ブルーバックス作品一覧

パソコンで探る生命科学シミュレーション
ブルーバックス
●BASICで探る生命現象の驚異
同じ病気に2度と罹らなくする免疫システム。いまだに謎が残るエイズの感染から発症までの変化。ガンに置いて1番怖いといわれる転移。さまざまな種の形を生み出した生物の形態進化。これら直接観察することが不可能な現象や、とてつもなく長い年月のかかる生命現象を、パソコン画面に実際に映し出し、その本質を目で見て探っていこうというのが本書のねらいです。
コンピュータをまったく知らない人でも、説明にしたがってBASICプログラムを打ち込み、自分で条件を変えながらシミュレーションを行えば、生命現象に対する新しい理解と発見ができます。(別売ディスクサービス付)
「技術大国ニッポン」の虚と実
ブルーバックス
技術先進国という日本の自己認識を検証するハイテク製品の圧倒的な輸出力で「技術大国」と考えがちな日本だが、最先端技術の開発力や、基礎研究、技術者養成システムの内実は本当に十分なのかを検証する。

現代物理学小事典
ブルーバックス
現代物理学の全体が概観できる「読む事典」
●現代物理学全体を9章に分け、より先端的な分野から基礎分野へと配置。
●各章それぞれ独立に読み進むことができる。
●それぞれの分野の第1線で活躍中の研究者が鋭意執筆。
●索引を利用すれば用語辞典としても使える。
●物理学の発展に寄与した人物紹介のコラム付き。

DOS/Vパソコン入門
ブルーバックス
●DOS/Vマシンで、全世界のソフトウェアを自由に使う
世界中のパソコンは、IBM-PC/ATとその互換機以外にはないといっても過言ではありません。ところが、日本では「日本語の表示」という特殊な機能のために、NECのPC9801が市場を制覇しました。そのため、日本では海外のパソコンソフトを事実上使うことができません。そこで登場したのがDOS/V。IBM-PC/AT上で日本語を処理できるシステムソフトです。DOS/Vによって、パソコンの世界が、日本から全世界に広がったのです。本書で、DOS/Vマシンの選び方から使い方までを知ってみませんか。

地震はどこに起こるのか 地震研究の最前線
ブルーバックス
ナマズも知らない巨大地震のしくみとは!?
「太平洋の海底が、ベルトコンベアのように動いてきて、日本列島の下にもぐり込んでいる。その結果、日本列島が乗ったユーラシア大陸の岩盤が壊される」。これが、現在考えられている巨大地震発生のメカニズム。このもぐり込んでいるところが日本海溝です。しかし、最近、日本の巨大地震はそんなに単純なものではないことがわかりました。太平洋の海底自体が壊れるタイプの地震もあります。巨大地震なのに、地震計には記録されない不思議な地震も起きています。また、東日本は北米大陸と同じ岩盤で、西日本はユーラシア大陸の岩盤なのだという説もあります。日本海に新しい海溝ができかかっているのだという説もあります。大被害を及ぼす地震ですが、私たちにとって未知の世界、地球内部からのメッセージなのかもしれません。

意思決定支援システムの鍵
ブルーバックス
●統計、OR、数値計算、AIを使いこなそう!!
コンピュータは、人間の能力を無限に拡張してくれる。そのための道具としてソフトウエアの選択が重要だ。個人生活や仕事や勉強の上で一番役に立つのが、統計、OR(オペレーションズ・リサーチ)、数値計算、AI(人工知能)などの意思決定を支援するソフトウエア。これらの分野を、情報処理の立場から再編し、産業分野での代表的なソフトウェアの理解を通し、個人利用について考えてみたい。

数学トリック=スポ-ツ編
ブルーバックス
大脳発汗をよぶ数学トリック・パズルに挑戦!
・Jリーグの審判はグラウンドの一部分を走れば全体をカバーできる。なぜ?
・柔道の体重分けにトリックが!それは?
・ねらった球に絶対あてられるビリヤード必勝法とは?
・マラソンの距離は42.195キロ。最後の5メートルには意味がある?
スポーツ好きの人は、今まで考えてもみなかった角度からスポーツを楽しめるようになり、スポーツ嫌いの人は、パズルを楽しみながらスポーツへの関心がもてるようになります。

鍼とツボの科学
ブルーバックス
耳に打つと腹に効くのは、なぜ?耳に鍼を打つと空腹感がなくなってやせるという。また、ベテランの鍼灸師は患部から、ずっと離れたツボを探り出して鍼を打ち、ピタリと痛みを止めるという。なぜ、こんな不思議なことができるのか?2千年の歴史を持つ鍼治療を支えた陰陽五行説や「気血の流れ」の考えを現代医学の目で探った著者は、「鍼は効く」の立場からツボや経絡の謎に迫り、人体には神経やホルモン、免疫系などの信号系のほかに未知の信号系が働いているのではないかという考えにたどりつく。本書を読めば、深遠な鍼治療に対する科学的な見方を、初めてトータルに知ることができる。

マジックは科学
ブルーバックス
「なぜこんなことができるのか」に答える
理屈に合わないことを、理屈に合ったやりかたで実現する。
奇術では、理屈では起こりえないはずの現象をもののみごとに実現して見せる。しかしそれは、観客の目から見て、いかにも不合理なことが起きているように「見えて」いるだけである。実際に起きていることはきちんと理屈に合った現象なのだ。ただし奇術師はさまざまな手段でその理屈を隠してしまう。その手段もまたきわめて理屈に合ったやり方である。一見、不合理に見える現象を起こす合理的な方法と、それを隠す手段の両方を、科学的な道筋をたどってお話しよう。

数学を築いた天才たち(下)
ブルーバックス
人が謎かけ、人が謎解く数学史。
若いころのガウスは、押さえきれないくらいの着想がわいてきて、小さな断片に書きとめるのがやっとだった!苦難と波乱に満ちた天才たちの歴史を追いながら、数学の発達が見えてくる楽しさを味わおう。学問の歴史はそのまま社会の、時代の、人間の歴史である!!

新・化学用語小辞典
ブルーバックス
手早く引けて、実用性も高い本格的な辞典
●現代化学の理解に必須な3600項目の用語をわかりやすく解説。
●巻末に英文索引をはじめ、周期表、SI単位系など諸資料を収載。
●コンピュータ検索を可能にするCASのRegistry Numberを附して記載。
●日本語名・英語名を併記した実用性最優先の表記方法を採用。
●高校の授業に、共通一次や各種資格試験の準備にこれだけ知っていれば万全。
●ビジネスの場でも、座右に置いて簡単に利用できる実用性。

数学を築いた天才たち(上)
ブルーバックス
どこから彼らは発想を得たのか……!?
デカルトは朝のベットで静かに瞑想し、カルダーノは賭事におぼれながらも思考を続けた。パスカルは歯痛で眠れずサイクロイドについて考え、ニュートンは2週間も毎日1時間しか眠らぬこともあった。時にひらめきを得て、ひとつの学問を創りあげてきた天才たちの発想の跡に、数学の趣き深さがみえてくる!!

論理パズル101
ブルーバックス
「私はウソつきだ」という人は本当にウソつきなのか?
論理パズルとは、論理的な思考力と推理力を駆使して、ただひとつの正解をさぐりあてる問題です。パズルとはいえ、海の向こうのアメリカでは大学院へ入学するための試験で、なんと全問題の約25%にこの論理パズルが出題されているといいますから、なめてかかってはいけません。本書は、アメリカ・DELL MAGAZINES社発行のパズル雑誌『LOGIC PUZZLES』からよりすぐりの101問をまとめたものです。入門編から難関の名人編まで、推理する楽しさとひらめきの快感を、どうぞ満喫してください。

定木とコンパスで挑む数学
ブルーバックス
神は、2つの道具を人間に与え給うた
古代中国の神話に、男神、女神の2人が規(コンパス)と矩(定木)を交換して結ばれ、大洪水で荒れた大地を規と矩で整理し、人類を生み増やしたという話があります。西洋においても、定木とコンパスは、古代ギリシア時代から幾何学を生み出すもっとも基本的な道具てしと、特別に神聖視されてきました。かつて、数多くの幾何学者たちに、夢とロマンを与え続けてきた定木とコンパス! あなたも、その感激をちょっと味わってみませんか?

きつねつきの科学
ブルーバックス
精神医学から見たツキモノの正体
きつねをはじめとするケモノ、祖先や死んで間もない肉親の霊、最近では「宇宙意識体」のようなものまでが人にとり憑(つ)いたかに見えるツキモノが、精神医学の現場では確実に観察されます。憑かれた本人は、あたかもそれらに身体を占拠されたかのようになり、はたから見れば、本当にきつねや死んだ肉親になってしまうのです。
しかし、なぜこんなことが起こるのでしょうか。そのとき、本人の心のなかはどうなっているのでしょうか。本書では、「憑依(ひょうい)」というきわめて不可思議な現象に最新の精神医学の立場からせまります。

電気のしくみ小事典
ブルーバックス
電気が苦手なあなたでも、わかって使えば気持ちがいい!
子どもが理科嫌いになるきっかけの1つが電気です。姿も形も見えなくてただでさえわかりにくいのに、よく理解できないうちにすぐ回路の抵抗や電流を計算させられたりするのですから、いやになるのも無理ありません。ところが、私たちの生活ときたら、まったくの電気漬けで、火もないのに煮物ができる電磁調理器だの遠くに文書や絵まで送れるファクシミリなんてものがあって、どうなっているのか知りたい気持ちはあっても、むずかしそうなのでそのままただ使っていよう……というのが大方の気持ちでしょうか。そんな、これまで目をつぶってきた心の底の疑問を一網打尽に解消しようとするのが本書です。

大衆魚の生態
ブルーバックス
サンマが通るとイワシがひっこむメカニズム
アジ、イワシ、サンマ、サバは、たんに大量に獲れて安いだけでなく、健康によく頭をよくする成分が含まれていると脚光を浴びている。しかしこの“大衆魚”にも謎が多い。膨大な数の卵を生むが、ほとんどが稚魚のうちに死に絶える。常に同じ年生まれの群で回遊する。そして、たとえばサンマが不漁になると、代わってサバの大漁になり、それが減りはじめると、こんどはイワシが大漁になるというように、常に主役が交替する。なぜか? こうした大衆魚の生態の謎に、30年以上も彼らとつきあってきた研究者が迫る。

F1の科学
ブルーバックス
なぜF1マシンは速いのか!?
自動車レースの最高峰F1は、ドライバーの戦いの場であると同時に、技術の戦いの場でもある。そのマシンには、先進的な技術が惜しげもなく投入されている。この先進技術が数々の名勝負を生み出してきたともいえよう。エンジン、フレーム、サスペンション、タイヤ、ブレーキ、空力……。マシンの性能を決定する、考えられる要因すべてに、さまざまなアプローチがなされている。その性能に限界はあるのだろうか。F1マシンの速さの秘密をここに解剖する。

いつ起こるか 小惑星大衝突
ブルーバックス
小惑星が地球に衝突するのは確かだ!いつ?どのくらいの規模で?
6500万年前、恐竜は絶滅した。その原因として有力視されているのが小惑星の地球への衝突である。ではもし同じような規模の衝突が将来あった場合、地球はどのような打撃を受けるのか。人類が生き延びる手立てはあるのだろうか。そもそも、そのような大衝突はどのくらいの規模と確率で起こるのであろう。昨今ようやく真剣に考えられはじめたこれらの問題を、現代科学の英知を結集して検証してみようとするのが本書である。

オンライン・デ-タベ-ス入門
ブルーバックス
●机の上のパソコンが世界じゅうの情報源とつながった!
あなたは資料さがしで苦労していませんか。新しい情報をつかむのはたいへんだと思っていませんか。必要なデータが集まらなくてイライラしたことはありませんか。
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