新刊書籍
レーベルで絞り込む :

2013.06.28発売
川の深さは
講談社文庫
命をかけて守るべき人が君にはいるだろうか。「彼女を守る。それがおれの任務だ」傷だらけで、追手から逃げ延びてきた少年。彼の中に忘れていた熱いたぎりを見た元警官は、少年を匿(かくま)い、底なしの川に引き込まれてゆく。やがて浮かび上がる敵の正体。風化しかけた地下鉄テロ事件の真相が教える、この国の暗部とは。出版界の話題を独占した必涙の処女作。(講談社文庫)
今、最も熱い作家・福井晴敏の感動的原点! 世界を敵に回して、少女を守りぬこうとする少年。その姿にかつての自分を感じた警備員は、彼を匿うことにした。そして、物語は「地下鉄テロ」の真実へと向う……

2013.06.28発売
Twelve Y.O.
講談社文庫
沖縄から米海兵隊が撤退した。それは米国防総省(ペンタゴン)が、たった1人のテロリストに屈服した瞬間だった。テロリストの名は「12」。最強のコンピュータウィルス「アポトーシス2」と謎の兵器「ウルマ」を使い、米国防総省を脅迫しつづける「12」の正体は? 真の目的は? 圧倒的スケールの江戸川乱歩賞受賞作。(講談社文庫)
米国防総省を相手に戦うトゥエルブの正体は。鬱屈した日々を送る自衛官募集員・平貫太郎の前に姿を見せた東馬修一。自衛隊を辞めた東馬の活動とは……。『亡国のイージス』の著者の乱歩賞受賞のデビュー作!

2013.06.28発売
タイムスリップ・ミステリー! ジャンヌ・ダルク伝説
YA!ENTERTAINMENT
時空を超えて、美人女子大生がタイムスリップして伝説の乙女に出会う、歴史エンターテインメント! 美人女子大生・麻美は、15世紀のフランスにタイムスリップ。そこで出会った美少女は、伝説の乙女、ジャンヌ・ダルクだった! 負傷したジャンヌの身がわりとなって、戦場に立つ麻美。――「ジャンヌが、生き返ったぞ!」ここに、新しい伝説が生まれる!?
●〈タイムスリップ・ミステリー!〉
中学1年生の3人組がタイムスリップして、歴史上の有名な人物につぎつぎ出会ってしまう、青い鳥文庫の人気シリーズ「タイムスリップ探偵団」。「タイムスリップ・ミステリー!」は、その姉妹編シリーズです。
「タイムスリップ探偵団」の登場人物のひとりで、タイムスリップをくりかえす美人女子大生の野々宮麻美が主人公。(「タイムスリップ探偵団」の中学1年生3人組も脇役として登場します)「世界史」の名場面を舞台とした、さまざまなミステリーに巻きこまれます。
●『ジャンヌ・ダルク伝説』のあらすじ
美人女子大生麻美は、15世紀のフランス・ドンレミにタイムスリップしてしまう。そこで出会った美少女は、伝説の「オルレアンの乙女」、ジャンヌ・ダルクだった!
当時のフランスはイギリスとの百年戦争の只中。ジャンヌは13歳のときに「神の声」をきいたという。麻美の機知にも助けられ、王太子に認められたジャンヌは、フランス軍を率いてイギリス軍に立ち向かう。
そしてジャンヌは負傷するが、麻美は髪を切って、身代わりとして登場する。イギリス軍は、ジャンヌが生き返ったと思い込み……。
※中学生以上漢字にルビ付き

2013.06.28発売
古代ギリシアの精神
講談社選書メチエ
ソクラテス・プラトン以前の「ギリシアの古層」とは? オイディプスの悲劇の本当の読み方とは? 合理性、魂、そして自由をめぐる思考の核心! 社交を尊び、戦場で神を感得し、悲劇的世界観を物語に読み込む。そんな古代ギリシア人たちの精神を、ヘロドトスやトゥキュディデス、ギリシア悲劇や叙事詩などのテクストから喚び起こし、ギリシアの古層にある思考に光を当て、さらには現代の哲学的問題へと思考を深める。私たちの内なるギリシア人と出会う旅への誘い。
【目次】
まえがき
I 社交的存在
宴会/ソクラテス‐プラトン問題/神々/フィリア(友愛)/ヘシオドスとイオニア
II 悲劇的世界観
ソロンとクロイソス/ギリシア的言語観/ラカンの解釈/精神分析における主体/オイディプスとスフィンクスの謎/隠喩/ペルシア人とギリシア人
III アリストテレス──運と合理性
i テュケー(運)
合理的説明/アキレウスと亀/ツキュディデスにおけるテュケー/意味の生成/カントのカテゴリーと物自体/自由と能力仮説/現象の運動
ii 弁証法
三段論法/プラトンの想起説/アリストテレスの弁証論/中庸/本質の再定義
IV 魂
自然/魂の定義/栄養的魂/プラトンの『テアイテトス』の議論/共通感覚/異種感覚の区別/時間の判別/判別者とは何か/指示対象なき指示は可能か/共通感覚の「標準的解釈」について/非標準的解釈の利点/クオリア(感覚質)という疑似問題/思惟
あとがき
人物コラム
ディオゲネス
ヘシオドス
アナクシマンドロス
パルメニデス
アウグスティヌス

2013.06.28発売
近代ヨーロッパの誕生 オランダからイギリスへ
講談社選書メチエ
「近代」は、なぜオランダで生まれたのか?
「近代」は16世紀オランダに始まった。近代ヨーロッパ勃興の過程を、北のバルト海世界に注目して解明し、あわせてイギリスへのヘゲモニー交替のプロセスを描く。
「近代」は16世紀オランダに始まった。ウォーラーステインの「近代世界システム論」を出発点に、近代ヨーロッパ勃興の過程を北のバルト海世界に注目して解明し、あわせて「最初の近代システム」オランダから、「最初の近代国家」イギリスへのヘゲモニー移動のプロセスを描く、グローバルヒストリー研究の最前線。
【目次】
序章 近代世界システムからみたヨーロッパの近世と近代
1 ウォーラーステインの近代世界システムとその影響
2 グローバルヒストリーと世界システム
3 戦争の世紀と経済発展
第一章 バルト海地方の台頭
1 地中海世界の衰退
2 ヨーロッパの食糧危機
3 ヨーロッパの森林資源枯渇
4 危機からの脱出
5 地中海からバルト海へ
第二章 オランダの黄金時代
1 「黄金時代」の特徴
2 「商業資本主義」とは何か?
3 オランダの穀物貿易 母なる貿易
4 ゲートウェイとしてのアムステルダム 物流と国際貿易の中心
5 オランダの国家構造とヨーロッパの経済発展─ 75
第三章 イギリスの台頭 オランダとの比較を中心に
1 後発国イギリスの財政
2 イギリス帝国の形成とバルト海貿易
3 取引される商品
4 ロシア貿易の形態
5 イングランドとスウェーデンの貿易関係
第四章 ハンブルクの役割
1 近世ハンブルクの概観
2 一八世紀ボルドーの貿易発展とハンブルク
3 ハンブルクとイギリス・スペイン・ポルトガル
4 ヨーロッパ大陸の流通ルート
第五章 産業革命発生をめぐるロンドンとハンブルクの関係 フランス革命とナポレオン戦争の影響
1 産業革命発生の原因をめぐって
2 アムステルダムのヨーロッパ経済に対する役割
3 アムステルダムとロンドンの関係
4 フランス革命・ナポレオン戦争の影響
終章 オランダからイギリスへ
主要参考文献
あとがき
索引

2013.06.28発売
唱歌と国語 明治近代化の装置
講談社選書メチエ
「蛍の光」「埴生の宿」から見える明治史。明治という近代化の時代、西洋を受容しあらたな「日本」を模索するなかで、なぜ「歌」が必要だったのか。日本語の「文法」と「唱歌」をめぐる知られざる歴史。
日本のうたとして現在も関心を集める唱歌は、いかなる歴史の中で生まれたものだったのか。「蛍の光」「仰げば尊し」といった“名曲”から「鉄道唱歌」「公徳唱歌」「工業唱歌」など暗唱による唱歌教育のために作られた曲まで、それらの数々の唱歌の作詞に関わった伊沢修二、稲垣千頴、大和田建樹などの人物たちは、近代の日本語とその「文法」も同時に模索していた。あらゆる分野で「西洋」を受容する必要に迫られ、同時にあらたな「日本」を模索していた明治という近代化の時代を、唱歌と国語という視点で読み解く試み。
【目次】
プロローグ
第1章 国楽創生
1 唱歌の誕生
2 伊沢修二と音楽教育
3 国家をめぐって
第2章 文法の発見
1 文法の発見と学校文法
2 明治前期の教育と文法
3 明治前期の文法教科書
第3章 唱歌と文典
1 『小学唱歌集』と歌詞論争
2 音楽取調掛員とその周辺
3 明治前期の文法書から見えてくること
第4章 装置としての唱歌
1 「国語」科の成立
2 「唱歌」科の変質
3 唱歌教育の意味
第5章 暗唱されるものの内実――新体詩と唱歌
1 新体詩の成立と井上哲次郎
2 新体詩人の唱歌作詞者・大和田健樹
3 唱歌と文法の統一
第6章 明治近代化と文法・唱歌
1 文法の意味
2 唱歌の意味
3 装置への変貌
4 唱歌・文法の行方
5 規律化へのまなざし
エピローグ
主要参考文献
あとがき
索引

2013.06.28発売
フッサール 起源への哲学
講談社選書メチエ
なぜ、私の前に世界は「現象」しているのか。この問いを巡り、現象学の祖はいかに思索し、どのような限界に漸近していたのか。気鋭の哲学者による驚きに満ちた「現象学」解読の、そしてフッサール超克の試み。(講談社選書メチエ)
なぜ、私の前に世界は「現象」しているのか。この問いを巡り、現象学の祖はいかに思索し、どのような限界に漸近していたのか。気鋭の哲学者による驚きに満ちた「現象学」解読の、そしてフッサール超克の試み。

2013.06.28発売
木材なんでも小事典
ブルーバックス
快適さの秘密から、先端材料としての木材まで誰もが知っている、木の匂い、手触り、ぬくもり……誕生の瞬間から人間を支え、そしていま人類の未来を救う唯一の可能性を秘める木材。生体材料としての木材の秘密から、文化、歴史、さらには最先端利用技術まで、木にかかわる最新知識76。
快適さの秘密から、先端材料としての木材まで
誰もが知っている、木の匂い、手触り、ぬくもり……
誕生の瞬間から人間を支え、そしていま人類の未来を救う唯一の可能性を秘める木材。生体材料としての木材の秘密から、文化、歴史、さらには最先端利用技術まで、木にかかわる最新知識76。

2013.06.28発売
佐伯チズ メソッド 艶つやメイク
講談社+α文庫
100万人の女性が読んだ!感動した!きれいになった!「きれい」は女の特権です。佐伯式「艶つや」メイクのルール●メイクは「つけたら、取る!」●メイクは欠点隠しではない●ダブル洗顔は肌トラブルの原因●ブルーのアイシャドウはNG●チークや口紅にピンクはNG●ラメ入りは肌負担が大きい●リキッドファンデは2色混ぜで●迷ったらテラコッタカラー●メイク道具は常に清潔に●「電車メイク」は言語道断
100万人の女性が読んだ!感動した!きれいになった!
「きれい」は女の特権です
佐伯式「艶つや」メイクのルール
●メイクは「つけたら、取る!」
●メイクは欠点隠しではない!
●ダブル洗顔は肌トラブルの原因
●ブルーのアイシャドウはNG!
●チークや口紅にピンクはNG!
●ラメ入りは肌負担が大きい
●リキッドファンデは2色混ぜで!
●迷ったらテラコッタカラー!
●メイク道具は常に清潔に!
●「電車メイク」は言語道断!
肌の輝きを引き出してくれるメイク方法満載!!今まで気づかなかったあなた本来の魅力が見えてくる!!
佐伯チズオリジナル 紫外線チェック・カード付き!

2013.06.28発売
佐伯チズ メソッド 肌の愛し方 育て方
講談社+α文庫
ちょっとしたアイデアであなたの肌は生まれ変わる!全国で聞いた肌の悩みベスト10●毛穴が開いて肌のキメが粗い●洗顔してもニキビができる●目の下のクマが消えない●Tゾーンの脂浮きが止まらない●朝したメイクが昼までもたない●顔がいつも火照っている●肌が乾燥してうるおいがない●シミがどんどん濃くなる●顔全体がくすんでいる……なんて、あきらめるには早すぎる!確実に改善できる方法がこの本に!
テレビ、雑誌、書籍で大人気の美肌師が20万人の読者の切実な悩みに応えた特別書き下ろし!
ちょっとしたアイデアであなたの肌は生まれ変わる!
全国で聞いた肌の悩みベスト10
●毛穴が開いて肌のキメが粗い
●洗顔してもニキビができる
●目の下のクマが消えない
●Tゾーンの脂浮きが止まらない
●朝したメイクが昼までもたない
●顔がいつも火照っている
●肌が乾燥してうるおいがない
●シミがどんどん濃くなる
●顔全体がくすんでいる
●顔の産毛が濃い
ダメかも……なんて、あきらめるには早すぎる!確実に改善できる方法がこの本に詰まっています!

2013.06.28発売
2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」
2030年は今とはまったく違う世界になっています。1995年に国家としてのピークを過ぎた日本の国力は人口減少・高齢化とともに衰えていきます。2015年にはアメリカもピークを迎え、「唯一の超大国」の地位から脱落します。経済発展著しい中国も2025年あたりを境に経済が失速、日本と同様高齢化社会を迎えます。「新しい時代に日本はどう変わっていくべきなのか」を考えるための格好の書です。
「日本はもはや復活しない。
アメリカは2年後、中国も12年後にはピークを過ぎる。
すさまじい大変化が起こるだろう」(立花隆氏)
立花隆氏が「世界の将来を展望する上で非常に役に立つ」(文藝春秋 2013年2月号)と激賞し、翌3月号では読売新聞主筆の渡邉恒雄氏が内容の一部を批判した話題の報告書「グローバル・トレンド2030」の邦訳です。
とにかくまずは、
表紙カバーの下にある、右下の小さいグラフを
クリックしてみてください。
日本の国力(中間層の購買力)は、世界と比較してどんどん小さくなっていきます。
2030年は今とはまったく違う世界になっています。
1995年に国家としてのピークを過ぎた日本の国力は、人口減少・高齢化とともに
衰えていきます。2015年にはアメリカもピークを迎え、「唯一の超大国」の地位から脱落します。経済発展著しい中国も2025年あたりを境に経済が失速、日本と同様高齢化社会を迎えます。
2030年ごろ、経済成長著しい国はインド・ブラジル・イランなどです。
これから「世界一の高齢者大国」「経済が縮小していく」日本は、
国家としてのグランドデザインを大きく代える必要があります。
にもかかわらず、2012年の衆院選で、その点についてきちんと
主張を行い、議論を呼びかけた政党は皆無でした。
それで良いのでしょうか?
この国で生きていく私たちの子供や孫がよりよい暮らしを送ることが
できるためにも、私たちはもっと真剣にこの国の未来について
「この国をどのような形にするのか」について話し合う必要があるのでは
ないでしょうか。
この本は、そんな議論のための「叩き台」になると思います。

2013.06.28発売
第四権力<スキャンダラス・テレビジョン>
文芸(単行本)
行政・立法・司法の三権を時として凌駕する力を擁する「報道」。中でも最大の影響力を誇るテレビ業界で、権力をめぐる権謀術数が渦を巻く。社長交代の軋轢に巻き込まれた若き経営企画部員は、局内のマドンナたる女性広報局長と連係して動き出すが……。
巨大メディアの奥深くに光を当てる、衝撃的長編小説。
※初出誌:週刊現代2012年2月18日号~2013年1月5日・12日合併号。単行本化に当たり、連載タイトル「小説 第四権力」を改題し、加筆しました。

2013.06.28発売
アイウィットネス 時代を目撃したカメラマン
2001年9月11日、崩れ落ちるツインタワーの衝撃的なTV映像を撮ったのは、本書の著者トニィ・ヒラシキ。米三大ネットワークを代表する名カメラマンである。ベトナム戦争報道から30年、レバノン内戦、イラン革命、チェルノブイリ事故、ベルリンの壁崩壊など、大宅賞受賞の前作『キャパになれなかったカメラマン』のその後を、貴重な証言・エピソードとともにたどる、“ファインダーから目撃した現代史”。
アラファト、キッシンジャー、ホメイニ、クリントン、チェルノブイリ、ベルリンの壁崩壊、9・11同時テロ!
米巨大メディアABCで数々のスクープを撮り続けた日本人がいた!
大宅賞受賞作『キャパになれなかったカメラマン』の続編。
2001年9月11日、崩れ落ちるツインタワーの衝撃的なTV映像を撮ったのは、本書の著者トニィ・ヒラシキ。米三大ネットワークを代表する名カメラマンである。ベトナム戦争報道から30年、レバノン内戦、イラン革命、チェルノブイリ事故、ベルリンの壁崩壊など、大宅賞受賞の前作『キャパになれなかったカメラマン』のその後を、貴重な証言・エピソードとともにたどる、“ファインダーから目撃した現代史”。

2013.06.28発売
「普通の人」が「日本株」で年7%のリターンを得るただひとつの方法
「アベノミクス」への期待から上昇傾向にあるものの、今なおリーマンショック前の水準には遠く及ばない日本の株価。しかし、「日本株全体」と「長期で成長が期待できる企業」はまったく「別モノ」。「じぶん年金」を準備するために多くの人が購入している投資信託の大半が、なぜ満足のいくリターンをあげられないのか? 30年目線で銘柄を丹念に探し、じっくり腰を据えて投資すれば、長期的にも「年率7%」は可能なのだ。
「アベノミクス」への期待から株価は上昇傾向にあるものの、バブル崩壊後はもちろん、リーマンショックを経て、日本株は「有望な投資先」から完全に除外されている感があった。日経平均も好調とはいえ、それでも今なおリーマンショック前の水準には遠く及ばない。本当に日本の企業には力がないのか?
しかし、「日本株全体」が低調な中でも、株価が上昇している企業は多く存在する。そんな銘柄を丹念に探し、じっくり腰を据えて投資している投資信託は、年率10%以上の高いリターンを上げている。
市況が現在の好調をずっと維持し続けるのはあり得ないが、長期的にも、「普通の人」にとって「年7%」のリターンは、狙うべき「現実的」な目標なのだ
低成長、財政不安、人口減少等の理由で、自助努力によりお金を増やそうとしている人たちの間では「低コストのインデックスファンドを積み立てる」という行動が目立つ。理由は「アクティブファンドは高コスト」「インデックスに勝てない」という消極的なもの。
著者は大手証券会社でマーケティングや商品企画を担当した後、独立系運用会社・コモンズ投信代表取締役に就任。同社の「コモンズ30」は日本株への投資でリターンを積み上げている。しかし、なぜ多くの投信が満足のいくリターンをあげられないのか、現場では何が起こっているのか。
投資信託の裏側を抉り出しながら、投資信託のあるべき姿、「普通の人」の正しいお金の増やし方、じぶん年金の作り方を伝えます。

2013.06.28発売
「超」説得法 一撃で仕留めよ
「言葉をつくし、辛抱強く」が常識的説得法。「一撃で蹴破れ」が「超」説得法。誰でもできる、ビジネスの難局を突破する方法がここに。
出版界の最前線で、100万部突破をはじめ数々のヒット作品で多くの読者の心をつかんできた野口悠紀雄が、成功する説得の要諦を大公開。
「沢山投げるは人の常。一撃突破は神の業」「ドラッカーを読むより聖書を読もう」「必要なのは、正しさでなく、正しいと思われること」「うまく命名できれば千人力」「悪魔の方法から盗めないか?」など、全11章で説得までの筋道を、順を追ってわかりやすく解説。
説得の理論、相手の心のつかみ方とそのタイミング、ネーミングや比喩の使い方、やってはいけない説得法まで、具体的事例を交えながらビジネスシーンで活用できるノウハウを伝授する。
「社会生活をしている限り、説得から逃れることはできない。その説得に必要なのは多くの言葉や長い時間ではなく、短い言葉と短い時間である」と著者は言う。
一撃で説得する能力を高め、相手の心をつかむ。そして、決定を変えさせ、行動をとるように決心させる――この説得法は必ずビジネスで役立つはずだ。
田中角栄が日本経済を救うために放った、銀行頭取たちを決心させた一喝。
ロナルド・レーガンが劣勢を覆して大統領選挙再選をはたした、ジョークを交えた演説。ウイリアム・シェイクスピアが『マクベス』で魔女に言わせた、相手の心をつかんだメッセージ。
歴史上もっとも多くの人を説得したイエス・キリスト(聖書)が多用している、巧みな喩え。
知的好奇心を刺激する、珠玉の事例を読むだけでもたのしい。

2013.06.28発売
ヤマネコ・ドーム
文芸(単行本)
アメリカ兵と日本人女性との間に生まれたミッチとカズは、ママに引き取られて暮らすことに。また、ママのいとこの子であるヨン子とも幼馴染みであった。ある日、オレンジ色のスカートをはいたミキちゃんという子が池で溺死する事件が起こる。彼らは成長し、それぞれの人生を歩み始めるが、数年に一度、オレンジ色の衣服を身につけた若い女性が殺害される事件が起こり、彼らは過去の記憶に苛まれるのだった……。
逃げるか? 残るか?
3.11後のこれからを示唆する渾身の問題小説!
米兵と日本人の間に生まれた子どもたち。
忘れ去られた者たちが生き抜いたもうひとつの戦後。
アメリカ兵と日本人女性との間に生まれたミッチとカズは、ママに引き取られて暮らすことに。まわりには同じような境遇で施設に暮らす子どもたちや、ママのいとこの子であるヨン子がいた。ある日、オレンジ色のスカートをはいたミキちゃんが池で溺死する事件が起こる。ミッチたちはター坊という少年がミキちゃんを池に突き落としたのではと疑っていた。彼らは成長し、それぞれの人生を歩み始めるが、数年に一度、オレンジ色の衣服を身につけた若い女性が殺害される事件が起こり、彼らは過去の記憶に苛まれるのだった……。

2013.06.28発売
女の子の幸福論 もっと輝く、明日からの生き方
これからの時代に必要な、幸福な人生を送るための条件とは? 国連にて、開発途上国の女性支援の最前線で活躍してきた、いま話題のジェンダー専門家による女性の幸福ガイド。具体的にどんな習慣や考え方を身につければよいのでしょうか? 本書で、その秘訣をお伝えしましょう。
これからの時代に必要な、幸福な人生を送るための条件とは?
国連にて、開発途上国の女性支援の最前線で活躍してきた、
いま話題のジェンダー専門家による
女性の幸福ガイド。
著者が国連本部で出会った「自分の軸」を持って生き生きと生きる女性たち。
どんな人生を送りたいのか、何を大事にしたいのか。悩みながらも自分の頭で考え、選択し、一歩ずつ歩む。誰かの生き方や価値観に照らし合わせることなく、「幸せ」の尺度を自分の中にしっかり持って生きていました。それが、「これからの時代に幸福な人生を送るための条件」なのです。
では、具体的にどんな習慣や考え方を身につければよいのでしょうか?
本書で、その秘訣をお伝えしましょう。
(目次)
第1章 ライフデザイン、私の場合
なぜ、こんな私が国連に!?
「人間開発」に出会う
「ジェンダー」ってなに?
「グローバル」の本当の意味
第2章 幸福を実感できない理由
結婚=退職は危険?
専業主婦ではいられない
働く女性に冷たい日本
第3章 これからの時代に必要なこと
主体的に生きる
1自分を大切に思う
2自分を知る
3自分で意思決定できるようにする
4「事実」と「意見」を区別する
5「納得」できる選択をする
クリティカル・シンキングを習慣にする
第4章 幸福になるための5つの条件
条件1 健康に生きる ~あなたの心と身体は、あなたのもの
条件2 知識を味方にする ~身につけておきたいリテラシー
条件3 経済的・精神的に自立する ~専業主婦になりたいあなたへ
条件4 政治に興味をもち参加する ~政治はあなたの生活と未来の選択肢を左右する
条件5 繋がるチカラを身につける ひとりで悩まないようにする
第五章 Because I am a Girl 女性は世界を変えられる
社会のあり方を変えよう
Because I am a Girl
私の今のシゴト
自分のペースで、人生歩んでいきましょう

2013.06.28発売
憑き物
講談社ノベルス
植物写真家・猫田夏海が訪れた岩手県の寒村に住む滝上家は代々“イヅナサマ”を操り託宣を下す霊能力を持つという。満月の山中、夏美は滝上家の一人娘・沙姫の憑依現象を目撃する。その翌日、祈祷堂での刺殺死体が奇妙な書き置きとともに発見された!生物に知悉した先輩ライターの鳶山が調査に乗り出すが……。二人が出会う、様々な憑依の不思議を<観察者>の論理が斬る!(――「幽き声」他三編を収録)
植物写真家・猫田夏海が訪れた岩手県の寒村に住む滝上家は
代々“イヅナサマ”を操り託宣を下す霊能力を持つという。
満月の山中、夏美は滝上家の一人娘・沙姫の憑依現象を目撃する。
その翌日、祈祷堂での刺殺死体が奇妙な書き置きとともに発見された!
生物に知悉した先輩ライターの鳶山が調査に乗り出すが……。
二人が出会う、様々な憑依の不思議を<観察者>の論理が斬る!
鬼才・鳥飼否宇が描く、本格「憑き物」ミステリ!!
(――「幽き声」他三編を収録)

2013.06.28発売
不可能楽園 〈蒼色館〉
講談社ノベルス
若くして引退し、その後は一度も姿を見せず山形県に隠棲していた往年の名女優、美里織絵が死去。東京にある葬祭式場、蒼色館で告別式が営まれた。その最中に、織絵が暮らした山形県の屋敷には賊が押し入り、見習いの執事と家政婦を刺殺。さらに織絵の妹、浪江の孫を誘拐する! ところが、疑いのかかる関係者たちには鉄壁のアリバイがあった。不可能犯罪に秘められた真相は!?

2013.06.28発売
なぜ日本人は劣化したか
講談社現代新書
知的能力は低下しモラルハザードは崩壊した。本の劣化・ゲームの劣化・ビジネスの劣化・政治の劣化など日本人全員が小学1年生になったのか。「劣化やめますか、それとも人間やめますか」くらいの覚悟を!! (講談社現代新書)
知的能力は低下しモラルハザードは崩壊した。本の劣化・ゲームの劣化・ビジネスの劣化・政治の劣化など日本人全員が小学1年生になったのか。「劣化やめますか、それとも人間やめますか」くらいの覚悟を!!