講談社現代新書作品一覧

水族館狂時代
水族館狂時代
著:奥村 禎秀
講談社現代新書
とにかく行こう、行けばわかるさ! 刺激と快感と癒しの空間、生命あるものの棲み家。それが水族館だ! ……水に棲む魚たちは、老若男女すべての人びとを誰彼なく平等に慰め励まし、やさしく心を癒してくれる。こんなにありがたい、おとなのための施設が「水族館」なのである。……本文に入る前に読者のみなさんにはこう伝えておきたい。「それはまァ、じつに気分のいいところだよ……」読み終わって、この言葉に頷いていただければ、ぼくとしてはそれで充分なのである。それでは水族館をめぐる“おとなの話”に、しばしおつきあいを……。――<本文より>
カレーを作れる子は算数もできる
カレーを作れる子は算数もできる
著:木幡 寛
講談社現代新書
秋山仁氏推薦!! 算数を理解する能力は、日常を支障なく過ごす能力と変わらない <みるみる算数力がアップする4つの柱> 1.靴箱に靴を揃えて入れること 2.レシピを見て料理を作ること 3.知らない言葉を辞書で引くこと 4.家から学校までの地図を描くこと 親子のための算数練習帳 解決すべきさまざまな問題や疑問点が現れてきた現在、その本質や構造を的確に把握し、解決のための糸口を見つけなければならない。「なぜ、そうなるのか?」を問い、それを解決するための仮説の設定、問題解決のための具体的方法を考えていくことが21世紀に求められている学力であり、これは多分に算数・数学的な基礎・基本に負うところが大きい。それでは数学的な基礎・基本とは、いったいなんだろうか? そしてそれはどのようにして獲得されるのだろうか?――<本文より>
「普通がいい」という病
「普通がいい」という病
著:泉谷 閑示
講談社現代新書
頭とこころのバランスを取り戻すヒント満載。私たちはあまりにも「~しなくてはいけない」という言葉に縛られていないだろうか? 常識と思っていた言葉の手垢を落とし、「自分らしく生きる」ための10講。(講談社現代新書) 頭とこころのバランスを取り戻すヒント満載。私たちはあまりにも「~しなくてはいけない」という言葉に縛られていないだろうか? 常識と思っていた言葉の手垢を落とし、「自分らしく生きる」ための10講。
電子あり
ゼロからわかる アインシュタインの発見
ゼロからわかる アインシュタインの発見
著:山田 克哉
講談社現代新書
時間と空間が曲がるってこういうことだったのか! 相対性理論から量子力学の世界まで。数式なしの超入門。超ミクロの粒子から宇宙まで縦横無尽に駆けめぐった思考のすべて! ●動いている時計はなぜ遅く進む? ●重力はどうして時空を曲げる? ●光は波でもあり、粒でもあるってどういうこと? ●不思議な量子の世界 ●宇宙はこの先どうなるの? この世の仕組みをのぞいてみよう。(講談社現代新書) 時間と空間が曲がるってこういうことだったのか! 相対性理論から量子力学の世界まで 数式なしの超入門 超ミクロの粒子から宇宙まで縦横無尽に駆けめぐった思考のすべて! ●動いている時計はなぜ遅く進む? ●重力はどうして時空を曲げる? ●光は波でもあり、粒でもあるってどういうこと? ●不思議な量子の世界 ●宇宙はこの先どうなるの? この世の仕組みをのぞいてみよう
電子あり
帝国陸軍の<改革と抵抗>
帝国陸軍の<改革と抵抗>
著:黒野 耐
講談社現代新書
「一つの成功」「二つの失敗」が平成日本の改革を占う! 『参謀本部と陸軍大学校』『「戦争学」概論』の著者が人類普遍のテーマ「改革」の条件を近代日本陸軍史に見いだす意欲作 三大改革の一つはなぜ成功し、二つはなぜ抵抗勢力に屈したのか、その教訓は現代にも生きつづける――。
「月給百円」サラリーマン
「月給百円」サラリーマン
著:岩瀬 彰
講談社現代新書
昭和ヒトケタの日常 向田邦子の少女時代はどんな暮らしだったか? おじさんたちはいまと同様、銀座や新橋で酔っぱらっては「いまの若者はだめだ」と説教していた。講義をさぼって試験前にノートの“写本”を手に入れて乗り切る大学生は70年前から存在し、名門中学のお受験は過熱していた。テレビは実験段階まできており、戦争がなければ家電時代の到来はもっと早かったといわれている。いまと意味合いは違うが、「援助交際」も「サラ金」も存在した。圧倒的多くの人々はいまと同様生活に追われており、「愛国」より「月給」、「思想」より「就職」だった。――<本文より>
上司につける薬!
上司につける薬!
著:高城 幸司
講談社現代新書
クレームがきた! お得意様と交渉ができない! 売り上げが伸びない! 怒ると会社にこない! 同僚がこわい! そんな時の職場取扱説明書 日本中の係長さん・課長さん・部長さんに必要なマネジメント力 自分で動くか、他人を動かすか!
「街的」ということ
「街的」ということ
著:江 弘毅
講談社現代新書
街の雑誌(リージョナル・マガジン)『ミーツ』前編集長が綴る 京阪神街場のたのしみ <応援文・内田樹> お好み焼き屋は街の学校だ 街のお好み焼き屋で嫌な思いをしたことがある人は、その店でワガママを言えるようになる可能性がある。なんだか居心地が悪くて違和感を感じた自分は、その場では不完全な存在で、つまり子どもであることを知れば、はじめて大人という存在を感じることができる。それが街の大人への第一歩かもしれないが、近道はない。そういうものなのである。――<本文より>
芸術とスキャンダルの間
芸術とスキャンダルの間
著:大島 一洋
講談社現代新書
世間を驚愕させた「美術事件」 あなたはいくつ知っている? ●滝川太郎贋作事件  ●国際的詐欺師・ルグロの手口 ●謎の「佐伯祐三」 ●陶芸界最大の醜聞「永仁の壺」 ●「佐野乾山」騒動 ●三越を揺るがした「ペルシアの秘宝」 ●「ガンダーラ仏」をめぐるお粗末 ●棟方志功の「板画」流出 ●名画盗難と三億円強奪事件 ●ロートレック「マルセル」の盗難 ●昭和天皇コラージュ問題 ●模型千円札裁判 ほか ルグロ自身は贋作をしない。無名画家に贋作を描かせ、それをホンモノに仕立て上げていくのである。その手口は鑑定書や認証書を積み重ねていくという方法である。たとえば、ドランの贋作があるとする。これを鑑定人に見せ、ドラン作という鑑定書を書かせる。この場合、鑑定人は有名でなければならず、そのためルグロはパシッティというパリ裁判所公認の鑑定人を抱きこんだのである。さらに、人がよくて高齢で目がよく見えないドラン未亡人の元へ贋作をもっていき、ドランが描いたものであるという認証書を取りつける。当然それなりの謝礼は払っただろうが、結果から考えればたいした額ではない。鑑定書と認証書によって、贋作はだんだんホンモノになっていく。――<本文より>
奪われる日本
奪われる日本
著:関岡 英之
講談社現代新書
いま、危機にさらされる日本人の心とからだ 小馬鹿にされる礼節とおもいやり 世界に類を見ない我が国固有の価値観 真の国益を擁護するために ●メディアの報道を鵜呑みにするな ●「民にできることは民にやらせろ」はアメリカのプロパガンダ ●民間議員?国民の審判を受けない陰の権力者 ●日本の医療はかけがえのない国民の至宝
だまされない〈議論力〉
だまされない〈議論力〉
著:吉岡 友治
講談社現代新書
議論が難しく見えるのは、その仕組みや組み立てをうまく整理できず、表面の表現に惑わされるためだ。……議論は漫画やテレビとは違い、接してさえいれば自然にその面白さに浸れるというモノではない。読むほう・聞くほうも積極的に関わらなければ面白くない。逆に言うと、一定のテクニックを持つ者にしかアクセスできないが、それが持てれば一挙に広大な世界が開ける。――<本文より> 権威・新聞・数字……もっともらしさの裏側をのぞくと あれっ??どこかヘンだぞ? ツボさえわかれば、誰でもできる。世にはびこる「不毛な議論」はこう叩け! ややこしい議論を裸にする 議論の構造という観点から分析してみると、発言や文章は意外に単純なメッセージを言っていることが多い。議論が難しく見えるのは、その仕組みや組み立てをうまく整理できず、表面の表現に惑わされるためだ。……議論は漫画やテレビとは違い、接してさえいれば自然にその面白さに浸れるというモノではない。読むほう・聞くほうも積極的に関わらなければ面白くない。逆に言うと、一定のテクニックを持つ者にしかアクセスできないが、それが持てれば一挙に広大な世界が開ける。――<本文より>
電子あり
老後がこわい
老後がこわい
著:香山 リカ
講談社現代新書
「負け犬」から突然更年期へ。老後はどーなる。いつまで働けば、経済的に不安はないか。老いた親の面倒は誰がみるのか。終の棲家はどこにするか。誰と暮らすか。遺言状・お墓の準備は必要? 不安・疑問に答える。(講談社現代新書) 「負け犬」から突然更年期へ。老後はどーなる。いつまで働けば、経済的に不安はないか。老いた親の面倒は誰がみるのか。終の棲家はどこにするか。誰と暮らすか。遺言状・お墓の準備は必要? 不安・疑問に答える。
電子あり
名山へのまなざし
名山へのまなざし
著:齋藤 潮
講談社現代新書
風景は変革する 峰に神威を感じ広く向き合う山容に仏を見てきた日本人。 山がいちばん神々しく見える場所、いちばんその山らしく見える場所を、日本人は探し当て、大切にしてきた。
憲法「押しつけ」論の幻
憲法「押しつけ」論の幻
著:小西 豊治
講談社現代新書
これが日本国憲法成立の真相だ! 象徴天皇・国民主権 その発案者は日本人だった 終戦直後、在野の「憲法研究会」が起草した画期的な民主主義的憲法の草案。それこそが国民主権・象徴天皇のルーツだった――史料を丹念に読み解き描き出す、憲法成立の真相!
「大きなかぶ」はなぜ抜けた?
「大きなかぶ」はなぜ抜けた?
その他:小長谷 有紀
講談社現代新書
物語のチカラ! 知れば知るほど面白い。大人が楽しむ「伝承学」 本書は、世界中の昔話や伝説など人々の間で伝承されてきた物語がいかに多様で面白さに満ちているかを知ってもらうために編まれたものである。たとえば、幼稚園や保育園で子どもに絵本を読む人々や、家庭であるいは地域社会で子どもに接する人々に読んでいただければうれしい。そして、子どもと接する職業であると否とにかかわらず、毎日食べる食事のように何気なく、気軽に、手にとって話題を摂取していただければなおうれしい。
マンガ入門
マンガ入門
著:しりあがり 寿
講談社現代新書
21世紀の自己表現法! 自分をプロデュースしてみよう まったく新しいマンガ入門書の登場! ●アイデアの芽を伸ばせ ●いかに発想して、どう描くか? ●プロとアマは紙一重? ●クリエイティブはギャンブルだ ●誰でも二流になれる ●オリジナリティを疑う マンガやイラスト、映画において成功のかなりの部分は「売れる」ということです。多数に売れることが、この世に受けいれられた、ということで、その職業を全うできることを保証できる最も重要な要素が、「売れる」ということなのです。では「売れる」ために、いったい何を努力すればいいのでしょう。絵が上手になればいいのだろうか。ストーリーや構成が巧みになればいいのだろうか。おそらくそれだけではない、「時代の空気」ともいうべき「ナニカ」がないと、モノは売れません。――<本文より>
系統樹思考の世界
系統樹思考の世界
著:三中 信宏
講談社現代新書
多様なものをいかに整理し、体系づけるか? 進化するのは生物だけじゃない。言語、車、蕎麦屋……系譜・系図はあまねく広がっている。祖先-子孫の由来をどう推定するか。その方法論と考え方を平易に解説! (講談社現代新書) 多様なものをいかに整理し、体系づけるか? 進化するのは生物だけじゃない。言語、車、蕎麦屋……系譜・系図はあまねく広がっている。祖先-子孫の由来をどう推定するか。その方法論と考え方を平易に解説!
電子あり
生きていることの科学
生きていることの科学
著:郡司 ペギオ-幸夫
講談社現代新書
生命・進化・意識の正体にまた一歩近づいた。ロボットの痛み、手触りのあるプログラム、点のなかに書きこめる点――モノ対ココロの二元論でも、物質還元の一元論でもない、生命理解の新たなステージへの誘い。(講談社現代新書) 生命・進化・意識の正体にまた一歩近づいた。ロボットの痛み、手触りのあるプログラム、点のなかに書きこめる点――モノ対ココロの二元論でも、物質還元の一元論でもない、生命理解の新たなステージへの誘い。
電子あり
人事制度イノベーション
人事制度イノベーション
著:滝田 誠一郎
講談社現代新書
「次の一手」を探せ! ジェネレーション・ギャップ賃金制度、フリンジ・ベネフィット制度、報奨ミリオネア制度、社内ダブルワーク制度、教育成果主義……「人事激動の時代」を生き抜くヒント 会社も個人も「幸せな成果主義」は可能か? サトー、サイボウズ、不二越、沖電気工業、日本総合研究所、東京電力、カゴメ、クボタ、日本アイ・ビー・エム、コスモ石油……etc. 成果主義のメリットを活かし、弊害を乗り越えるための処遇、人材活用、教育研修制度の実践事例を満載!
偽りの大化改新
偽りの大化改新
著:中村 修也
講談社現代新書
日本書紀が歪めた真実に迫る 中大兄王子は蘇我入鹿を殺していない! 中大兄(なかのおほえ)、子麻呂(こまろ)等の、入鹿(いるか)が威(いきほひ)に畏(おそ)りて、便旋(めぐら)ひて進まざるを見て曰(のたまは)く、「咄嗟(やあ)」とのたまふ。即ち子麻呂等と共に、その不意(ゆくりな)きに出で、剣(たち)を以ちて入鹿が頭肩(あたまかた)を傷(やぶ)り割く。――<日本書紀の蘇我入鹿殺害の場面より>