得たサカナ”のように活躍を開始した――。視覚的でわかりやすいグラフ理論の考え方と魅力を紹介しつつ、数学が好きになる方法や受験数学とは一風違った現代数学とのつきあい方、子どもをダメにする教育の問題点などなど、知ってタメになる本音の話を気鋭のサイエンス・ライターと縦横に語りつくす。

アポトーシスの科学
ブルーバックス
生命の守護神――細胞自殺〈アポトーシス〉のナゾを追う!
細胞も自殺する。しかも、遺伝子に組み込まれている死のプログラムに制御された、精巧な仕組みによって死んでいく。このアポトーシスは、傷ついた細胞が衰弱の果てに死ぬ壊死とはまったく異なり、生に貢献する死である。生物の身体をつくり、守るための必須の機構である。自殺のみに関与する特殊なものでなく、細胞分裂の制御など、細胞の基本機能に密接に結びついたものであること、さらに、細胞の老化やガン化にも関係しているのではないか、あるいはエイズのような感染症にも関係がある!などなど、の報告が相次ぎ、基礎生物学の分野にとどまらず、アポトーシスは、今や身近な医学にとっても、大きな話題となっている。

ここまでわかった!女の脳・男の脳
ブルーバックス
最新脳科学から性差を考える。女の子が人形やぬいぐるみを好み、男の子が飛行機や車のおもちゃを好むのは、実は親や社会がそうしむけるからだけではなく、生まれながらに男女で脳が色分けされているからなのです。また、女性が精神的パニックに陥りがちなのは、左脳と右脳を結ぶ回線がショートしやすいためらしいということもわかってきました。さらに同性愛についても、脳の随所で構造的な違いが発見され、単なる心の問題ではなくなってきました。本書では、MRIなど最新機器の導入により、かつてのマウスではなく実際の人間の脳でわかってきた脳の性差の最新知見を紹介します。

質量の起源
ブルーバックス
現代素粒子物理学の最前線からの報告!
「時間」や「空間」とともに「質量」は物理学の基本概念である。物理学が対象とする物質が存在すればそこに質量もあると考えるのが当然だ。ところが、宇宙誕生の初期、すなわち物質生成のはじめには質量はなくて、物質の進化とともに質量を獲得したというのが現代物理学の結論だという。いったい質量がない物質とは何か、それがいかにして質量をもつようになったのか。現代素粒子物理学が明らかにした宇宙と物質のダイナミックな進化の姿を紹介しよう。

マンガ・微積分入門
ブルーバックス
概念から応用まで、笑って理解!
誰もが一度は苦労する微積分。でもその考え方は意外と身近にある。基本からていねいにときほぐした画期的マンガで、気がついたときにはすっかり理解!新幹線の速度やダイコンの輪切り、人工衛星の軌道など、中学生でもわかる楽しくてためになる数学マンガのバイブル。
マンガ・動物たちの仁義なき戦い 外来種土着種
ブルーバックス
私たちが知らないうちに日本の動物が滅ぶ私たちが親んできたリス、キジ、イタチなどの日本の動物。今、これらの動物に危機が迫る。敵は外国からの同種。互いの生死を賭けた、「日本」争奪戦がはじまった

「月いちゴルフ」で100を切る科学
ブルーバックス
ビギナーが“100の壁”を突破する秘訣を初公開!
なにもシングルになれなくても、せめてスコア100を切りたいと願うサラリーマンゴルファーは多いが、悩みの種は少ない練習時間とコースのラウンド数。しかし、限られた時間でも科学的方法を使えば、無理なく上達できる。たとえば、練習場で実戦と同じように各クラブで1球ずつ打つ「シミュレーション法」、ロングパットの距離を知る「五歩十歩法」などなど、科学者が実体験から生み出したユニークにしてオーソドックスな手法を知れば、読者も必ず100を切ることができ、ゴルフが一層楽しくなる!

科学・あの話題はどこにいった
ブルーバックス
高温超伝導からSSCまで、「その後」を追求!!
たとえば、ヒトゲノム解析計画。遺伝子のどの部分が、何の役割を果たすのか解明するため、約30万個といわれるヒトの塩基対すべてを解析しようというものだ。この計画終了後は、ガンやエイズも治療できるはずだというが、どこまできているのか。また、あるのかないのかわからないまま、1人歩きをはじめた常温核融合。重水を電気分解すると核融合が起こる?この現象で、人類は半永久的にエネルギー問題から解放されるのか?その他、超伝導電磁推進船、極限微生物、イオンロケット、第5の力など、世界中を騒がせた30の科学・技術の「その後」を追跡!!

武道の科学
ブルーバックス
“三年殺し”は本当にあるのか?
一撃必殺の突き技、急所への当て身、余分な力をかけずに瞬時に相手を倒すくずし技、そしていまでは伝説とされている秘術・三年殺しなど、武道の技には一見不思議なものが数多く存在します。しかし、そこに現代科学の光をあてると、人間のからだの仕組みを徹底的にきわめつくした武道の知恵と合理性が見えてくるのです。
武道のどこが科学なのか? バイオメカニクスと解剖生理学を中心に武道の技と秘伝を解きあかし、さらに「活法」とよばれる「からだを治す」武道、真剣斬りと古武器の秘密に迫ります!

パソコンで探る生命科学シミュレーション
ブルーバックス
●BASICで探る生命現象の驚異
同じ病気に2度と罹らなくする免疫システム。いまだに謎が残るエイズの感染から発症までの変化。ガンに置いて1番怖いといわれる転移。さまざまな種の形を生み出した生物の形態進化。これら直接観察することが不可能な現象や、とてつもなく長い年月のかかる生命現象を、パソコン画面に実際に映し出し、その本質を目で見て探っていこうというのが本書のねらいです。
コンピュータをまったく知らない人でも、説明にしたがってBASICプログラムを打ち込み、自分で条件を変えながらシミュレーションを行えば、生命現象に対する新しい理解と発見ができます。(別売ディスクサービス付)
「技術大国ニッポン」の虚と実
ブルーバックス
技術先進国という日本の自己認識を検証するハイテク製品の圧倒的な輸出力で「技術大国」と考えがちな日本だが、最先端技術の開発力や、基礎研究、技術者養成システムの内実は本当に十分なのかを検証する。

現代物理学小事典
ブルーバックス
現代物理学の全体が概観できる「読む事典」
●現代物理学全体を9章に分け、より先端的な分野から基礎分野へと配置。
●各章それぞれ独立に読み進むことができる。
●それぞれの分野の第1線で活躍中の研究者が鋭意執筆。
●索引を利用すれば用語辞典としても使える。
●物理学の発展に寄与した人物紹介のコラム付き。

DOS/Vパソコン入門
ブルーバックス
●DOS/Vマシンで、全世界のソフトウェアを自由に使う
世界中のパソコンは、IBM-PC/ATとその互換機以外にはないといっても過言ではありません。ところが、日本では「日本語の表示」という特殊な機能のために、NECのPC9801が市場を制覇しました。そのため、日本では海外のパソコンソフトを事実上使うことができません。そこで登場したのがDOS/V。IBM-PC/AT上で日本語を処理できるシステムソフトです。DOS/Vによって、パソコンの世界が、日本から全世界に広がったのです。本書で、DOS/Vマシンの選び方から使い方までを知ってみませんか。

地震はどこに起こるのか 地震研究の最前線
ブルーバックス
ナマズも知らない巨大地震のしくみとは!?
「太平洋の海底が、ベルトコンベアのように動いてきて、日本列島の下にもぐり込んでいる。その結果、日本列島が乗ったユーラシア大陸の岩盤が壊される」。これが、現在考えられている巨大地震発生のメカニズム。このもぐり込んでいるところが日本海溝です。しかし、最近、日本の巨大地震はそんなに単純なものではないことがわかりました。太平洋の海底自体が壊れるタイプの地震もあります。巨大地震なのに、地震計には記録されない不思議な地震も起きています。また、東日本は北米大陸と同じ岩盤で、西日本はユーラシア大陸の岩盤なのだという説もあります。日本海に新しい海溝ができかかっているのだという説もあります。大被害を及ぼす地震ですが、私たちにとって未知の世界、地球内部からのメッセージなのかもしれません。

意思決定支援システムの鍵
ブルーバックス
●統計、OR、数値計算、AIを使いこなそう!!
コンピュータは、人間の能力を無限に拡張してくれる。そのための道具としてソフトウエアの選択が重要だ。個人生活や仕事や勉強の上で一番役に立つのが、統計、OR(オペレーションズ・リサーチ)、数値計算、AI(人工知能)などの意思決定を支援するソフトウエア。これらの分野を、情報処理の立場から再編し、産業分野での代表的なソフトウェアの理解を通し、個人利用について考えてみたい。