新刊書籍
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1990.10.24発売
ギリシアの英雄たち
文芸(単行本)
わかり易いギリシア神話,書下ろし第二弾!ギリシア神話の中の英雄伝説.神々に劣らず広く活躍の場を与えられている多くの英雄たちの波乱にみちた生涯を,曽野綾子が描く.美しい装画三十点入り.
1990.10.24発売
食品の品質と成分間反応
機能的食品製造をめざす動的食品化学解説書より好ましい食品をより豊かに作るために,品質形成に至る処理過程における成分間の相互作用の機構・制御を色・味・香り・物性・安生性・機能性を軸として解説.

1990.10.22発売
核の大地
写真集・画集
チェルノブイリ、スリ-マイル島、ウィンズケ-ル、そして日本の原発地帯……。核に侵された地帯を走り、撮りつづける著者の情熱が1冊の本となった、核の問題を写す写真集! 核の犠牲者たちの悲しみは広がり、大地を覆う! ーー「安全だと言い続ける科学者の責任は、どのように問われるだろう。チェルノブイリの取材を通じて、私はそのことを考えていた。はっきりしていることがある。チェルノブイリの場合、事故直後に人々が疎開していたら、これほど多くの人々が体内に放射能を取り込むことはなかったということだ。言い替えれば、安全だと言ったり、汚染の調査結果を隠したりした人間はこれから出る死者たちに責任がないとはいえないのだ。」<「あとがき」から>
1990.10.22発売
女だけの「乙姫劇団」奮闘記
沖繩芸能を今に伝える女だけの劇団,奮闘記沖繩語と呼ばれる沖繩ならではの生きた言葉ですべてのドラマを上演してきた,沖繩でもっとも愛されている異色劇団の女座長と人気役者達の織りなす笑いと涙の物語

1990.10.22発売
ム-ミン谷の仲間たち
ひとり旅をつづけるスナフキン、すがたが見えない女の子ニンニ、小さなりゅうを見つけたムーミントロール──。ムーミン谷に住むたのしい仲間たちの、心にしみる9つの物語(ナイン・ストーリーズ)。

1990.10.22発売
ム-ミン谷の冬
お日さまがいなくなってしまった寒くて長い冬。雪にうもれたムーミン谷は、青白い月の光にてらされて、ひっそりと冬眠中。でも、いるんです。冬には冬の生きものが……。
1990.10.19発売
勇者エクスカイザー(6)けっせんだ!エクスカイザー
講談社の絵本
1990.10.19発売
幕末算法伝
文芸(単行本)
算学者金盛の友人殺しの贖罪と恋の物語. 金盛は仙台で反薩長の組織に加わり,やむなく親友の清明を殺すことになる.江戸に戻った金盛の長屋に清明の妹しほが住みつくが,やがて悲劇が起きる.書下ろし.
1990.10.19発売
一般人名語録
またまた1億2千万人が創った名言箴言格言ロングセラ-『無名人名語録』『普通人名語録』に続く第3作.
1990.10.19発売
ことわざ雨彦流
文芸(単行本)
ユ-モアとエスプリ溢れる雨彦流ことわざ集おなじみのコラムニスト・青木雨彦氏が自在にくり広げることわざの新解釈.パロディあり,ドラマあり,警句あり.面白く楽しく読んでタメになる266の名言.

1990.10.19発売
インコのル-のおくりもの
ルーの病気が、人間のせいではないかとわかったとき、タクは決心しました。なにがなんでも、タクの力で、ルーの病気をなおしてやろうって。そして、その日から、タクとルーの長い根くらべがはじまりました。
1990.10.19発売
ビジネスマン・OLのための ストレス病読本 新型ストレスの傾向と対策
ブルーバックス
新しいタイプのストレス疾患が急増中だ. ある日突然,急激な不安におそわれる,外出しようとするとお腹が痛くなるなど日常茶飯事の世の中になってしまった.ケ-ススタディと克服法を具体的に解説した.
1990.10.18発売
復活 中島常幸改造打法の秘密
文芸(単行本)
1990.10.17発売
決定版 帰ってきたウルトラマン超百科
講談社の絵本

1990.10.17発売
J・S・バッハ
講談社現代新書
眠れぬ夜に「ゴルトベルク変奏曲」。謎をはらんだ「フーガの技法」。最高傑作「マタイ受難曲」……。平易と優美の時代に抗い、生と死の問題を見つめ続けた最後の音楽職人J・S・バッハ。人間を超え、神に向けられた彼の視線は、音楽をも「超える」。豊富な資料と自筆譜に加え、名盤・名曲案内まで備えた決定版バッハ入門。
人間を超えたものへ――バッハは、相手によってランクを落とすという意識の、まったくない人であった……。これは一般の愛好家を意識してサービスにつとめる同時代のテレマンの態度と、好対照をなしている。要するにバッハは、音楽を、人間同士が同一平面で行うコミュニケーションとは考えていなかったのだと思う。バッハの音楽においては神が究極の聴き手であり、バッハの職人としての良心は、神に向けられていた……。神が聴き手だということになれば、音楽は人間の耳を超えることができる。人間の耳にはとらえられぬ隠れた意味を書き込んで、それを信仰のあかしとすることもできる。それが次章で扱う「象徴」の問題である。バッハはこれによって、人間を軽視したのではなく、おそらく人間の完成を志した。人間を超えたものとの関係においてしか人間は完成しえないことを、バッハは知っていたにちがいない。――本書より

1990.10.17発売
自由の悲劇 未来に何があるか
講談社現代新書
民衆のやみがたい「自由」への渇望が引き起こしたソ連・東欧圏社会の解体。開かれすぎた「自由」がもたらす病理に悩む西側先進諸国。はたして自由とは何か?逆説と不毛をはらむ現実を鋭く抉りだす。

1990.10.17発売
イギリス紳士のユ-モア
講談社現代新書
山高帽にこうもり傘、悠揚せまらぬ精神から大英帝国を彩るユーモアが生まれた。当意即妙、グロテスクなまでにブラック、自分を笑う余裕。帝国最良の産物たる紳士の最高のユーモアを味わい、そのさりげないダンディズムにせまる。
人間と世事全般を余裕をもって見つめる――イギリス人と話をしたり、何冊かの書物を読んだりして気がつくのは、彼らの性格の根本の部分に、自分を含めた人間全般と種々の物事とを、余裕のある態度で見つめる能力があるのではないかという点である。無論人間だから時には感情を爆発させたくなるときもあるだろう。あるいは悲哀の情にとらわれて、これを人目もはばからず表に出したくなるときもあるかもしれない。しかし、そうしたことをする一歩手前で踏みとどまり、自分自身を外側からながめることで、何とか精神の均衡を保とうとする。これはイギリス人、中でもその最良の部類たるイギリス紳士の大きな特色ではあるまいか。そしてこの余裕と、深刻な事態に瀕しても失われることのない冷静さの中から、あの独特のユーモア感覚も生まれてくるのだと言えよう。――本書より
1990.10.17発売
東洋資本主義
講談社現代新書
東・東南アジアの経済活力の源泉は何なのか工業化に成功したNIES,伸長著しいアセアン.日本を含めた「東洋」の活気あふれる資本主義は,西欧が達成した経済社会とどこが異質なのか.繁栄の質を分析.

1990.10.17発売
生物物理の最前線 ここまで解けた生命の仕組み
ブルーバックス
DNAから生物の進化まで
すべての物質が原子や分子からできていることを突き止め、物質間に働く力の作用を解明して大きな成果をあげた現代物理学の手法を、同じく原子・分子からできている私たち生物に対しても適用し、複雑な生命の成り立ちをより原理的に解き明かそうとするのが生物物理学です。これによって、タンパク質、DNA、細胞と生体膜、脳と神経、筋収縮と生体運動、生物が光を捕らえる仕組み、進化など、生命活動の要となっている現象がどこまで解明されたのか、最新の成果をやさしく紹介します。

1990.10.17発売
量子の謎をとく アインシュタインも悩んだ…
ブルーバックス
“Probably the very best of the……books.”
一般むけの量子物理の本としては、おそらくこれが最上のものではあるまいか。大変おもしろく、人を引きつける力があり、とてもわかりやすい。もしも量子力学の基礎をうまく、しっかりと話してくれる案内書が欲しいと思ったら、また、量子力学のパラドックスが創造的頭脳に対して何ができるか(どんな刺激を与えうるか)を知りたいと思ったら、この本こそ、まず最初に読まれるべきだろう。
――『Re VISION』
(本書は全米書籍賞“The American Book Award”を受賞した)