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屋根裏の明かり
1984.01.20発売
屋根裏の明かり
著:S・シルヴァスタイン,訳:倉橋 由美子
文芸(単行本)
朝日新聞「天声人語」も絶賛! ユーモアがわからない大人はツマラナイ。そんな大人を親にしなければならない子供はもっとツマラナイ。 全米ベストセラー第1位! 肩の力を抜いて遊んで行きなよ。言葉が呼んでる。イメージが踊ってる。ここはシルヴァスタインのポエジー・ランド。
芭蕉
1984.01.17発売
芭蕉
著:山本 健吉,解説:大岡 信,装丁:講談社ブックデザイン部
講談社文庫
芭蕉は、俳諧の大成者であるとともに、日本美の極限を生きた。著者が心血をそそいだ、読売文学賞受賞作の『芭蕉』は、必読の座右の書として、不朽の光を放っている。そのほかに、著者の芭蕉に関する重要評論も収録した全集版。
電子あり
夜中の薔薇
1984.01.09発売
夜中の薔薇
著:向田 邦子
講談社文庫
気にいった手袋が見つからなくて、風邪をひくまでやせ我慢を通した22の冬以来、“いまだに何かを探している”……(「手袋をさがす」)。爽やかな自己主張を貫いた半生を率直に語り、平凡な人々の人生を優しい眼差しで掬いあげる名エッセイの数々。(講談社文庫) 気にいった手袋が見つからなくて、風邪をひくまでやせ我慢を通した22の冬以来、“いまだに何かを探している”……(「手袋をさがす」)。爽やかな自己主張を貫いた半生を率直に語り、平凡な人々の人生を優しい眼差しで掬いあげる名エッセイの数々。突然の死の後も読者を魅了してやまぬ著者最後のエッセイ集。
黄金の侏儒宮
1984.01.09発売
黄金の侏儒宮
著:半村 良,装画:金井 久美子,装丁:菊地 信義
講談社文庫
見る者の血を妖しく煽り、燦然と輝く黄金の侏儒宮。その所有者・津降家は、一代前にのしあがった大富豪だ。だが、その莫大な富の背景は、ベールに隠れたままである。津降家の娘・渚との愛の破局を迎えた江木が、北海道で出合った油絵をヒントにたどりついた、その謎の答えは? 夢はらむ侏儒と黄金伝説を、著者一流の筆で現代化した、傑作2編。男の魂を駆りたてる、夢と冒険のロマン!
電子あり
星とトランペット
1984.01.09発売
星とトランペット
著:竹下 文子,解説:与田 準一,装画:牧野 鈴子,装丁:菊地 信義
講談社文庫
ドンさんがトランペットをふくと、雨のように星くずが降ってくる「星とトランペット」、動物園の動物たちが次々に本を買いにくる「タンポポ書店のお客さま」ほか、「日曜日には夢を」「砂町通り」「いつもの店」など、みずみずしいファンタジー、夢と新鮮な香りあふれる短編11編を収録。野間児童文芸推奨作品賞&日本童話会賞をW受賞。
電子あり
うまいものが食べたくて
1984.01.09発売
うまいものが食べたくて
著:金子 信雄,解説:殿山 泰司,装丁:菊地 信義,装画:桑原 伸之
講談社文庫
美味求真、うまい店と料理のコツを披露する食道楽記。読めば垂涎。店案内地図付き。俳優である著者の痛快無比な食物随筆! ーー今どき、ただ坐わっていて、うまいものが食べられる、というものではない。自分で探して、自分でつくる、それがいいのだ。美味を求めて三千里。蘊蓄を傾けて語る四季の味、台所での庖丁さばき、やっと見つけたうまい店など、俳優である著者の、痛快無比な食道楽記。この人に、この味あり。読めば垂涎。店案内地図付。
電子あり
コインロッカー・ベイビーズ(下)
1984.01.09発売
コインロッカー・ベイビーズ(下)
著:村上 龍
講談社文庫
コインロッカーを胎内としてこの世に生を受けたキクとハシ。巨大な鰐を飼う美少女アネモネ。謎を求めて舞台は南海の暗い海底に移る。破壊の意志を持つというダチュラの凶々しき響き。果してダチュラとは何か?そして、巨大な暗黒のエネルギーがもたらすものは?現代文学の記念碑的作品の鮮烈な終章。
コインロッカー・ベイビーズ(上)
1984.01.09発売
コインロッカー・ベイビーズ(上)
著:村上 龍
講談社文庫
コインロッカーを胎内としてこの世に生まれ出たキクとハシ。罪の子ふたりの心に渦まく愛と憎悪。廃墟と化した東京の上空に、華やかなステージに、そして南海の暗い海底に強烈な破壊のエネルギーがほとばしる。巨大な鰐を飼う美少女アネモネの願いは?鮮烈なイメージで織りなす近未来小説の大きな序章。
<歴史ロマン傑作選> 花明かりの宿場町
1984.01.09発売
<歴史ロマン傑作選> 花明かりの宿場町
編:日本文芸家協会,装丁:菊地 信義,装画:小沢 良吉,解説:武蔵野 次郎
講談社文庫
その年の冬
1984.01.09発売
その年の冬
著:立原 正秋,解説:高井 有一,装丁:菊地 信義,装画:横山 操
講談社文庫
京都の茶道家元の妻・直子と、中世芸能史家で劇作家の深津荒太。その運命的な出会いを飾ったのは、清楚な冬の花・水仙の花束だった。箱根湯本の雑木林の中で始まる2人の純粋な愛の日々。真の大人の愛を主題に、死の気配を身近に感じつつ完成に心血を注ぎ、ついに絶筆となった、立原文学最後の華麗な世界。
ヘシオドスが種蒔きゃ鴉がほじくる
1984.01.09発売
ヘシオドスが種蒔きゃ鴉がほじくる
著:小峰 元,解説:風見 潤,装画:和田 誠,装丁:菊地 信義
講談社文庫
あだ名を「豪商」という今泉、「法王」こと住永、「画伯」こと有村たちは、それぞれ国立大、防大、芸大を志望する、兵庫県立宝塚中央高校生。だが、彼らの進学の難路と恋路の前に、奇怪極まりない連続殺人の難題が降って湧いた! 彼らを叱咤激励して解決へと導く豪傑バアチャンとともに謎に挑む、傑作大青春推ミステリー。
電子あり
女が別れを告げるとき
1984.01.09発売
女が別れを告げるとき
著:落合 恵子,解説:権田 萬治,装丁:菊地 信義,装画:宇野 亜喜良
講談社文庫
別れをめぐる女と男のナイン・ストーリーズ! 苦い別れ、洒落た別れ……。別れへと傾斜してゆく女の微妙な心の揺れを描く9つの物語ーー他の女と寝ることだけが、裏切りだと思っているの? 無神経に吐いた男の言葉に卑しさをみた瞬間(とき)、女の心に侮蔑の感情が走った瞬間(とき)、女は別れを決意した……。苦い別れ、洒落た別れ……。男たちの知らぬうちに別れへと傾斜してゆく女の微妙な心の揺れを、ロンド形式で描く、別れの「ナイン・ストーリーズ」。
電子あり
にっぽんジョーク集 ―金にうらみは…の巻―
1984.01.09発売
にっぽんジョーク集 ―金にうらみは…の巻―
編:興津 要,装丁:菊地 信義,装画:村上 豊
講談社文庫
抱腹絶倒から、くすりニヤリまで。笑っちゃおう、思う存分。これがきわめつけ笑話集! 健康のため、笑いすぎに注意しましょうーー「おかみさん、ゆうべはたいへんな地震だったね」と言えば、女房、顔を赤くして……(「ゆうべの地震」より)。現代ユーモアの原点、笑いのふるさと、江戸の小咄。そのなかでもとびきり面白い噺ばかりを、当時の笑話本182種からよりぬいた、きわめつけジョーク集。爆笑微苦笑愉快爽快の全803編、全2巻。
電子あり
密室探求 第二集
1984.01.09発売
密室探求 第二集
編:鮎川 哲也,解説:天城 一,装画:玉井 ヒロテル,装丁:菊地 信義
講談社文庫
天台思想入門
1984.01.06発売
天台思想入門
著:鎌田 茂雄
講談社学術文庫
近世日本国民史 安政の大獄 後篇
1984.01.06発売
近世日本国民史 安政の大獄 後篇
著:徳富 蘇峰
講談社学術文庫
島津齊彬逝きて以来、天下の大名、起って敢然井伊と抗衡せんとする者一人だになく、安政六年井伊の位置は天下無敵を驕り、その探偵政治による志士狩りは燎原の火となりて広がるも、諸藩みな拱手して形態を観望、自藩より犠牲者を出すに至る。即ち、藩では西郷を遠島に、長では吉田松陰を江戸に護送、越は藩の長城たる橋本左内を幕史の犠牲に供す。かくて草莽崛起を説く松陰の処刑をもって惨刑酷法を極めたるは粛清は終焉を告ぐ。 島津齊彬逝きて以来、天下の大名、起って敢然井伊と抗衡せんとする者一人だになく、安政六年井伊の位置は天下無敵を驕り、その探偵政治による志士狩りは燎原の火となりて広がるも、諸藩みな拱手して形態を観望、自藩より犠牲者を出すに至る。即ち、藩では西郷隆盛を遠島に、長では吉田松陰を江戸に護送、越は藩の長城たる橋本左内を幕史の犠牲に供す。かくて草莽崛起を説く松陰の処刑をもって惨刑酷法を極めたるは粛清は終焉を告ぐ。
電子あり
今昔物語集(八)
1984.01.06発売
今昔物語集(八)
その他:国東 文麿
講談社学術文庫
『今昔物語集』(8)──巻九──は震旦(中国)の孝子談と、人が現世でなした行為が冥々の死後の世界でかならず報いを受ける因果応報談とを収める。老母の好物の筍を雪の中から堀り求める孟宗の話、母の杖に打たれながら老いて力弱くなった母の衰えに涙を流す伯瑜(はくゆ)の話などのほか、古来広く知られる説話が続く。平安期から中世にかけての一般的仏教倫理である「孝」また「因果応報」を人々の日常行為の中で平易に教訓づけようとしている。
飛車角歩・殺人事件
1983.12.27発売
飛車角歩・殺人事件
著:本岡 類,装丁:市川 英夫,装画:加藤 孝雄
講談社ノベルス
知床岬殺人事件
1983.12.27発売
知床岬殺人事件
著:皆川 博子,装丁:市川 英夫,装画:音部 訓子
講談社ノベルス
歌磨殺人事件
1983.12.27発売
歌磨殺人事件
著:水野 泰治,装丁:市川 英夫,装画:岡田 嘉夫
講談社ノベルス