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国語入試問題必勝法
1990.10.08発売
国語入試問題必勝法
著:清水 義範
講談社文庫
ピントが外れている文章こそ正解! 問題を読まないでも答はわかる!? 国語が苦手な受験生に家庭教師が伝授する解答術は意表を突く秘技。国語教育と受験技術に対する鋭い諷刺を優しい心で包み、知的な爆笑を引き起こすアイデアにあふれたとてつもない小説集。吉川英治文学新人賞受賞作。(講談社文庫) ピントが外れている文章こそ正解! 問題を読まないでも答はわかる!? 国語が苦手な受験生に家庭教師が伝授する解答術は意表を突く秘技。国語教育と受験技術に対する鋭い諷刺を優しい心で包み、知的な爆笑を引き起こすアイデアにあふれたとてつもない小説集。吉川英治文学新人賞受賞作。
刀 十時半睡事件帖
1990.10.08発売
刀 十時半睡事件帖
著:白石 一郎
講談社文庫
勘定奉行の息子が、たわいない喧嘩から刃傷ざたを起こした。父は即座に息子に腹を切らせ、自らは辞職を願い出る。しかも、「泰平の世に武士に真剣はいらぬ、佩刀を竹光に変えたら」との提案までしたので、黒田藩中は大さわぎに……。そこで、黒田藩総目付の十時半睡にも、出番がまわってくる。武家社会の珍騒動を軽妙に描く、時代連作小説。
電子あり
新版 KKニッポン就職事情
1990.10.08発売
新版 KKニッポン就職事情
著:佐高 信,解説:山田 太一,装丁:亀海 昌次
講談社文庫
学校では教えないニッポン・カンパニーの実態を、採用の基準、給料や人間関係、処世術などから具体的に紹介します。そして最新の就職事情をふまえ、まちがいのない会社選びをしてもらうためのアドバイスが、たくさんあります。ジーンズが背広に変わったとたん、思わぬ認識ちがいにがっくりしないための必読書です。大事な会社選びに役立つ情報、傾向と対策が満載!
電子あり
梅安影法師―仕掛人・藤枝梅安
1990.10.08発売
梅安影法師―仕掛人・藤枝梅安
著:池波 正太郎,装丁:辰巳 四郎
講談社文庫
巨悪白子屋菊右衛門は倒したが、一味の非情な復讐は続く。死闘を切り抜け、人助けの鍼治療に専念する梅安。彦次郎と十五郎の無言の支え。「私はまだ死ねぬ」と呟く梅安を、絶妙の工夫で襲ってくる最強の敵。ひっそりと梅安の愛を待つ、おもんとの行末は?金ずくの仕掛人たちに深まる闇を描く、傑作長編。
がったい!スーパーロボット
1990.10.05発売
がったい!スーパーロボット
監:東映,構成:K-BOSSプランニング
講談社の絵本
あつまれ!スーパーヒーロー
1990.10.05発売
あつまれ!スーパーヒーロー
監:東映,構成:K-BOSSプランニング
講談社の絵本
闇の操人形
1990.10.05発売
闇の操人形
著:黒崎 緑,装丁:藤村 誠,装画:山田 勝廣
文芸(単行本)
隣人関係に潜む闇が普通の主婦を追いつめる郊外のマンションに住む普通の主婦・那美子は,ある日衝動的に殺人を犯す.那美子の狂気の影には意外な人間関係と人物が隠れているのだが…….書下ろし長編推理
幻想としての文明
1990.10.05発売
幻想としての文明
著:栗本 慎一郎,装丁:川上 成夫
内から腐食する文明、思考を停止させた人類……その行くつく先は?――全地球的視座から文明興亡の法則を解き明かし、21世紀を予見する経済人類学の壮大な啓示! 文明論の“常識”はもう通用しなくなった! 東欧の大激動、共産主義の瓦解は何を意味しているのか? 14世紀に始まった近代文明は1993年に大転機を迎えようとしている。今こそ文明とは何かを考える時だ。 <いま地球上で何が起きているのか> ●東欧発火は当然の帰結 ●ヒットラーの台頭を予言した経済人類学 ●マルクスの失敗はヘーゲルの失敗 ●はたして自由社会が「勝った」のか? ●一度滅びた文明は二度と栄えない ●人類は集団的躁状態に入りつつある ●太陽黒点が多くなると歴史は激動する ●現代人はなぜ麻薬を手離せなくなったのか? ●近代は思考停止を好む ●社会はひとつの「生命体」である ●南米の指導者は社会の「生理」をこわした ●人類は「民族」を超えられるか
電子あり
血太郎孤独雲
1990.10.05発売
血太郎孤独雲
著:柴田 錬三郎,解説:清原 康正,装画:東 啓三郎
講談社文庫
将軍家献上宇治の御茶壺行列にやくざの群が斬り込んだ! 虹壺をねらい黒八、闇兵衛の伊賀者が、盗っ人が躍り、浪人者、莫連女、妖尼が躍る……。公家、茶壺、刺青、やくざを結ぶ因縁とは? 「和麿さま」と瓜二つ、男っぷりの無宿者、血太郎の忍法「流れ雲」が冴える――破天荒! 奇妙な人物が織りなす忍法復讐譚。
電子あり
道元禅師語録
1990.10.05発売
道元禅師語録
著:鏡島 元隆
講談社学術文庫
道元禅師の思想と信仰は、『正法眼蔵』と双璧をなす『永平広録』にもっとも鮮明に、かつ凝縮した形で伝えられている。本書は、その『広録』十巻の中から抄出された『語録』を訳注したもので、興聖寺と永平寺における「上堂語」や「小参」「法語」をはじめ、中国禅とは異なる禅師の宗風の独自性を示す「普勧坐禅儀」や「坐禅箴」などが収録されている。比類ない道元禅の要諦を窺うに最適の訳注書である。
明治日本の面影
1990.10.05発売
明治日本の面影
著:小泉 八雲,編:平川 祐弘
講談社学術文庫
一度(ひとたび)愛し棄て去った土地をふたたび訪ね、無傷でいることはできない。なにかが失われていた。……その不在こそが私の胸中の漠たる悲哀の源なのだ。──出雲をはじめ横浜、京都など日本各地を旅した八雲。そこで出会った様々な人々と風土に、八雲は来日当初とは異なる新たな印象を抱いた。激しい近代化の波の中で失われゆく明治日本の気骨と抒情を、深い愛惜の念で綴った感性あふれる名作品集。
日本歴史人名辞典
1990.10.05発売
日本歴史人名辞典
著:日置 昌一,装丁:蟹江 征治
講談社学術文庫
著者日置昌一は、日本で最初の本格的年表『国史大年表』の完成者として名高い。本書は、その著者が昭和13年に編集刊行し、好評を博した人名辞典の復刻・縮刷版である。神代より昭和初期まで、天皇・公卿・英雄傑人から学者・文人・力士・芸人まで、日本歴史の最重要人物5200余人の生涯と業績を適切に要約している。多彩で信頼性の高い内容を、ハンディで使いやすい文庫判に収録して刊行する。
RNAの世界
1990.10.05発売
RNAの世界
編:大澤 省三,編:志村 令郎,装丁:遠藤 茂樹
生命の起源を巡る最新の話題を集めた専門書新しい脚光を浴びている生命の起源へ迫る研究の最新段階を紹介した専門書.分子生物学関係のデ-タベ-スの紹介とその利用法の解説を加えた.
随筆宮本武蔵 随筆私本太平記
1990.10.04発売
随筆宮本武蔵 随筆私本太平記
著:吉川 英治
著者の代表作となった『宮本武蔵』。その人気と反響のあまりの大きさに、小説と史実が混同されることをおそれる気持ちが、本書執筆の動機となった。伝記、史料、口碑、遺墨から浮かび上がる、“人間・宮本武蔵”に寄せる著者の情熱に胸が熱くなる。そして明かされる名作『宮本武蔵』創作の秘密――。吉川ファンはもちろんのこと、もっと武蔵を知りたい人、必読の一冊。 中世は混沌の時代、史林の闇に分け入る『私本太平記』に、取材余話、紀行、史話、身辺雑記からなる「筆間茶話」は、格好の道案内。更に「新春太平綺語」「太平記寸感」などを添える。また、名作『宮本武蔵』創作の秘密に触れる「随筆宮本武蔵」には、伝記、史料、口碑、遺跡紀行を配して、著者の武蔵に寄せる情熱と傾倒を窺い知ることができ、最良の『宮本武蔵』入門書といえる。
電子あり
乳房
1990.10.04発売
乳房
著:伊集院 静,装丁:長友 啓典
文芸(単行本)
直木賞作家の出世作 月の光のさす病室で、妻は静かにほほ笑んだ。名篇収録の傑作集! その年の8月、妻の“死”を見つめる日々を、透明な筆致で描く表題作をはじめ、行方不明の弟を月の海に捜し求める「くらげ」、高校生に成長した娘と再会する「クレープ」等、清冽な名篇収録
落ち穂拾いの経済学  ビジネスシ-ズ発見法
1990.10.04発売
落ち穂拾いの経済学  ビジネスシ-ズ発見法
著:竹内 宏,装丁:平良 徹
情報化社会の弊害がニュ-ビジネスを生む!東京にモノと情報が氾濫すればするほど,生活環境は悪化するのが90年代である.ならば,その弊害を浄化しながら儲ける「バクテリア」ビジネスは必ず成功する.
随筆新平家
1990.10.04発売
随筆新平家
著:吉川 英治
『新・平家物語』は一代の大作だけに、著者の意気ごみも格別であった。ふつうは編集部まかせの“前回までの梗概”も著者自ら「筆間茶話」として執筆。筆休めに構想の一端を語り、史談人物論はもちろん、身近の雑記にも味わい深く、梗概以上の梗概として好評だった。近畿を中心に東北から中国、四国までの丹念な取材紀行が「新・平家今昔紀行」。源平ゆかりの地の今昔が才筆に躍る。
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梅里先生行状記
1990.10.04発売
梅里先生行状記
著:吉川 英治
梅里先生とは徳川光圀、政務をはなれ、西山に隠棲する光圀を称ぶにふさわしい。だが光圀、決して閑日月ではなかった。終生の事業、大日本史の修史をつづける一方、炯々たる眼光をもって世情を睨んでいた。浮華な元禄の世、その上に立つ将軍綱吉、寵臣柳沢吉保……。光圀にとって苦々しいのは、その柳沢と藩老藤井紋太夫とが手を結んでいることだった。光圀の周辺には、無気味な動きがある。
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新編忠臣蔵(二)
1990.10.04発売
新編忠臣蔵(二)
著:吉川 英治
刃傷事件から討入りまで、忠臣蔵はどこをとっても胸をうつドラマだ。今でも我々の心を動かすのは、人生の縮図を形をかえて観るからだろう。振幅の激しかった大石内蔵助。また大石と共に立ち上がりつつも、消えてゆく同志。偽りの恋に情熱のすべてをかける女心の哀れさ。ラストシーンを飾る琴の爪の話――。本書の執筆は『宮本武蔵』の起稿と同年、著者の心気は最も充実していた。
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新編忠臣蔵(一)
1990.10.04発売
新編忠臣蔵(一)
著:吉川 英治
忠臣蔵の「昭和定本」を潜る人間模様の数々。血をみてはならぬ殿中で、浅野内匠頭が吉良上野介めがけて腰の小刀を一閃したとき、赤穂藩5万3千石は音もなく崩れた。太守は即日切腹、城は明け渡し。300の藩士とその家族の驚愕と困惑。それは突如として襲う直下型の激震にも似ていたが、強烈な余震はまた世人を驚倒させずにはおかなかった。47士の吉良邸討入りである。
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