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1981.05.28発売
のばらの村のものがたり(4)雪の日のパーティー
講談社の絵本
世界中で400万部読まれたベストセラー、待望の復刊!
豊かなイギリスの田園。自然とともに暮らす、のばらの村のねずみたちを美しい絵で描いた、うっとりするような絵本。
のばらの村に冬がやってきました。はじめて雪を見るウィルフレッドら、トードフラックス家の子どもたちはおおはしゃぎです。雪がふって、開かれたのは伝統の舞踏会。おとなも子どもも、みんなで準備しました。それはそれはすてきな、手作りの雪のパーティーです。
1981年度第16回世界絵本作家原画展(至光社・丸善共催)みみずく賞受賞
1982年度ボローニャ国際児童図書展エルバ賞受賞
厚生省中央児童福祉審議会推薦図書
全国学校図書館協議会選定図書
日本図書館協会選定図書

1981.05.28発売
のばらの村のものがたり(3)木の実のなるころ
講談社の絵本
世界中で400万部読まれたベストセラー、待望の復刊!
豊かなイギリスの田園。自然とともに暮らす、のばらの村のねずみたちを美しい絵で描いた、うっとりするような絵本。
のばらの村に秋がやってきました。ねずみたちは冬にそなえて、木の実やきのこの取り入れに大忙し。だんしゃく夫妻のすえむすめ、プリムローズも父さんと木の実取りに出かけます。ところが、ひとりでの帰り道、道草しているうちに迷子になってしまったから、さあ大変。そのころ村では、プリムローズがいなくなって大騒ぎに……。
1981年度第16回世界絵本作家原画展(至光社・丸善共催)みみずく賞受賞
1982年度ボローニャ国際児童図書展エルバ賞受賞
厚生省中央児童福祉審議会推薦図書
全国学校図書館協議会選定図書
日本図書館協会選定図書

1981.05.28発売
のばらの村のものがたり(2)小川のほとりで
講談社の絵本
世界中で400万部読まれたベストセラー、待望の復刊!
豊かなイギリスの田園。自然とともに暮らす、のばらの村のねずみたちを美しい絵で描いた、うっとりするような絵本。
チーズ小屋で働くポピーと粉屋のダスティは、小川のほとりで出会い、やがてひかれあうようになります。そしてふたりは婚約。6月の日差しがふりそそぐ小川にいかだをうかべての結婚式。のばらの村のみんなが祝福してくれています。
1981年度第16回世界絵本作家原画展(至光社・丸善共催)みみずく賞受賞
1982年度ボローニャ国際児童図書展エルバ賞受賞
厚生省中央児童福祉審議会推薦図書
全国学校図書館協議会選定図書
日本図書館協会選定図書

1981.05.28発売
のばらの村のものがたり(1)春のピクニック
講談社の絵本
世界中で400万部読まれたベストセラー、待望の復刊!
豊かなイギリスの田園。自然とともに暮らす、のばらの村のねずみたちを美しい絵で描いた、うっとりするような絵本。
すばらしくよく晴れた春の朝。今日はトードフラックス家の男の子、ウィルフレッドの誕生日です。のばらの村の住人たちは、誕生日のピクニックを計画しました。そんなこととは知らずに出かけたウィルフレッドは大感激。多くの住人たちが登場する「のばらの村のものがたり」シリーズ第1巻。
1981年度第16回世界絵本作家原画展(至光社・丸善共催)みみずく賞受賞
1982年度ボローニャ国際児童図書展エルバ賞受賞
厚生省中央児童福祉審議会推薦図書
全国学校図書館協議会選定図書
日本図書館協会選定図書

1981.05.13発売
ふしぎな目をした男の子 -コロボックル物語(4)-
青い鳥文庫
コロボックルのどんなすばやい動きも見えてしまう、ふしぎな目をした男の子タケルと、へそまがりのコロボックルの老学者・ツムジのじいさまが友だちになった。タケルが小さいころ遊んだ池が、すっかりあれてしまった。この池をすくおうとする少年たちと、かげでそれを助けるコロボックルたちとの楽しい物語。
もくじ
はじめに
第一章 つむじまがりの学者
第二章 タケルとヒロシと用水池
第三章 二つのいいつたえ
第四章 かわいそうな池
第五章 ほんとうのトモダチ
<A日本の名作 小学上級・中学から>

1981.05.13発売
だれにも見えないベランダ
講談社文庫
やさしい娘のために、気のいい大工さんがつくったのは、だれにも見えなくて、新鮮な野菜やいちごのできる、すてきなベランダだったのです……という表題作。老人が貸してくれたセミが、美しくはかない若者の心を見せてくれる「夏の夢」や「カスタネット」「日暮れの海の物語」など、ふしぎなきらびやかな世界へさそう殊玉のファンタジー童話11編を収録。

1981.05.13発売
南十字戦線
講談社文庫
速水澪子は、理不尽な巨大資本から南太平洋の孤島を守るために、1人1万ドルで、世界各地から7人の「冒険軍人」を雇う。集まったのは、ベトナム戦争帰り、冒険家、殺し屋、爆発物専門家、ナイフ使い、過激派くずれ……。砲弾飛び交う海戦、ヘリとの戦闘、ジャングルでのゲリラ戦と、スリリングに展開する冒険ロマン長篇。

1981.05.13発売
夜間飛行 ミステリについての独断と偏見
講談社文庫
ミステリを通して人生を語る異色のエッセイ。ミステリの楽しみが数行の謎ときだけなんてモッタイない。名作の行間から垣間みえる芳醇な人生の味を洒脱に描く! ーー名探偵が登場して、「事件」は解決する。だが、「人生」という厄介なナゾは、そうスッキリ割り切れるものじゃない。ミステリの行間から垣間見えるほろ苦い人生の味、そんなプラス・アルファの魅力を、名コラムニストが軽妙に、ときにセンチメンタルに語る、大人のためのミステリ論。好評「課外授業」の姉妹編。
1981.05.13発売
娼婦の眼
講談社文庫

1981.05.13発売
青い果実
講談社文庫
金満家の娘を独占しようと奇行を演ずる町の青年たち。ダラクしたそれらの青年たちにレジスタンスする町の娘たち。ちょうどその頃、若い青年医師が東京から帰郷したことにより、波紋はますます大きな輪を描く……。海に近い小さな町に起った珍騒動を、軽快なタッチで描いた痛快小説。
金満家の娘の歓心を買おうと奇行を演ずる町の青年たち。そこへ東京から帰郷して来た青年医師が投げかけた波紋……。海に近い小さな町に起こった珍騒動を軽快なタッチで描いた痛快小説。

1981.05.12発売
怒れど犬
講談社文庫
飼い主の顔色をうかがい、ふてぶてしく居ついてしまった犬を、残忍なまでに虐待する「私」。そこまで残酷な行為に走らせるものは何か? 犬の中に、生ぬるく醜い己の姿を見るためか? 人間の偽善をあばき、愛とは何か、生きるとは何かを、抑制のきいた文体で著した傑作。ほかに、「十三歳の旅」「たとえば風に向かって」を収録。

1981.05.11発売
弓の部屋
講談社文庫
夏の夜の神戸を彩る生田神社の花火。それを、異人館のボウ・ルーム(弓の部屋)から眺める男女の間で、突如、殺人が……。被害者は、メイド・光子の夫の山中。彼は、電灯を消した一瞬にすり替えられたコップを口にして、毒殺された。捜査の進展につれ、居合わせた人々の過去が、次々にあばかれて……。神戸情緒あふれる、本格ミステリ。

1981.05.07発売
今昔物語集(三)
講談社学術文庫
『今昔物語集』巻3は維摩(ゆいま)・文殊(もんじゅ)・目連(もくれん)・舎利弗(しゃりほつ)・賓頭盧(びんずる)など仏弟子たちの霊験教化にかかわる説法を収め、巻末に沙羅双樹下の哀愁にみちた釈尊入滅関係話を置いて巻一から続く釈尊在世時の説話を終える。教化を受けるものは国王・后・王子・王女をはじめ、長者から下婢・異類に及び、それらのさまざまな人間的欲望に基づく苦悩の救済を通じて、釈尊と仏法の尊さを語ろうとする。中でも阿闍世(あじゃせ)王が父王を殺し教化される話は有名である。

1981.05.06発売
近世日本国民史 明治三傑 西郷隆盛・大久保利通・木戸孝允
講談社学術文庫
大久保利通、参朝の途次紀尾井坂にて凶刃に斃る。時に明治十一年五月、木戸孝允病死後一ヶ年、西郷隆盛自刃より八ヵ月、共に手を携えて維新回天を成就したる後袂を分って朝野に分離し、互いに死闘を演じたる三人、年を隔てずして逝く。絶大の大史筆ここに至って明治の重大事件の綱領を口述せんと期すも既に齢に余裕なく多く三傑の回想感慨に耽ける状、恰も沖天の火炎燃えつくしてなお余燼を存するに似て、通史の興味まさに津々。

1981.05.06発売
続・勘の研究
講談社学術文庫
古来東洋においては、たとえば禅の悟りや剣法の極意、芸能における名人芸などにみられる、ある普遍的なものを「いわく言いがたし」とか「名状すべからず」とか称しつつ伝えてきた。本書において著者は、この普遍的な“何か”を「勘」という概念によって捉え、その学問的体系づけを試みている。本書は「勘」という前人未踏の研究領域における唯一の心理学的研究であり、日本人の精神の働きと構造を立体的に解剖した古典的名著である。

1981.05.06発売
今昔物語集(五)
講談社学術文庫
『今昔物語集』巻五は釈尊以前の、インド古代伝承にもとづく種々の説話を収める。前四巻に比べて世俗説話性が濃厚であり、僧迦羅国(今のスリランカ)建国由来談をはじめ、国宝の夜光玉を盗んだ盗賊が半国を賜わった話、女色に迷った一角仙人の話、月の中の兎の話、虎の威を借る狐の話、棄老国の話など、人間のさまざまな欲望をとらえて波乱に富んだ興味深い話が多く、それらが釈尊の前生や仏法ないし処世訓と結びついて語られる。

1981.05.06発売
今昔物語集(四)
講談社学術文庫
『今昔物語集』巻四は釈尊入滅後における仏弟子・高僧たちの強固な求道心や勝れた教化力を賛(たた)える説話を収める。阿難・羅ご羅(らごら)等の仏弟子のほか、のちに中国・日本仏教諸宗の祖と仰がれ、あるいは仏教史上偉大な業蹟を残した高僧たち、優婆崛多(うばくつた)・竜樹・提婆・無着・世親・護法・清弁等が年代順に登場し、それらの活躍する人間味豊かな話によって、仏滅後の天竺仏教の状況と重んずべき教理・信仰を平易に、また興味深く教えようとする。
1981.04.21発売
有機電解合成(電解酸化の方法と応用)

1981.04.17発売
朝鮮語のすすめ 日本語からの視点
講談社現代新書
日本語の特色は――と聞かれたら、「日本語は、主語や動詞をよく省く。動詞が文末にくる。単・複の区別があいまい。関係代名詞がない。」などと答えるだろう。ところが、朝鮮語もまったく同じなのである。一方、日本人が「――ですが……」と語尾をにごすのは、切り口上を避けるためといわれるが、朝鮮語でも語尾をにごすにもかかわらず、韓国人は、きついことばを平気で使い、議論をつくすことをよしとする。本書は韓国育ち、在日十五年の気鋭の言語学者が、肌で感じた日・韓の文化の違いを通して、朝鮮語の面白さを紹介した読者待望の書。

1981.04.17発売
夢診断
講談社現代新書
永遠の時間と無限の宇宙を駆けめぐる夢は人間の意識と無意識の対話といえよう。心の奥に沈むエモーションはひきだされ、よろこびやかなしみの感情はドラマとしてあざやかに定着する。本書はシャドウ、ペルソナ、アニマ、アニムス、太母、老賢人などユングの元型のイメージや集合無意識の考えを駆使しながら一人芝居としての夢をあざやかに診断していく。漱石の夢、更級日記の夢、未開部族の夢などとともにユング研究所以来の著者自身の夢ノートをてがかりに、暗く、抑圧された衝動の表現としてではない人生をより豊かにしていく夢の可能性を語る。
夢と遊んでみる――最近、ヨーガや禅などを好み、実践的な精神的修行の一つとして、夢に興味をもつ若い人たちが増えている。そして、マンダラや仙人や大女神の夢を見る人たちも多い。その結果として、インドやネパールに出かけたり、世界を駆けめぐる計画を立てる人もいる。それは若さと深くかかわる自我膨張の一つかもしれないということは知ってほしい。それでもなお、山に籠ったり、外国へ出かけたい人たちを、わたしはとめる気はない。なにごとも計算ずくめで、若さを失なった感動なき人々に比べれば、はるかにましだと思うからである。夢は考えだすと、やめられないほどおもしろい。ただ夢を考える時は、夢の世界に呑みこまれないように、しっかりとした自分をもってほしい。いつか、夢にそれこそ夢中になって、おかげで試験勉強に手がつかずに、落ちてしまったなどと文句をいっていた若ものもいたけれど、そこまでわたしは責任をもつ気はない。――本書より