講談社+α文庫作品一覧

シンプルに生きる 人生の本物の安らぎを味わう
講談社+α文庫
母国フランスでそのシンプル主義が熱く支持され、世界で150万部以上のベストセラーとなった本作が、ついに文庫化。このメソッドは日常生活ですぐ実践でき、実行すればするほど心が満たされると実感できます。ワードローブひとつとっても、次々と買い求め着ない服に埋もれていてはセンスは磨けません。同様に、時間もお金も人づきあいも、シンプルな視点でとらえることで、今日から自分の可能性を再発見できるのです。
母国フランスでそのシンプル主義が熱く支持され、世界で150万部以上のベストセラーとなった本作が、ついに文庫化。ドミニック・ローホーの 「シンプルな生き方」のメソッドが、いつも手元に置いておける1冊になりました。
国を問わず多くの人の支持を集めたわけは、このアドバイスが日常生活ですぐ実践でき、実行すればするほど心が満たされてくると実感できるからです。
シンプルな生き方を実践すると、人生は上質なものとなり、揺るぎのない幸福があなたを包みだします。
シンプルな生き方を選ぶ人イコール、ミニマリストの秘訣は、「良いものをより良いものと交換することを躊躇しない」「ものを処分したり他人にあげたりすることに罪悪感を抱かない」「自分の家が火事になったと想定し、まずなにを買うべきかリストを作ってみる」「時間をかけて本物だけを揃える」「欲求と必要の違いを区別できるようにする」などなど、生活の基本にしたいことばかり。
ワードローブひとつとっても、次々と買い求め着ない服に埋もれていてはセンスは磨けません。同様に、時間も、お金も人づきあいも、シンプルな視点でとらえることで、今日から自分の可能性を再発見できるのです。

新宿ゴールデン街物語
講談社+α文庫
唐十郎、中上健次、田中小実昌、佐木隆三が飲み、藤圭子が歌い上げた街。伝説の文壇バー「まえだ」「ナルシス」「ノア・ノア」……。戦後の闇市「新宿マーケット」を発祥とし、高度成長、バブル、バブル崩壊と、戦後の激動期を乗り越えた新宿ゴールデン街は今なお人々を惹きつけるものがある。この街を内側から眺め続けた、スナック「ナベサン」店主・渡辺英綱による名ルポルタージュ復刊!
唐十郎、中上健次、田中小実昌、佐木隆三が飲み、藤圭子が歌い上げた街。
伝説の文壇バー「まえだ」「ナルシス」「ノア・ノア」……変遷著しい繁華街の一画に、戦後の面影を残す街がある。
飲み屋のエネルギー × 文化の混沌 = 新宿ゴールデン街!
戦後の闇市「新宿マーケット」を発祥とする飲み屋街である新宿ゴールデン街。高度成長、バブル、バブル崩壊と、戦後の激動期を乗り越えたこの街は、繁栄と衰退を繰り返し今に至る。江戸時代の新宿、赤線・青線の歴史、たくましく生きる飲み屋の女性店主たち、一大万華鏡のような戦後文化人の動向を、豊富な資料とともに一冊に凝縮。新宿ゴールデン街を内側から眺め続けた、スナック「ナベサン」店主・渡辺英綱による名ルポルタージュ復刊!

証言 零戦 生存率二割の戦場を生き抜いた男たち
講談社+α文庫
1941年12月8日、真珠湾攻撃に参加し、1945年8月18日の日本海軍最後の空戦まで戦い抜いた歴戦の搭乗員は、その日、まだ25歳だった。戦死率8割という消耗戦を生き残った若者たちは、あの戦いの最中に何を思い、戦後の混乱のなかでどのように生き抜いていったのか。150人以上の搭乗員たちにインタビューしたジャーナリストによる、平成の若者の祖父たちの激闘と苦闘の記録である。
ベストセラー『永遠の0』の参考文献筆頭に上げられている、神立尚紀氏の『零戦 最後の証言』が刊行されてから15年。戦中、命を懸けて戦い、多くの戦友を失い、多くが自らの傷を負った零戦搭乗員たちは、戦後の価値観の転換に戸惑い、固く口を閉ざしていた。その彼らに真摯に向き合い、閉ざされた心を開いていった神立氏が集めた貴重な証言を元に、波乱の時代を生きた男たちの人生を描く決定版。日中戦争初期、零戦初空戦で敵機を撃墜した名パイロットから、真珠湾攻撃、ミッドウェイ海戦を戦い抜き、終戦の日当日まで米軍爆撃機の迎撃に向かった者まで、零戦搭乗員として、あの過酷な戦争を戦い抜き、徒手空拳から戦後の混乱を生き抜いた、平成の若者の祖父たちの激闘と苦闘の記録である。

井伊直虎と謎の超名門「井伊家」
講談社+α文庫
2017年NHK大河ドラマの主人公、女城主・井伊直虎を徹底解剖。知られざる「井伊家」の秘密に歴史家の第一人者が迫る!江戸時代にあって彦根藩井伊家は石高11位で長州などより下。だが格式は驚くべき高さを誇った。有力戦国大名でもなく、三河以来の譜代でもない井伊家が、どうしてこんなに重んじられたのだろうか?その謎を解く鍵のひとつが、藩祖とされる徳川四天王の一人である井伊直政の養母ともいえる井伊直虎だった!
2017年NHK大河ドラマの主人公、女城主・井伊直虎を徹底的に解剖。知られざる「井伊家」の秘密に歴史家の第一人者が迫る!
江戸時代にあって、彦根藩井伊家は石高11位で長州などより下でした。しかし、格式については、御三家、御三卿、加賀前田家に次ぎ、島津、伊達、高松松平と同格という高さであった。
有力戦国大名でもなく、三河以来の譜代でもない井伊家が、どうしてこんなに重んじられたのだろうか?
その謎を解く鍵のひとつが、藩祖とされる徳川四天王の一人である井伊直政の養母ともいえる、井伊直虎なのです!
本書では、井伊家がどのようにして名門となり、悲劇の中から徳川将軍家を支える大黒柱になったかを解き明かします。

永続敗戦論 戦後日本の核心
講談社+α文庫
米国に対する敗戦を骨の髄まで内面化する対米無限従属と、一方でアジアに対する敗戦否認。
戦後から内在し、今日顕在化してきた現代日本のねじれた姿を「永続敗戦レジーム」と喝破し、各界に衝撃を与えた注目書、待望の文庫化。
解説・進藤榮一

毟り合い 六億円強奪事件
講談社+α文庫
日本犯罪史上、最高被害額の強奪事件発生! その計画、実行、逃亡、逮捕、判決までを克明に描く! 実際あった事件を基にした、文庫オリジナル書き下ろしクライムノベル。ずさんな管理の警備会社に眠るカネを狙った奴らがいた。襲撃して手にしたカネは、ワルたちも予想もしない大金。六億円――日本犯罪史上最高被害額を巡り、闇世界のワルたちが分け前にありつこうと群がる!
日本犯罪史上、最高被害額の強奪事件発生!
その計画、実行、逃亡、逮捕、判決までを克明に描く!
実際あった事件に着想を得た、文庫オリジナル書き下ろしクライムノベル。
ずさんな管理の警備会社に眠るカネを狙った奴らがいた。
襲撃して手にしたカネは、ワルたちも予想もしない大金だった――。
六億円、日本犯罪史上最高被害額を巡って、
闇世界のワルたちが分け前にありつこうと群がる!

二人のエース 広島カープ弱小時代を支えた男たち
講談社+α文庫
2016年のセ・リーグは、広島カープがぶっちぎりの強さで制覇した。そして、今を遡ること、41年前、最初の奇跡は起こった。カープ初優勝!1975年も神ってた!しかし、そこに至るまでの道のりは平坦ではなかった。「お荷物球団」「弱小暗黒時代」……そんなカープに一筋の光を与えた二人の投手がいた。外木場義郎と安仁屋宗八!多くの野球人に取材を敢行し、当時の奮闘の日々が鮮やかに蘇るノンフィクション。
2016年のセ・リーグのペナントレースは、広島カープがぶっちぎりの強さで制覇した。
そして、今を遡ること、41年前、最初の奇跡が起こった!
――広島カープ初優勝! 1975年も広島は神ってた!!
しかし、そこに至るまでの道のりは平坦ではなかった。
「お荷物球団」「弱小暗黒時代」……そんな、カープに一筋の光を与えた二人の投手がいた。
外木場義郎と安仁屋宗八、この二人と共に築いたカープの男たちの礎が、今の栄光につながる!
多くの野球人に取材を敢行し、当時の奮闘の日々が鮮やかに蘇るノンフィクション。

男はつらいらしい
講談社+α文庫
ある男性は、結婚できない理由を自己分析した後、自分を選んでくれない女性たちへの恨みを一気に爆発させた。ある男性は、急に押し黙ったかと思うと、朝「立たない」衝撃について目を潤ませながら訴えた。女性や高齢者の活躍ばかりが取り沙汰される世の中で、働き盛りの男たちが抱え込んだ痛みに、女性ジャーナリストが体当たりのインタビューで切り込んだ話題作。登場する男性たちは身近にいる。あるいはあなた自身であるかも。

マイルス・デイヴィスの真実
講談社+α文庫
2016年は帝王マイルス・デイヴィスの生誕90年イヤー。自伝映画『マイルス・アヘッド』も近日公開。マスコミ嫌いで有名だったマイルスに最も近づいた日本人による真実の声の数々。本人へのインタビューと関係者100人以上の証言で綴る「決定版マイルス・デイヴィス物語」が待望の文庫化!「それなら誰にも書けない本を書けよ。なにしろ俺のことは、ずいぶん間違って伝えられているからな」――マイルス・デイヴィス
「それなら誰にも書けない本を書けよ。なにしろ俺のことは、ずいぶん間違って伝えられているからな。」――マイルス・デイヴィス
マスコミ嫌いで有名だったマイルスに最も近づいた日本人ジャズ・ジャーナリストによる真実の声の数々。マイルス本人への20回近くにおよぶインタビューと関係者100人以上の証言によって綴られた「決定版マイルス・デイヴィス物語」が待望の文庫化!
平野啓一郎氏(小説家)による解説「偉大さと親近感と」収録。
2016年はジャズの帝王マイルス・デイヴィスの生誕90年イヤー。1970年代に一時音楽界から引退し1979年カムバックするまでのマイルスを描いた映画『MILES AHEAD マイルス・デイヴィス 空白の5年間』も12月23日より全国公開。

マルクスが日本に生まれていたら
講談社+α文庫
海賊とよばれた男・出光佐三が、自らの「和」の思想を大いに語り、社員たちと正面から本音の議論を激しくぶつけあった、その熱い記録、ここに文庫化。社員は家族、非上場でよい、タイムカードはいらない――「人間尊重」を理念に掲げ、出光興産を一代で築いた稀代の企業家は、マルクスの思想は自分と同じ地点を目指していると語った。その理念が、ふたたび読まれる時がきた!
海賊とよばれた男・出光佐三が、自らの「和」の思想を大いに語り、社員たちと正面から本音の議論を激しくぶつけあった、その熱い記録、ここに文庫化。
社員は家族、非上場でよい、タイムカードはいらない――「人間尊重」を理念に掲げ、出光興産を一代で築いた稀代の企業家は、マルクスの思想は自分と同じ地点を目指していると語った。その理念が、ふたたび読まれる時がきた!

アラビア太郎
講談社+α文庫
その男、山下太郎は、満州で莫大な財産を築くも、敗戦ですべてを喪った。しかし、戦後復興の核心となる石油を欧米制に依存している現実を危惧し、69歳でアラビア石油を創業。世間から“山師”と揶揄されながら、中東で「日の丸油田」を見事打ち立てた――。日本近代興亡の中で成功と没落、再興を成し遂げた、忘れられた破格の豪傑・山下太郎を、『天皇の料理番』著者が描ききる!

サ道 心と体が「ととのう」サウナの心得
講談社+α文庫
灼熱の小部屋と、冷厳な水風呂が、なぜかくも人を魅了し続けてきたのか? 大人だけが知る、その悦びと秘儀を、鬼才マンガ家が描ききる、スーパー・リラックス・コミック・エッセイ。サウナ・セッションによる心地よさを、「ととのう」と表現することを世に知らしめ、「ロウリュ」サービスがひろまるきっかけともなった、平成のサウナブームの立役者による、究極のサウナ体験記。さあ、サウナの道=サ道の深奥を知れ!
灼熱の小部屋と、冷厳な水風呂が、なぜかくも人を魅了し続けてきたのか? そこには、大人だけが知る、悦びと秘儀があるのだ! 圧倒的かつ恍惚的な「快」をもたらす本当のサウナの楽しみ方を、鬼才マンガ家が自らの体験を語りながら、誰にもわかりやすく伝授する、スーパー・リラックス・コミック・エッセイ。
さて、本書の、そして著者の訴えることの眼目は「メインディッシュは水風呂」ということである。著者曰く、「釈迦は35歳のとき、菩提樹の木の下で外気浴により"ととのった"とされるが、その少し前、リラジャン川の冷たい水で沐浴していたことに私は注目したい」。
サウナ・セッションによる心地よさを、「ととのう」と表現することを世に知らしめ、「ロウリュ」などの本場フィンランドサウナのサービスが全国にひろまるきっかけのひとつともなった、平成のサウナブームの立役者による、究極のサウナ体験記。
さあ、すべての日本人よ、サウナの道=サ道の深奥を知れ!

逆説の生き方
講談社+α文庫
東大生・京大生に一番読まれた本の著者が、幸福にとって何が欠かせないか明快に伝授。いわく「前列人間より後列人間になれ。自己宣伝しないとと思うのは浅い考え」「知識がありすぎると考える力がつかない」「傷ついたリンゴは甘い。コンプレックスや苦労をどうとらえるかが大事」ほか、豊富なエピソードをユーモアもときに交えて紹介。外山先生が導きだす逆転の価値観こそ、本物の「生きるための方程式」です。
ミリオンセラー『思考の整理学』の著者、知の巨人による初の幸福論!
東大生・京大生に一番読まれた本の著者である外山滋比古氏が、自らの経験や古今東西の実例から、幸福にとって何が欠かせないか明快に教えてくれます。
いわく「前列人間より後列人間になれ。自己宣伝しないと生きていけないと思うのは浅い考え」「人が生きるのに必要なのは考える力。知識は考える力の邪魔」「傷ついたリンゴは甘い。コンプレックスや苦労をどうとらえるかが大事」。コンプレックスや苦労をどうとらえるかが大事」「会社を辞めることも悪くない」「『どうせ』と思う人はあらゆる幸せから遠のく」「一人前の人間が備えるべき心の機微」などなど。
自身のマイナス経験がどれほどプラスだったかをはじめ、豊富なエピソードをユーモアもときに交えて紹介。外山先生が導きだす逆転の価値観こそ、本物の「生きるための方程式」です。

完全版 猪飼野少年愚連隊 奴らが哭くまえに
講談社+α文庫
昭和30年代、大阪・猪飼野――当時一千余人の構成員を擁したといわれる“明友会”は、猪飼野がうみだした朝鮮人愚連隊だった。しかしその明友会は、昭和35年、山口組との抗争に敗れ壊滅。三丁目長屋に住む十代のノブオ、ヒウォン、ミツアキ、ヨーカ、わたし、そしてリーダー格の百番地のマサオたちは、時代と地域の色濃い空気に翻弄され影響を受けながら、やがてそれぞれの道を突き進んでいく。
昭和30年代、大阪・猪飼野――在日朝鮮人密集地は、愚連隊とやくざ組織が跳梁する地域でもあった。当時一千余人の構成員を擁したといわれる“明友会”は、猪飼野がうみだした朝鮮人愚連隊だった。しかしその明友会は、昭和35年、山口組との抗争に敗れ壊滅。
三丁目長屋に住む十代のノブオ、ヒウォン、ミツアキ、ヨーカ、わたし、そしてリーダー格の百番地のマサオたちは、時代と地域の色濃い空気に翻弄され影響を受けながら、やがてそれぞれの道を突き進んでいく。昭和ノスタルジー・ノンフィクションの傑作!

日本女性の底力
講談社+α文庫
80、90歳になっても、現役。自分の仕事を愛し、生涯を打ち込んだ27人の女性たちの、痛快インタビュー集。戦後の混乱を生き抜き、世の中の移り変わりをその目で見たからこそ伝えたい話。80余年の時間で、気付いた真理。生きることの醍醐味、ピンチと辛苦の乗り越え方――生き方に迷った時、あなたに寄り添い勇気をくれる、強く、凛々しい、人生指南書!
日本の文化を牽引した、各界を代表する女性27人の仕事論、人生論。
インタビュー時、80歳,90歳以上の大御所たち。女が不自由にしか生きられなかった時代に、辛苦を経て一線で生き抜いたエネルギーの源は、どこにあったのか?
がんばって生きた先に、得たものは何だったのか?
その、穏やかで美しい顔は、どうやって作られたのか?
人生の先駆者たちの経験談から、「幸福とは」「自由とは」「エイジレスに生きる極意」を尋ねる書。

大宰相 田中角栄 ロッキード裁判は無罪だった
講談社+α文庫
誰が角栄を葬ったのか!? 現職首相の犯罪という前代未聞の事件となり、国民を騒然とさせたロッキード疑惑。しかしその裏には、日本のエネルギー自立を願う田中角栄と、それを苦々しく思うアメリカとの壮絶な駆け引きがあった。転々とする証言の中に見出したロッキード事件の真実とは何か? 「地球の彫刻家」たらんとして、ついには政界の頂点に立った田中角栄の権力構造を明らかにする、著者26年間にわたる角栄追究の総決算!
金権政治の弾劾、最高裁で有罪判決を受けた賄賂事件の真相に迫る!! 誰が角栄を葬ったのか!?
現職首相の犯罪という、前代未聞の事件となり、国民を騒然とさせたロッキード疑惑。しかしその裏には、日本のエネルギー自立を願う田中角栄と、それを苦々しく思うアメリカとの壮絶な駆け引きがあった。転々とする証言の中に見出したロッキード事件の真実とは何か? 「地球の彫刻家」たらんとして、ついには政界の頂点に立った田中角栄の権力構造を明らかにする、著者26年間にわたる角栄追究の総決算!

貧乏大名“やりくり”物語 たった五千石! 名門・喜連川藩の奮闘
講談社+α文庫
足利将軍家末裔にして、名目上は徳川将軍の臣下ではなく客分。しかし、家柄は高くても、石高は泣いても笑っても、たった五千石。大大名ですら経営苦にあえいだ江戸時代、喜連川藩の財政は火の車だった。それでも、領地を愛し、領民を慈しみ(増税はするけれど)、誇り高き代々の当主「御所様」は、あの手この手で金を稼ぎ、藩を明治まで長らえさせた。涙ぐましきその奮闘ぶりを見よ!

小沢一郎 淋しき家族の肖像
講談社+α文庫
「日本の為にならない人間とわかり離婚いたしました」(妻・和子の手紙)妻・和子の「離縁状」をスクープした著者による衝撃ノンフィクション。妻と三人の息子は、なぜ小沢のもとを去ったのか。隠し子と愛人の存在、父・佐重喜との確執、母・みちの溺愛……。家族の亀裂――。それが「政治家・小沢」崩壊の引き金だった。
「日本の為にならない人間とわかり離婚いたしました」(妻・和子の手紙)
妻・和子の「離縁状」をスクープした著者による衝撃ノンフィクション。妻と三人の息子は、なぜ小沢のもとを去ったのか。隠し子と愛人の存在、父・佐重喜との確執、母・みちの溺愛……。
家族の亀裂――。
それが「政治家・小沢」崩壊の引き金だった。

思考のレッスン 発想の原点はどこにあるのか
講談社+α文庫
小学校で落ちこぼれだった薫少年は、法学部に入学するが、物理学の面白さに目覚め、物理学科へ学士入学。そこで盟友・茂木健一郎と出会う。ところが二人とも大学院の試験に失敗し、それぞれの道を歩み始めることに…。一芸に秀でるのではなく多芸であったからこそ、いまの自分たちがある。彼らの発想の原点を赤裸々に語り明かす。凸凹コンビの人生指南。さあ、今日から「思考のレッスン」をはじめよう!

ザ・粉飾 暗闘オリンパス事件
講談社+α文庫
オリンパスは金融プロ集団に食い尽くされる寸前だった! 内部告発者の協力を得て、たった一人で疑惑を追及し、海外ファンドを巧妙に利用した壮大な粉飾スキームの全貌を暴露。不正の温床はどこにあったのか? ジャーナリズムの真価を示した経済ノンフィクション!
粉飾に群がる闇の人脈。オリンパスは金融プロ集団に食い尽くされる寸前だった。
編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞「大賞」を受賞!
その奇妙なM&A情報は、友人との何気ない会話からもたらされた。小さな3つの会社を買うのにオリンパスが数百億ものカネを払ったというのだ。これはきっと何かある。調査は静かに始まり、やがて途方もない秘密を堀り当てた。代々の経営トップがひた隠しにしてきた巨額損失、そして巧妙極まる損失穴埋めのスキームを描いた指南役たちの存在。月刊誌に発表した記事を引き金に捜査当局が動き、前会長ら7人が逮捕された。
ジャーナリズムの真価を示した経済ノンフィクション!