講談社+α新書作品一覧

ゆがんだ正義感で他人を支配しようとする人
講談社+α新書
友人、上司、同僚、マンションの隣人、ご近所……一見したところ、親切そうに見えるのに、付き合っていくと徐々に豹変し、自分の一方的な思いを実現させるべく周囲を利用し始める、そんな“危ない人”が増えています。気づかずにそのテリトリーに入るととんでもない目に遭うことになる。なぜいま、そんな危険なパーソナリティの人が増えているのか、見抜く方法や対処法はあるのか。心療内科医としてサポートに当たる医師が教示。
一見したところ、まともでやさしそうに見えるのに、付き合っていくと徐々に豹変し、自分の一方的な思いを実現させるべく周囲を利用し始める、そんな“危険な”人が増えています。
友人、職場の上司、同僚、マンションの隣人、ご近所……「彼ら」はいつでもどこにでも存在していて、気づかずにそのテリトリーに入るととんでもない目に遭うことになります。なんとなく「危ない人」とは感じながらも、精神的な問題を抱えているというわけでなさそうで、世間的には「普通の人」で通っているため、日常生活や仕事の中で付き合わざるを得ない。しかし、その先に待っているのは恐ろしい体験だけ──。
なぜいま、そんな“危険な”パーソナリティの人が増えているのか、見抜く方法や対処法はあるのか。心療内科医として、日々“危険な”人々の被害者たちのサポートに当たる気鋭の医師が教示する、危ない隣人から逃れる方法。

SNS時代の文章術
講談社+α新書
SNS時代に必要な文章術とは? 短くて、しかも絵文字が出てくる文章を書くのは容易だ。それよりも、誰もが短い文章を書く時代になったからこそ、長くても、わかりやすい文章にすればいい。語彙を増やし、句読点を減らし、それでいて読みやすい文章を書くことが、これからのビジネスパーソンにとっては絶対に必要になってくる。
筆者は1通の手紙でポール・マッカートニーを口説き落とした男
「文章力ゼロ」からプロの物書きになった筆者だから書けた「21世紀の文章読本」。
(本書に登場する名文家)
村上春樹氏、山本周五郎氏、井伏鱒二氏、茨木のり子氏、川上弘美氏、酒井順子氏、志水辰夫氏・・・・・・・ほか
(本書の主な内容)
SNSのプロが気づいたこと
文章がどんどん短くなっている!
オーガニックな文章の書き方とは
わたしをプロにした編集者の指導法
沢木耕太郎さんの教え
「詩を読む」のが文章上達の近道
孫正義「17歳の企画書」
ユニクロ柳井正氏の「檄文」に学ぶ
まるでダメな謝罪文の例
頭のなかの映像を説明するように
(本文より)
さて、ここまでSNSの投稿、メッセージに出てくる文章の特徴を挙げた。
だからといって、わたしは特徴に合わせて漢字を少なくしよう、句読点を増やそうなどと言いたいのではない。
むしろ逆だ。ここがこの本の大事なところだ。
短くて、しかも絵文字が出てくる文章を書くのは容易だ。それよりも、誰もが短い文章を書く時代になったからこそ、長くても、わかりやすい文章にすればいい。語彙を増やし、句読点を減らし、それでいて読みやすい文章を書くことが、これからのビジネスパーソンにとっては絶対に必要になってくる。

男が働かない、いいじゃないか!
講談社+α新書
「朝起きて、”会社行きたくないなあ”と考えるのは、正常な思考回路です!」「無職は恥ずかしくありません」「男なら夢を追いかける!? 止めときなさい」雑誌・テレビ・ラジオ・ネットニュースのコメンテイターに出演多数の人気大学教員による、若手ビジネスマンへの心安まるアドバイスの数々! これぞ新しいビジネスマンのバイブル!
「朝起きて、”会社行きたくないなあ”と考えるのは、正常な思考回路です!」
「無職は恥ずかしくありません」
「男なら夢を追いかける!? 止めときなさい」
雑誌・テレビ・ラジオ・ネットニュースのコメンテイターに出演多数の人気大学教員による、若手ビジネスマンへの心安まるアドバイスの数々!
働き過ぎ、結婚難、など男性ゆえに抱える問題、生きづらさを解きほぐす「男性学」。
こんな視点から、多くの若者が抱える悩みや諦めに、ときに厳しく、ときに優しく、救いの手をさしのべます。
これぞ新しいビジネスマンのバイブル!!

阪神タイガース「黒歴史」
講談社+α新書
圧倒的な人気と実力を誇りながら、日本一は80年の歴史でわずか1回。くり返されるトラブルと対立の「お家騒動」。「伝説の虎番」と呼ばれ、デイリースポーツ元記者である著者が、阪神タイガースの数々のお家騒動から敗北、思わず涙を誘う逸話まで、その目で見た「黒歴史」の裏まで全部書く!負け続けながら、ファンの心を掴んで放さない阪神タイガースの魅力がわかる一冊。
圧倒的な人気と実力を誇りながら、日本一は80年の歴史でわずか1回。くり返されるトラブルと対立の「お家騒動」。
「伝説の虎番」と呼ばれ、デイリースポーツ元記者である著者が、阪神タイガースの数々のお家騒動から敗北、思わず涙を誘う逸話まで、その目で見た「黒歴史」の裏まで全部書く!
負け続けながら、ファンの心を掴んで放さない阪神タイガースの魅力がわかる一冊。

ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」
講談社+α新書
ラグビー日本代表メンタルコーチとして、ワールドカップの快進撃を支えた筆者の初著作。五郎丸のあのポーズは、どうして生まれたのか。何の意味があるのか。二人三脚で「ルーティン」を作りあげた筆者だから書ける秘話がいっぱい。最新のスポーツ心理学から導き出された「メンタルの鍛え方」は、アスリートはもちろん、一般社会で働く人にもきっと役立つだろう。
「荒木さんがいなければ、僕のルーティンは完成しなかった」(五郎丸歩)
ラグビー日本代表メンタルコーチとして、ワールドカップの快進撃を支えた筆者の初著作。五郎丸のあのポーズは、どうして生まれたのか。何の意味があるのか。
二人三脚で「ルーティン」を作りあげた筆者だから書ける秘話がいっぱい。
最新のスポーツ心理学から導き出された「メンタルの鍛え方」は、アスリートはもちろん、一般社会で働く人にもきっと役立つだろう。

数字・データ・統計的に正しい日本の針路
講談社+α新書
景気情勢、アベノミクス、格差社会、消費税増税、金融緩和、集団的自衛権、欧州危機、南シナ海問題、中国経済、TPP、橋下府政……日本を悩ます上記の諸問題に対し、数字・データ・統計を駆使して定説をぶった切り、「正解」を導く。タカハシ教授・痛快無比の時事エッセイ。「現代ビジネス」人気No.1連載が待望の書籍化!
景気情勢
アベノミクス
格差社会
消費税増税
金融緩和
集団的自衛権
欧州危機
南シナ海問題
中国経済
TPP
橋下府政
日本を悩ます上記の諸問題に対し、
・・・・・・数字・データ・統計を駆使して定説をぶった切り、
「正解」を導く。タカハシ教授・痛快無比の時事エッセイ。
「現代ビジネス」人気NO1連載の書籍化

男が選ぶオンナたち 愛され女子研究
講談社+α新書
今すぐ理想の恋人ができると評判のセミナーを一冊に。言葉、しぐさ、リアクションをちょっと変えるだけで、お金も時間もかけず、一瞬で「愛され女子」になる!愛される女性たちの特徴と、男性心理を分析し、「男性が手放さない女になるテクニック」を解説します。
今すぐ理想の恋人ができると評判のセミナーを一冊に!
1万人の女性をモテ女子に変えた、元芸能プロ社長が教える、「男性が手放さない女性になるテクニック」。
あらゆるシーンでモテてたい人、必読!!
言葉、しぐさ、リアクションをちょっと変えるだけで、お金も時間もかけず、一瞬で「愛され女子」になる!
愛される女性たちの特徴と、男性心理を分析し、「男性が手放さない女性になるテクニック」を解説します。

血液をきれいにして病気を防ぐ、治す 50歳からの食養生
講談社+α新書
各界で活躍する人々が、50代、60代で、「まだこれから」という時に若くして亡くなる事例が目立っています。医学が発達した今、なぜ? 自然医学の最高権威である著者は、現代日本人の「血液の汚れ」を指摘します。そのため細胞が機能不全を起こし、あまたの病気の原因になっているというのです。医学に見捨てられた幾多のがん患者を救ってきた著者による新時代の食養生のすすめ!
各界で活躍する人々が、50代、60代で、「まだこれから」という時に若くして亡くなる事例が昨今目立っています。医学が発達し、健康への意識が高まり、「がん」ですらかなり治るようになってきているといわれるのに、なぜ「早すぎる死」はなくならないのでしょうか。
日本の自然医学の最高権威であり、長年にわたり世界中の秘境・長寿郷の調査を重ねてきた著者は、現代日本人の「血液の汚れ」を指摘します。肉食、化学調味料、さまざまな加工品、間違った健康・医学情報に踊らされ、歪んだ食生活を続けた結果、血液が汚れ、細胞が機能不全を起こし、あらゆる病気を招きよせてしまっているといいます。
高齢化が進む中、病院に行っても治らない人、何十錠ものクスリを処方され、かえって不健康になる人も増えています。お茶の水クリニックを開業して以来、西洋医学に見捨てられた数知れないがん患者を救ってきた著者が、私たちの勘違いと誤りをただし、細胞から健康になり、人生をまっとうするための方法を教示します。

インドと日本は最強コンビ
講談社+α新書
著者がベストセラー『すごいインド』で知れ渡らせたインド人の優秀さ――マイクロソフトCEOも、ハーバードビジネススクール学長も、ドイツ銀行共同CEOも、そして日本のソフトバンクも、世界的組織のトップには、インド出身者が座る。たしかにインドは世界有数のグローバル人材大国だ。しかし、同国最高のエリート大学を卒業した天才コンサルタントの著者は、「実は日本人と日本的組織のほうが断然すごい!」という
著者がベストセラー『すごいインド』で知れ渡らせたインド人の優秀さ――マイクロソフトCEOも、ハーバードビジネススクール学長も、ドイツ銀行共同CEOも、そして日本のソフトバンクも、世界的組織のトップには、インド出身者が座る。
たしかにインドは世界有数のグローバル人材大国だ。しかし、同国最高のエリート大学を卒業した天才コンサルタントの著者は、「実は日本人と日本的組織のほうが断然すごい!」という。
日本の未来は明るい、その必然の理由に迫る!!

OTAKUエリート 2020年にはアキバカルチャーが世界のビジネス常識になる
講談社+α新書
世界を動かす日本発のネットミームオックスフォード卒の筋金入りオタクが描く、まったく新しい「日本文化最強論」
世界を動かす日本発のネットミーム
オックスフォード卒の筋金入りオタクが描く、まったく新しい「日本文化最強論」
オックスフォードにもいたアキバカルチャーのファンたちは、2020年前後から社会の第一線に立つ年齢になる。キャリアを積み、影響力をつけ、グローバルエリートとなる者も現れるだろう。超知日派「OTAKUエリート」の誕生だ。
実は、「OTAKUエリート」はすでに現れ始めている。2014年、バーチャルリアリティー機器を開発するシリコンバレーのベンチャー企業の創業者が「アキバカルチャーはバーチャルリアリティー技術の普及に重要だ」と公言し、日本に特別優先出荷するという出来事があった。また、アキバカルチャーを入り口に来日し、そのまま国内で起業する外国人もいる。(「はじめに」より抜粋)
主な内容
●世界で続出するアキバエリート
●オックスフォードと秋葉原
●みんなでニコカラやらないか
●サイバーカルチャーの歴史
●国境なき「ネットミーム」
●2ちゃんねるからアラブの春へ
●アニメとゲームの日本語講座
●アキバカルチャーが必須教養に
●世界の「おまいら」と付き合い方
●「萌え」の国に世界が寄せる期待

中国が喰いモノにするアフリカを日本が救う 200兆円市場のラストフロンティアで儲ける
講談社+α新書
広大な未開の地下に眠る鉱物資源、10億人以上の巨大市場、年平均5パーセント以上の経済成長……先進国が生き残りを賭けて進出・協力を望む”ラスト・フロンティア”アフリカ太陸。日本がその果実を得るためになすべきことは何か?その果実を強奪しようとする競合国、とくに中国をしのぐための知恵とは何か? 日本の未来を約束するアフリカとのビジネススキームをアフリカと日本、二つの祖国を持つ「侍」が伝授する!

GDP4%の日本農業は自動車産業を超える
講談社+α新書
2015年11月に発表される「農業センサス」で明らかになる衝撃の事実――日本の農地は急速な勢いで大規模化され、生産効率も急上昇、そして輸出産業になる! すると農業と食のGDPを合わせた20兆円は、12兆円の輸送用機械(自動車製造業)よりも大きくなり、インターネット産業や金融・保険業に肩を並べる規模――GDPは500兆円なので、農業が全体の4%を占める計算となり、農業は基幹産業に!!
2015年11月に発表される「農業センサス」で明らかになる衝撃の事実! 日本の農地は急速な勢いで大規模化され、生産効率も急上昇……輸出産業となる!!
日本経済団体連合会(経団連)も2015年1月1日、発表した政策提言『「豊かで活力ある日本」の再生』で、農業と食のGDPを合わせて20兆円増やせるとした。これは12兆円の輸送用機械(自動車製造業)よりも大きく、インターネット産業や金融・保険業に肩を並べる規模――日本のGDPは500兆円なので、農業が全体の4%を占める計算になる。
「コメ農家は儲けてない振りをしているだけですよ」「本気でやっている専業農家はきちんと儲かっている」など、日本中の農業の現場を取材した渾身のレポートは、我々に勇気を与える。日本の農業は基幹産業だ!

会社という病
講談社+α新書
生き苦しいのは会社のせいだ!! 会社に残る制度や慣習、風土にルール。人生の諸悪の根源をまとめて江上のアニキが一刀両断!」
生き苦しいのは会社のせいだ!
●人事・・・そんなに偉いか東大卒
●出世・・・昇進イコール幸せとは限らない
●派閥・・・持病と思って付き合おう
●上司・・・バカ上司とは大声で戦え
●左遷・・・人事に左遷なし
●会議・・・会議の9割はムダである
●残業・・・上司の無能のバロメーター
●定年・・・経営者にこそ厳格な定年を
●根回し・・・不毛なようで意外な利点
●社長・・・会社の生死を決めるヒト
ほか
会社に残る制度や慣習、風土にルール。
人生の諸悪の根源をまとめて一刀両断!

終わりで大きく儲かる「つみたて投資」
講談社+α新書
ここ数年は株式市場も比較的好調でしたので、、毎月のつみたて投資を始めた人の多くが黒字になっていることでしょう。定期的に自宅に送られてくる投資の「運用報告書」を見て一喜一憂する姿も見受けられます。しかし、ちょっと待ってください。つみたての「序盤」「中盤」の赤字・黒字はあまり意味がないのです。大切なのは「終盤」です。なぜなら、つみたて投資は「終盤」にこそ、大きく儲けるチャンスが来るからです。
確定拠出年金やNISAの制度発足により、老後のための「じぶん年金」作りが盛んになってきました。ここ数年は株式市場も比較的好調でしたので、毎月のつみたて投資を始めた人の多くが黒字になっていることでしょう。定期的に自宅に送られてくる投資の「成績表(運用報告書)」を見て一喜一憂する姿も見受けられます。
しかし、ちょっと待ってください。つみたての「序盤」「中盤」の赤字・黒字はあまり意味がないのです。大切なのは、つみたての「終盤」です。なぜなら、つみたて投資は「終盤」に大きく儲けるチャンスが来るからです。「では、最後に下がってしまったら損をするのでは?」という疑問や不安にも、丁寧にお答えします。
これまで書籍では説明されることのなかった、この「終盤の威力」を、具体的なシミュレーションを交えながら解説します。

ネオ韓方 女性の病気が治るキレイになる「子宮ケア」実践メソッド
講談社+α新書
ペ・ヨンジュンと共演のテレビCMが韓国で大きな話題になった「ミス・コリア」の韓方医、韓国人女性の美しさと健康の秘密を徹底解説! 韓流スターたちの肌の美しさの秘密は、「子宮ケア」にあった!! 漢方よりも韓方が日本人にはピッタリ、女性の病気が治るキレイになる実践メソッドを初公開!
ペ・ヨンジュンと共演のテレビCMが韓国で大きな話題になった「ミス・コリア」の韓方医、韓国人女性の美しさと健康の秘密を徹底解説! 韓流スターたちの肌の美しさの秘密は、「子宮ケア」にあった!!
漢方よりも韓方が日本人にはピッタリ、女性の病気が治るキレイになる実践メソッドを初公開!

なぜヒラリー・クリントンを大統領にしないのか?
講談社+α新書
大本命・民主党のヒラリー・クリントンは、プライベートメール問題、クリントンファンド問題を乗り越え、「ヒラリー・ヘイター」たちに足元を掬われることなく、女性初の米大統領の座に就けるのか。共和党は、暴言を連発するドナルド・トランプが勝つか、ジェブ・ブッシュがレースを勝ち抜き、ブッシュ家vs.クリントン家の戦いが再び繰り広げられるのか。在NY40年の著者が語る、日本人が知らない大統領選挙の真実!
ニューヨーク在住40年を超えるジャーナリストである著者は、その期間を通して誰よりも詳しくアメリカ大統領選挙をウォッチし続け、また時に関与してきました。
選挙人選挙方式であるとはいえ、限りなく直接選挙に近い形で「自分たちの手でリーダーを選ぶ」大統領選挙を勝ち抜けるのは、1.強烈なエゴを持ち、2.ファンドレイジングができ、3.雄弁家であり、4.体力があり、5.効果的な戦略と戦術を立てることができ、6.ライバルとの「ラベル貼り」競争を突破する精神力と雄弁さを兼ね備え、7.マイノリティの支持を取り付けることのできる人物だけだ、と著者は言います。
2016年大統領選挙の大本命・民主党のヒラリー・クリントンは、国務長官時代のプライベートメール問題、クリントンファンド問題を乗り越え、「ヒラリー・ヘイター」たちに足元を掬われることなく、女性初の米大統領の座に就けるのか。暴言を連発する共和党のドナルド・トランプが対抗馬になるのか、ジェブ・ブッシュが党内レースを勝ち抜き、ブッシュ家vs.クリントン家の闘いを再び繰り広げるのか。
ヒラリーにフォーカスしながら、日本人の知らない大統領選挙の真実、現地のダイナミズムを伝えつつ、安保法案に揺れた日本の行く末をも左右する一大イベントの読み解き方を語ります。

ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒
講談社+α新書
三島は時代のいかがわしさに吐き気を覚えていた。なぜ今の日本はおかしくなったのか? なぜ世の中バカばかりなのか? そういう疑問を持ったとき、三島が残した厖大な量の評論は非常に参考になります。だから、三島の言葉を振り返りながら、今の世の中、ひいてはわれわれの思考の土壌について考えてみようというのが本書の趣旨です。
近代大衆社会がどのような形で暴走し、どのような形で行き詰まるのか(中略)その兆候をすばやく察知し、わが国の現状に警告を発したのが、作家の三島由紀夫(一九二五~七〇年)です(中略)三島は自衛隊市ヶ谷駐屯地でクーデターを促し、割腹自殺しています。(中略)
三島は時代のいかがわしさに吐き気を覚えていた。
なぜ今の日本はおかしくなったのか?
なぜ世の中バカばかりなのか?
そういう疑問を持ったとき、三島が残した厖大な量の評論は非常に参考になります。
だから、三島の言葉を振り返りながら、今の世の中、ひいてはわれわれの思考の土壌について考えてみようというのが本書の趣旨です。(「はじめに」より抜粋)

中国経済「1100兆円破綻」の衝撃
講談社+α新書
「中国経済は、いったいどうなってしまうのか?」実はこうした質問に対する「回答」を、2015年の「国慶節」(10月1日の建国記念日)の直前に、中国政府自身が作っている。国務院(中央官庁)で財政分野と投資分野をそれぞれ統括する、財政部と国家発展改革委員会の官僚たちが、共同でまとめたとされる〈中国経済の近未来予測〉なるものの内容が漏れ伝わってきている。それは一言で言えば、悲観的な未来予測だった。
「中国経済は、いったいどうなってしまうのか?」
実はこうした質問に対する「回答」を、2015年の「国慶節」(10月1日の建国記念日)の直前に、中国政府自身が作っている。中国国務院(中央官庁)で財政分野と投資分野をそれぞれ統括する、財政部と国家発展改革委員会の官僚たちが、共同でまとめたとされる〈中国経済の近未来予測〉なるものの内容が漏れ伝わってきている。それは一言で言えば、悲観的な未来予測だった。
まず短期的には、生産過剰、(不動産や株式などの)資産価格バブルの崩壊、地方政府債務の増大という「三大要因」によって、中国経済がかなり深刻な状態に陥るだろうと予測している。
この危機的状況から脱却する最も望ましい方策は、中国経済を牽引する「三頭馬車」と言われる輸出、投資、消費のうち、消費を伸ばすことである。実際、2014年のGDPにおける消費が占める割合は、51・9%と過半数を超えた。だが経済の悪化に伴い、国民の消費は、今後頭打ちになると見込まれる。また輸出も、世界同時不況の様相を呈してきているため、急回復は望めない。そうなると中国経済は結局、政府主導の投資に頼らざるを得ない。
しかしながら、経済は下降傾向にあり、資産価格バブルは崩壊し、利率は高く、政府が全国に下達する各種通達は矛盾に満ちている。これらがすべて、投資を抑制する要素として働くため、投資を増大させることもまた、困難だとしている。実際、2015年上半期の固定資産投資は、前年同期比で11・4%増加しているものの、その前年の15・7%増に比べて増加の幅は後退している。その結果、中国経済はこの先、かなりのレベルまで下降していくだろうというのが、中国政府の見立てなのだ。
さらに、経済の悪化が雇用の悪化を招く。2015年7月には、中国全土で749万人もの大学生が卒業したため、いまでさえ雇用は大変厳しい状況だ。
そのため、2016年-2020年の「国民経済と社会発展の第13次5ヵ年計画」では、GDPの目標については言及しないだろうとする見方が、中国政府内部で広がっている。高い目標を掲げても、単なる絵に描いた餅になる可能性が高いからだ。
(本文 まえがき「中国政府が自ら予測する『最悪の近未来』」より一部省略)

熟成・希少部位・塊焼き 日本の宝・和牛の真髄を食らい尽くす
講談社+α新書
200万人が選ぶ「肉フェス」4回連続総合優勝! 父親が牛の目利きで自身も牧場育ち、初の著書で、世の中のお肉の常識をいっきに覆す。「A5ランクは美味しさの指標ではない」「雄より雌牛こそ美味しい」ほか、熟成肉の選び方や希少部位を食べるならどれが美味しいか、著者独自のランキングを初公表。そのうえ、焼き方、肉と相性のいい食品やワインなども合わせて解説。
200万人が選ぶ「肉フェス」4回連続総合優勝!
国内外の有名店が出店するなか、シンプルな黒毛和牛のあぶり焼きに長蛇の列ができた。
その店のオーナーこそ自称お肉のヘンタイ・千葉祐士、本書の著者である。
本当に美味しい黒毛和牛を食べてもらいたいと、世の中のお肉の常識を本書で覆す。
和牛は今や世界的ブランド。そうなれた理由は、生産者が肉質と味をとことん追求してきたから。しかし近年、日本人を惑わすような情報が氾濫している。
「和牛の最高峰はA5ランク」「お肉をチルドで寝かせたら熟成肉になる」などなど。
霜降り肉離れも起きている。舌の肥えてきた日本人に、脂の美味しくない霜降り肉が敬遠されているのだ。
著者は、和牛の美味しさをもっと広め、和牛の生産をとおして日本を盛り上げたいと考えている。そこでまず、父親が牛の目利きで自身も牧場育ち、肉フェス連続総合優勝という実績をもつ著者が、これまで知られてこなかった、うまい肉に出会うための情報を知らせる。雄より雌牛こそ美味しいといった和牛の選び方を教えるほか、熟成肉の選び方や希少部位を食べるならどれが美味しいか、著者独自のランキングを初公表。そのうえ、焼き方、肉と相性のいい食品やワインなども合わせて解説。
和牛だけをとっても食のバリエーションがこんなに大きく広がるのかと驚くはず。
そこで最終章では、著者が和牛をとおして行っている地方の活性化に触れる。日本の将来に和牛が果たす役割は予想以上に大きいのだ。

嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本
講談社+α新書
産科医にしてジャズピアニスト。「週刊モーニング」の人気連載漫画「コウノドリ」には、モデルがいた! 嫁ハンが妊娠して、その「扱い」に戸惑っているダンナ必読。つわりってどんなだ? 予定日っていつのことだ? 何に気を付ければいいんだ? そんな妊娠・出産にまつわるイロハを実在のコウノドリが、関西弁も交えてユーモラスに、時に厳しく教え諭します。ものわかりの悪いダンナには嫁ハンが是非一冊買ってプレゼントを!?
産科医にしてジャズピアニストという異色のキャラクターを主人公に、妊娠・出産をテーマにしながら、男性漫画誌で大人気を博す連載「コウノドリ」。実は、この主人公には大阪の周産期医療センターに実在のモデルがいた! 本書はそのモデルとなった産科医自らが語り下ろした、ダンナのための妊婦とのつき合い方のバイブルです。嫁ハンのことはいたわってやりたいとは思っていても、仕事が忙しい、そもそもつわりのことも予定日のなんたるかも、妊娠・出産のリスクもほとんどわかっていない、そんなダンナさんのために、豊富な臨床経験から数多くの赤ちゃんとその両親に接してきた著者が、時に絶妙な関西弁も交えつつ、やさしく、厳しく教えます。
本書の刊行と時期を一にして、TBS系列全国ネットでは、原作漫画「コウノドリ」が、綾野剛主演、星野源、吉田羊、大森南朋など豪華キャストで連続ドラマ化。読めば目からうろこが落ちるほどに役に立ち、原作漫画やドラマもますます楽しめる一冊です!