ブルーバックス作品一覧

不妊治療を考えたら読む本 科学でわかる「妊娠への近道」
ブルーバックス
知っていますか? じつは日本は、世界でいちばん「妊娠できない不妊治療」が行われている国なのです。本書では、誰も教えてくれなかった「妊娠への近道」を解説します!「検査で異常なし=すぐ妊娠できる」は間違い/もっとも妊娠しやすいのは「排卵日2日前」/胚を凍結したほうが妊娠率があがる/「身体に優しい治療」は妊娠率が低い/治療施設が公開している高い妊娠率のカラクリ/費用や通院回数も詳しく解説
「このままで本当に妊娠できる?」
――3万人の疑問に答えた「妊活本 決定版」!
知っていますか?
体外受精の実施件数は世界一なのに、出産率は世界最低
――じつは日本は、世界でいちばん「妊娠できない不妊治療」が行われている国なのです。
治療をしても妊娠できないのはなぜなのか?
第1線の専門医と出産ジャーナリストが、科学的根拠のある「妊娠のコツ」を解説します。
不妊治療を始めようか迷っている人から、治療に行き詰まっている人までの必読書。
誰も教えてくれなかった「妊娠への近道」がわかります。
・限られた「時間」と「お金」の使い方が結果を左右する
・治療施設が公開している高い妊娠率のカラクリ
・「検査で異常なし=すぐ妊娠できる」は間違い
・「身体に優しい治療」は妊娠率が低い
・もっとも妊娠しやすいのは「排卵日2日前」
・胚を凍結したほうが妊娠率があがる
・顕微授精では、精子が1個しか得られなくても妊娠が可能
・大切なのは「自然な方法」ではなく「自分に合った方法」を見つけること
・卵子はたくさん採れても質は落ちない
・「卵子の在庫がわかる検査」は、結果がゼロでも妊娠できる
・「基礎体温計測」は超音波も血液検査もなかった昔の妊活
・「痛くない卵管造影検査」もある
・排卵誘発剤の副作用は、激減している
・費用や通院回数もよくわかる!
……最新研究からみた、妊娠するために「本当に必要なこと」とは?
第1章 不妊治療大国・日本の現実 --治療を受けても妊娠できない国だった?
第2章 命のはじまり --ここまでわかってきた卵子の世界
第3章 不妊検査の最新事情
第4章 一般不妊治療と卵巣刺激法
第5章 体外受精と顕微授精
第6章 胚の移植と凍結

マンガ 現代物理学を築いた巨人 ニールス・ボーアの量子論
ブルーバックス
「現在から振り返ると、ボーアの仕事はそれを受け継ぎ発展させた後輩たちの仕事の下に埋もれてしまったように感じる。だが、もっとも困難な過渡期の基礎的な仕事をボーアがなしとげたからこそ、その後のはなばなしい発展があったのである。…ひとつの新しい分野をきりひらいたボーアの模索のプロセスから学び、その業績を改めて見直すことは今、意義深いことだと思う」(「訳者あとがき」より)
1885年、デンマークに生まれ育ったボーアは
弟のハラルとともに高校に入ると天才振りを発揮。
大学を卒業後、放射能研究の第一人者ラザフォードに師事しつつ、
独自に思考を重ね、「ボーアの原子モデル」を考案し
1922年、ノーベル物理学賞を受賞。
ここに量子力学の扉が開かれます。
時を同じくして若きハイゼンベルク、パウリ、
シュレーディンガー、ディラックといった
天才物理学者が出現し、彼らとの議論を通して
現代の量子力学の基礎が築かれていきます。
アインシュタインと論争をくり返し、
ユダヤ人への弾圧から多くの研究者を援助し、
また軍拡競争を予見したりと、現代物理学を牽引した
科学者であり思想家であった偉人の生涯を解説。

海の教科書 波の不思議から海洋大循環まで
ブルーバックス
海のさまざまな現象を知ると、地球の素顔が見えてくる。海水はなぜ塩辛い? 波はどうして起きるのか? 親潮や黒潮はどこからやってくる? 熱帯で起こるエルニーニョ現象が、なぜ日本の気候に影響する? 数千年もかかって海水が地球をめぐる「海洋大循環」とは? あなたの知らない海の姿を、最新科学で徹底解説。目に見える海の現象から、目に見えない地球規模の活動まで、海をまるごと解説する、海洋学の入門書です。
身近なのに意外と知らない「海」を最新科学で解き明かす!
【海のさまざまな現象を知ると、地球の素顔が見えてくる】
海水はなぜ塩辛い?
波はどうして起きるのか?
月が潮の満ち引きを起こしているって本当?
親潮や黒潮はどこからやってくる?
熱帯で起こるエルニーニョ現象が、なぜ日本の気候に影響する?
数千年もかかって海水が地球をめぐる「海洋大循環」とは?
あなたの知らない海の姿を、最新科学で徹底解説。
目に見える海の現象から、目に見えない地球規模の活動まで、
海をまるごと解説する、海洋学の入門書です。

マンガ 「解析学」超入門 微分積分の本質を理解する
ブルーバックス
解析学の第一歩としての微分積分を、直感的なイラストで完全理解!解析学の最初の難所ε-δ(イプシロン・デルタ)論法を使った極限の定義から微分積分までじっくりと解説。言葉だけではわかりにくい、複雑な概念や考え方も、目からウロコのイラストですっきり理解。なぜこうなるのか、どんな意味があるのか、なっとくしながら学べる。
解析学の第一歩としての微分積分を、直感的なイラストで完全理解!
解析学の最初の難所ε-δ(イプシロン・デルタ)論法を使った極限の定義から微分積分までじっくりと解説。言葉だけではわかりにくい、複雑な概念や考え方も、目からウロコのイラストですっきり理解。なぜこうなるのか、どんな意味があるのか、なっとくしながら学べる。

「健康食品」ウソ・ホント 「効能・効果」の科学的根拠を検証する
ブルーバックス
「脂肪の吸収を抑え、排出を増加させる」トクホコーラ。「10分のジョギングと同じ消費カロリー効果がある」高濃度茶カテキン飲料。「腸内フローラを良好にし、便通を改善する」ビフィズス菌配合サプリメント。国の制度によって「効能・効果」を大々的にアピールするトクホや機能性表示食品などの「保健機能食品」。“根拠”とされる論文を解読してわかった驚きの実態とは?
トクホ誕生から25年、機能性表示食品の登場から1年。
その“科学的根拠”、信じていいですか?
・コラーゲンが潤すのは「お肌ではなく喉」だった
・ふつうの豆乳とトクホ豆乳の中身はまったく同じ
・「体脂肪を減らす」お茶で体重が増えた
・「内臓脂肪面積を減らす」ヨーグルトで体脂肪率が上昇した
・血糖値が上がりにくい人は「食後血糖値を抑える」青汁で血糖値がむしろ増加した
(本文は実名表記です)
論文を読み解き、メーカーに問いただしてわかった、
「効果の限界」と「隠されていた不都合な真実」――。
それでも、買いますか?
誇張された宣伝文句を“誤読”しないためのヒントも満載。

へんな星たち 天体物理学が挑んだ10の恒星
ブルーバックス
夜空に瞬く恒星は、どれも小さな点にしか見えない。だがじつは、どいつもこいつもとんでもない!星とは思えぬ異様な姿、奇想天外なふるまい……はるか遠くの彼らの想像を絶する「生きざま」が、いま観測技術と天体物理学の進歩によって、少しずつ明らかになってきている。恒星研究のプロフェッショナル厳選、10個のへんな星たちに驚き笑い呆れながら、星の物理を学べる本。
夜空に瞬く恒星は、どれも小さな点にしか見えない。
だがじつは、どいつもこいつもとんでもない!
星とは思えぬ異様な姿、奇想天外なふるまい……
はるか遠くの彼らの想像を絶する「生きざま」が、
いま観測技術と天体物理学の進歩によって、
少しずつ明らかになってきている。
恒星研究のプロフェッショナル厳選、
10個のへんな星たちに驚き笑い呆れながら、
星の物理を学べる本。
宇宙には、こんな星たちが実在している!
★フィギュアスケートの選手みたいにイナバウアーしている
☆恒星のくせにバカバカしいほど長い尾を引きずっている
★墨を吐いて自分の姿をくらますタコなやつ
☆蚊取り線香みたいなやつ
★遠距離恋愛のカップルが久しぶりに会ったような盛り上がりのペア
☆盛り上がりすぎてついにくっついてしまったペア
★世界中の天文学者が推理バトルを繰り広げた謎の幽霊星 ほか

高校数学でわかる光とレンズ 光の性質から、幾何光学、波動光学の核心まで
ブルーバックス
本書では主に、光を光線として扱う幾何光学と呼ばれる分野を解説し、特にレンズの働きを明らかにします。光学機器として、現代において大活躍しているカメラやメガネ、そして望遠鏡、顕微鏡、それらのレンズに関する物理を基礎から解説していきます。高校数学の知識を身に着けていれば、現代光学の知識をひとつひとつ確実に理解していくことができます。定評のある「高校数学でわかる」シリーズの記念すべき10作目!!
私たちの周りには「光」が満ち溢れています。
その光によって、私たちは周りの世界を見ることができます。
そして、レンズを使ったさまざまな光学機器の発明により、私たちが見ることのできる世界は、はてしなく広がりました。
本書では主に、光を光線として扱う幾何光学と呼ばれる分野を解説し、特にレンズの働きを明らかにします。光学機器としては、カメラやメガネ、そして望遠鏡、顕微鏡が大活躍しています。この光学機器のレンズに関する物理を基礎から解説していきます。
本書は、大学の学部レベルの光学の基礎的な知識と体系を、高校数学の知識を身に着けていれば理解できるように工夫してあります。大学で光学を学び始めたばかりの学生のみなさんや、大学の光学をはやくのぞいてみたい高校生のみなさん、そして少し本格的に光学を勉強してみたいと思っている社会人のみなさんのお役に立てるものになっています。
「カメラのF値ってなに?」「写真を撮るとき、背景をぼかすしくみは?」「望遠鏡は上下が逆に見えるけど、双眼鏡はさかさまにならない」「顕微鏡の対物レンズ、接眼レンズって?」など、科学ファンのみならず、シャッターチャンスを狙うカメラファン、夜空を楽しむ天体ファン、顕微鏡をのぞく生物ファンの好奇心にも応えます。
定評のある「高校数学でわかる」シリーズの記念すべき10作目!!

四色問題 どう解かれ何をもたらしたのか
ブルーバックス
埋もれたままの古典的な数学の未解決問題はもはや人工知能に任せるしかないのか?! 物議をよんだ未解決問題は「解決した」と言えるのか? 現代の視点から再考する。
数学的証明とは何か
数学の未解決問題として有名だった四色問題――
平面上の地図は四色で塗り分けられる――は、
1976年の夏、イリノイ大学の二人の数学者、
K・アッペルとW・ハーケンによって解決された。
しかし、それは計算機による膨大な検証という、
従来の数学の証明法とは全く異なるものだった。
四色問題の誕生から最終的解決にいたるまでの
先人たちの苦闘の歴史を踏まえ、
計算機に依存した現代の数学的証明の意義を
あらためて考える

脳・心・人工知能 数理で脳を解き明かす
ブルーバックス
数理で「脳」と「心」がここまでわかった!囲碁や将棋で、AIが人間に勝利を遂げた。2045年、人工知能が人間の能力を超える「シンギュラリティ」は、本当に訪れるのか?数学の理論で脳の仕組みを解き明かせれば、ロボットが心を持つことも可能になるのだろうか?AI研究の基礎となった「数理脳科学」の第一人者が語る、不思議で魅惑的な脳の世界。
数理で「脳」と「心」がここまでわかった!
囲碁や将棋で、AIが人間に勝利を遂げた。
2045年、人工知能が人間の能力を超える「シンギュラリティ」は、本当に訪れるのか?
数学の理論で脳の仕組みを解き明かせれば、ロボットが心を持つことも可能になるのだろうか?
AI研究の基礎となった「数理脳科学」の第一人者が語る、不思議で魅惑的な脳の世界。
第1章 脳を宇宙誌からみよう
まずは脳がいつどのように誕生したかをみていこう。その起源をたどるには、宇宙のはじまりを知らなくてはならない。生命が脳を持ち、人に「心」が宿ったのはなぜなのだろう。
第2章 脳とはなんだろう
私たちの脳には1000 億もの神経細胞が詰まっていて、それが思考を担い、心を司っている。そもそも脳とは、どのような器官なのだろうか。最新研究で明らかになってきた脳のメカニズムを紹介しよう。
第3章 「理論」で脳はどう考えられてきたのか
現在ブームとなっている人工知能は、脳にヒントを得て1950 年代に提唱された理論モデルから誕生した。「理論」で脳の仕組みを考えるとは、どういうことなのか。その歴史をたどってみよう。
第4章 数理で脳を紐解く(1):神経興奮の力学と情報処理のしくみ
数学の理論を使って脳の仕組みを考えるのが「数理脳科学」である。本当にそんなことができるのか、数理の世界を披露したい。神経回路はどのように興奮し、記憶はどうやって蓄えられるのだろうか?
第5章 数理で脳を紐解く(2):「神経学習」の理論とは
数理の視点から、脳がどのように学習するのかを考えてみよう。これは、最近注目を集めている人工知能の「ディープラーニング」の基礎になっている理論である。
第6章 人工知能の歴史とこれから
技術がさらに発展すれば、人工知能が人間を超える「シンギュラリティ」が本当にやってくるのではと騒がれている。その歴史を振り返り、未来を考えてみたい。
第7章 心に迫ろう
これまでみてきたように、脳の仕組みが次第に明らかになってきている。だが、脳科学の最終的な目標は「心」を知ることである。それが叶えば、心を持つ人工知能が誕生する日も訪れるのだろうか?

細胞の中の分子生物学 最新・生命科学入門
ブルーバックス
今やさまざまな生命現象が細胞・分子レベルで解明され、生命の本質への理解が格段に深まっています。生命活動の基本は、DNAの暗号を解読してタンパク質を正しく作りつづけること。これが私たちの体のすみずみの、細胞ひとつひとつで24時間休みなく行われることによって、生命が維持されているのです。その要となる仕組みを解明した日本を代表する世界的研究者が、細胞内で働く巧妙なメカニズムをやさしくひもときます。
私たちの細胞内で休みなく働きつづける、生命を紡ぐ絶妙なメカニズム──。
世界的研究者による、京大名物講義をもとにした最新の生命科学入門!
今やさまざまな生命現象が細胞・分子レベルで解明され、生命の本質への理解が格段に深まっています。生命活動の基本は、DNAの暗号を解読し、タンパク質を正しく作りつづけること。これが私たちの体のすみずみの、細胞ひとつひとつで24時間休みなく行われることによって、生命が維持されているのです。その過程には、何段階ものステップがあり、そのたびにエラーを訂正する巧妙な機能が組み込まれています。
本書では、細胞内で繰り広げられる生命現象を、基本からやさしくひもときながら、最後は現在もっともホットな分野である「タンパク質の品質管理メカニズム」=「小胞体ストレス応答」研究の最先端を紹介します。
小胞体ストレス応答とはまだ一般には耳慣れない言葉ですが、生命の基盤としてタンパク質合成の要となり、糖尿病、アルツハイマー、動脈硬化、がんなど、さまざまな病気に関与しているとして世界中から注目を集めています。著者は、その仕組みを解明し、ノーベル賞の前哨戦と言われる数ある国際的な科学賞を総なめにした日本を代表する研究者。その著者が、10年以上にわたって磨きをかけてきた京都大学の名物講義をもとに書き下ろした、生命科学入門の決定版です。

世の中の真実がわかる「確率」入門 偶然を味方につける数学的思考力
ブルーバックス
確率だらけの人生を、知的に楽しくサバイバル! 生命保険のカラクリ、「大地震が起きる確率」、株の値動き、スマホゲームの「ガチャ」、視聴率や内閣支持率などなど……。「確率」を通して考えると、世の中のさまざまな真実が見えてきます。本書では、順列・組合せの基礎からベイズの定理まで、直感を裏切る「確率」の世界を数学の正しい考え方で読み解いていきます。偶然と必然を見極め、人生を渡る基礎力が身につきます!
「30年以内に大地震が起こる確率90%」なら
1年以内は3%……は間違い!!
――数学的に正しく判断し、賢く行動する――
【確率だらけの人生を、知的に楽しくサバイバル!】
平均寿命、生命保険のカラクリ、「大地震が起きる確率」、
株の値動き、視聴率や内閣支持率などなど……。
「確率」を通して考えると、
世の中のさまざまな真実が見えてきます。
本書では、順列・組合せの基礎からベイズの定理まで、
直感を裏切る「確率」の世界を
数学の正しい考え方で読み解いていきます。
偶然と必然を見極め、人生を渡る基礎力が身につきます!
【世の中のカラクリを、「確率」で楽しく読み解く!】
・120歳まで長生きできる確率はいくら?
・生命保険会社は絶対に損をしないのか?
・スマホゲームの「ガチャ」を無理なく楽しむには?
・同業各社のシェアは確率で予測できる?
・「大地震が起きる確率」を正しく怖がれるか?

サッカー上達の科学 いやでも巧くなるトレーニングメソッド
ブルーバックス
メッシのドリブル、ネイマールのフェイント、イニエスタのダブルタッチ、ブスケッツの正確無比なパス。超一流選手のテクニックに直結する「身体動作」が身につく独自メニューを初公開!股関節の可動域を広げるリフティング、重心移動を体得できるコーンドリブル、「言葉遊び」で判断力を高める脳の訓練……ほか。多角度からの映像やスーパースロー再生で、見てすぐ活用できる動画満載の特設サイトを用意。
「バルサ流」の指導法が日本で進化した!
両足を自在に操り、つねに相手の逆を突く選手になれる!
全世界で最も育成に定評のあるスペインの名門・FCバルセロナでのコーチ経験をもつ日本人が徹底指南。
メッシのドリブル、
ネイマールのフェイント、
イニエスタのダブルタッチ、
ブスケッツの正確無比なパス。
超一流選手のテクニックに直結する「身体動作」が身につく独自メニューを初公開!
股関節の可動域を広げるリフティング、
重心移動を体得できるコーンドリブル、
「言葉遊び」で判断力を高める脳の訓練……ほか。
多角度からの映像やスーパースロー再生で、
見てすぐ活用できる動画満載の特設サイトを用意。

理系のための 論理が伝わる文章術 実例で学ぶ読解・作成の手順
ブルーバックス
これまでの文章術に欠けていたもの。それは文章を書きはじめる前に必要な、「論理的に考える」作業です。この作業は文章を「読み取る」力とも密接にかかわっています。本書では豊富な事例を用いて文章を完成させるまでの作業をマルゴト解説します。注意すべきポイント、作業の具体的な手順を覚えて、実践的な「文章の書き方」を身につけてください。
これまでの文章術に欠けていたもの。それは文章を書きはじめる前に必要な、「論理的に考える」作業です。この作業は文章を「読み取る」力とも密接にかかわっています。
本書では豊富な事例を用いて文章を完成させるまでの作業をマルゴト解説します。注意すべきポイント、作業の具体的な手順を覚えて、実践的な「文章の書き方」を身につけてください。

脳からみた自閉症 「障害」と「個性」のあいだ
ブルーバックス
「完璧な脳」なんてどこにもない! 脳ができあがるまでのプロセスは、気が遠くなるほど複雑で精巧なもの。だから、ほんのちょっとしたバグは誰にでも起きている。実はそれが、その人の「個性」となるのだ。しかし、そのバグがときに「発達障害」となり、「自閉症」と呼ばれるものにもなる。では、どんな場合に、「障害」となるのか? 神経発生学の第一線で活躍する著者が、かつてないアプローチで発達障害と自閉症の本質に迫る!
自閉症と診断される人の割合は、40年前には5000人に1人でしたが、2014年には68人に1人と、約70倍に増えています。
「アスペルガー」「大人の発達障害」という言葉もよく話題にのぼるようになり、いまや自閉症はごく身近な障害といえます。
しかし、自閉症にはいまだに多くの誤解や偏見がつきまとっています。
「親の育て方が悪いと自閉症になる」「親が自閉症だと子も自閉症になる」「三種混合ワクチンを接種すると自閉症になる」……これらは明らかな間違いであり、誤りの原因は、
自閉症という障害がなぜ起こるかが知られていないことにあります。
自閉症は、脳ができあがるまでのほんのちょっとした「バグ」で起きます。
脳ができあがるプロセスは複雑をきわめていて、無数の「罠」に満ちています。実は誰の脳にもバグがあり、
「完璧な脳」など、どこにも存在しないのです。では、どんなバグが自閉症になるのか?
第一線の研究者が最新の研究成果をもとに、やさしく解き明かします。
目次
第1章 自閉症とは何か
第2章 脳はどのように発生発達するのか
第3章 ここまでわかった脳と自閉症の関係
第4章 自閉症を解き明かすための動物実験
第5章 自閉症を起こす遺伝子はあるのか
第6章 増加する自閉症にいかに対処するか

交流のしくみ 三相交流からパワーエレクトロニクスまで
ブルーバックス
直流と交流の違いはなにか? 三相交流とは? 家電製品を一変させたインバータとは? 電車を走らせるパワーエレクトロニクスとは? コンセントを流れる交流の世界を分かり易く解説する。
「インバータ」という言葉を聞いたことがありますか?
最近のエアコンや冷蔵庫・洗濯機などの家電製品では、「インバータ」を謳っているものがほとんどです。これら家庭用の電気製品は、インバータの登場によって飛躍的に性能が向上し、省エネルギーを実現しました。私たちの生活の中に当たり前にあるインバータですが、では「インバータ」とはどんな技術でしょうか?
1900年代後半に確立されたパワーエレクトロニクスは、一般家庭や工場、鉄道車両など、交流を広範な分野により効率的に活用する技術で、送電に有利なために採用されていた交流の利用に大きな変革をもたらしました。インバータはそのパワーエレクトロニクスの柱となる中心的な技術です。
本書は電気とはなにか、直流と交流の違いからはじめて、単相交流、三相交流、交流モーターなど交流技術、さらにインバータを中心にしたパワーエレクトロニクスを、多くの図版を使い、初心者にも分かりやすく解説します。

脱入門者のExcel VBA 自力でプログラミングする極意を学ぶ
ブルーバックス
2万部突破のロングセラー『入門者のExcel VBA』の著者による新作です。Excel VBAに入門した方のステップアップに必要な「3つの力」を中心に学べます。前作で学んだ基礎知識をおさらいできる補足が各所にあるので、おさらいしながら読みたい人にも安心してお読みいただけます。
2万部突破のロングセラー『入門者のExcel VBA』の著者による新作です。Excel VBAに入門した方のステップアップに必要な「3つの力」を中心に学べます。
前作で学んだ基礎知識をおさらいできる補足が各所にあるので、おさらいしながら読みたい人にも安心してお読みいただけます。
本書は、Excel VBAの入門者レベルの人が中級者へステップアップするためのものです。VBAのプログラミング上達に欠かせない「プログラムの問題点を見つけて修正する力」「処理が速いプログラムを書く力」「状況の変化に対応しやすいプログラムを書く力」について、実用性の高い作例をとおして学びます。
これ一冊で、効率よく上達しましょう。
本書で用いる作例のブック一式と、入力するコードをまとめて掲載したPDFを著者のウェブページからダウンロードできます。
なお、本書では以下の環境を使い、機能を確認して執筆しています。
Excel 2010(Windows 7)、Excel 2013(Windows 8.1)、Excel 2016(Windows 10)
本書に掲載している画面は、Excel 2010(Windows 7)のものです。

曲線の秘密 自然に潜む数学の真理
ブルーバックス
湯川秀樹博士が「自然は曲線を創り人間は直線を創る」と述べているように、自然を知ろうとするとき、宇宙を知ろうとするときには、きまって曲線が現れます。本書は、数理の目で見る曲線について見ていきます。キーワードは「円から楕円へ」です。「太陽系とケプラーの3法則」「ガリレオの振り子からホイヘンスの振り子時計へ」「ピタゴラスの定理からフェルマーの最終定理へ」を中心に、数学や物理で現れる曲線の秘密に迫ります。
湯川秀樹博士が「自然は曲線を創り人間は直線を創る。」と述べているように、自然を知ろうとするとき、宇宙を知ろうとするときには、きまって曲線が現れます。本書では、数学や物理において現れる、すなわち数理の目で見る曲線について見ていきます。
入り口はやはり、曲線の基本である円です。そして、円をちょっと変形させると楕円になります。この円から楕円にほんのちょっと踏み出すだけで、2000年にわたる宇宙論の変遷を語ることになります。また、円周は直径に円周率を掛けると計算できますが、どんなに変形が小さくても楕円になったとたん、周長を簡単に計算することができません。楕円積分という積分をつかって計算しなければなりません。さらにまた、よく知られたピタゴラスの定理は円をつかって深く理解することができます。そして、ピタゴラスの定理を一般化した有名なフェルマーの最終定理の証明には、楕円曲線という曲線が登場します。
キーワードは「円から楕円へ」です。「太陽系とケプラーの3法則」「ガリレオの円弧振り子からホイヘンスの振り子時計へ」「ピタゴラスの定理からフェルマーの最終定理へ」を中心に、数学や物理で現れる曲線の秘密を見ていきます。
このように、数学や物理では円から楕円に踏み出すことで、みごとに世界が広がっていきます。そして、円と楕円の間にどんなことが潜んでいるのか考えていくと見えてくる、面白いからくり。「円から楕円へ」をキーワードに、数学や物理のからくりを一緒に見ていきましょう。

超対称性理論とは何か 宇宙をつかさどる究極の対称性
ブルーバックス
この宇宙にはまだ多くの謎が残されています。自然界に存在する4つの力のうち、3つまでは標準理論で説明できますが、4つ目の重力を素粒子物理的に理解することには成功していません。こうした問題を解決し、重力まで含めたすべての力を統一的に理解する可能性を秘めているのが、「超対称性」とよばれるまったく新しい対称性です。「なぜこの宇宙が存在するのか」という根源的な問いに答える究極の理論に迫ります。
なぜこの宇宙は存在するのか?
ヒッグス粒子発見は始まりにすぎない。現代物理学最大のテーマに迫る!
超対称性とは何か? なぜ必要なのか?
私たちはまだ、宇宙の成り立ちのほんの一部分しか分かっていません。
ヒッグス粒子発見で完成した現代物理学の基本となる「標準理論」にも、まだ未解決な謎は多いのです。その残された大きな謎のひとつ「階層性問題」を解決し、宇宙に偏在する「暗黒物質」の正体をつきとめ、さらに「力の大統一」が達成される──。それが超対称性理論です。
ヒッグス粒子発見により、「なぜ宇宙に物質が存在するのか」という謎を解くカギが得られました。超対称性は素粒子と時空を結びつけ、「なぜこの宇宙が存在するのか」というもっとも根源的な問いに答える究極の理論です。その本質に迫ります。
ヒッグス粒子を発見したCERN・LHCで日本チームを率いた著者だからこそ語れる、臨場感あふれる素粒子物理学の最前線。
「この世で最も理解しがたいことは、宇宙が理解できるということだ」──アインシュタイン
”この宇宙にはまだ多くの謎が残されています。自然界に存在する4つの力のうち、3つまでは標準理論で説明できますが、4つ目の重力を素粒子物理的に理解することには成功していません。それになによりも、標準理論自体に不満足な点が多々あるのです。これらの問題の多くを解決し、重力まで含めたすべての力を統一的に理解する可能性を秘めているのが、「超対称性」とよばれるまったく新しい対称性です。”(「はじめに」より)

図解・燃料電池自動車のメカニズム 水素で走るしくみから自動運転の未来まで
ブルーバックス
自動車に大きな変化の波がやってきた。最新のクルマ「燃料電池自動車」の登場だ。水素を燃料とするその駆動システムは、130年の歴史があるガソリン自動車とは異なり、従来になかった走行性能と環境性能を発揮する。エンジンを持たない自動車のテクノロジーを、実現しつつある「水素社会」や「自動運転」も視野に、徹底的に解説する。

理系のための法律入門 第2版 デキる社会人に不可欠な知識と倫理
ブルーバックス
技術者・研究者が知っておきたい「法律のツボ」
大事な権利を失ったり、重い責任を負うことになったり……
理系であっても、法律の基本的な知識がないと、思いがけない場面で痛い目に遭ってしまいます。
実験データの適切な記録方法、製造物責任法(PL法)や知的財産権などは、
企業の技術者や、大学の研究者にとって必須の知識。
また、法的な責任の範囲や契約に関するルールを知っておけば、
管理職に就いたときでも、トラブルを未然に防ぐことができるはずです。
自らの身を守り、能力を最大限に活かすための
「理系に必要な法律」をわかりやすく解説します。