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としみつ
1981.08.11発売
としみつ
編:宮城 まり子,装丁:亀倉 雄策,装画:としみつ
講談社文庫
おかあさんと「としみつ」チャン。せんせいと「としみつ」くん。「まり子」と「としみつ」……「ねむの木学園」のとしみつチャンが、7年間の間に、宮城まり子さんと交わした、「手紙」と「絵」と「作文」を、1300通をこす中から選び、まり子さんの返事ととpもに、に小さな画文集にして、あなたの、やさしさに、おくります。「絵」64点&「手紙と文」55編の小さな画集ーー愛と祈りのデュエット!
電子あり
旅の手紙<見えないものが見えてくる>
1981.08.11発売
旅の手紙<見えないものが見えてくる>
著:落合 恵子,その他:亀倉 雄策,装丁:杉浦 久夫,装画:永井 博,その他:野沢 葉子
講談社文庫
神戸や京都、北海道、萩、スイス……。旅先でひとり綴った心の手紙を投函します。受取人はあなた。ーー旅に出たい、そう思った時から旅はすでに始まっている。旅に出ると、ふだん見えないものが、見たくなかったものが、そして見ていなかった自分が、見えてくる。神戸や京都、北海道、萩、スイスなど、内外の各地に民俗と詩情を訪ねながら、さわやかな批評眼で現代をみつめ直して綴った、あなたへの、心の手紙。
電子あり
魔法のベッド(1) 南の島でのぼうけん
1981.08.10発売
魔法のベッド(1) 南の島でのぼうけん
著:メアリー・ノ-トン,訳:八木田 宜子,絵:三木 由記子
青い鳥文庫
プライスさんは魔女なのです。まだ勉強中ですけれど、ほうきに乗って空がとべるし、すてきな魔法もつかえるんです。そのひみつを知っているのは、ケアリイ、チャールズ、ポールの3人きょうだいだけ。そこで、ある日、4人はこっそり、魔法でぼうけん旅行にとびたちます!
宇宙人のしゅくだい
1981.08.10発売
宇宙人のしゅくだい
著:小松 左京,絵:堤 直子
青い鳥文庫
「ちょっとまって! わたしたちがおとなになったら、きっと戦争のない星にして、地球をもっともっと、たいせつにするわ……。」ヨシコのした宇宙人とのやくそくは、はたして実現されるでしょうか。表題作『宇宙人のしゅくだい』ほか、次代を担う子どもたちへの期待をこめておくる25編のSF短編集。
ぼくらの気持
1981.08.10発売
ぼくらの気持
著:栗本 薫,解説:二上 洋一
講談社文庫
年収なんと2億5千万円の人気少女マンガ家が殺された。……「ぼくらの時代」のKTV殺人事件から2年経ち、ヤスヒコは今少女マンガ雑誌の編集者。彼が担当しているマンガ家が惨殺され、嫌疑は彼にかけられる。我らの薫と信の二人は親友の無実を証明すべく真相の究明に乗り出す。
電子あり
泡の女
1981.08.10発売
泡の女
著:笹沢 左保,解説:武蔵野 次郎,装丁:亀倉 雄策,装画:和田 誠
講談社文庫
義父殺しの容疑で逮捕された夫の無実を信じ、空白の時間を追求する妻。彼女を待ち受ける非情の罠! ーー木塚夏子の父・重四郎が、茨城県大洗海岸で死体となって発見され、夏子の夫・達也が容疑者として勾留された。夫を信じる夏子は、懸命の努力でアリバイ証明に奔走し、達也の無実も明らかになったかと思えたが、ある重大事実も判明し、彼女の不安も極点に達する。夫婦の愛の虚妄を非情に描いて深い余韻を残す、長編推理の傑作。
電子あり
絶望からの出発 私の実感的教育論
1981.08.10発売
絶望からの出発 私の実感的教育論
著:曽野 綾子,解説:稲村 博,装丁:亀倉 雄策,その他:小杉 一雄
講談社文庫
母親の立場から、豊かな人間を育てるための家庭教育のあり方を説く。すべての親・教師必読の書ーー子供が親を殴り蹴る地獄図はなぜ起こるか。進学偏重の時代に、真に豊かな人間を育てることは可能か。本書にはその答がある。具体的な事例にそって、母親の立場から家庭教育を述べる著者は、人間理解の深さと一貫した主張で、教育の本質をつき、その実践の方法を示唆する。すべての親・教師必読の書である。
電子あり
マザー・グース2
1981.08.10発売
マザー・グース2
訳:谷川 俊太郎
講談社文庫
おもしろくってくそまじめ、ナンセンスまた奇怪千万、ユーモア、ペーソス、どたばたにやり……。あらゆるおかしさがひしめきあうへんてこりんな世界。いまや全地球的財産になった「マザー・グース」の軽妙絶妙の訳に、たのしい挿絵がついた。この巻にはマザー・グースのおっかさんもいよいよ登場。全4巻。
電子あり
花曝れ首
1981.08.10発売
花曝れ首
著:赤江 瀑,解説:山尾 悠子,その他:亀倉 雄策,装丁・その他:辻村 ジュサブロー,その他:海老澤 一郎
講談社文庫
地獄が恐うおすのんか? 修羅がそんなに恐ろしおすか? 好いた男と見る修羅や。おちる地獄や。おちとみやす――夏の北嵯峨、陽ざらしの化野に立ちあらわれた妖かしの影、秋童・春之助二人の色子が物語る、はかない栄耀のはての無惨な性……。表題作のほか「恋怨に候て」「影の風神」など4篇、魔に憑かれた魂の官能美の極致、妖かしの陶酔境を描ききった伝奇ロマン。身性の毒が、人を花に変える!(作品集「熱帯雨林の客」改題) 夏の北嵯峨、陽ざらしの化野に二人の色子が物語るはかない栄燿のはての無惨な性。表題作のほか「恋怨に候て」「影の風神」など四編、妖かしの美を描いた伝奇ロマン。(作品集「熱帯雨林の客」改題)
電子あり
長勝院の萩(上)
1981.08.10発売
長勝院の萩(上)
著:杉本 苑子,装丁:亀倉 雄策,装画:朝倉 摂
講談社文庫
今川氏の質子として忍苦の青春を送る松平元信(家康)は、流芸人おちいの翳りある美貌に魅せられる。桶狭間の戦を機に家康は独立を果し、おちいはお万の方とよばれる側室に。だが、そこには正室築山殿との凄絶な女の戦が待っていた……。家康の愛妾お万の愛と性の修羅を濃密艶冶に描く長編力作。〈全3巻〉
電子あり
嵯峨野より
1981.08.10発売
嵯峨野より
著:瀬戸内 晴美
講談社文庫
嵯峨野の自然と人生を流麗に綴る好エッセイーー 剃髪して京都の郊外嵯峨野に庵を結んだ著者が、樹木、野の草をはじめ四季の自然を愛し、それに対することで自分の来しかた、人生、世の移ろいを深くとらえ、さわやかな感動を読む者に与える好エッセイ。 吾れ、常に、ここにおいて、切なり、と心につぶやく。すると、心の中に涼しい風がおこり、もやもやした俗情がさっぱり吹き払われる……。剃髪して京都・嵯峨野に庵を結ぶ著者が、草花、樹木をはじめ四季の自然を愛し、それに対することで自分の人生、世の移ろいを深くとらえ、さわやかな感動を与える好エッセイ。
電子あり
近世日本国民史 豊臣秀吉(1)
1981.08.06発売
近世日本国民史 豊臣秀吉(1)
著:徳富 蘇峰
講談社学術文庫
百世子孫を魅了する英雄秀吉の天下経営への序幕篇。秀吉、本能寺変知るや疾風迅雷、中国攻めより返して光秀を討つ。時に勝家は越中上杉攻めより兵を率いて上洛途次、家康は堺より間道を逃れ岡崎にて陣容整え光秀討伐に進発、共に秀吉から光秀伏誅の報を受く。清洲会議を経て天下の大勢暗旋黙多、秀吉に赴く。勝家を亡ぼし、強敵家康と講和したる秀吉は南海四国北陸を平定、信長の定めた大経綸を継ぎ日本統一への加速を加える。
電子あり
仏教聖典
1981.08.06発売
仏教聖典
著:友松 圓諦
講談社学術文庫
苦悩に満ちた古代インド社会の中で、敢然として求道・布教に起たれた釈尊の姿を、最古の諸教典を素材とした格調高い文章で再現する。原始仏教のみずみずしい生命力が漲っている本書は、現代の人々に真の安心への道を説き示し、勇気と希望を与えるだろう。全日本仏教会の推薦を受け、広く各宗にわたって支持され、また篤信の人々によって全国津々浦々にまで普及せしめられた仏教聖典の決定版。まさに、万人のための座右の書である。
新訳論語
1981.08.06発売
新訳論語
著:穂積 重遠,解説:宇野 精一,その他:蟹江 征治,装丁:千葉 雅哉,レイアウト:滋賀 紀子
講談社学術文庫
本書は、東宮大夫兼侍従長として皇太子傅育の役、最高裁判事等を閲歴した著者が、子弟教育を目的として新訳した極めて独創的な「家庭論語」である。著者は『論語』を孔子一代記と見、論語の説く人生訓・処世術を過去の道徳とせず、現代の活教訓として1つ1つの主題に、実生活や時事問題を絡ませ、時に余興的雑談を織り交ぜながら面白く語っているため、道学者流の匂いがなく、素直に現代人の心に受け入れられる魂の書となっている。
歎異抄講話
1981.08.06発売
歎異抄講話
著:暁烏 敏
講談社学術文庫
親鸞の思想に「近代」と「個」の救済を発見した明治の知識人の中でも、不安から覚醒への道すじを最も熾烈に歩んだのが暁烏敏であった。『歎異抄』が危険な書として封印された状態にあったのを、公開し、論求し、本願他力の大慈悲に誰しもがあずかりうるという確信を人々に与えた、その開示の書が『歎異抄講話』であった。この一冊が果した役割の大きさは、そのまま親鸞の思想の普遍的な「新しさ」と照合している。(松永伍一氏「まえがき」より)
うつ病の時代
1981.07.17発売
うつ病の時代
著:大原 健士郎
講談社現代新書
不眠や抑うつ、焦燥、食欲不振、体重減少、死の誘惑など、1度はだれでも体験した症状である。まじめで几帳面な人が、ある日突然孤独になる。背後からヒタヒタと迫っているのがうつ病である。蒸発、登校拒否、アルコール依存症などの裏側でも、かならずうつ病が糸を操っているという。ストレスの多い管理社会、冷えきった家族や職場の人間関係は、人をさらに孤立させていく。「現実逃避しながらも、一方では『助けられたい』と願う彼らには、暖かい人間関係だけが救いである」と訴える本書は、患者たちの対話の中で構築された〈うつ病に人間学〉である。 助けられたい」願望――孤独な魂は、周囲に向かって助けを求める。それはよく狂言自殺の形をとって現れる。遺書めいたものを書いて、家人の目にふれやすいところに置いたり、死を口走ったり、感傷的になったり、反抗的になったり、家出めいた行動に出たりする。たいていのばあい、周囲は彼らの苦悩に気づいて、救いの手をさしのべる。しかし、ときによっては周囲の者がそれに気づかなかったり、放置したりしていると症状は進行する。そして重症になると、「助けられたい」気持ちは影をひそめ、「死にたい」気持ちが多くの比重を占めるようになる。――本書より
釣りの科学 新しい釣魚学入門
1981.07.17発売
釣りの科学 新しい釣魚学入門
著:森 秀人,装丁:市川 英夫,その他:さくら工芸
ブルーバックス
この本では、いくつかの、例外的な釣魚も紹介しているが、それはあくまでも例外であって、本旨は、魚を釣るうえに必要な科学的知識の探究におかれている。深海魚とか、ヤツメウナギとか、興味ある魚類は多いが、あくまでも「釣りの科学」に徹して、とりあげる魚類は、釣りの対象魚にしぼっている。これを契機に、日本の釣魚学がさかんになることをわたしは願っている。 (本書「釣魚学とはなにか」より)
科学者のための英文手紙文例集
1981.07.13発売
科学者のための英文手紙文例集
著:逢坂 昭,著:阪口 玄二
国際学会の参加や受入れ、投稿事務、留学手続き、見学依頼、版権問題等々繁雑で日常的、緊急でしかもポイントをつかみにくい外国人相手のやりとりを一挙に解決する文例集。膨大な実例を精選しあらゆる場面に応じる実務書。
続 ねむの木の子どもたち
1981.07.13発売
続 ねむの木の子どもたち
著・その他:宮城 まり子,解説:水上 勉,装丁:亀倉 雄策,その他:わたなべ としお
講談社文庫
子どもたちの背負う障害はあまりに重たい。ありったけの愛情で献身するまり子は、だから、いつも戦仕度だ。車イスの子がはじめて両足で立った日、ことばのない子が「ま・り・子」とささやいた日……ハンディキャップをもつ子どもたちの汚れない心のまぶしさを、美しく透明な文章につづった、まり子の愛のメッセージ! ねむの木学園の15年を綴る感動のエッセイ。女優の売名? 金儲け? 世間の無理解と行政不在のなか、著者が渾身の力で育て上げたねむの木学園、その結晶ともいうべき無垢な魂との交流の記録。<正続 全2巻>
電子あり
マザー・グース1
1981.07.13発売
マザー・グース1
訳:谷川 俊太郎
講談社文庫
おもしろくってくそまじめ、ナンセンスまた奇怪千万、ユーモア、ペーソス、どたばたにやり……。あらゆるおかしさがひしめきあうへんてこりんな世界。いまや全地球的財産になった「マザー・グース」の軽妙絶妙の訳に、たのしい挿絵がついた。この巻にはハンプティ・ダンプティ等が登場して全96篇。全4巻。
電子あり