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1995.04.05発売
南仏プロヴァンスの家庭料理ノ-ト
講談社のお料理BOOK
プロヴァンスのアクセント、それはあなたの心の中の太陽!僕のレシピノートから、世代を超えて受け継がれてきた、伝統あるプロヴァンスの名物料理の秘密を明かそう。それらはふつう、プロヴァンスの家庭の扉をたたいてみないとわからない。僕が選んだのは、簡単に作れてヘルシーで、オリーブ油やハーブたちがおりなすプロヴァンスの自然な味が、すぐ自分のものにできるレシピばかり。プロヴァンスの暮らしは遠い夢物語ではなく、手の届くところにある。さあ、日々の暮らしにプロヴァンスのアクセントを取り入れてみて!プロヴァンスはあなたの心の中の太陽になるはず!

1995.04.05発売
はるかなるサンタ・マリア
かけ軸に描かれたマリアさまの肖像画――やさしいほほえみをたたえた、その不思議な魅力に、典子の好奇心はいっぱいにふくらんで――絵画の謎を追って、西へ向かう。異国情緒ただようロマンの旅、ミステリー・ツアーへようこそ。

1995.04.04発売
性の神話を超えて
講談社選書メチエ
レイプは被害者の魂を引き裂く。女性の「存在」が否定され、男性中心主義文化の基盤となる。レイプのない静かな世界は可能なのか?「恐怖」ではなく「希望」を選択する魂が、意識の変革を訴える。真の「人間の解放」……。それはこの蛮行の徹底的な拒否からうまれるだろう。

1995.04.04発売
英国ユダヤ人
講談社選書メチエ
ユダヤ人永久追放はなぜおこったのか? 儀式殺人告発とは何か? そして国王の恣意税(しいぜい)とは……。苛酷な差別にさらされながら共生の道をさぐる「離散する民(デイアスポラ)」にとって、島国イギリスは安住の地たりえたのか。英国史の文脈のなかにユダヤ人世界を明確に位置づけた力作。(講談社選書メチエ)
ユダヤ人永久追放はなぜおこったのか? 儀式殺人告発とは何か? そして国王の恣意税(しいぜい)とは……。苛酷な差別にさらされながら共生の道をさぐる「離散する民(デイアスポラ)」にとって、島国イギリスは安住の地たりえたのか。英国史の文脈のなかにユダヤ人世界を明確に位置づけた力作。

1995.04.04発売
明末のはぐれ知識人 馮夢龍と蘇州文化
講談社選書メチエ
史上最高最難関の試験・科挙にいどみ、健闘むなしく「はぐれた」受験生たち。家庭教師、塾講師、代筆屋、私設秘書、編集者。試験のあいまの副業が、明末の文化にあらたな展開をもたらした。白話小説の成立、庶民の発見、そして出版の隆盛……。一知識人の生涯をとおして見つめる、中国社会の一大転機。
【目次】
はじめに
第一章 経済と文化の都
1 蘇州の調べ
2 銀と新安商人
3 文人たちの街
第二章 すべては科挙へ通ず
1 夢と龍
2 状元への道
3 立ち並ぶ狭き門
4 傾向と対策・明代版
第三章 酒とバラの日々
1 遊び人
2 歌曲の発信基地
3 妓女のまこと
第四章 文学と大転換
1 白話小説の隆盛
2 『水滸伝』と『金瓶梅』
3 「真」の探求
4 「庶民」の発見
5 勧善懲悪の構図
第五章 自活の道
1 館師
2 新たなる自己実現
3 大編集者
第六章 晩年の霹靂
1 ついに官につく
2 祁豹佳と馮夢龍
3 鶯花のうたげ
参考文献
馮夢龍著作目録
図版出典
あとがき
索引

1995.04.04発売
反哲学史
従来の哲学史を一新する刺激にみちた哲学の歴史
「反哲学史」というのは、いかにも奇妙な表題です。いったいこれは、哲学に対抗する反哲学の歴史(つまり「反哲学-史」)という意味なのか、それとも哲学史への「反(アンチテーゼ)」(つまり「反-哲学史」)という意味なのかと問いつめられそうです。この本での私のねらいは、哲学をあまりありがたいものとして崇めまつるのをやめて、いわば「反哲学」とでもいうべき立場から哲学を相対化し、その視点から哲学の歴史を見なおしてみようということであります。──はじめにより

1995.04.04発売
クロイツェル・ソナタ
文芸(単行本)
甘美な名曲のテープに隠された、戦慄の秘密。――死刑を超える刑罰は存在するのか。殺した者、殺された者にとって、復讐とは、救いとは?
最愛の娘を惨殺された父親の無念。自らの手で犯人への復讐は可能か。
可哀相な優子。お前のように素直で清純な子が、どうしてあれほど残酷な運命を強いられなければならなかったのか?
どれほどの凶悪事件でも、殺された被害者が1人で、犯人が未成年の場合には、まずほとんど死刑にはならない。

1995.04.04発売
うず潮・盲目の詩
講談社文芸文庫
《私はいったい何を怖れているのだろうか……月の光を溶かして、うず潮は昏く流れている。》幼い子を抱え料理屋で働く戦争未亡人の高浜千代子は、ジャワから復員して妻をなくした男杉本晃吉を知って荒涼とした敗戦直後の東京で3人共に生きようとする。1947(昭和22)年、戦後初の新聞小説として執筆、戦争で傷ついた庶民を温かく描いた家庭小説の名篇。

1995.04.04発売
森と湖のまつり
講談社文芸文庫
北海道の広大な自然を舞台に滅びゆく民族の苦悩と解放を主題に展開する一大ロマン。アイヌの風俗を画く画家佐伯雪子、アイヌ統一委員会会長農学者池博士、その弟子風森一太郎、キリスト者の姉ミツ、カバフト軒マダム鶴子など多彩な登場人物を配し、委員会と反対派の抗争の中で混沌とした人々の生々しい美醜を、周密な取材と透徹した視点で鮮烈に描く長篇大作。

1995.04.04発売
榛の畦みち・海辺の熔岩
講談社文芸文庫
世にこれほど美しい友情の文章を書き得たものがいたか!美校首席入学の後、世に出る事なく逝った若き日の友人へのこの上なく深く優しく暖かいレクイエム「榛の畦みち」。風景画を志し、師友を愛し、清貧を生きた反骨の芸術家魂。77歳で失明、なお精進怠らず、“へなぶり”や随筆を書く101歳までの晩年。エッセイスト・クラブ賞受賞の表題作他。

1995.04.04発売
日本文壇史3 悩める若人の群
講談社文芸文庫
明治24年「早稲田文学」創刊。「しがらみ草紙」と2誌を舞台に展開した鴎外・逍遙の没理想論争は、文学青年達に新鮮な感動を与えた。露伴『五重塔』発表。「文学界」創刊。「帝国文学」創刊、一葉『たけくらべ』等発表の28年まで。新しい文学機運の中で透谷、藤村、子規、漱石、独歩、蘆花ら、20代の若き彼らは、文学、恋に苦悩しつつ、自らの人生を生き抜いていた。青春の香り溢れる明治20年代文壇群像。

1995.04.04発売
現代思想の展開
講談社学術文庫
原始的商品経済のなかから貨幣がたたき出されるプロセスを「第3項排除」と命名し、排除されたものが乱れた秩序を回復、再建すると強調した〈暴力論〉、資本主義経済下で、本来豊かな労働生活が一面化し単層化したと指摘する〈労働論〉などで現代社会を鋭く分析。さらにマルクス論、イデオロギー論、社会科学認識論などを、批判的精神を視点に展開した。『現代思想の基礎理論』に続く今村哲学の必読の書。

1995.04.04発売
人格の精神分析学
講談社学術文庫
精神分析学の歴史に〈対象関係論〉の礎石を据えた人として知られるフェアベーン。本書では人格の核心、即ち自我から出発することによって、自我を支えてくれる対象に必死で迫ろうとする自我自身の悪戦苦闘のさまを詳細綿密に論じる。人格における分裂的要因から独自のスキゾイド・パーソナリティー論を展開した。精神分析医としての豊富な臨床例をもとに、独創的視点で人格を分析した画期的論考。

1995.04.04発売
『源氏物語』を江戸から読む
講談社学術文庫
中世以来『源氏物語』の注釈は公卿の師弟間の口伝でなされてきたが、出版技術の確立した江戸期に多彩な源氏学が開花した。本居宣長「もののあはれ論」はじめ、国学者・儒学者・文人たちの江戸源氏学の諸相と、井原西鶴『好色一代男』、柳亭種彦『田舎源氏』等のパロディ群出現で庶民に浸透した世俗化現象を分析。江戸文化が不滅の古典『源氏物語』をいかに享受し、消化したかを縦横に考察した意欲作。

1995.04.04発売
現代日本の感覚と思想
講談社学術文庫
人がひとつの思想を見出してそれに共感するのは、その思想に呼応し共振する感覚があるからである。この感覚は、様々な社会構造とその変動を通して得た経験によって形成される。1960年代に始まる高度経済成長は、日本の社会構造を根底からゆさぶり、日本人の精神感覚を、さらに思想を大きく変容させた。現代日本社会の構造と経験と感覚と思想とが、互いに規定し合い変容してゆく仕方を描く好著。

1995.04.04発売
Judy先生の耳から学ぶ科学英語
数式の分数や乗数、単位や尺度、多用される器具機械の名称や操作用語、基礎的な化学名などは日常英語と専門英語の間で盲点となっている。科学英語の発音CD付。

1995.04.04発売
生体膜
生体膜を介する情報伝達とその機構、遺伝子からアプローチする疾患の解明とそれによる臨床医学の変革など、生体膜の新しい展開をいきいきと伝える解説書。
1995.04.03発売
午後の坂道
文芸(単行本)
「食」を題材に生きる本質を追求した短篇集危うい心の断崖に立たされている人がいる。そこに彼を暖かく包む家族がいる。孤独や不安は癒されるだろうか。「食」をテ-マに生きることの本質を追求した短篇群

1995.04.03発売
風塵
文芸(単行本)
一命を散らす侍たち!
侍の生死のまぎわを、一瞬照らす女の命を描く「九思の剣」、全く新しい家康像を創った「風塵」等。士道の厳しさと哀しみを見事に伝える傑作集!
1995.03.31発売
国際モ-ド写真年鑑1995
写真集・画集
時代のモ-ドを象徴するファッション写真集世界の超一流カメラマンが注目する『国際モ-ド写真フェスティバル』。その大賞作品、参加作品を網羅した日本初のモ-ド写真集。ファッション関係者に必携の書。