ブルーバックス作品一覧

F1の科学
ブルーバックス
なぜF1マシンは速いのか!?
自動車レースの最高峰F1は、ドライバーの戦いの場であると同時に、技術の戦いの場でもある。そのマシンには、先進的な技術が惜しげもなく投入されている。この先進技術が数々の名勝負を生み出してきたともいえよう。エンジン、フレーム、サスペンション、タイヤ、ブレーキ、空力……。マシンの性能を決定する、考えられる要因すべてに、さまざまなアプローチがなされている。その性能に限界はあるのだろうか。F1マシンの速さの秘密をここに解剖する。

いつ起こるか 小惑星大衝突
ブルーバックス
小惑星が地球に衝突するのは確かだ!いつ?どのくらいの規模で?
6500万年前、恐竜は絶滅した。その原因として有力視されているのが小惑星の地球への衝突である。ではもし同じような規模の衝突が将来あった場合、地球はどのような打撃を受けるのか。人類が生き延びる手立てはあるのだろうか。そもそも、そのような大衝突はどのくらいの規模と確率で起こるのであろう。昨今ようやく真剣に考えられはじめたこれらの問題を、現代科学の英知を結集して検証してみようとするのが本書である。

オンライン・デ-タベ-ス入門
ブルーバックス
●机の上のパソコンが世界じゅうの情報源とつながった!
あなたは資料さがしで苦労していませんか。新しい情報をつかむのはたいへんだと思っていませんか。必要なデータが集まらなくてイライラしたことはありませんか。
そんな情報収集の問題からあなたを解放するのが、オンラインデータベースです。その利用方法から最新のサービス状況までを知れば、仕事や研究に役立つこと間違いなし。
情報化社会でパワーアップしたい人への必携の書!

対人関係の心理学
ブルーバックス
「生き方いろいろ、人生さまざま」のはずですが……
「自分がいちばん苦労している」と、誰もが思い込みがちな人間関係。酒を飲むと、つい日頃のグチが出てしまいます。しかし、聞かされている人にとって、他人の人間関係のグチほどつまらないものはありません。その人も「自分は人間関係でもっと苦労している」と思い込んでいるからです。
では、自分より苦労していないように思える他人は、人間関係でどのような苦労をしているのでしょうか。人と人との関係が、現実にどうあるのかということを冷静に解きほぐす本書は、きっとあなたの参考になるはずです。

無理数の不思議
ブルーバックス
無理数のフシギ遊園地にようこそ!!
無理数という訳がヨクなかった。無比数が正解。比(分数)の形にできない──無理数は、どこまでも続く無限少数。循環しないこのフシギな数は、意外や私たちの身近かに潜んでいる。バランスの良い黄金分割の比がそうだし、レンズのF値、おなじみ円周率のπ、自然対数の底e、ルート3、などたくさんある。本書は、無理数にまつわる事柄を集めて、やさしく解説したものだ。ルート5=富士山麓オウム鳴く……こんな無理数世界を探検してみよう。

森が消えれば海も死ぬ
ブルーバックス
森の栄養が海の生物を育てる
昔から漁民たちは、海の魚介類を増やすためには湖岸、川辺、海岸の森林を守ることが大切だということをよく知っていて、この森のことを「魚つき林」と呼んでいました。森の栄養分が海の生物を育てるのです。しかし、現在では、これを知っている人は、漁師以外にはほとんどいません。本書は、長年、森・川・海をひとつながりの生態系としてとらえ、研究し続けてきた著者が、自身の体験談をまじえながら、陸の森と海の生物との深いつながりを語り、地球環境にはたす森林の大きな役割を紹介するものです。

関節はふしぎ
ブルーバックス
人のからだの驚異のしくみを解き明かす
関節はどんなに激しく動かしても、摩耗したり、熱をもったり、油がきれたようにギシギシいったりすることはありません。機械には絶対マネのできないこのふしぎな動きはどんなしくみにささえられているのでしょうか。
また、日ごろよく耳にする「お皿に水がたまる」とか「関節にねずみが走る」というのはどういうことなのでしょう。野球肘、テニス肘、関節炎、痛風、リウマチなどといった関節の故障・疾患はなぜ起こるのでしょうか? それらの原因をさぐり、対処法をも紹介します。

超能力ははたしてあるか 科学VS超能力
ブルーバックス
超能力をさぐると、科学の本質まで見えてくる!
「気」、「念力」、「透視」、「念写」、「テレパシー」、「チャネリング」……、この世には実に、さまざまな超能力があるとされているが、常識を越えた、これら超能力の正体は何だろう? 本当に、科学でも解明できない神秘な力があるのだろうか?
科学のモットーは「実事求是(じつじきゅうぜ)」である。事実にもとづいて、真実を求めることだ。その科学の“鏡”に超能力を写してみると、どんな“姿”が見えるのだろう? 本書を読めば、この世に現れた超能力と、その謎解きをする科学の双方を読者は楽しむことができる!
若ハゲは止められるか 発毛のメカニズムと育毛剤の効能
ブルーバックス
髪はなぜ薄くなるのか、その対策はあるか!毛髪が抜けていくシステムや、ふだんのケア、養毛剤の効果など、髪を気にしだした人々へ復活の勇気を贈る。原因が分かれば対策はあるはず、という科学的ハゲの書

科学1001の常識 生命・遺伝子・素粒子・宇宙……
ブルーバックス
読みはじめたらやめられない、あとをひく面白さ!
ムカデの足は何本か、ウィルスは生物なのか、月はどこからきたのか、大統一理論とは何か、など身近な話題から最前線の研究まで科学のほぼ全領域を網羅。その昔、千一夜にわたって王様の心をくぎづけにした「アラビアンナイト」の物語のように、選び抜かれた1001の科学の知見があなたを飽きさせず、驚きと発見の世界にひきこみます。
さあ、どこでも好きなところから読みはじめてください。知らないうちに現代科学の全体が見通せるはずです。

薬物依存 ドラッグでつづる文化風俗史
ブルーバックス
麻薬・覚醒剤・幻覚剤のすべてがわかる。麻薬と覚醒剤はどう違うのか。同じ麻薬でも、モルフィネやヘロインなどのアヘン系とコカインとはどう違うのか。覚醒剤とコカインはどう似ているのか。大麻は無害なのか。現在の睡眠剤は安全なのか。一世を風靡したLSDとはなんなのか。一口に依存性薬物といっても、フツーのひとには疑問だらけ。時代と場所が変われば乱用される薬物も変わってくる。歴史の流れとともに変転するさまざまなドラッグの薬理・精神作用から、歴史的・社会的背景までを、戦後世界の文化風俗とともに解説する。
からだを計る道具学
ブルーバックス
身の周りの知られざる医療機器の世界を覗く血圧・体温といった生体信号は、ハイテクで簡単に計れるようになった。しかも急ピッチで家庭に入りつつある。これらの道具の原理や測定方法等をやさしく解説する

スーパーパワー酵素の驚異 ここにも酵素、あれも酵素
ブルーバックス
現代生活は酵素生活しょうゆ、化粧品から分解性プラスチックまで
酵素なしでは生きられない!?
「酵素パワーで真っ白」洗剤のコマーシャルで、おなじみの文句ですが、酵素パワーは、どうすごいのでしょうか。従来までの洗剤(界面活性剤)は汚れを取り囲んで繊維から離すのに対し、酵素洗剤は汚れそのものを分解します。しかも、この酵素は、ひとつの汚れを落とすと、次の汚れの分解にかかります。速く、確実で、量も少なくてすむのが、酵素パワーのすごさなのです。この酵素パワーを利用しているのは、洗剤だけではありません。酒、しょうゆ、みそなどの伝統的食品の製造から、化粧品、薬品に至るまで、現代生活は酵素パワーに頼っているのです。いえ、現代生活だけではありません。酵素パワーは、環境問題、高齢化社会、食糧問題を解決し、未来の生活を変えるカギなのです。

化学反応はなぜおこるか
ブルーバックス
プロパンガスはパッと燃え、炭はゆっくり燃える。一方、石やガラスなどは燃えない。包丁の鉄がさびても熱くならないようにみえるのに、使い捨てカイロのなかの鉄が酸化するときには温かくなるのはなぜか。物質によって、化学変化しやすいもの、しにくいものがあるのはなぜだろう。本書は、化学の基礎の基礎である化学反応とは、どういうものなのか、物質が結合したり分離したりするというのはどういうことなのかを分かりやすく解説
「化学反応」にあらためてナットク
プロパンガスはパッと燃え、炭はゆっくり燃える。一方、石やガラスなどは燃えない。包丁の鉄がさびても熱くならないようにみえるのに、使い捨てカイロのなかの鉄が酸化するときには温かくなるのはなぜか。物質によって、化学変化しやすいもの、しにくいものがあるのはなぜだろう。本書は、化学の基礎の基礎である化学反応とは、どういうものなのか、物質が結合したり分離したりするというのはどういうことなのかを分かりやすく解説したもので、化学ぎらいの人にも化学の面白さが発見できます。

ストレスと免疫 “ストレス病”はなぜ起こる、どう防ぐ
ブルーバックス
「病は気から」の謎をとく――
昔から「病は気から」といわれています。このことは経験的に誰もが本当らしいと思っていても、なぜそうなるのか、これまで科学的に解明されたことはありませんでした。ところが数年前から、心や体のひずみであるストレスが人体を守る免疫細胞の働きを弱めて、ガンなどの生命にかかわるような病気を引き起こすことがわかってきました。では、ストレスはどのように免疫のシステムを狂わせるのか、また危険なストレスをどう防いだらいいのでしょう? 自らもストレス病にかかったことがある著者が、その体験もふまえてやさしく解説します。

次世代技術素材インテリジェントマテリアル「賢い材料」が築く21世紀の技術
ブルーバックス
知能材料の真髄!シンプルさを取り戻し社会に還元する技術を考える!!
分かりやすく、シンプルなのが「賢い材料」だ!科学技術をひとの手に取り戻そう。環境に優しく、ひとに優しい技術開発を。自己診断・自己調節・自己修復機構を備えたインテリジェントマテリアルから、次世代社会がみえてくる……!!

新しい応用数学入門(下) 振動の理論からコンピューターまで
ブルーバックス
数学を学べば使いたくなる。数学を使えばもっと深くわかる。
高等学校の数学を知っていれば、本書を読むのに十分で、おつりがくる。まず、基本的な数学事項をも、わかりやすく説明しているからである。その上で、物理学、工学から生物学への応用、さらには日常の現象を解明していくのに数学が力を発揮するようすを、例をあげて具体的に解説する。このいきいきとした応用数学は、社会科学や人文科学はもちろんスパイ小説を見る目さえ変える。

新しい応用数学入門(上) 販売予測から生物のスケーリング法まで
ブルーバックス
数学を学べば使いたくなる。数学を使えばもっと深くわかる。
数学は、純粋学問的かつ排他的なものと思われそうだが、決してそうではない。一見無味乾燥にさえ思われる数学は、ものごとの本質を明らかにする上で、すばらしい力を発揮する。では、物理あるいは工学上の現象をいかにモデル化して数学を使用できるようにするか。もっと突き進めて、日常の出来事をどのようにして数学で記述できるようにするか……。

登校拒否・子どもを救うカウンセリング
ブルーバックス
登校拒否は「子ども」に問題があると考えていませんか……?
登校拒否の児に対し、親も教師も「この子は一体どうしたんだろうか」と思うでしょう。「この子に何が起こったんだろう?」と……。
けれども“原因”は子どもにあるのでしょうか。また、母親自身でしょうか、先生の言動でしょうか……? それとも社会? あるいはどれでもないのでしょうか?
登校拒否の現場から、その姿を描きつつ教える、登校拒否への対応を考える1冊。

ゴキブリ3億年のひみつ 台所にいる「生きた化石」
ブルーバックス
はいつくばって3億年。逆境に耐え抜いたゴキブリ魂。なぜゴキブリは生き残ったのだろう?――日ごろ忌み嫌われているゴキブリ。実は3億年も前から生き続けている「生きた化石」なのです。そして私たちが目にしているのは、全世界に4000種といわれる中のわずか1パーセントに過ぎません。大部分の仲間は、地球上に現れて以来、森の奥深く潜み、森の生態系にとって大切な役割を演じてきました。3億年の淘汰に耐え生き抜いた“進化の勝利者”ともいうべき彼らの生命力のひみつに迫ってみましょう。
第1章 3億年の時を超えて
第2章 恐竜とゴキブリと昆虫たち
第3章 人とゴキブリのかかわり合い
第4章 コガネムシはゴキブリだ
第5章 忍者みたいな虫・ゴキブリ
第6章 ゴキブリの食生活
第7章 旺盛な繁殖力
第8章 ゴキブリの時計と学習
第9章 殺虫剤に抵抗するゴキブリ