ブルーバックス作品一覧

子どもはこんなに疲れている 精神科医のみた現代日本の病理
子どもはこんなに疲れている 精神科医のみた現代日本の病理
著:安藤 春,装丁:芦澤 泰偉,装画:磯野 宏夫
ブルーバックス
「過労死」しかねない「過労児」たち 塾の合い間を縫ってファーストフードで夕食。家に帰ってからは、学校の宿題や塾の予習と復習。朝はギリギリに起きて朝食もとらずに学校に行く。かつて24時間戦うと讃えられた(?)ジャパニーズ・ビジネスマンでさえ真っ青の超過密日程ですが、これをこなしているのは「いい学校に入る」ということを人生の大目標(?)にさせられた子どもたちです。唯一の楽しみは、塾が終わった後の電車の中での液晶ゲーム。最近では珍しいとはいえなくなったこんな子どもたちですが、彼らの「心」と「体」は確実に触まれています。登校拒否、心身症、小児神経病、突然死……これらは、子どもを突然襲うのです。
中国医学から見た「病気でない病気」 不調のうちの健康チェック
中国医学から見た「病気でない病気」 不調のうちの健康チェック
著:小 修司,装丁:芦澤 泰偉
ブルーバックス
この頃なぜ不調なのか? どうも体調がおかしい、病院に行っても何だかはっきりしない……誰にも思い当たることがあるかもしれないこんな状態を、中国医学では「未病」──まだ病気になっていないけれど軽視してはいけない状態──として重要視します。「未病の裏に大病あり」とも言い、放置すると重大な疾患を引き起こす可能性があるとさえ考えます。西洋医学から転じて中国医学に長年たずさわってきた著者が、そのような「未病」にどう対処したらよいのか、その考え方・見方をていねいに解説します。
コンピュータ・ウイルス その正体と撃退法のABC
コンピュータ・ウイルス その正体と撃退法のABC
著:山本 隆雄,著:渡辺 理人,著:山本 聡,著:嶺町 優司,装丁:芦澤 泰偉,装画:ネモト 円筆
ブルーバックス
●コンピュータ・ウイルスは人間が作ったプログラムです! たとえば「“13日の金曜日”ウイルス大流行、数百万台のパソコンに被害!」などという新聞記事を読むと、さて自分のパソコンは大丈夫だろうかと急に心配になる人も多いことでしょう。しかし、コンピュータ・ウイルスは人間が作ったプログラムの一種です。となれば、どんなウイルスでも、その仕組みさえわかれば、感染を予防しパソコンを守ることができます。では、どんな方法でウイルスはパソコンに感染し大切なプログラムやデータを破壊するのか、またウイルスを撃退するワクチンソフトの仕組みはどうなっているのでしょう?本書では、この数年間、ウイルス退治の第一線で活躍してきた若い著者たちが、自らの体験も踏まえて、読者が知りたいウイルスやワクチンの仕組みを生き生きと解説します。
記憶とは何か 記憶中枢の謎を追う
記憶とは何か 記憶中枢の謎を追う
著:イスラエル・ロ-ゼンフィ-ルド,訳:菅原 勇,訳:平田 明隆,装丁:芦澤 泰偉,装画:奈和 浩子
ブルーバックス
最新の神経生理学が明かす記憶のメカニズム脳には記憶中枢や記憶物質が本当にあるのだろうか?脳科学や情報理論から生まれた「記憶のカテゴリー化」という新しい視点から記憶の不思議な仕組みを解説する。
手作りスーパーコンピューターへの挑戦 テラ・フロップス・マシンをめざして
手作りスーパーコンピューターへの挑戦 テラ・フロップス・マシンをめざして
著:杉本 大一郎,装丁:芦澤 泰偉,装画:古川 タク
ブルーバックス
●最高速のスーパーコンピュータを手元に置いて使おう! 著者の研究室の片隅では、現在、市場に出ている最高速のスーパーコンピュータに匹敵する計算スピードの手作りスーパーコンピュータが、24時間休みなく銀河の衝突を計算している。なぜスーパーコンピュータを手作りしようなどと考えたのか?そんなことができるのか?手元に置いて何に使い、どんな可能性がひらけるのか?自らの体験にもとづいてこれらの疑問に答えつつ、さらに1秒間に1兆回の演算をこなすテラ・フロップス・マシンへの挑戦までを熱く語る。
やる気を生む脳科学
やる気を生む脳科学
著:大木 幸介
ブルーバックス
これを知れば恋も仕事も自由自在!? あなたの「やる気」コントロール術 勉強する気が起こらない……。仕事に取り組む気がしない……。――あなたは「やる気」を見失っていませんか? 今まで明らかにされなかった「やる気」の構造を、脳生理学からくわしく解説。神経配線によって、「やる気」を出す方法も考えた画期的1冊。読んでソンはなし。
「超能力」と「気」の謎にいどむ
「超能力」と「気」の謎にいどむ
著:天外 伺朗
ブルーバックス
これからは「超能力者」が大量に発生するぞ! ニューサイエンス(素粒子物理学など)と深層心理学と東洋哲学には、驚くほど一致している点がある。それらの接点から「超能力」の謎が解けてきそうだ。さらに、超能力者を排除する社会的な抑圧がとれると、今後は、大量の超能力者(エスパー)が集団発生してくる可能性が考えられる。そのとき、私たち人類は、「悟り」に向かって目覚めていくのだろうか?それとも……。
バイオ食品の驚異 食卓を変える新技術
バイオ食品の驚異 食卓を変える新技術
著:石倉 俊治,装丁:芦澤 泰偉,装画:井沢 洋二
ブルーバックス
寒冷地シベリア、サハラ砂漠からも食糧が……。 遺伝子組換えで寒さに強いタバコができた。これが穀物に応用できれば、世界の食糧事情は一変するだろう。すでにフラスコ1本の人工種子が10haの種子畑に匹敵するし、新野菜も食卓を賑わしている。原料を入れると酒になって出てくるという、呑兵衛の夢がバイオリアクターにより実現。高価な朝鮮人参もその有効成分が生産され市販されている。マツタケ、シメジの人工栽培も後一歩。動物でも、有利なメスだけの量産、ホルスタインに和牛を産ませる技術、切身や刺身で食べられる大型ニジマスの作出に成功。私たちの食卓は大変革をとげつつある。
心をつかむ〔聞き方〕の本 職場メンタルヘルスのために
心をつかむ〔聞き方〕の本 職場メンタルヘルスのために
著:矢澤 佑介,装丁:芦澤 泰偉,装画:長谷川 和子
ブルーバックス
職場でのメンタルヘルスのための心得を説く職場で精神的不調を訴える人が年々増加している。入院や離職という決定的な事態を迎える前に職場でできる対応を、カウンセリングの技法を通して解説していく。
カードの科学 磁気からICへカードは進化する
カードの科学 磁気からICへカードは進化する
著:瀬川 至朗,装丁:芦澤 泰偉,装丁:石川 哲司
ブルーバックス
磁器カードの弱点とは?ICカードに落とし穴はないのか? うすっぺらな1枚のカードでお金がおろせ、電話がかけられるのはなぜだろう? カード社会といわれる今日、キャッシュカード、クレジットカード、テレホンカード、オレンジカードと誰でも最低5、6枚はカードを持っているはずです。本書では、これら日ごろ見なれた磁器カードの意外に簡単なからくりから、いよいよ実用化に向かうICカードの、20万年かかっても絶対に解けないといわれる暗号システムまで、その原理としくみをやさしく解説してゆきます。
ウイルスは生物をどう変えたか 進化の演出者・ウイルスの世界を探る
ウイルスは生物をどう変えたか 進化の演出者・ウイルスの世界を探る
著:畑中 正一,装丁:芦澤 泰偉,装画:磯野 宏夫
ブルーバックス
私たちの体の一部はウイルスである!! 私たち人間の遺伝子のなかには、少なくとも2種類のウイルスが住み着いています。これらはエイズや白血病を起こすウイルス、レトロウイルスの仲間です。 しかし、恐くはありません。それどころか、このウイルスはもう、私たちの遺伝子に同化してしまっています。こうなると、人間の遺伝子かウイルスの遺伝子か区別できません。私たち人間の体の一部は、じつはウイルスだったのです。太古の世代から、私たちに受け継がれてきたこのウイルスは、人間をどのように変えたのでしょうか。
ナノテクノロジー・表面分析の科学 原子・分子スケールで表面を見る
ナノテクノロジー・表面分析の科学 原子・分子スケールで表面を見る
著:小宮 宗治,著:田中 彰博,著:大岩 烈,装丁:芦澤 泰偉
ブルーバックス
ナノテクノロジ-時代の表面分析科学入門。超LSIをはじめとする現代の精密技術が要求する物質表面の一番外側の原子一層分の構成を識別するレベルの表面分析科学の原理、方法、可能性をやさしく解説する
ゲーテル・不完全性定理 “理性の限界”の発見
ゲーテル・不完全性定理 “理性の限界”の発見
著:吉永 良正
ブルーバックス
ゲーデルの不完全性定理は中学生にもわかる! 「不完全性定理」の名は、数学ファンはいうにおよばず、20世紀の思想に少しでも興味のある方なら、理系、文系を問わず、だれもが1度は耳にしていることと思います。 しかし、「では、その内容は?」となると、大半の人があいまいにしか答えられないのではないでしょうか。「どうせ超難解な理論だろうから、わからなくて当たりまえ」と、はじめからあきらめている人もいるかもしれません。ところが、この定理の証明のアイデア自体は、いたってシンプルで明快なものであり、きちんと説明すれば中学生でも理解できるものなのです。本書では実際に、そのような説明を試みてみました。(本書「はじめに」より)
バーチャルリアリティ最先端 仮想現実感の基本原理と未来
バーチャルリアリティ最先端 仮想現実感の基本原理と未来
著:野呂 影勇,著:宮本 博幸,著:井上 哲理,装丁:芦澤 泰偉
ブルーバックス
●現実と交錯するバーチャルリアリティの驚異!! 人は空を飛べる。まるで海の中を泳ぐようにふわふわと。眼下に広がる街や人、それもまたひとつの現実なのだ……。 バーチャルリアリティはどこまで可能か。その原理を、人の視覚系のしくみから立体映像、臨場感の演出手法までやさしく解説。未来を切り開く可能性をも探る。 かわいい仮想動物をペットに飼う日はすぐそこまで……。
無限の不思議
無限の不思議
著:仲田 紀夫
ブルーバックス
線分を無限に分割していったら、最後に何が残るか?紀元前6世紀、循環論法「すべてのクレタ人は嘘つきである」にはじまった人間と無限との格闘は、わずか1世紀後、アキレスと亀のパラドクスを掲げた「ツェノンの逆説」の出現により完全にストップしてしまいました。以来、数学の本流は無限を避け続け、ようやく20世紀に誕生した「集合論」によって、無限の正体が明らかにされつつあります。無限大、無限小…その先に何があるか 線分を無限に分割していったら、最後に何が残るだろうか? 紀元前6世紀、循環論法「すべてのクレタ人は嘘つきである」にはじまった人間と無限との格闘は、わずか1世紀後、アキレスと亀のパラドクスを掲げた「ツェノンの逆説」の出現により完全にストップしてしまいました。以来、数学の本流は無限を避け続け、ようやく20世紀に誕生した「集合論」によって、無限の正体が明らかにされつつあります。無限大、無限小……その先にいったい何があるのか、本書は人間の知的世界に暗躍するこの怪物に、ドン・キホーテのように挑戦しようというものです。
電子あり
名画はなぜ心を打つか 感性にひそむ論理を探る
名画はなぜ心を打つか 感性にひそむ論理を探る
著:瀬木 慎一,装丁:芦澤 泰偉
ブルーバックス
セザンヌの苦悩は何か 「輪郭が私から逃げていく」といったセザンヌは、毎日僧侶が聖書を読むように、ミケランジェロの彫刻をデッサンしたという。そうまで苦しみながら、彼が自分の絵に表現したかったものは何だったのだろうか。彼の絵を「見る」ことにより、その世界をどう読みとればよいのだろうか。感性にひそむ論理は存在するのだろうか。 本書で、法則のない名画の世界の探索の仕方を考えてみよう。
レ―ザ―医学の驚異 どんな治療にどう使う?
レ―ザ―医学の驚異 どんな治療にどう使う?
著:神川 喜代男,装丁:芦澤 泰偉,装画:伊川 英雄
ブルーバックス
医療へのレ-ザ-の幅広い応用と偉力を紹介ガン治療、切除から虫歯の予防、血管の吻合や傷の回復促進、鎮痛・消炎作用など、医療で八面六臂の活躍をする“活人光線”レ-ザ-の原理から応用効果までを詳述
電卓で遊ぶ数学 これぞ究極の電卓使用術
電卓で遊ぶ数学 これぞ究極の電卓使用術
著:大野 栄一,装丁:芦澤 泰偉,装画:古川 タク
ブルーバックス
電卓計算のすばらしき世界へ、ようこそ! 電卓を見直してみませんか?たかが電卓と思っておられる方、されど電卓なのです。この小さなボディの中に、驚くべきパワーが秘められています。パソコンでプログラミングに取り組みたいが、どうも取っつきにくいと思っておられる方、この本では、電卓で、プログラミングの何たるかが、その感じが、おわかりいただけると思います。そして、数学のちがった一面を見ることができます。1台の電卓に、夢とロマンをのせて、さあ、広大な計算世界へ、冒険の旅に出かけてみませんか。
チョコレートの科学 苦くて甘い「神の恵み」
チョコレートの科学 苦くて甘い「神の恵み」
著:蜂屋 巌,装丁:芦澤 泰偉,装画:古川 タク
ブルーバックス
チョコは大脳皮質を刺激して気力を高める。チョコレ-トは、脳を活性化させ、消化力を高めるって知ってますか。ではチョコはどう作られるのでしょう。チョコ開発者が、チョコの知られざる世界に招待します
宇宙の暗闇ダークマター 暗黒物質が解く宇宙進化の謎
宇宙の暗闇ダークマター 暗黒物質が解く宇宙進化の謎
著:ジョン・グリビン,著:マ-ティン・リ-ス,訳:佐藤 文隆,訳:佐藤 桂子,装丁:芦澤 泰偉
ブルーバックス
宇宙は輝く星がいっぱい……ではない!はるか大量の見えない暗黒物質(ダークマター)で満ちている……!! 夜空に星がきらめきます。でも、その輝く星たちの間の暗いところには、何があると思います?そう、そこには宇宙の謎を秘めたダークマターがあるらしいのです。ビッグバン、膨張する宇宙、クェーサーや銀河団のなりたちに、そして我々生命の誕生に、ダークマターはどんな役割を果たしてきたのでしょうか。それはいまだに謎の「暗闇」なのです。イギリスの優れた科学書に与えられるコープス賞を受賞した本書は、宇宙進化のカギを握るダークマターの正体にぐいぐいとせまり、重厚な宇宙の物語を欲するあなたを十分に満足させてくれるでしょう。