ブルーバックス作品一覧

日本海 その深層で起こっていること
ブルーバックス
わずか8000年前まで“死の海”だった日本海。生命の宝庫へと変貌した背景には、最下層にひそむ、厚さ1000メートルにおよぶ「謎の水」の存在があった。この海特有の海水は、なぜ生まれたのか? そして、環境変化を先取りする「ミニ海洋」の異名をもつこの海に、いま生じつつある大きな異変とは? 「母なる海」の知られざる姿を解き明かす、海洋科学ミステリー。
実は「謎だらけの海」だった!
独自の海水と循環構造をもち、厳寒の冬にだけ起動する“造水装置”をも備える。
調査航海歴40年の第一人者が謎解きに挑む。
なぜ、世界中の海洋学者が注目しているのか?
わずか8000年前まで“死の海”だった日本海。
生命の宝庫へと変貌した背景には、最下層にひそむ、厚さ1000メートルにおよぶ「謎の水」の存在があった。
この海特有の海水は、なぜ生まれたのか?
そして、環境変化を先取りする「ミニ海洋」の異名をもつこの海に、いま生じつつある大きな異変とは?
「母なる海」の知られざる姿を解き明かす、海洋科学ミステリー。

コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか
ブルーバックス
今では、我々の生活に欠かすことのできない嗜好品となったコーヒー。その独特の香味はどのように生まれるのだろうか。自家焙煎店で培われた職人の技術と知恵を、科学の視点で徹底分析。味をコントロールし、自分好みのコーヒーを淹れる秘訣が見えてくる。科学論文に基づく知見を踏まえて、コーヒーのさまざまな謎に迫る!
今では、我々の生活に欠かすことのできない嗜好品となったコーヒー。
その独特の香味はどのように生まれるのだろうか。
自家焙煎店で培われた職人の技術と知恵を、科学の視点で徹底分析。味をコントロールし、自分好みのコーヒーを淹れる秘訣が見えてくる。
科学論文に基づく知見を踏まえて、コーヒーのさまざまな謎に迫る!

発達障害の素顔 脳の発達と視覚形成からのアプローチ
ブルーバックス
発達障害――自閉症、ADHD、ディスレクシア、ウィリアムズ症候群、アスペルガー症候群などを感覚の特性としてとらえることで新しい治療と対応の可能性が見えてくる!
多かれ少なかれみんながもっている、
だから「スペクトラム」とよばれているのです。
・コミュニケーションが苦手
・人の顔や目を見て話ができない
・読み書きが苦手
だれにだってある、ちょっとした性格のひとつ。
じつは、脳が発達する過程で、
うまく視覚が形成されなかったりすると、
そのほかの感覚器の形成に影響が現れるというのです。
人より視力や聴力が極端によすぎるために
同じものを見たり、聞いたりしていても
まったく違う世界として受け止めているかもしれない、
それが発達障害の素顔なのです。
自閉症、ADHD、ディスレクシア、ウィリアムズ症候群、アスペルガー症候群など、
感覚の特性としてとらえることで新しい治療と対応の可能性が見えてくる!
少しのあいだかれらの世界に寄り添ってみませんか。

現代免疫物語beyond 免疫が挑むがんと難病
ブルーバックス
外からの侵入者だけではなく、「内なる敵」がんや難病にも、免疫はここまで戦える! 樹状細胞による「抗原提示」、制御性T細胞や免疫チェックポイント分子による「免疫寛容」――。ノーベル賞級のこれらの発見がパラダイムシフトとなり、いまや免疫療法は、がんや難病の治療においても「切り札」として期待されはじめている。免疫世界の最前線が一望できる傑作ドキュメント!
外からの侵入者だけではなく、「内なる敵」がんや難病にも、免疫はここまで戦える。
『現代免疫物語』『新・現代免疫物語』を超えて、さらなる驚異の世界へ!
樹状細胞による「抗原提示」、制御性T細胞や免疫チェックポイント分子による「免疫寛容」――。
ノーベル賞級のこれらの発見がパラダイムシフトとなり、いまや免疫療法は、
がんや難病の治療においても「切り札」として期待されはじめている。
本庶佑、坂口志文、稲葉カヨらの活躍を追ううちに、免疫世界の最前線が一望できる傑作ドキュメント!

自分では気づかない、ココロの盲点 完全版 本当の自分を知る練習問題80
ブルーバックス
買い物で、得だと思って選んだものが、よく考えればそうでなかったことはありませんか。こうした判断ミスをもたらす思考のクセは、「認知バイアス」と呼ばれます。認知バイアスは、無意識のうちに判断ミスを引き起こす、いわば思考の錯覚。その不思議な世界を気鋭の脳研究者がひもときます。認知バイアスの古典例から最新例までクイズ形式で実感することで、自分の持つ思考のクセだけでなく、他人のココロの動きまで分かります。
脳にそなわった「勘違い」する思考回路──「認知バイアス」の不思議な世界をクイズ形式で体感。
たとえば買い物で、得だと思って選んだものが、よく考えればそうでなかったことはありませんか。こうした判断ミスをもたらす思考のクセはたくさんあり、「認知バイアス」と呼ばれます。認知バイアスは、無意識のうちに勘違い、判断ミスを引き起こす、いわば思考の錯覚。その不思議な世界を気鋭の脳研究者がひもときます。身近な人間関係に役立つだけでなく、実際に、商品開発やマーケティングにも応用されている認知バイアス。その古典例から最新例までクイズ形式で実感することで、自分の持つ思考のクセだけでなく、他人のココロの動きまで分かります。
〈本書は、単行本『自分では気づかない、ココロの盲点』(2013年12月、朝日出版社刊)をもとに全面改稿、内容を3倍に増やし(30項目→80項目+付録)、新書化したものです〉

数学ロングトレイル 「大学への数学」に挑戦 関数編
ブルーバックス
先生と生徒の一対一の対話形式で解き進める『数学ロングトレイル』シリーズ第3作、「関数編」。教科書の内容は一通り理解したつもりだけれども、いざ入試問題に取り組んでみると難しくて、どう解いていいのかわからないと感じている多くの高校生に、実力をもう一段階上のレベルに引き上げるにはどのように問題と向き合い、どのように勉強したらよいかを、入試問題を具体的に解き進めながら語り尽くした一冊です。
大学を目指して日夜「数学」に取り組んでいる高校生に、著者の長年の経験から、ぜひこれは伝えておきたいとおもうことを、先生と生徒のマンツーマン形式で語りかけるようにまとめた『数学ロングトレイル』シリーズの第3作。
教科書の内容は一通り理解したつもりだけれども、いざ入試問題に取り組んでみると難しくて、どう解いていいのかわからないと感じている多くの高校生に、実力をもう一段階上のレベルに引き上げるにはどのように問題と向き合い、どのように勉強したらよいかを、入試問題を具体的に解き進めながら語り尽くした一冊です。
先生と生徒の対話を読み進めると、「2次関数」「式と図形・関数とグラフ」「領域・軌跡問題」「分数関数・無理関数」「不等式の解」「指数関数・対数関数」「三角関数の合成公式」「複素数と極形式」など、高校数学の関数を一望することができます。
学校で講じられる数学は効率が重視され、なぜそのような「数学」や「公式」が考えられたか、それが出来上がる過程にまで踏み込んで語られることは少ない。本書では、そのような普通の教科書では述べられていない部分にも触れたので、数学を愛する一般の方にも、興味を引いてもらえる構成になっています。

意識と無意識のあいだ 「ぼんやり」したとき脳で起きていること
ブルーバックス
ぼんやりしているときほど脳は活発に働いていた!
記憶、創造性、共感力を支える「陰の脳活動」とは?
研究によると、私たちの心は日中のほぼ半分はどこかをさまよっているといいます。なにか特定の物事に集中していない、いわゆる「ぼんやり」した状態です。この「ぼんやり」した状態のとき、意識的にするのとは異なるしくみで脳が活性化し、膨大な記憶が整理され、創造性や共感力が育まれることが、最新の脳研究や心理学実験から分かってきました。これは、人間だけが持つこのユニークな脳と心のメカニズムといえます。マインドワンダリング、デフォルトモードネットワークなど、今、脳科学・心理学で注目を集める新たな脳と心のメカニズムを、この分野の研究の世界的第一人者が解き明かします。
”ふとぼんやりしていたことに気づくと、自分は集中力に欠けるのではないかと引け目を感じる。厄介なことに、私たちは何かに注意を向けた状態と、別のことを考える状態を行き来するように生まれついている。このぼんやりした状態を「マインドワンダリング」と呼ぶ。本書では、マインドワンダリングには多くの建設的で適応的な側面があり、たぶん私たちはそれなくしては生きていけないことを示していこう。”(「はじめに」より)

研究者としてうまくやっていくには 組織の力を研究に活かす
ブルーバックス
研究室のボスは、あなたの何を評価しているのか? 理系の若者にとって「研究者」は憧れの職業。先輩や教授といった他人とうまく付き合い、研究室という組織の力を活かすのが、この職業で成功するコツだ。本書は、「学生」「院生」「ポスドク」「グループリーダー」と段階を追いながら、それぞれのポジションでどう判断し、行動すべきか、実例を交えて案内する。研究に行き詰まっている人も、読めばきっとヤル気が出る!
学界と企業研究所を渡り歩き、東大教授に登り詰めた著者が語る、研究者人生成功の極意!
【研究室のボスは、あなたの何を評価しているのか?】
理系の若者にとって「研究者」は憧れの職業。先輩や教授といった他人とうまく付き合い、研究室という組織の力を活かすのが、この職業で成功するコツだ。本書は、「学生」「院生」「ポスドク」「グループリーダー」と段階を追いながら、それぞれのポジションでどう判断し、行動すべきか、実例を交えて案内する。研究に行き詰まっている人も、読めばきっとヤル気が出る!
【駆け出し研究者の悩みを解消するヒントが満載!】
・先行研究に縛られず、とりあえず研究してみよう
・研究手法は教授よりも先輩から教わろう
・研究テーマが小さくても気にしない
・博士号持ちは企業でも意外と求められている
・学会発表では未来の雇い主に自分を売り込もう
などなど……

実例で学ぶRaspberry Pi電子工作 作りながら応用力を身につける
ブルーバックス
定番の作品づくりで電子工作への理解を深めつつ、Raspberry Piのさまざまな特徴を学べます。演習用プログラムと配線図PDFをダウンロード可能。経験の浅い人の上達に最適の一冊です(電子版にはサポートページで配布の追加情報PDF付)。本書はNOOBS1.4.1、1.4.2、1.5.0向けの記述ですが、最新のNOOBSでの動作をhttp://raspibb2.blogspot.jpにて随時更新。
最新のNOOBSで動作させる方法は、以下のページにて随時更新予定。
(本書では、NOOBS1.4.1、1.4.2、1.5.0向けの記述になっております)
http://raspibb2.blogspot.jp
◆本書で推奨する機種
GPIOのピンが40本の以下3機種
・Raspberry Pi Model B+
・Raspberry Pi 2 Model B
・Raspberry Pi 3 Model B
上記のうちRaspberry Pi 3 Model Bについては、上記のサイトに掲載されている注釈をご覧ください。
GPIOのピンが26本のRaspberry Pi Model Bをご利用の場合の注意点を本書に記載しておりますが、基本的にはGPIOのピンが40本の上記3機種を推奨します。
◆主な内容
・Raspberry Piのセットアップ(NOOBS1.4.1、1.4.2、1.5.0対応)
・Lチカ(LED点滅)の演習のおさらい
・7個のLEDの制御による電子サイコロ
・ネット上の天気予報データを取り込む天気予報機能付き温度計
・テレビなどの家電製品を操作するリモコン
・上下左右方向に動かせるカメラ台
・OpenCVによる画像処理
・OpenCVにより円や顔を認識して追跡するカメラ台
・スマホやタブレット、PCのブラウザから操作できる6脚ロボット
「Raspberry Piと電子工作についてもっと知りたい! もっと慣れていきたい!」
「プログラムはまだ書けないけど、とにかく手を動かして、作品づくりを楽しみたい!」
そんな方たちに最適の一冊です。
「演習用のプログラム」、「回路配線図のPDF」をサポートページより無料でダウンロードできます。
また、オプション情報を掲載した33ページのPDFを、サポートページで無料配布しております(このPDFは、電子版では末尾に付いています)。
↓サポートページURL
http://bluebacks.kodansha.co.jp/bsupport/rspi2.html

マンガ 「代数学」超入門 足し算、引き算から2次方程式まで
ブルーバックス
すべての数は分数で表せる? 無理数と有理数の違いは? マイナス×マイナスがプラスになるのはなぜ? 方程式っていったい何?これら「代数学」の基礎の基礎を理解することがこの本の目標です。ひとつ、ふたつと数えるための「整数」、長さを測るための「小数」、分割するための「分数」など「数」の基本的な概念を学ぶところからスタートして、2次方程式の解の公式を目指します。
すべての数は分数で表せる? 無理数と有理数の違いは? マイナス×マイナスがプラスになるのはなぜ? 方程式っていったい何?
これら「代数学」の基礎の基礎を理解することがこの本の目標です。
ひとつ、ふたつと数えるための「整数」、長さを測るための「小数」、分割するための「分数」など「数」の基本的な概念を学ぶところからスタートして、2次方程式の解の公式を目指します。
簡単そうに見えて実は奥が深い「数」と「式」の世界をマンガで分かりやすく解説。
ニューヨークタイムズのベストセラー作家による、まったく新しい算数の入門書です。

すごい家電 いちばん身近な最先端技術
ブルーバックス
0.04秒ごとに沸騰と対流を制御し、「土鍋よりも美味しい」ご飯を炊きあげる炊飯器。水の透明度から汚れ具合を判断し、槽の回転方向や速度を変える洗濯機。人の動きを記憶・学習して効率的に冷暖房を効かせるエアコンは、自ら掃除するロボットまで内蔵する。「より省エネで、より快適」を追求する現代の超技術=家電。創意工夫が生み出される現場を探訪する。
思わず誰かに教えたくなるトリビア満載!
全製品の開発担当者を徹底取材!
「明日の便利」を生み出す「発想の原点」。
読むほどに膝を打つ、おどろきの発想と技術――。
0.04秒ごとに沸騰と対流を制御し、「土鍋よりも美味しい」ご飯を炊きあげる炊飯器。
水の透明度から汚れ具合を判断し、槽の回転方向や速度を変える洗濯機。
人の動きを記憶・学習して効率的に冷暖房を効かせるエアコンは、自ら掃除するロボットまで内蔵する。
「より省エネで、より快適」を追求する現代の超技術=家電。
創意工夫が生み出される現場を探訪する。

50ヵ国語習得法 誰にでもできる、いまからでも間に合う
ブルーバックス
語学はムリ、と諦めていたあなたへ! 特別な才能は必要なし。「外国語を話せるようになりたい」という気持ちがあるなら、すでに第1ステップをクリアしています。“人種のるつぼ”ニューヨークに住んで47年。開業医としてさまざまな国の患者を診ながら50ヵ国語を習得した「言語の達人」が、誰にでもできる外国語マスターのコツを伝授する! 「英語さえできないのに、他の言語もできるはずがない」と考えるのは大間違い!
語学はムリ、と諦めていたあなたへ!
特別な才能は必要ない。「外国語を話せるようになりたい」という気持ちがあるなら、すでにあなたは第1ステップをクリアしています。
“人種のるつぼ”ニューヨークに住んで47年。
開業医としてさまざまな国の患者を診ながら50ヵ国語を習得した「言語の達人」が、誰にでもできる外国語マスターのコツを伝授する!
「英語さえ満足にできないのに、他の言語なんてできるはずがない」と考えるのは大間違い!
[本書で紹介する言語]
ラトビア語/リトアニア語/ポーランド語/チェコ語/スロバキア語/セルビア語/クロアチア語/スロベニア語/モンテネグロ語/アルバニア語/マケドニア語/ブルガリア語/ロシア語/ウクライナ語/デンマーク語/スウェーデン語/ノルウェー語/アイスランド語/英語/ドイツ語/オランダ語/フラマン語/イディッシュ語/アイルランド語/ラテン語/イタリア語/スペイン語/カタルーニャ語/ポルトガル語/フランス語/ルーマニア語/ハンガリー語/フィンランド語/エストニア語/ギリシャ語/ヘブライ語/マルタ語/トルコ語/ペルシャ語/アルメニア語/ヒンズー語/タミル語/アラビア語/スワヒリ語/中国語/韓国語/インドネシア語/タイ語/ベトナム語/タガログ語

芸術脳の科学 脳の可塑性と創造性のダイナミズム
ブルーバックス
科学者であり芸術家でもある著者が最新の脳研究から新たな境地に挑む! 芸術脳は生まれつきではなく、シナプスの可塑性にもとづく学習と記憶によって後天的につくり出されるという。脳内に形成される外界の世界(再現的世界)と脳内に情報を創発させる情報創成の世界が干渉し合うことで、新たな創造の世界が生み出されるという。内と外の世界のつなぎ方次第であなたも芸術家になれる!?
芸術脳は生まれつきではなく、シナプスの可塑性にもとづく学習と記憶によって後天的につくり出されるという。環境に適応するために脳内に形成される外界の世界(再現的世界)と脳内に情報を創発させる情報創成の世界が干渉し合うことで、それぞれの新しい世界=創造性が生み出される。芸術とは自分の存在を証明するために脳の外と内が相互作用した結果に他ならない!?
「科学と芸術は、同じ脳の営みであるとはいえ、違う。その両者を止揚し脳の創造の仕組みから芸術を解き明かそうとした。一人の人間としての葛藤も赤裸々に語られており、これが面白くないはずがない」(理化学研究所脳科学総合研究センター特別顧問・甘利俊一氏推薦文より)

神経とシナプスの科学 現代脳研究の源流
ブルーバックス
画像診断ではとらえられない微小な電流こそ、私たちの心と体の謎を解き明かす鍵となる!
生体のニューロン回路の謎解明に挑む
18世紀末、イタリアの物理学者ガルバニによって世界で初めて生体を流れる電気信号の存在が明らかになった。
電気信号が、脳や体をどうやって動かすのか、その謎を解明するのに150年以上を要した。
日本人を含む偉大な研究者たちがそのメカニズムを解き明かすことで、神経とシナプスで起こる複雑な生体電気信号の実体がわかってきた。
記憶や意識は脳の中でどのように生まれるのか。ニューロン同士はどのように連係し合っているのか。
21世紀の脳科学は生体電気信号をより深く知ることで意識の謎を解き明かす道を切り拓くかもしれない。

数学ミステリー X教授を殺したのはだれだ! 容疑者はみんな数学者!?
ブルーバックス
「この本は、数学をいま学んでいる学生たちにとっても、遠い記憶をたぐりよせながら読む読者にとっても、最適な教材だ。 本書は、是非、学校の数学の先生に読んでもらい、授業で役立ててほしい。自分が生徒だった頃、こんなに楽しい副教材があったらよかったのに! 推理を進めながら、実際に鉛筆で計算をして楽しむ。いやあ、これぞ、数学の醍醐味ですね」(竹内 薫:「訳者あとがき」より)
完全犯罪は実行できるのか?
舞台は1900年のパリ。史上もっとも重要と目された数学会議の最中、
世界的に有名な天才数学者X教授が何者かによって殺された。
容疑者は会議に出席していたこちらも天才数学者ばかり。
アリバイがあるのだが、すべて数学で供述されているという。
しかも容疑者全員、殺人の動機が……。
ヨーロッパンで絶賛の、数学ミステリー。
「この本は、数学をいま学んでいる学生たちにとっても、遠い記憶をたぐりよせながら読む読者にとっても、最適な教材だ。
本書は、是非、学校の数学の先生に読んでもらい、授業で役立ててほしい。自分が生徒だった頃、こんなに楽しい副教材があったらよかったのに!
推理を進めながら、実際に鉛筆で計算をして楽しむ。いやあ、これぞ、数学の醍醐味ですね」(竹内 薫:「訳者あとがき」より

数学ロングトレイル 「大学への数学」に挑戦 ベクトル編
ブルーバックス
高校数学の大きなトピックスであるベクトルは、大学の「線型代数」の基本ともなる重要なトピックスでもあります。この高校数学のベクトルを、先生と生徒の一対一の対話形式で初歩から解き進めていきます。どのような点に着眼して問題を解いたらいいか丁寧に語られているので、一つ一つの入試問題に取り組みながら、確実に理解を深め、力をつけていくことができる一冊。「数学ロングトレイル」シリーズの第2弾!
高校数学を一対一の対話形式で解き進める「数学ロングトレイル」シリーズ。
その第2弾は「ベクトル編」です。
高校数学の大きなトピックスであるベクトルは、大学の「線型代数」の基本ともなる重要なトピックスでもあります。この高校数学のベクトルを、先生と生徒の一対一の対話形式で初歩から大学入試問題レベルまで、さらには「平行六面体の体積と行列式」まで解き進めます。
数学は山登りに例えられることがあります。
山登りの際に、一歩一歩丘陵を歩き進め、気がついてみると眼下に景色が広がり、「こんなに高いところまで歩いてきたんだ」と気がつくような体験は、多くの人が経験したことがあるでしょう。この体験を、高校数学のベクトルを学ぶ上でしてもらうのが本書の狙いの一つです。本書では、数学の問題に取り組むとき、どのような点に着眼して解いたらいいか丁寧に語られているので、一つ一つの入試問題を取り組みながら、確実にベクトルの理解を深め、数学の力をつけていくことができます。いつの間にか、数学という山の麓から、「ベクトル」という山の一面を見ることができる山道を、かなり高いところまで歩き進めていることに気がつくことでしょう。
本書を読み進めると、ベクトルの向きや大きさ、ベクトルの内積、一直線上の3点を表すベクトル表記、三角形の重心とベクトルの関係、直線の方程式と円の方程式、斜交座標、平行四辺形、平行六面体といった、さまざまな景色を見ることができ、理解していくことができます。
高校数学のベクトルを徹底的に丁寧に語り尽くした一冊です。

すごいぞ! 身のまわりの表面科学 ツルツル、ピカピカ、ザラザラの不思議
ブルーバックス
温泉の鏡はなぜ曇らない? トンボの翅をまねた風力発電とは? うるおいのある肌の秘密とは? 脳の中の表面って何? 光が当たると汚れが落ちる光触媒とは? カタツムリの殻はなぜいつもきれいなのか? サメ肌水着はなぜ速く泳げるのか? 超潤滑分子ベアリングって何? 今日からキミも表面科学マニア!
いろいろな表情をもつ表面は謎だらけ。
ひと口に表面といっても、その顔は千差万別。おまけに生物から物質、マクロからミクロと見方によってその姿は自在に変化。
表面とは何なのか?
表面はなぜあるのか?
表と裏の境界はどうなっているのか?
考えれば考えるほど湧き出てくる表面に関する疑問の数々……。
今日からキミも表面科学マニア!
温泉の鏡はなぜ曇らない?
トンボの翅をまねた風力発電とは?
うるおいのある肌の秘密とは?
脳の中の表面って何?
光が当たると汚れが落ちる光触媒とは?
カタツムリの殻はなぜいつもきれいなのか?
サメ肌水着はなぜ速く泳げるのか?
超潤滑分子ベアリングって何?

灯台の光はなぜ遠くまで届くのか 時代を変えたフレネルレンズの軌跡
ブルーバックス
ニューヨークタイムズ、ネイチャーほか、海外メディアも大絶賛! 1800年代、海難事故が相次いでいたフランスで、暗い海を明るく照らす灯台が求められていた。光を効率よく遠くまで届けるにはどうすればいいか――その難題に挑んだのがフレネルだった。多くの命を救い、人々を魅了し、世界中に広まった「フレネルレンズ」とは何か。いわゆるオタクで内気だった青年が、信念を貫いて築いた19世紀の偉大な業績に迫る。
ニューヨークタイムス、ウォール・ストリート・ジャーナル、ネイチャーほか、海外メディアも大絶賛!
1800年代、海難事故が相次いでいたフランスで、暗い海を明るく照らす灯台が求められていた。
小さな光を効率よく、より遠くまで届けるにはどうすればいいか――その難題に挑んだのがオーギュスタン・ジャン・フレネルだった。
多くの命を救い、人々を魅了し、世界中に広まった「フレネルレンズ」とは何か。
いわゆるオタクで内気だった青年が、信念を貫いて築きあげた19世紀の偉大な業績に迫る。

門田先生の3Dプリンタ入門 何を作れるのか、どう役立つのか
ブルーバックス
技術教育講座の准教授で、ものづくりの市民工房「ファブラボ」のディレクターでもある著者が、3Dプリンタの原理や構造、利用法などを一般向けにやさしく解説する。3Dプリンタの普及と共に盛り上がる「ものづくり」の現状や今後の展望もひと通り理解できる。これ一冊であなたも「メイカーズ」の仲間入り。
本書は、3Dプリンタのしくみや用途、3Dプリンタの普及とともに盛り上がる「ものづくり」の現状などを解説し、「3Dプリンタで何を作れる?」「3Dプリンタは何の役に立つ?」といった素朴な疑問に答えるものです。
技術教育講座の准教授で、ものづくりのための市民工房「ファブラボ」のディレクターでもある著者ならではの視点で、海外における3Dプリンタへの取り組み方、3Dプリンタと学校教育の関係、3Dプリンタを中心とした近年の「ものづくり」ブームを冷静に俯瞰して紹介していきます。

輪廻する宇宙 ダークエネルギーに満ちた宇宙の将来
ブルーバックス
インフレーションとビッグバンからはじまったこの宇宙はこれからどう進化していくのか。一般相対性理論と場の量子論に立脚した現代宇宙論は、わたしたちの想像をはるかに越えた宇宙の将来を予言する。宇宙のはじまりと終わりを結びつけて宇宙を再生しようとする、現代物理学の挑戦を分かりやすく解説。
現代物理学は宇宙を生まれ変わらせることができるか?
インフレーションとビッグバンからはじまったこの宇宙はこれからどう進化していくのか。一般相対性理論と場の量子論に立脚した現代宇宙論は、わたしたちの想像をはるかに越えた宇宙の将来を予言する。宇宙のはじまりと終わりを結びつけて宇宙を再生しようとする、現代物理学の挑戦を分かりやすく解説。