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1998.08.28発売
夢のクレヨン王国(10)
講談社の絵本

1998.08.27発売
ムーラン
講談社の絵本
――万里の長城をこえてせめよせる大軍
運命にたちむかいたたかうひとりの少女――
――むかしむかしの中国。万里の長城にフン族がせめてきたときのことです。家ごとに男をひとり、兵士として出さなければならないことになりました。ファ家では、年老いたお父さんの体のことを、娘のムーランがしんぱいしています――。

1998.08.26発売
兄弟横綱
知られざる精進が史上初の偉業を! 大相撲放送45年の名アナウンサーが兄弟の秘めたる情熱と相撲美学、若貴の心・技・体を明かす!!
●平成10年名古屋場所。貴乃花は完全復活を思わせる土俵を全うして5場所ぶりに19回目の賜杯を手にした。ところが。貴乃花の口から思いがけない言葉がとび出した。「引退も考えておりました。どんなに努力しても力が出ないものですから……」愛知県体育館が、一瞬ピタッとすべて音を止めたかのように静かになった。(中略)
平成10年5月27日。相撲協会の使者を迎え、正式に兄弟横綱が決まった日、「入門のときからの夢だったのですから、いい意味でのライバルでありたい」と静かに語った先輩横綱の弟貴乃花。「ライバルではありません。兄弟です」と笑顔を見せた兄横綱若乃花。ここ一番の集中力でガンバる兄。道を求めて精進し、近寄り難い存在の求道的(ぐどうてき)な弟。戦いの場に対峙するふたりに、厳しく過酷な競い合いの日々がやってくる。横綱の責任は重い。――本文より抜粋

1998.08.26発売
「知」の頂点
「10万人に1人の頭脳」の視点・創造力・構想力!!
「現代のアインシュタイン」「日本のホーキング」たちの才能・資質とは。世界に通用する日本の「知」の巨人たちに迫る!!
優秀な人たちについて書きたい。私は優秀な飛行機乗りについて書いてきた。今度はそれを学問の世界で試みたい。私は飛行の名人たちから次の結論を得た。すなわち、真に優秀な人間は、
「刻苦勉励(こっくべんれい)努力していない」
「1つのことを好きであり続ける」
(中略)
エアライン・パイロットになる競争率は100人に1人程度である。ジェット戦闘機のパイロットになるのは一桁むずかしく、1000人に1人程度といわれる。ジェット戦闘機のテスト・パイロットとなると、10人に1人程度で、1万人に1人程度の確率になる。私がインタビューしたのはこのクラスが多かった。(中略)
本書で私が選んだ方々は、飛行機乗りで言えば「10万人に1人程度」の技量の方と推測する。──「序章」より抜粋

1998.08.26発売
急ぎすぎた旅人―山際淳司
妻への信頼感、息子への深い愛から生まれた家族の絆。心の交流を求めるあなたへ贈る人間愛の物語。
自然に逆らわず、気の向くまま旅をし、風のように逝ってしまった夫・山際淳司!
彼は、新しい話を探しに旅立った
「君のような人は、ひとりで生きるのは似合わない」と言われた。しかし、私は自分の意思で、心の中にいる彼との生活を続けていきたい。私が思えば思うほど、彼の魂は生き続けるはずだ。大切な人を亡くし、悲しいのはごく自然な気持ちである。私はその気持ちをごまかしたくはない。――著者

1998.08.26発売
僕らはどんなふうに大人になったのか
子供の“好奇心”に学ぼう!
5歳の長男の成長の軌跡を2年間にわたり綴った日記には、明るい21世紀を創るために必要な自由な発想や創造的な工夫ができるヒントが満載。
幼児感覚への退行があなたを救う!
●カバーの絵を描いた「たむらしげるさん」とは、ふとしたことから表参道のギャラリーで出逢い、この絵の原画を買わせていただいた。これを、たむらさん自身は、彼の描くイラストレーションによく登場する“フープ博士”の顔だと言っているが、私は、人類共通の父、あの“サンタクロース”の素顔だということを疑っていない。――著者
●子供は常識を超えたエネルギーに溢れている!
子供は、「なんか、ヘンだな?」という“脱・常識”の天才だ。私たち大人も、彼らと真正面からコミュニケートすることで、そのパワーを借りて“常識の呪縛”から脱することができる。日本に蔓延している閉塞感から抜け出すには、この方法が1番安上がりで確実だ。――著者

1998.08.25発売
講談社レックス英和・和英辞典
超小型てのひらサイズで驚異の情報量
三方金の優美・堅牢な造本装丁
便利な新式ビニールカバー付き
《本書の特色》
●超小型ながら情報ギッシリの本格派
収録語数(見出し・派生語・合成語)は「英和」33 000語+成句2 100、「和英」29 900語
●時代を映す現代用語・時事用語が豊富
挨拶で使う語から、ビジネス・健康・地名など各分野まで網羅
●「英和」「和英」とも慣用表現が充実
重要語には例句・例文や語の連結(コロケーション)を多数掲出

1998.08.25発売
純子と摩樹子 ふたりの多重人格者
『宮崎勤 精神鑑定書』で現代の心の病に肉迫したジャーナリストの話題の書!!
「自分に何人もの人格が」「親のいじめが、虐待が」
逃れようのない人生を懸命に生きようとする2つの魂の哀しみの記録!!
鈴木純子と井上摩樹子。ふたりの多重人格者と会いつづけた1年半を報告したい。(中略)
純子も摩樹子も、この期間、大きく変わった。私も、彼女たちと接するうちに変わったと思う。私は、医者でもセラピストでもないから、彼女たちの治療等には関われない。だから、ひたすら彼女たちの言葉を聞くことに徹してきた。
これは「変化」のリポートである。彼女たちにとって、その変化とは「統合」であり、私にとっては、虐待や心の病というものを少しずつ理解できるようになった「学習」のことである。(中略)
私は決して、高いところから見物している「第三者」ではいられなくなったのだ。――「はじめに」より抜粋

1998.08.25発売
マンモス復活プロジェクト
マンモスが現代によみがえる!
世界で初めて、ウシの死んだ冷凍精子を使い、顕微授精による子ウシの誕生に成功したひとりの科学者の「バイオテクノロジーの大実験!」
こうして抽出されたX精子だけを、顕微授精の方法によりゾウの卵子に注入すると受精卵ができる。
これをメスゾウの子宮にもどして、そのゾウが妊娠すると、やがてマンモスの遺伝子を50%受け継いだ、メスのマンモスが誕生する……ということになっていき、世代を重ねるたびに、限りなく100%マンモスに近づいていく。――(本文より)

1998.08.25発売
悪友の条件
文芸(単行本)
●貴女に贈る豊潤の恋愛小説
親友から悪友へ女2人は共犯者
恋人と別れ、旧友と再会し、陰ある男に引かれていった小夜子が戻る先は……。
友情……という言葉が蘭子の口から出たことに、小夜子はとまどった。友人、親友、悪友、同志……いろいろな言葉をあてはめて、蘭子と話したことがあったが、いまその言葉を向けられると、やはりどう受け止めてよいのか分からなかった。それに、蘭子と自分の関係には、漠然ともてあそんでいた“悪友”という形容が、もっともふさわしいのではなかろうかと、小夜子は思い始めていたのだ。

1998.08.25発売
中国13億人の性
「夫婦生活」「不倫」「中学生の恋愛」「同性愛」など、いま、性の実態が明らかになる。
世界最大の「性文明」調査と2万7000人の記録
●中国における性科学の第一人者が、約2万7000人対象に実施した世界最大の性の聞き取り調査
●世界が注目した“中国版キンゼイ・レポート”から中国人の性生活が浮き彫りにされる
●「一人っ子政策」、「4・2・1症候群」、「人口爆発問題」など素顔の中国に迫る
●「窓を開ければホコリも入る」改革開放政策の大きなツケと中国の行方とは

1998.08.25発売
ザウルス流ゼロヨン必勝テクニック
気合いの足りないヤツに用はない
タイムがぐいぐい縮まる“奥の手”全公開!
●絶対負けないベースマシンの選び方
●予算は1馬力=1万円!?クラス別パワーアップのコツとポイント
●トルクを余さず路面に伝える無敵のフットワークはこうつくれ
●4WD、FR、MR、FF。勝つための駆動方式別セットアップ術
●RB、2J、SR、RE……エンジン別とっておきチューン大作戦
●ライバルに差をつけるパーツ完璧ガイド
●スタートがすべて……ゼロヨン必勝テクニック
●あとコンマ3秒……タイムを縮めるイメージトレーニング――いまヒートアップしているゼロヨンのチューニング&テクニックを徹底レクチャー

1998.08.24発売
この生命を凛と生きる
最愛の母が次第に呆けてゆく
母を看取り、ともに過ごす最期の日々――
「悔いのない、人との別れなんてない……」
ひたすらに「生と死」を見つめてきた著者が描く人生の哀歓!
どんなに苦しくとも背すじを伸ばし凜として生きてゆきたい!!
晩年の母は、何度も、母親に会いたいといっていた。80歳を過ぎた母が、40年近くも前に亡くなった母親に会いたがる心の内が、当時の私には、よくわかっていなかった。笑い飛ばしたこともある。
しかし、それがいまはよくわかる。考えただけで、涙がふきこぼれるほどに、よくわかる。できるなら、いのちの河をさかのぼり、いま一度、私も母に会いたい。切に会いたいと思う。
「悔いのない、母親との別れなんてないんだよ。親っていうのは、子どものことなら、どんなことだって、許せるものなんだ」
和尚さんは、悔い多い私を、慰めていわれた。
より身近にいた者が、より深く後悔するものなのだろうか。――(本文より)
長いこと癒しがたい思いを抱えて、生きてきた。そんな自分と、ひたすらに向かいあって、ようやく原稿を書き終えた。
先が見えないときこそ、歩きつづけなければならない。そんな言葉を聞いたことがある。まさに、そうだった。見えないなかで、どれだけの人が、陰になり日向(ひなた)になり支えつづけてくれただろう。気づかずにきたたくさんのことがあったと思う。
いまは、いのちあるすべてのものに、出会ってきたすべての人に、そして、この本を手にしてくださったあなたに、心から感謝申し上げたい気持ちでいっぱいである。――(あとがきより)

1998.08.24発売
公主帰還
文芸(単行本)
中国歴史奇譚のおかしみ!
桂花香る臨安は、1人の女の噂で沸騰した。宋代の虚実の間を生きる人物達を描く表題作はじめ、書画博士米ふつを描く「潔癖」、異相の将軍狄青(てきせい)を描く「涅(すみ)」等、異色の秀作7篇!
すずしげな風の通る、亭の中である。風は、かすかな水の匂いを含んでいた。城市(まち)の西に広がる西湖の匂いだった。
「たしかに、柔福(じゅうふく)であったか」
「たしかに、柔福帝姫、いえ公主さまにおわしました」
宦官(かんがん)の黒衣をつけた小柄な人物は、きっぱりといいきった。彼の前には壮年の、こちらはすらりとした長身の男が後ろ手に手を組んでたたずんでいた。公の場ではないから簡素な袍(ほう)を身にまとっているだけだが、常人にはない品が挙措に漂っている。
「それともお上には、臣の言をお疑いでございましょうか。康王さまとお呼びしていた時代からお側近くにお仕えしている、この馮益(ふうえき)めの話を」
強気に出られると、たちまち帝は狼狽の色を見せた……――(本文から)

1998.08.21発売
カ-ドキャプタ-さくら(1)
講談社の絵本

1998.08.21発売
室の梅
文芸(単行本)
時代小説の新しい旗手か描く人情味あふれる捕物帖
奉行所検屍役・美馬正哲(みましょうてつ)と産婆お杏(きょう)。人の死と生に立ちあう夫婦が難事件を解き明かす!
米屋の仙台屋に押し込みが入った。たまたま難を逃れた手代の美代治は評判の好人物。正哲とお杏は、新春の植木市で美代治から鉢植えの梅の木を買っていた。
近代日本医学の夜明け、華岡青洲の麻酔手術から5年、江戸の検屍役・美馬正哲が妻のお杏と事件解決に乗り出す。――(室の梅)

1998.08.20発売
鬼平犯科帳(三)
兇賊と火盗改メ・長谷川平蔵の死闘を江戸情緒豊かに描いた時代小説の一大金字塔。
ファン待望の全集!解題・月報も充実!火盗改メ“鬼平”こと長谷川平蔵が盗賊と闘う、スリルとサスペンスと、江戸情緒あふれる連作時代小説。長編1編を含む昭和50年から53年までの32編を収録。

1998.08.20発売
水滸伝
燃えあがる「不良」たちの熱き魂! 高い志をもちながら、社会からはみだし、梁山泊に集った「ならず者」たち。その数、108人。民をしいたげる悪徳官僚たちに、敢然と反旗をひるがえした豪傑たちの活躍をえがく、中国が生んだ熱血大河ドラマ.。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。
燃えあがる「不良」たちの熱き魂!
梁山泊に集った豪傑たちが大暴れ。中国が生んだ熱血大河ドラマ!
ある者はいわれのない罪で辺境に流され、またある者は理不尽な権力にさからい、追われる身となった。
高い志をもちながら、社会からはみだし、梁山泊に集った「ならず者」たち。その数、108人。民をしいたげる悪徳官僚たちに、敢然と反旗をひるがえした豪傑たちの活躍をえがく、中国が生んだ熱血大河ドラマ。

1998.08.20発売
物理・こんなことがまだわからない
ブルーバックス
わからないのはもっと身近な物理現象だった!
宇宙のはじまりと現在までがわかり、究極の物質の姿まで明らかになっているのに、砂糖の山の崩れ方や、スタンドに飛び込んだ野球のボールの跳ね方がわからない。今でも何が、どうしてわからないかを、現代物理の考え方を掘り下げながらやさしく語る。

1998.08.20発売
タンパク質の反乱
ブルーバックス
病気の謎、新しい治療法へのヒントは、タンパク質が握っていた!
私たちのからだを構成するタンパク質は、次々に作られると同時に分解されていく。なぜ分解されるのか?どのように分解されるのか?アルツハイマー病や筋ジストロフィーなど、数々の病気に、タンパク質の分解システムと、その乱れが関わっていた。からだの中で巻き起こる、タンパク質のこの「反乱」にどう立ち向かえばいいだろう?