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1996.08.20発売
名犬ラッシ-(6)
講談社の絵本

1996.08.20発売
ミイラ志願
講談社文庫
即身仏を志す盗賊の心情、信長の影武者をめぐる謀略、蹴鞠(けまり)に入れあげ乞食に身を落とす今川氏真の運命、討入りを脱落した高田郡兵衛の苦衷、首斬り浅右衛門家に養子に入った男の巧妙な計算……。「志願」というユニークな視点から歴史の謎を切りとった、9編の意欲連作。多年、本格推理界をリードしてきた著者が、卓抜な着想と絶妙の語り口で、我意と妄執に憑(つ)かれた人間のすさまじい情念の世界を抉り出す!

1996.08.20発売
霧笛/花火の街
講談社文庫
文明開化の横浜を情緒豊かに描く! ーーガス灯揺れる、横浜の異人館。ボーイの千代吉は、居留地に巣喰うならず者たちと、酒、賭博、喧嘩に明け暮れていた。そして偶然、ひとりの謎めいた少女に出会う。可憐な外見とはうらはらななまめいた女に、千代吉は惹かれていく。無頼な若者の青春の燦きと悲哀を鮮やかにとらえた名作『霧笛』に、居留地ならではの哀切な恋物語『花火の街』を併録。開化期の横浜を情趣豊かに描き上げた、大佛文学の真髄!
◎大佛次郎(おさらぎ・じろう)明治30(1897)年、横浜生まれ。本名・野尻清彦。星の研究家・野尻抱影は兄。東大卒後、教員、外務省勤務を経て作家に。大正13年より<鞍馬天狗>連作を発表、人気を集めた。鎌倉大仏の裏に住んでいたのが筆名の由来。以来、時代小説、現代小説、史伝、ドキュメントと幅広く活躍、西欧的知性に裏づけられた多くの話題作で各分野に大きな業績を残した。著書に『赤穂浪士』『霧笛』『帰郷』『パリ燃ゆ』『天皇の世紀』など多数。文化勲章受章者。昭和48(1973)年没。

1996.08.20発売
石川五右衛門(下)
天下取りなどいじましき限り、日本中を跳梁し、唐天竺まで駆け抜けようぞ。秀吉、家康らの攻防を笑いとばす大盗石川五右衛門。京の隠れ家に数々の名器を集め、大茶会を催す放胆無類の風流ぶりには、秀吉も驚嘆するばかり。天地に悪行善行の別などあるものかと広言し、個性的な荒くれどもを引き具して戦国の世を傍若無人、痛快に暴れまわった希代の風雲児の一生を、伸びやかな筆で描破した雄編!

1996.08.20発売
ウイルスがわかる
ブルーバックス
くるくると変異するウイルスその遺伝子に書きこまれた驚異のシナリオを読む!
ウイルスの本体はRNAやDNAといった情報の塊(かたまり)でしかない。生きた細胞に感染しなければ何もできないのだ。たとえてみれば、ウイルスがカセットテープで、感染した細胞がそれを再生するカセットデッキの役目をしているといえる。ウイルスの遺伝子にはいったい何が書かれているのか、どうやって変異してゆくのか、感染するとなぜ病気になるのか、殺人ウイルスやがんを引き起こすウイルスの正体とは?怖いけど不思議なウイルスの世界を案内する。

1996.08.20発売
宇宙実験最前線
ブルーバックス
無重力の世界には可能性がつまっている!
地球のまわりの宇宙空間をスペースシャトルなどで周回飛行すると「無重力」の世界がつくりだせる。そこでは“熱対流”など、地上ではごくあたりまえの重力による現象がすべて姿を消す。代わって、それまで重力の陰にかくれていた思いもよらぬ物理現象が強く顔を出してくる。この「無重力」の特性を材料科学や生命科学の実験にうまく利用すると、新しい材料や医薬品の創製への道が開けてくる。いまや宇宙実験を通して、続々と未知の現象が発見され、その画期的な応用技術が開発されている。本書はその最前線を紹介する。

1996.08.20発売
女性はなぜ長生きか
ブルーバックス
女性の長寿、男性の短命──この差はどこから生まれる?
〈女性の長寿〉と〈長寿地域〉から学びとる健康長寿法のヒミツとは?
女性は長生きするもの、男性は妻に看取られながら死ぬもの──私たちは何となくそういうイメージをいだいている。しかし、「寿命に男女差をもたらす要因はな~に?」と改めて問われると、うまく答えられない。さらに、長生きの秘訣は長寿者や長寿地域に学ぶものと知りながら、「長寿者とは何歳以上?」「長寿地域とはどんな地域?」と問われると、これまた確信ある答えができない。本書は、女性の長生きを科学的に検証しながら、これらの疑問点に明快に答えるものである。そして、高齢化社会を生き抜くための、男性の生き方と長生き法、男女に共通の基本的な健康管理のコツを、わかりやすく紹介する。

1996.08.20発売
飛行機はどう進化するか
ブルーバックス
飛行機は、まだ進化する。飛行機は、各時代の先端技術を取り込み、つねに進化し続けている。自転車から始まったライト兄弟の研究。リンドバーグやボイジャーに代表される、冒険長距離飛行の試み。火花を敵らした開発競争。その度に教訓を残した航空事故の数々。さまざまな角度から飛行機発達の歴史を眺め、次にその眼を未来へ向ける。劇的に飛行時間を短縮する実用的な超音速機、宇宙飛行をも視野に入れた極超音速機など、来る21世紀に飛行機がどう進化するかを語る。

1996.08.20発売
医者の言葉がよくわかる
ブルーバックス
医者の言葉の真意がわかる!
だれでも病気になるが、大病院の診察時間は“3分間診療”と言われるほど短い。その中で私たちが症状を的確に伝え、医者とよい関係を作るにはどう話せばよいのか? たくさんの患者を診る医者の言葉も、「どうしました?」、「はい」、「よく調べてみましょう」などとパターン化されていて、その真意が患者にはつかみにくい。診察室で日常的に使われる言い回しに見え隠れする医者の本音や病気を理解するヒント、医者と上手にコミュニケーションをとるコツなどを、現役の医者が紹介する。

1996.08.20発売
大往生事典
講談社+α文庫
人は死を目前にして何を思うのか。
19歳の夭逝(ようせい)あり、100歳の大往生あり、生き方もさまざまなら、死に方も千差万別。福沢諭吉から司馬遼太郎まで、日本人の精神に大きな影響を与えた作家・評論家・詩人・歌人・俳人など522人が、「生」と「死」をどのように考え、また実際はどのように死んでいったのかを描いたユニークな生きざま事典。

1996.08.20発売
「不安と憂うつ」の精神病理
講談社+α文庫
人の心は移ろいやすい。誰もがちょっとしたきっかけで、心の病に陥る要素をもっている。
なぜ、神経症になるのか。なぜ、うつ病になるのか。突然、心に忍び寄る不安感、憂うつな気持ちに、どう対処すればいいのか。悩んでいても精神は回復しない。もっと心を知る努力を。
自分の心を正しく知り、心の病を認識するための必読の1冊!!

1996.08.20発売
つい誰かに話したくなる雑学の本
講談社+α文庫
ふだんは気にならないことも、きかれると答えられない。調べようとしても何を見ればよいかわからない。旅客機の出発時刻は、飛び立ったとき?動き出したとき?海苔のオモテ側は、ほんとうはどっち?消えては浮かぶ日々の疑問はこれ1冊で解決、気分もスッキリ!誰かに話さずにはいられなくなる話のタネがギッシリ詰まった「雑学本」を越えたものしり博学の本。

1996.08.20発売
スヌーピーののんきが一番(1)
講談社+α文庫
スヌーピーはごはんのことで頭がいっぱい。チャーリー・ブラウンは「心の相談室」で自己分析。ルーシーはスーパーふてくされムードのただ中……だけど、みんな、無理せず、ぼちぼち、自分のしたいように生きている。ときには、ほっとひと息つぎながら。そんな彼らといっしょに、「こころの休日」をたのしんでみませんか!?
PEANUTS(C)United Feature Syndicate Inc.

1996.08.20発売
手跡指南 神山慎吾
文芸(単行本)
公金横領の罪で父が謎の切腹。江戸の手習塾師匠として市井に生きる決意をしたが……。お家騒動がまた青年剣士を修羅場に呼び戻した。
慎吾にはもやもやと、心にひっかかっているものがあった。臼隈(うすくま)七万石狭間家の当主丹波守(たんばのかみ)(松園)が、遺領を継いでわずか2年後に退隠させられ、あまつさえ下屋敷に閉じこめられるようになったのはなぜか?なにゆえなのか?というのがである。(中略)慎吾の父織部の死も、先殿様の退隠とではなく、1万両が行方不明になったことと結びつけて語られ、慎吾自身は、1万両もの大金を私服した不義不忠の者の伜と後ろ指をさされ続けた。

1996.08.20発売
中国歴史人物傑作集
文芸(単行本)
古代の隋唐まで──小説エッセイで読む英傑15人の魅力!
中国古代の英雄たちがいきいきと活躍する!始皇帝、司馬遷、曹操、則天武皇など英傑たちが名手の筆で甦る。宮城谷昌光、井上靖、陳舜臣、などの小説・エッセイで構成する中国歴史アンソロジーの決定版!
1996.08.20発売
美少女戦士セーラームーンセーラースターズぎんはがしゲームえほん
講談社の絵本
1996.08.20発売
ゲゲゲの鬼太郎ぎんはがしゲームえほん
講談社の絵本

1996.08.20発売
アメリカの軍事戦略
講談社現代新書
冷戦後、軍縮が進むなかで空母だけは削減しないのはなぜか? 欧州重視から太平洋重視に転換した理由は? 日米安保再定義から核軍縮までアメリカの「ポスト冷戦」戦略を見通す決定版。
在外米軍基地削減と空母――冷戦が終結し、米国は大幅な軍備の縮小と同時に、海外米軍基地の閉鎖、返還にも着手した。その必要がなくなったのと、配備しておくに十分な数の米軍部隊がなくなったからである。冷戦が終り、地域紛争の増大が予想される時代にあたり、この在外米軍基地の削減と米国の軍事力展開能力の維持という矛盾をどう解決するか。その答えとして米国が目を付けたのが空母の価値であった。その数は、かつてソ連の海軍力増強に対抗して、全世界での制海権を確保するための15隻という規模はもはや必要ではない。だが、削減幅は大方の予想であった半減ではなく、わずか3隻という小幅なものに留まったのである。そして1996年度予算でも、米国議会は10隻目の原子力空母CVN-76の建造費を承認した。――本書より

1996.08.20発売
再入門の英語
講談社現代新書
「社内公用語は英語」の時代。使える英語への早道は、中学・高校で学んだ潜在力の活用から。基本16動詞の応用、パターン練習、推理的リスニングで実力アップ!
ラジオ「英会話」で自分をチェック――
Listeningに上達するためには、日本語になるべく訳さないことです。いちいち訳していたら、その間にどんどん先に進んでしまいます。最初はわかる単語だけ聞き取るつもりでけっこうです。そのうちわかる単語が少しずつふえてきます。もしどうしても訳が気になる人は、聞いた単語を覚えておいて、あとで辞書で意味を確かめます。とにかくListeningは日本人の好きな英文和訳とは違いますから、訳すことは忘れて耳を英語に集中しましょう。日本語で話を聞いても全部正確に聞き取っているわけではありません。要点だけがわかればいいのです。さらに日本語でも聞きまちがえて聞き返すことがあります。まして英語なのですから、最初から全部理解しようと意気込まないほうがいいのです。気楽な気持ちで聞いて少しずつ英語がわかるようになれば、英語の音の感覚が身につきます。――本書より

1996.08.20発売
意識と存在の謎
講談社現代新書
1人1人が生きている、生かされているとはどういうことなのか。救いへの道を希求する思索の書。
意識の目覚め――意識とは何でしょうか。一般に言われているそれではなくて、一般に言われている無意識をもふくめた、意識のことですが。存在イコール意識という存在論と表裏をなす意識論における、それ。まず、誰にとってもわかる実例から入ってゆきます。生活の業務をしている時、どこか自分の奥から、ぽっと、その業務とはかならずしも関係なく、何かが湧きでてきて、それに留意していると、だんだんはっきりしてきます。普通は、はっきりしてくる前に、その時している業務の必要事のほうへ注意が戻るので、湧きでてきた何かは消えてしまう。そして、それが何であったかも、そんな発生のことも、すっかり忘れてしまう。――本書より