ブルーバックス作品一覧

アレルギーはなぜ起こるか
アレルギーはなぜ起こるか
著:斎藤 博久
ブルーバックス
現代人の標準体質、アレルギーのなぞに迫る。本来、病気から私たちの体を守るはずの免疫反応。しかし、そのシステムが「誤作動」したときにはアレルギー反応がおこり、一転、私たちを苦しめる。免疫学の進歩が明らかにしたそのしくみとは? 花粉症や喘息、アトピー、食物アレルギーなどをとりあげ、いまや国民病ともいえるアレルギー疾患の全貌、そしてアレルギーとのつきあい方をわかりやすく解説。 増え続ける「アレルギー体質」の日本人 80%もの人が何らかのアレルギー体質を持っているといわれる状況に、どう対処すべきか? 現代人の標準体質、アレルギーのなぞに迫る 本来、病気から私たちの体を守るはずの免疫反応。しかし、そのシステムが「誤作動」したときにはアレルギー反応がおこり、一転、私たちを苦しめる。免疫学の進歩が明らかにしたそのしくみとは?花粉症や喘息、アトピー、食物アレルギーなどをとりあげ、いまや国民病ともいえるアレルギー疾患の全貌、そしてアレルギーとのつきあい方をわかりやすく解説。 アレルギーの「常識」は間違いだらけ!? ●妊娠中から母親が卵や牛乳の摂取を制限すれば、子供のアレルギー体質は予防できる ●乳児期にとにかく部屋を清潔に保つことでアレルギー体質は予防できる ●アレルギー体質を持っている人は必ずアレルギー疾患になる ●成人するまでアレルギー症状が出なければアレルギー体質ではない これらはすべて誤りです。くわしくは本書に
電子あり
理系のための口頭発表術
理系のための口頭発表術
著:ロバート.R.H・アンホルト,訳:鈴木 炎,訳:イイイン.サンディ・リー
ブルーバックス
アメリカの大学生・研究者のバイブル 待望の日本語訳! 面白い発表とダメな発表はどこが違うのか? どんなにすばらしい研究成果をあげても、その発表がつまらなければすべてが台無しである。あらゆる理系学生や研究者にとって、学会発表や講演で成功するか否かは将来をも左右するのだ。米国で「講演の名手」として知られる著者がユーモアたっぷりにその経験則を凝縮した本書には、聴衆を魅了する発表のために必要なテクニックがこれでもかと公開されている。「発表」に悩むすべての人の福音となること間違いなし! 本書が教える「聴衆を魅了する発表」の原則 ●準備における10の原則 ●話を面白くする4つの原則 ●視覚素材で効果をあげる3つの原則 ●「話し方」で魅せる3つの原則
熱力学で理解する化学反応のしくみ
熱力学で理解する化学反応のしくみ
著:平山 令明
ブルーバックス
複雑怪奇に映る化学反応も、「自由エネルギー」で驚くほど明確に理解できる。化学反応はもちろん、私たちが日々経験している変化は、すべて非常に単純な原理に従っています。これが「熱力学の法則」です。キーワードは、エンタルピー、エントロピーそして自由エネルギーです。本書は熱力学の考え方を易しく説明しながら、化学変化が起こる原理を解説します。 複雑怪奇に映る化学反応も、「自由エネルギー」で驚くほど明確に理解できる。 化学反応はもちろん、私たちが日々経験している変化は、すべて非常に単純な原理に従っています。これが「熱力学の法則」です。キーワードは、エンタルピー、エントロピーそして自由エネルギーです。本書は熱力学の考え方を易しく説明しながら、化学変化が起こる原理を解説します。 化学反応が起こるには、きちんとした、しかも単純な原理があります 複雑怪奇に映る化学反応も、すべて非常に単純な原理に従っています。その原理とは「熱力学」という原理です。エントロピー、エンタルピー、自由エネルギー すべての化学反応・化学変化が、この3つで理解できるのです。
電子あり
怖いくらい通じるカタカナ英語の法則
怖いくらい通じるカタカナ英語の法則
著:池谷 裕二
ブルーバックス
「画期的な英会話の解説書」と好評を博し累計9万部突破。ネイティブスピーカーが読み上げた例文を収録した音声CDを付録しています。 【★ご購入をご検討の方へ】カタカナ&ネイティブ音声をネット上で聴けるようにした改訂版が2016年10月19日に発売予定です。言語学習について脳科学から考察した「理論編」も拡充しています。ご購入前にCD版、ネット対応版の別にご注意ください。 「こんな単純な方法で本当に通じるの?」と思われるかもしれませんが、実際に本書の法則で英文を読むと、不思議なことに、自分の発音がネイティブのように聞こえてきます。聞き取りチェックをした何人ものアメリカ人が驚き太鼓判を押す「カタカナ発音法」をぜひお試しください。 (著者からひと言) 初心者が英語で何かを伝えたい場面で、とくに気を付けなければならない点は、いかに文法が正しいかということや、いかに表現が適切かということよりも、いかに発音が“それっぽい”かという音の技術です。極言すれば「通じない英語は、下手な発音が原因である」とさえ言えるでしょう。 ここまで問題点が明確ならば、それに対する解答は簡単です。そうです。発音を修正すればよいのです。しかし、脳の成長の観点からは「外国語を正しく発音する能力は、一般に9歳を境に急激に低下する」といわれています。となれば、私たち大人に残された道はただ一つしかありません。そう、開き直ることです。 そこで思いついたのが、巷では禁断の手段といわれるカタカナ英語の活用でした。本書では、私がアメリカに留学した際に、試行錯誤の末に見出した13の発音法則を収録しました。この法則に基づいて適切なカタカナ読みをすれば、自分の言いたいことをネイティブに伝えることができるようになるはずです。完璧な発音とはいえませんが、少なくとも、「自分の話している英語がまるで伝わらない」という最悪の事態からは確実に脱却できます。 べつにカタカナ英語だっていいじゃないか。理想を求めることは潔くあきらめよう。どうせ、私たちには発音するための脳回路がないのだから。 少なくとも私は、こう開き直った瞬間、肩の荷が降りたように気分が楽になりました。本書が、英語学習で行き詰まりを覚えている方のお役に立てれば、著者としてもこの上ない幸せです。
がんはなぜ生じるか
がんはなぜ生じるか
著:永田 親義
ブルーバックス
がん研究の歴史と混沌とした現状を、整理分類して解説する。がん研究の歴史と最新成果! がんに関する情報が溢れているが、それらの多くは、整理されないまま断片的に提供されている。本書では、何ががんをつくり、それがなぜがんをつくるかを整理分類して説明した。発がんについて正しく理解するための1冊。 がん研究の歴史と混沌とした現状を、整理分類して解説する がん研究の歴史と最新成果! がんに関する情報が溢れているが、それらの多くは、整理されないまま断片的に提供されている。本書では、何ががんをつくり、それがなぜがんをつくるかを整理分類して説明した。 発がんについて正しく理解するための1冊。
電子あり
脳を支配する前頭葉
脳を支配する前頭葉
著:エルコノン・ゴ-ルドバ-グ,訳:沼尻 由起子
ブルーバックス
12ヵ国語に翻訳されている脳のベストセラー 様々な症例から探る前頭葉の正体 前頭葉は人を人たらしめている脳の中枢である。目標を定めて計画を立て、優先順位を決めたり、計画を実行に移し、結果を評価したり、私たちに個性があるのも前頭葉が機能しているからだ。様々な症例を通して人間らしさと前頭葉との関係を見ていく。 「前頭葉の複雑な機能を明快に説明してくれる一般の人のための科学書であり、知的自叙伝」――オリバー・サックス
DVD&図解 見てわかるDNAのしくみ
DVD&図解 見てわかるDNAのしくみ
著:JT生命誌研究館,著:工藤 光子,著:中村 桂子
ブルーバックス
大迫力映像を収録したDVD3枚付き 「不足も過剰もない機能の美。生命のありようがここに見える」 福岡伸一氏が絶賛!(『生物と無生物のあいだ』著者) 誰も見たことのない、躍動するDNA 「ダイナミックに動くDNAの姿を見せたい!」生命誌研究館スタッフの10年以上にわたる挑戦の結果、CGを駆使した大迫力の映像が誕生した。DNAは、体のどこにあり、どんな働きをしているのか。 専門家をも唸らせる機能美の極致 「動いているDNAのリアルな姿。岡崎フラグメントが作り出されるときの巧みすぎる繰り返し運動。RNAポリメラーゼのあまりの巨大さ。ここにはあらためて専門家をも瞠目させる機能美がある。それを見ることのできる、そして触れることのできる映像表現となしえたことに心から敬意を表したい。これこそ"生命誌"の到達点といえるのではないだろうか。」――福岡伸一(青山学院大学教授、『生物と無生物のあいだ』著者)
図解・船の科学
図解・船の科学
著:池田 良穂
ブルーバックス
「揺れない超高速船」を実現したユニークな船型とは? 超高速と自在な後進・横進・その場回頭を実現した推進装置とは? 軽くて丈夫な船体を実現した素材と構造とは? 超高速船・超巨大船はいかにして生まれたか。船の常識を破る時速77キロという韋駄天ぶりを誇るカーフェリーや全長415メートル、50万トンの超巨大タンカーはどのようにして建造し、操船するのか。 「揺れない超高速船」を実現したユニークな船型とは? 超高速と自在な後進・横進・その場回頭を実現した推進装置とは? 軽くて丈夫な船体を実現した素材と構造とは? 超高速船・超巨大船はいかにして生まれたか 船の常識を破る時速77キロという韋駄天ぶりを誇るカーフェリーや全長415メートル、50万トンの超巨大タンカーはどのようにして建造し、操船するのか。
死因不明社会
死因不明社会
著:海堂 尊
ブルーバックス
『このミステリーがすごい!』大賞作家が緊急書き下ろし ロジカルモンスター白鳥圭輔が日本の医療の闇を斬る! 「『チーム・バチスタの栄光』は、この本を書くために生まれた!」――海堂 尊 ミステリーより怖い真実 日本の解剖率2%台は、先進国中ぶっちぎりの最下位。98%は、体の表面を見るだけのいい加減な死亡診断が下されている。死亡診断が軽視される社会では、明らかな犯罪行為や児童虐待すら発見できず、治療効果判定も行われない無監査医療がはびこる。社会に様々な不利益をもたらす「死因不明社会」に立ち向かうにはAiを中核とする新たなパラダイムシフトが必要となる。現役医師でベストセラー作家、海堂尊の緊急提言。
構造化するウェブ
構造化するウェブ
著:岡嶋 裕史
ブルーバックス
技術の進化がウェブの構造化を可能にする。ウェブの理想型のように語られるウェブ2.0は、じつは、ウェブの構造化における通過点でしかない。構造化が進めば、コンピュータによる「サービス」の連携が容易になる。ウェブはまだまだ進化できるのだ。では、ウェブはどこへ向かい、何を可能にするのか。ウェブの技術的系譜を追いながら、構造化を形作る技術について平易に解説する。 「ウェブ2.0」はウェブの理想型ではなかった! 技術の進化がウェブの構造化を可能にする ウェブの理想型のように語られるウェブ2.0は、じつは、ウェブの構造化における通過点でしかない。構造化が進めば、コンピュータによる「サービス」の連携が容易になる。ウェブはまだまだ進化できるのだ。では、ウェブはどこへ向かい、何を可能にするのか。ウェブの技術的系譜を追いながら、構造化を形作る技術について平易に解説する。
電子あり
波のしくみ
波のしくみ
著:佐藤 文隆,著:松下 泰雄
ブルーバックス
水の波、音、弦の振動、光、電波…… 波の物理学は、「もの」(媒質)ではなく、「こと」がどのように起こるかに注目し、その中に目ざとく「こと」の秩序を見出した。波から生みだされた物理学や数学の概念の豊富さは、他を圧倒している。波の物理現象を俯瞰しながら、波という「こと」のしくみを覗いてみよう。 水の波、音、弦の振動、光、電波…… 波の物理学は、「もの」(媒質)ではなく、「こと」がどのように起こるかに注目し、 その中に目ざとく「こと」の秩序を見出した。 波から生みだされた物理学や数学の概念の豊富さは、他を圧倒している。 波の物理現象を俯瞰しながら、波という「こと」のしくみを覗いてみよう。
電子あり
富士山噴火
富士山噴火
著:鎌田 浩毅
ブルーバックス
宝永噴火から300年、いま「その日」が来たら? 江戸時代以降、不気味な沈黙を続ける日本最大の活火山、富士山。もしも現代のハイテク社会が噴火に見舞われたら? 新幹線は? コンピュータは? 人体への影響は? 火山灰、溶岩流、火砕流、山体崩壊など猛威の全貌を予測して防災に役立てる「ハザードマップ」の解読法とともに、知られざる富士山の「正体」もわかる決定版! (ブルーバックス・2007年11月刊) 富士山噴火! 何が起こる? 何をすれば? 富士山は死んでいない。いつ噴火するかわからない活火山なのだ。もしXデーが来たら、どんな被害が出るのか、どう防げばよいのかを「火山の権威」が緊急提言!
電子あり
仮想世界で暮らす法
仮想世界で暮らす法
著:内山 幸樹
ブルーバックス
7年前に「Web2.0」を予言した話題のIT社長が教える ネット社会の最先端! 池谷裕二氏・特別対談「インターネットと脳」を収録! あなたの知らない仮想空間へようこそ! インターネットによって出現した「仮想世界」は、Web2.0時代をむかえ、「現実社会」と融合を続けている。オンラインゲーム、ポータルサイト、SNS、セカンドライフ、ブログ、動画サイトなど、仮想空間ではいま何が起きていて、これから何が起こるのか。日本最初期の検索エンジンを開発し、Web2.0的社会の到来を2000年から予言していたIT経営者が、わかりやすく解き明かす! ネット社会の近未来はこうなる!? ●ネット上で「第三次世界大戦」? ●ケータイを体内に埋め込む ●コンタクトで見たもの全てをグーグルに保存 ●エージェントがネット上で「ビラ配り」 ●個人が放送局を持ち、番組を配信 ●選挙マニフェストを「ウィキ」で作る ●税金を知識で払う ●精神がネットで永遠に生き続ける
脳研究の最前線 下
脳研究の最前線 下
編:理化学研究所脳科学総合研究センター
ブルーバックス
理化学研究所脳科学総合研究センター 創立10周年記念出版 脳は人間を理解するための基礎を与える 21世紀に花開く人間の科学 「調べてみればみるほど、脳は複雑である。その仕組みを知るためには、ゲノムからはじまり、分子の働き、細胞、ネットワーク、さらに情報へと進んでいかなくてはいけない。また、精神疾患など、脳の働きの障害も大変な問題である。技術応用に関しては、脳の仕組みを取り入れたロボットの開発に皆の目が注がれている。もちろん、心の仕組みを理解することが究極のターゲットである」――(甘利俊一)
脳研究の最前線 上
脳研究の最前線 上
編:理化学研究所脳科学総合研究センター
ブルーバックス
理化学研究所脳科学総合研究センター 創立10周年記念出版 12人の研究者が脳とこころの謎に挑む こころに向かう脳科学 「脳科学総合研究センターが創立10周年を迎えるにあたって、『脳とこころ』の問題についての現在もっとも進んだ理解を示そうと企画されたのが本書である。現代の脳科学には脳とこころの問題に切り込むためのいくつかの重要な手掛かりがある。……12名の研究者がそれぞれに描く『こころに向かう脳科学』の流れと将来の大きな展望を読者に読み取っていただければ幸いである」――(伊藤正男)
手作りラジオ工作入門
手作りラジオ工作入門
著:西田 和明
ブルーバックス
少年時代の思い出がよみがえる! ●スパイダー・コイルを使った中波帯用ゲルマニューム・ラジオ ●VHF帯TVとエアーバンドが聴けるトランジスタ式超再生ラジオ ●中波と短波が聴ける2石+1IC 2バンド・ラジオ ●真空管で中波放送を聴く2球再生式ラジオ ●真空管とトランジスタ混成で短波が聴ける1球1石ラジオ ●FM放送が聴ける2球超再生式ラジオ この1冊で、ラジオの工作から受信の楽しみ方までわかる 少年時代の思い出がよみがえる! ●スパイダー・コイルを使った中波帯用ゲルマニューム・ラジオ ●VHF帯TVとエアーバンドが聴けるトランジスタ式超再生ラジオ ●中波と短波が聴ける2石+1IC 2バンド・ラジオ ●真空管で中波放送を聴く2球再生式ラジオ ●真空管とトランジスタ混成で短波が聴ける1球1石ラジオ ●FM放送が聴ける2球超再生式ラジオ
電子あり
DVD-ROM付 パソコンで見る動く分子事典 Windows Vista対応版
DVD-ROM付 パソコンで見る動く分子事典 Windows Vista対応版
著:本間 善夫,著:川端 潤
ブルーバックス
あなたのパソコンが3D分子表示装置に。 改訂にあたり、時代変化に合わせた新しい分子データを大量追加![Windows XP/Vista対応] 化学構造が立体的に見られる画期的データ集 学生から研究者まで役立つ! 基本的な分子からニュースになった分子、そしてユニークな生体高分子まで約3000もの分子データを収録。構造から性質まで3Dモデルで一目瞭然。オープンソースソフトウェアJmolを利用し、高度な表示が可能になった決定版。 ●化学を学ぶ上で基本となる分子 ●生活に密着した分子 ●ニュースになった分子 ●ユニークな生体高分子 など。 <必須環境> 対応OS:Windows Vista または Windows XP 各日本語版 CPU:Pentium4クラス以上 メモリ:512MB以上(Windows Vistaの場合は1024MB以上を推奨)
新装版 電磁気学のABC
新装版 電磁気学のABC
著:福島 肇
ブルーバックス
中高生から読める電磁気学の入門書。推理小説を読むように電磁場の本性を探る。電場と磁場 自然界に存在する2つの「場」とは、本当のところどんなものなのか? どうしてそんなものを科学者が考えたのか? 電磁気のさまざまな現象を調べながら、電場と磁場を徹底追究!(ブルーバックス・2007年9月刊) 推理小説を読むように電磁場の本性をさぐる。やさしい回路の話から始めて、「場」の考え方を徹底追究! 電場と磁場が本当のところどんなものか、どうしてそんなものを科学者が考えたのか、初めてナットク。
電子あり
音律と音階の科学
音律と音階の科学
著:小方 厚
ブルーバックス
音楽と数学の、ちょっと意外で濃密な関係。「ドレミファソラシド」はどのように決めたのか? 純正律と平均律はどう違うのか? なぜ「ドミソ」がいい音なのか? 音楽にひそむ科学を分かり易く解説する。※※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。(ブルーバックス・2007年9月刊) 音楽と数学の、ちょっと意外で濃密な関係 音楽に使うすべての音の関係を、ある原理にしたがって決めたものを「音律」といいます。それでは、いま私たちが何気なく使っているドからドまでの12個の音は、どのように決めたのでしょうか? そこには、音楽と数学のちょっと意外で濃密な関係があるのです。 ドレミ……は、まずピタゴラスが決めた! ジャズ、ロック、ポップス、クラシック、歌謡曲……、あらゆる音楽に使われているドレミ……は、素数2と3を使って、まずピタゴラスが決めた。それから、純正律や、いくつかの音律を経て、現代の平均律へと進化した。音楽と数学の、ちょっと意外で濃密な関係を興味深く解き明かす。
ナノカーボンの科学
ナノカーボンの科学
著:篠原 久典
ブルーバックス
黒鉛ともダイヤモンドとも違うまったく新しい構造をもった炭素の新物質、フラーレン、カーボンナノチューブ、ナノピーポッド……。「ナノカーボン」と総称されるこれらの新物質は、異分野の研究者の交流のなかで、ある日、偶然に発見された。急進展する「ナノカーボン」研究と共に歩んできた著者が、思いがけない展開と興奮に満ちた大発見の裏側をつぶさに語る。(ブルーバックス・ 2007年8月刊) 高まる期待 カーボンナノチューブで日本にノーベル賞 1996年、サッカーボール型炭素分子フラーレン(C60)の発見にノーベル化学賞が授与された。次なる炭素の新物質、カーボンナノチューブに対するノーベル賞も秒読みの段階に入り、日本人の受賞が確実視される。巨大プロジェクト研究の受賞ばかりが目立つ最近のノーベル賞において、ナノカーボン科学は、「個人」の独創力で受賞をねらえる数少ない分野の一つである。 世紀の大発見はいかにしてなされたのか 黒鉛ともダイヤモンドとも違うまったく新しい構造をもった炭素の新物質、フラーレン、カーボンナノチューブ、ナノピーポッド……。「ナノカーボン」と総称されるこれらの新物質は、異分野の研究者の交流のなかで、ある日、偶然に発見された。急進展する「ナノカーボン」研究と共に歩んできた著者が、思いがけない展開と興奮に満ちた大発見の裏側をつぶさに語る。
電子あり