講談社現代新書作品一覧

上司につける薬!
講談社現代新書
クレームがきた!
お得意様と交渉ができない!
売り上げが伸びない!
怒ると会社にこない!
同僚がこわい!
そんな時の職場取扱説明書
日本中の係長さん・課長さん・部長さんに必要なマネジメント力
自分で動くか、他人を動かすか!

「街的」ということ
講談社現代新書
街の雑誌(リージョナル・マガジン)『ミーツ』前編集長が綴る 京阪神街場のたのしみ
<応援文・内田樹>
お好み焼き屋は街の学校だ
街のお好み焼き屋で嫌な思いをしたことがある人は、その店でワガママを言えるようになる可能性がある。なんだか居心地が悪くて違和感を感じた自分は、その場では不完全な存在で、つまり子どもであることを知れば、はじめて大人という存在を感じることができる。それが街の大人への第一歩かもしれないが、近道はない。そういうものなのである。――<本文より>

芸術とスキャンダルの間
講談社現代新書
世間を驚愕させた「美術事件」
あなたはいくつ知っている?
●滝川太郎贋作事件
●国際的詐欺師・ルグロの手口
●謎の「佐伯祐三」
●陶芸界最大の醜聞「永仁の壺」
●「佐野乾山」騒動
●三越を揺るがした「ペルシアの秘宝」
●「ガンダーラ仏」をめぐるお粗末
●棟方志功の「板画」流出
●名画盗難と三億円強奪事件
●ロートレック「マルセル」の盗難
●昭和天皇コラージュ問題
●模型千円札裁判
ほか
ルグロ自身は贋作をしない。無名画家に贋作を描かせ、それをホンモノに仕立て上げていくのである。その手口は鑑定書や認証書を積み重ねていくという方法である。たとえば、ドランの贋作があるとする。これを鑑定人に見せ、ドラン作という鑑定書を書かせる。この場合、鑑定人は有名でなければならず、そのためルグロはパシッティというパリ裁判所公認の鑑定人を抱きこんだのである。さらに、人がよくて高齢で目がよく見えないドラン未亡人の元へ贋作をもっていき、ドランが描いたものであるという認証書を取りつける。当然それなりの謝礼は払っただろうが、結果から考えればたいした額ではない。鑑定書と認証書によって、贋作はだんだんホンモノになっていく。――<本文より>

奪われる日本
講談社現代新書
いま、危機にさらされる日本人の心とからだ
小馬鹿にされる礼節とおもいやり
世界に類を見ない我が国固有の価値観
真の国益を擁護するために
●メディアの報道を鵜呑みにするな
●「民にできることは民にやらせろ」はアメリカのプロパガンダ
●民間議員?国民の審判を受けない陰の権力者
●日本の医療はかけがえのない国民の至宝

だまされない〈議論力〉
講談社現代新書
議論が難しく見えるのは、その仕組みや組み立てをうまく整理できず、表面の表現に惑わされるためだ。……議論は漫画やテレビとは違い、接してさえいれば自然にその面白さに浸れるというモノではない。読むほう・聞くほうも積極的に関わらなければ面白くない。逆に言うと、一定のテクニックを持つ者にしかアクセスできないが、それが持てれば一挙に広大な世界が開ける。――<本文より>
権威・新聞・数字……もっともらしさの裏側をのぞくと
あれっ??どこかヘンだぞ?
ツボさえわかれば、誰でもできる。世にはびこる「不毛な議論」はこう叩け!
ややこしい議論を裸にする
議論の構造という観点から分析してみると、発言や文章は意外に単純なメッセージを言っていることが多い。議論が難しく見えるのは、その仕組みや組み立てをうまく整理できず、表面の表現に惑わされるためだ。……議論は漫画やテレビとは違い、接してさえいれば自然にその面白さに浸れるというモノではない。読むほう・聞くほうも積極的に関わらなければ面白くない。逆に言うと、一定のテクニックを持つ者にしかアクセスできないが、それが持てれば一挙に広大な世界が開ける。――<本文より>

老後がこわい
講談社現代新書
「負け犬」から突然更年期へ。老後はどーなる。いつまで働けば、経済的に不安はないか。老いた親の面倒は誰がみるのか。終の棲家はどこにするか。誰と暮らすか。遺言状・お墓の準備は必要? 不安・疑問に答える。(講談社現代新書)
「負け犬」から突然更年期へ。老後はどーなる。いつまで働けば、経済的に不安はないか。老いた親の面倒は誰がみるのか。終の棲家はどこにするか。誰と暮らすか。遺言状・お墓の準備は必要? 不安・疑問に答える。

名山へのまなざし
講談社現代新書
風景は変革する
峰に神威を感じ広く向き合う山容に仏を見てきた日本人。
山がいちばん神々しく見える場所、いちばんその山らしく見える場所を、日本人は探し当て、大切にしてきた。

憲法「押しつけ」論の幻
講談社現代新書
これが日本国憲法成立の真相だ!
象徴天皇・国民主権 その発案者は日本人だった
終戦直後、在野の「憲法研究会」が起草した画期的な民主主義的憲法の草案。それこそが国民主権・象徴天皇のルーツだった――史料を丹念に読み解き描き出す、憲法成立の真相!

「大きなかぶ」はなぜ抜けた?
講談社現代新書
物語のチカラ!
知れば知るほど面白い。大人が楽しむ「伝承学」
本書は、世界中の昔話や伝説など人々の間で伝承されてきた物語がいかに多様で面白さに満ちているかを知ってもらうために編まれたものである。たとえば、幼稚園や保育園で子どもに絵本を読む人々や、家庭であるいは地域社会で子どもに接する人々に読んでいただければうれしい。そして、子どもと接する職業であると否とにかかわらず、毎日食べる食事のように何気なく、気軽に、手にとって話題を摂取していただければなおうれしい。

マンガ入門
講談社現代新書
21世紀の自己表現法!
自分をプロデュースしてみよう
まったく新しいマンガ入門書の登場!
●アイデアの芽を伸ばせ
●いかに発想して、どう描くか?
●プロとアマは紙一重?
●クリエイティブはギャンブルだ
●誰でも二流になれる
●オリジナリティを疑う
マンガやイラスト、映画において成功のかなりの部分は「売れる」ということです。多数に売れることが、この世に受けいれられた、ということで、その職業を全うできることを保証できる最も重要な要素が、「売れる」ということなのです。では「売れる」ために、いったい何を努力すればいいのでしょう。絵が上手になればいいのだろうか。ストーリーや構成が巧みになればいいのだろうか。おそらくそれだけではない、「時代の空気」ともいうべき「ナニカ」がないと、モノは売れません。――<本文より>

系統樹思考の世界
講談社現代新書
多様なものをいかに整理し、体系づけるか? 進化するのは生物だけじゃない。言語、車、蕎麦屋……系譜・系図はあまねく広がっている。祖先-子孫の由来をどう推定するか。その方法論と考え方を平易に解説! (講談社現代新書)
多様なものをいかに整理し、体系づけるか? 進化するのは生物だけじゃない。言語、車、蕎麦屋……系譜・系図はあまねく広がっている。祖先-子孫の由来をどう推定するか。その方法論と考え方を平易に解説!

生きていることの科学
講談社現代新書
生命・進化・意識の正体にまた一歩近づいた。ロボットの痛み、手触りのあるプログラム、点のなかに書きこめる点――モノ対ココロの二元論でも、物質還元の一元論でもない、生命理解の新たなステージへの誘い。(講談社現代新書)
生命・進化・意識の正体にまた一歩近づいた。ロボットの痛み、手触りのあるプログラム、点のなかに書きこめる点――モノ対ココロの二元論でも、物質還元の一元論でもない、生命理解の新たなステージへの誘い。

人事制度イノベーション
講談社現代新書
「次の一手」を探せ!
ジェネレーション・ギャップ賃金制度、フリンジ・ベネフィット制度、報奨ミリオネア制度、社内ダブルワーク制度、教育成果主義……「人事激動の時代」を生き抜くヒント
会社も個人も「幸せな成果主義」は可能か?
サトー、サイボウズ、不二越、沖電気工業、日本総合研究所、東京電力、カゴメ、クボタ、日本アイ・ビー・エム、コスモ石油……etc. 成果主義のメリットを活かし、弊害を乗り越えるための処遇、人材活用、教育研修制度の実践事例を満載!

偽りの大化改新
講談社現代新書
日本書紀が歪めた真実に迫る
中大兄王子は蘇我入鹿を殺していない!
中大兄(なかのおほえ)、子麻呂(こまろ)等の、入鹿(いるか)が威(いきほひ)に畏(おそ)りて、便旋(めぐら)ひて進まざるを見て曰(のたまは)く、「咄嗟(やあ)」とのたまふ。即ち子麻呂等と共に、その不意(ゆくりな)きに出で、剣(たち)を以ちて入鹿が頭肩(あたまかた)を傷(やぶ)り割く。――<日本書紀の蘇我入鹿殺害の場面より>

「関係の空気」「場の空気」
講談社現代新書
なぜ上司と部下は話が通じないのか。キレる若者・息苦しい教室・無意味な会議・くだらない標語・リストラと自殺・女性の雇用と少子化問題・女子アナ人気・小泉劇場……、「なんか変だ」。
なぜ上司と部下は話が通じないのか
キレる若者・息苦しい教室・無意味な会議・くだらない標語・リストラと自殺・女性の雇用と少子化問題・女子アナ人気・小泉劇場……、「なんか変だ」
村上龍氏推薦!!
「日本語は、日本社会を映す鏡であり、駆動させる燃料でもある。NY在住の著者は『空気』というキーワードで『流通する日本語』を正確に検証している」
「空気」がすべてを決めていく……国際関係、少子化、高齢化、若年層の雇用、教育、財政赤字、消費税率、年金……。論点のそれぞれは深刻なのに、激しい対立もなければ現実的な妥協もない、それでいて何となく何かが決まっていく、あるいは先送りされていく、それが日本社会のようだ。そこでは「空気」がすべてを支配しているといってもよいだろう。論理や事実ではなく、「空気」が意思決定の主役になり、またその「空気」が風向きの変化によってよく変わるのだ。(中略)「空気」が支配しているのは、一国レベルの「世論」だけではない。個々の企業における「社内世論」や、学校のクラスにおける「先生ムカツク」とか「○○ちゃんウザい」というようなものも「空気」に他ならず、それぞれの小社会であたかも絶対権力を握っているかのようである。そして、この「空気」に対して、日本人の一人一人は無力である。「何ごともその場の空気によって決まる、というのは良いことではない。だが、その場の空気が濃くなればそれに対抗するのは難しいし何よりも損だろう」そんな感覚が日本の社会の隅々までを満たしている。――<「はじめに」より>

愛国者は信用できるか
講談社現代新書
愛国者は偉いか? 愛国者は信用できるか!? 三島由紀夫が「愛国心は嫌いだ」といった意味は何だったのか? そして意外にも女帝賛成論だったという事実! 新右翼の大物が書き下ろす全く新しい天皇制と国家論! (講談社現代新書)
愛国者は偉いか? 愛国者は信用できるか!? 三島由紀夫が「愛国心は嫌いだ」といった意味は何だったのか? そして意外にも女帝賛成論だったという事実! 新右翼の大物が書き下ろす全く新しい天皇制と国家論!

感動!ブラジルサッカー
講談社現代新書
わが友ロナウジーニョ「セレソン」の本音
外国人として唯一、密着取材を許された筆者が描く選手たちの素顔と、世界最強チームの秘密!

知ってる古文の知らない魅力
講談社現代新書
「つれづれなるままに、日ぐらし、硯にむかひて……」徒然草の有名な書き出しは、実は兼好法師のオリジナルじゃなかった!? 「つれづれなりし折……」(和泉式部)、「つれづれに侍るままに……」(堤中納言物語)、「つれづれのままに……」(讃岐典侍日記)など、平安時代の定番フレーズがその源にあった。古典文学の大河の間にまに掬い上げられる名句から、新たに生まれる流れを辿ってゆく。
「つれづれなるままに、日ぐらし、硯にむかひて……」徒然草の有名な書き出し。実は兼好法師のオリジナルじゃない!?
「つれづれなりし折……」(和泉式部)
「つれづれに侍るままに……」(堤中納言物語)
「つれづれのままに……」(讃岐典侍日記)
平安時代の定番フレーズをいただきました。

算数・数学が得意になる本
講談社現代新書
つまずいても大丈夫!
マイナスかけるマイナスはなぜプラス?
本当の力がつく『数学的思考法』のレッスン
「くり上がり・くり下がりがわかるコツ」から微分積分まで、「つまずき」を乗り越えるヒントが満載!

読む哲学事典
講談社現代新書
軽妙な文章で見せる、哲学的思考のパノラマ本質と時間、愛と暴力、ここと私……対にした項目から見える、日常の言葉と哲学用語が織りなす、概念のネットワーク。一流の哲学思考のエッセンスを「読む」事典。1人の哲学者がすべてを書いた!
1人の哲学者がすべてを書いた。
項目を対にすることで、日常の言葉と哲学用語が織りなす概念のネットワークが見えてくる。軽妙な文章で味わう、本格的な哲学思考の神髄!
哲学事典を引く人が、「存在」とか「記憶」とかの意味をまったく知らない、などということは考えにくい。求められているのは日常では一見自明な言葉に哲学者が見出す亀裂であり、それを通して見えてくる思いがけない意味連関ではなかろうか?概念間の連関が重要なのだ。ゆえに、哲学事典は一貫した視点で、1人が全項目を書くべきなのだ。これは、すべてを網羅するという事ではない。多くの知識を蓄える事が問題ではない。問題は、越境的な精神の自由を確保する事なのである。本書では、諸概念の連関を強調するため、事項を単独で説明するのではなく、一対の概念に対して説明をした。読者は、関連する事項説明をたどることによって、梁と梁が大きなドームをなすイスラム建築のように、あるいはたがいに連関して図形を構成する夜の星空のように広がる、概念の天蓋が見渡せよう。我々は、少なくとも千年の持続に耐え得るような伝統の基礎を築きたいと考えたものである。そして、その主要な部分はある程度の持続に耐えるはずだ。その大部分は、すでに2千年以上の時間の試練に耐えて受け継がれたものだから。
さあ、哲学をはじめよう。