星海社新書作品一覧

『名探偵ポワロ』完全ガイド
星海社新書
ドラマ『名探偵ポワロ』を英国ヴィクトリア朝&メイド文化研究者が徹底ガイド!
"ミステリーの女王"アガサ・クリスティーが、作家生涯の大半をかけて書いた名探偵エルキュール・ポワロ。彼の活躍を記す原作小説をドラマ化した『名探偵ポワロ』は、1989年から2013年のなんと24年にわたって放映。英国のみならず日本も含む世界各国でも親しまれ、英国における最多海外放映されたテレビドラマとなりました。本書はその全70話を徹底ガイド! 英国文化研究者の視点から、『名探偵ポワロ』を熱愛っぷりを覗かせながらご紹介します。まだ見ぬ視聴者の方も、視聴済みのファンの方も、『名探偵ポワロ』の味わい深い魅力を一緒に堪能しましょう!
*本書目次
はじめに
メインキャラクター紹介
第1-10話
column 1 家事使用人の制服
第11-20話
column 2 『名探偵ポワロ』と家事使用人
第21-30話
column 3 家事使用人は透明な存在なのか?
第31-40話
column 4 あなたの家はどんな家? 事件現場になった家
第41-50話
column 5 殺人は癖になる? 事件と動機
第51-60話
column 6 『名探偵ポワロ』の探偵像
第61-70話
あとがき
『名探偵ポワロ』全事件リスト

意識の低い自炊のすすめ 巣ごもり時代の命と家計を守るために
星海社新書
ムダな「意識の高さ」を捨てて自炊をラクに楽しく!
「手づくりこそ至高」「料理は母親がやるもの」……料理についてのこういう精神論、本当に意味ありますか? 世間から刷り込まれたムダな迷信を疑って、自分にとってラクでおいしいことだけを追求すれば自炊生活はもっと豊かになります。料理なんて好きな人がやればいいし、ムダに最初から作るより既製品にちょい足ししたほうがいいこともある。編集者として数々の食特集を作ってきた著者だからこそ語れる、権威を鵜呑みにせず真に必要なことだけを論じた超合理的な自炊論、ここに誕生!
自炊について悩んでいる方はもちろん、今まで自炊をしなかった方にも、巣ごもり時代の不況を生き抜くために必携の一冊!
*本書目次から抜粋
はじめに
コロナで分かった「自炊」の重要性
第1章 自炊はもっと手抜きしていい
第2章 楽すると自炊は楽しくなる
第3章 意識の低い料理人が最低限知っておくべきこと
第4章 自炊のための外食のすすめ
第5章 意識の低い合理的おすすめレシピ

「百合映画」完全ガイド
星海社新書
古今東西の「百合映画」300本。あなたはすべて、観尽くせるか?
女性同士の関係性を描く「百合」。大きな盛り上がりをみせるこのジャンルにおいて、スポットを当てられることが決して多いとはいえないのが、百合を題材にした映画、「百合映画」だ。古くは1930年代から現在に至るまで、地球上のあらゆる土地で、実写として、アニメーションとして……撮られ続けてきた百合映画。本書は、そんな百合映画300本以上を総覧する、いまだかつてない一冊である。取り扱う作品は、“王道の百合”や誰もが知る定番から、埋もれた名作、いっけん百合とは思われないだろうものまで多岐にわたる。本書を片手に、果てのない百合映画の世界に対峙し、どっぷりと浸かり、心ゆくまで味わってほしい。
装画:志村貴子
*本書目次
序 文
凡 例
Part. 1 日本編
Part. 2 海外編
Part. 3 アニメ編
あとがき
執筆者紹介

理系のための文章教室 もう「読みにくい」とは言わせない!
星海社新書
理系こそ文章力を磨くべきである
「理系は文章を書くのが苦手、文章力は文系の専売特許」、なんて誤解をしていませんか? 実は、理系と文系では、良いとする文章の質が違います。理系は、「正確に伝える」ことを一番に考えて文を書きます。ところが文系社会の日本では、「わかりやすくて読みやすい」文章が評価されがち。だから、理系の正確な文章は、「読みにくい=質が悪い」とバカにされてきたのです。この本では、読みやすさという感覚的な要素を、理系向けになるべく論理的に解説しました。科学の専門知を持つ理系に、わかりやすく発信する文章力が備われば、もう怖いものはありません。今こそ、理系が文章で文系社会を驚かせるときです。
*以下、本書目次から抜粋
はじめに
1章 文系社会における理系の境遇
2章 理系の文章、一文が長すぎる問題
3章 理系の文章、字面の圧が高すぎる問題
4章 理系の文章、なんか冷たいと言われてしまう問題
5章 もっと「読みやすい」と言われるための中級編テクニック集
6章 一目置かれよう! 上級編テクニック集
7章 直してみよう! 理系文章の実践的ブラッシュアップ例
あとがき

2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義
星海社新書
「君たちは、自分の力で、世の中を変えていけ!
僕は日本の未来に期待している。支援は惜しまない」
2019年8月に、病のため夭逝した瀧本哲史さん。ずっと若者世代である「君たち」に向けてメッセージを送り続けてきた彼の思想を凝縮した"伝説の東大講義"を、ここに一冊の本として完全収録する。スタジオ収録盤にはないライブ盤のように、生前の瀧本さんの生の声と熱量の大きさ、そしてその普遍的なメッセージを、リアルに感じてもらえると思う。さあ、チャイムは鳴った。さっそく講義を始めよう。瀧本さんが未来に向けて飛ばす「檄」を受け取った君たちは、これから何を学び、どう生きるべきか。この講義は、君たちへの一つの問いかけでもある。
目 次
第一檄 人のふりした猿にはなるな
第二檄 最重要の学問は「言葉」である
第三檄 世界を変える「学派」をつくれ
第四檄 交渉は「情報戦」
第五檄 人生は「3勝97敗」のゲームだ
第六檄 よき航海をゆけ
あとがきにかえて(星海社新書初代編集長 柿内芳文)
瀧本哲史全著作紹介

なぜオスカーはおもしろいのか? 受賞予想で100倍楽しむ「アカデミー賞」
星海社新書
知的好奇心を刺激する「アカデミー賞」へようこそ!
「アカデミー賞」ーーその授賞式は万人を魅了してやまない極上のエンターテインメントショーであり、上質な映画作品との出会いに満ちた祭典。本書は、映画会社に23年間勤務しながらアカデミー賞の受賞予想をし続けてきた著者が、歴代の授賞式における心震える名スピーチや驚天動地のハプニングなど選りすぐりのエピソードを紹介しつつ、誰にでもできる受賞予想テクニックを余すことなく伝える一冊です。受賞作品を予想することによって、アカデミー賞独自の魅力はもちろん、受賞傾向から人種や性差別問題といった現在進行形のアメリカの社会情勢も透けて見えます。さあ、きらめく「超一流」の饗宴に酔いしれましょう。
ジェーン・スー太鼓判!
”「最も優れた作品が受賞するとは限らない」と彼女に教えてもらった衝撃は、いまだ忘れられません!”
(目次)*本書より抜粋
第1章 意外と知らないアカデミー賞の基礎知識
コラム1 毎年恒例! アカデミー賞発表日「メラニーの1日」
第2章 オスカー予想、虎の巻
第3章 オスカー受賞、その鍵は「配給会社」
コラム2 第91回アカデミー賞「メラニーの予想ドキュメント」
第4章 アカデミー賞は社会情勢を映す鏡
コラム3 第92回アカデミー賞授賞式目前! アカデミー会員試写に行ってきた
第5章 「超一流」が大集結! アカデミー賞授賞式は世界最高峰のエンターテインメントショー!
巻 末 アカデミー賞受賞一覧(第82回(2009年度)~第91回(2018年度)まで掲載)

生まれてきたことが苦しいあなたに 最強のペシミスト・シオランの思想
星海社新書
ペシミズムとは「生きる知恵」である
「ペシミストたちの王」シオラン。この陰鬱な思想家の思索と執筆は、つねに厭世的なことがらに捧げられてきた。怠惰、死、自殺、憎悪、衰弱、病気、人生のむなしさ、生まれてきたことの苦悩……。ことほどさように、シオランは「暗い」。しかし、あるいはだからこそ、彼の清々しいほどに暗い言葉の数々は、生まれ生きることに苦しみを抱く私たちが人生を楽にし、生き延びるために役に立つ。本書は、気鋭のシオラン研究者が、彼の言葉と時に批判的に伴走しながらその思想をひもといた、待望のモノグラフである。いまこそ読まれるべき、魅惑的な思想家のすべて。

Keyの軌跡
星海社新書
伝説的"泣き"の創造主・Keyの歩みがこの一冊に!
一九九八年の創立以来、コンテンツカルチャーに絶大な熱狂を巻き起こしてきたゲームブランド・Key。本書はKey完全監修のもと、Key作品の軌跡を徹底考察! ビジュアルノベルの可能性を拡張した『Kanon』、麻枝准が独自の幻想を昇華させた『AIR』、ラブストーリーの域を超え“人生”を描破した『CLANNAD』、Keyの諸作品を完璧なまでに映像化した京都アニメーションの功績から、オリジナルアニメ『Angel Beats!』『Charlotte』の挑戦まで、Keyが生み出した数多の“奇跡”を濃密な批評で解き明かします。私たちは、辿り始めるーー九〇年代、ゼロ年代、一〇年代を駆け抜けてきたクリエイターたちが紡いだ、長い、長いKeyの歴史を。

パンクする京都 オーバーツーリズムと戦う観光都市
星海社新書
オーバーツーリズム最前線、京都!
日本の古都、京都。この人口150万の小さな街に、世界中から毎年5000万人以上の観光客が押し寄せている。こうした訪日外国人観光客の急増は利益をもたらす一方、観光客とのトラブル―舞妓パパラッチ・景観破壊・民泊問題―などの観光公害《オーバーツーリズム》として、いま大きく注目されています。東京オリンピック・パラリンピックを控えた東京も決して他人事ではないこの大問題について、本書では、オーバーツーリズムの最前線で戦う京都住民たちの現地レポートや関係者インタビューを通して「持続可能な観光」の在り方を考えてゆきます!
*本書目次
はじめに
京都市内地図
第1章 京都がパンクする!?
“世紀の愚策”と呼ばれた京都改造計画
花街に押し寄せる「舞妓パパラッチ」
「日常」に侵入する観光客
「インスタ映え」で地価高騰?
「お宿バブル」が街を塗り替える
民泊がもたらした「お宿カオス」
世界はそれを「オーバーツーリズム」と呼びはじめた
インタビュー(1)オーバーツーリズムと戦う京都の和尚さん 「信仰と観光をごっちゃにしたらあかん!」
第2章 日本社会に蔓延する「観光客ぎらい」
観光は「おいしくない」
京都から押し出される日本人
インバウンド市場の主役は中国人
日本社会の「観光客ぎらい」
インタビュー(2)舞妓パパラッチに脅かされる祇園ブランド 「観光されたくない」街のSOS
インタビュー(3)京都市、かく戦えり! オーバーツーリズム最前線からの報告
第3章 「京都らしさ」の正体 ~観光のまなざしと「古都」化する京都
京都ブランドは「観光ありき」ではなく「文化ありき」
京都観光史~京都はいつから「古都」なのか?
京都タワーと京都駅ビルがもたらした景観論争
「そうだ 京都、行こう。」時代の京都リピーターたち
インタビュー(4)これぞクールジャパン最前線!! 刀で「日本」を伝える京都のサムライ塾
インタビュー(5)狭い、不便が逆に良い!? 超人気町家旅館のおもてなし 日本の“日常”をプロデュース
第4章 京都は誰のものか?
我々は観光客に何を奪われるのか
テーマパーク化する京都
おわりに
参考文献

ジャパニーズハロウィンの謎 若者はなぜ渋谷だけで馬鹿騒ぎするのか?
星海社新書
消費者行動論で解き明かす日本のハロウィン
2018年10月28日未明、ハロウィンでにぎわう東京・渋谷のセンター街で軽トラックが横転させられ4名の逮捕者が出た。酔っぱらいの喧騒や路上のごみ問題など、負のイメージで取り沙汰される渋谷ハロウィン。一方で、20年以上の歴史を誇り地域に根付いたカワサキ ハロウィンや、クールジャパンのひとつともいえるコスプレ文化と結びついた池袋ハロウィン、毎年ツイッターのトレンドを独占する地味ハロウィンといったイベントは、文化的にも経済的にもおおいに注目に値する。本書は、いつの間にか日本の年中行事となったハロウィンの現在・過去・未来を、現地レポートや関係者インタビューを通して読み解いていく。

「ソウナンですか?」に学ぶ ゲームブック式 生死を分ける最強のサバイバル術
星海社新書
なんでも作る! なんでも食べる! 知恵と勇気の無人島サバイバル
自然の中に身を置くとそれがどういう状況であれ頼りになるのは自分の身体と頭だけです。ぼくたちはただの地球上の1匹の生物でしかなくて、転べば傷つくし動けば喉も渇くし腹も減ることを思い出します。たまに怪我したりひどく辛い思いをしたりもしますが、そういう失敗話を後からみんなに話したりできるし、いい思い出になる。体験こそが素晴らしい人生の宝物だと思うのです。
それなら逆に彼女たちの体験を楽しみながらゲームにしてみてはどうでしょうか。みなさんは彼女たちと一緒に冒険し空腹を感じ夜の闇に怯えるのです。成功や失敗を繰り返しながら彼女たちとソウナン生活を生き延びてみてください。 原作者 岡本健太郎
(本書目次)
はじめに 文・岡本健太郎
第1章 はじめての食料確保
鈴森明日香
第2章 森で迷子になったら
九条紫音
第3章 島を探索しよう
天谷睦
第4章 動物を狩って肉を食べよう!
鬼島ほまれ
おわりに

ニック・ランドと新反動主義 現代世界を覆う〈ダーク〉な思想
星海社新書
思想の〈ダーク〉な最前線、ニック・ランド
「新反動主義」あるいは「暗黒啓蒙」と呼ばれる、リベラルな価値観に否を突きつける暗く新たな思想潮流は、現代において陰に陽に存在感を示しつつある。本書では、その捉えがたい核心に三人の重要人物から迫っていく―ピーター・ティール、カーティス・ヤーヴィン、そしてニック・ランド。とりわけ哲学者ランドの思想に分け入ることが、本書のさらなる目論見である。ランドと、彼が率いた研究グループCCRUの影響圏は、「加速主義」「思弁的実在論」など近年の思想動向から、多様な領域における文化的プレイヤー、「ヴェイパーウェイヴ」のような文化現象にまで広範に及ぶ。〈ダーク〉な思想に目を向けて、初めて見えるものがある。
*本書目次
はじめに
1 ピーター・ティール
ピーター・ティールとは誰か
ルネ・ジラールへの師事
学内紛争にコミットする
主権ある個人、そしてペイパル創業へ
ニーチェ主義とティール
暗号通貨とサイファーパンク
「イグジット」のプログラム
「ホラー」に抗う
啓蒙という欺瞞、そして9・11
2 暗黒啓蒙
リバタリアニズムとは何か
「自由」と「民主主義」は両立しない
カーティス・ヤーヴィンの思想と対称的主権
新官房学
反近代主義とその矛盾
人種問題から「生物工学の地平」へ
3 ニック・ランド
啓蒙のパラドックス
ドゥルーズ&ガタリへの傾倒
コズミック・ホラー
グレートフィルター仮説
クトゥルフ神話とアブストラクト・ホラー
死の欲動の哲学
CCRUという実践
CCRUとクラブミュージック
ハイパースティション
思弁的実在論とニック・ランド
カンタン・メイヤスー
レイ・ブラシエ
ニック・ランドの上海
4 加速主義
加速主義とは何か
左派加速主義とマーク・フィッシャー
右派加速主義、無条件的加速主義
トランスヒューマニズムと機械との合一
加速主義とロシア宇宙主義
ロコのバジリスクと『マトリックス』
ヴェイパーウェイヴと加速主義
ヴェイパーウェイヴと亡霊性
ノスタルジーと失われた未来
未来を取り戻せ?
あとがき
参考文献

グラビアアイドルの仕事論 打算と反骨のSNSプロデュース術
星海社新書
グラビアアイドル史上初のビジネス書発売!
「尻職人」倉持由香が伝授する最新の自己プロデュース術にして仕事論!
グラビアアイドルという職業に、みなさんはどんなイメージをお持ちでしょうか。「可愛くて胸さえ大きければ水着姿を見せるだけでお金を稼げるんだから“楽”だよな」と思っている方もいるかもしれませんが、現実はめちゃくちゃ厳しいのです! 芸能界では地位が低く見られがちな私たちの仕事で“稼げる”人は、ほんのひと握り。雑誌のグラビア、テレビの一席を巡り、熾烈な競争が繰り広げられるグラビアアイドルの世界を生き残るには打算的な“戦略”が必要でした。本書では、お尻の自画撮りをSNSに拡散し、「#グラドル自画撮り部」を立ち上げグラドル界をサヴァイヴしてきた私が編み出した、SNSによる自己プロデュース術と仕事論をお届けします。

戦国北条五代
星海社新書
ゆうきまさみ、推薦!
戦国時代を体現する戦国大名・小田原北条氏五代一〇〇年の興亡
伊勢宗瑞(北条早雲)の伊豆討ち入り(一四九三)に始まり、秀吉による小田原合戦(一五九〇)において没落するまで、五代一〇〇年にわたって関東に覇を唱えた北条氏(小田原北条氏、後北条氏)は、戦国大名研究において常に中心的存在となっている。存在期間の長さ、残存史料の豊富さなどの点からいって、「戦国大名とはなにか」を考える際には、まずは北条氏について解明することが求められるゆえである。早雲の「伊勢素浪人説」否定よりはや三〇年。戦国大名研究の第一人者が、北条五代の政治動向を中心に叙述した通史に、旧版では未収録であった増補原稿を追加。最新の研究動向を反映し、新書として三たびこれを世に問うものである。

住職という生き方
星海社新書
地方在住のリア住が伝える、現代における「伝統仏教」の価値
東京目線で「葬式は不要だから直葬に」とか、「住職も経営者目線を持つべきだ」などと盛んに言われる昨今でございますけれども、関東の一般家庭より出家得度いたしまして30年、そして四国の今のお寺で17年も住職をやっておりますと、理屈的にも現実的にもそういった論には「おかしいな」と思うところが沢山ございます。そこでこの本にて、「住職が普段なにをしているのか」から説き起こし、「こういう時代だからこそ伝統仏教はまだまだ価値がある」というお話をしてまいりたいと思います。2500年の信頼と実績ある伝統仏教は、「お金は穢れたものだ」「水晶玉を買え」なんて申しません。それでは最後まで、ごゆるりとお付き合いください。

世界で闘うためのスーツ戦略
星海社新書
その装備で世界と闘えるか?
僕が考える「スーツへの投資」とは、ブランドモノに闇雲にお金を投じることでもなければ、トレンドを逐一インプットすることでもない。それは「スーツに対する正しい知識を持つ」ということだ。センスとかトレンドといった曖昧なものは一切必要ない。正しいスーツ姿は、誠実さを表し、あなたを信頼に足る人物に見せてくれるだろう。言葉や文化がわからなくても第一印象は一瞬で決まる。だからこれから世界で活躍したいと思っている若者にこそ正しいスーツの知識が不可欠だ。ビジネスに必要かつ十分な実践的知識を詰め込んだ本書を活用してほしい。

各分野の専門家が伝える 子どもを守るために知っておきたいこと
星海社新書
子どもたちを守るために、「知の防壁」を身につけよう
子育ては、人生の一大事業であり、社会にとっても重要なことがらです。しかし、「我が子を大切に育てるために、どうするのが最善なのだろう」と悩んだ末に、ネットや口コミで流れる怪しげな情報にすがり「よかれと思って」それを推進すると、結果的に子どもたちを不幸にしてしまいます。親、そしてすべての大人たちに必要なものは、根拠のない情報を鵜呑みにしない「知の防壁」、つまり「正しい知識」と「論理的思考能力」です。本書では、各分野の専門家たちが育児・医学・食・教育などの分野にわたり世に流布するデマを論理的に糺し、正しい知識を提供します。本書を座右に、子どもたちを守るためのスキルを身につけていきましょう。

「やること地獄」を終わらせるタスク管理「超」入門
星海社新書
限界寸前な全現代人に捧ぐ、「やること」のさばき方
私たちは、ビジネスからプライベートまで、「やること」が日々大量に降り注ぐ「やること地獄」な現代社会を生きています。膨大な「やること」を前に、立ち尽くしてしまうことも少なくないでしょう。そんなときこそ「タスク管理」の出番です。タスク管理とは、簡単に言えば「やること」のさばき方のこと。本書では、タスク管理がなぜ必要で有用なのか、その本質的な解説や、効き目も向き不向きも多種多様なタスク管理の「道具」を具体的に紹介するだけにとどまらず、実践上の注意点や、失敗時のリカバー方法まで伝授します。“万能薬”ではないけれど、確実に人生の助けになるタスク管理。さあ、あなたも今日から始めてみませんか?

コミュ障のための面接戦略
星海社新書
コミュ障だからこそ評価されるための面接技術を伝授!
日本企業の新卒採用では、必ずと言っていいほど「面接」が存在します。初めて会った面接官に自分の人生を根掘り葉掘り聞かれる異様な状況に、緊張しないなんて無理な話です。エントリーシートや筆記試験は通っても、面接を突破できない。実力はあるけれど、コミュ力不足で落とされてしまう就活生は後を絶ちません。ですが、実は面接は精度が低いとデータ的に証明されているレガシーな採用手法なのです。しかし日本では未だに重視され続け、ダメ面接官によるダメ面接が横行しています。そこで本書では、面接という魔境で振り落とされてしまうコミュ力に自信のない就活生に向けて、ダメ面接官をイチコロにする悪魔の面接戦略を伝授します。この攻略術を使えば、コミュ障だからこそ内定できる!

『サトコとナダ』から考えるイスラム入門 ムスリムの生活・文化・歴史
星海社新書
世界の4人に1人がイスラム教徒になる時代
皆さんはイスラムにどんなイメージをお持ちですか? メッカに向かって祈りを捧げる人々、ベールをまとう女性、遠い世界のちょっぴり怖い人たち……? メディアで取り上げられるイスラムは極端なものばかりなので、ネガティブな印象を持つ方も少なくないでしょう。そこで本書では、イスラムがいつどのようにして生まれたのか、その歴史的背景を紐解くことで、イスラムに対するステレオタイプなイメージをリセットし、よりよいお付き合いのためのヒントを探ってゆきます。我々が知らないうちに身に着けていた、偏見や思い込みというベールを、一旦脱いでみませんか? きっと、多様で豊かなムスリムの姿が見えてくるはずです!