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たった一人の反乱(上)
1982.12.08発売
たった一人の反乱(上)
著:丸谷 才一,装丁:亀倉 雄策,装丁:菊地 信義,装画:原 弘
講談社文庫
そこなし森の話
1982.12.08発売
そこなし森の話
著:佐藤 さとる,解説:長崎 源之助
アラブの歴史(上)
1982.12.08発売
アラブの歴史(上)
著:P.K・ヒッティ,訳:岩永 博,装丁:蟹江 征治
講談社学術文庫
名著、復刊。 アラブ人自身によるアラブの歴史記述は、伝統的方法論による同時代人のものを除いては存在せず、近世においてはまったく断絶していた。そんなアラブ史の科学的探究は、19世紀中葉以降に西欧の学会で始められるが、それらの研究は社会・文化的に限界があった。本書は、広範なアラブの古典知識を基礎に、アラブ世界全域を視野に入れ、政治・社会・文化の全領域をバランスよくカバーした、アラブ人による空前の綜合的アラブ史である。
近世日本国民史 徳川幕府鎖国篇
1982.12.08発売
近世日本国民史 徳川幕府鎖国篇
著:徳富 蘇峰
講談社学術文庫
島原の乱の原因はヤソ教徒の反乱か、苛斂誅求の結果か―。関ヶ原の役から三十年余の間に徳川幕府の一切の仕組は整頓せられ、爾来二百有余年の泰平は維持せられた。本篇はその間における歴史過程、特に、従来の歴史家に閑却せられてきた宗教的弾圧と鎖国政策との至緊至切の関係を説きつつ、何故に幕府当局者は鎖国令を徹底励行せしめるに至ったか、かかる形勢を馴致せしめたる徳川幕府の自存主義の是非を後世史家の問う雄篇である。
電子あり
古今和歌集(三)
1982.12.08発売
古今和歌集(三)
その他:久曽神 昇
講談社学術文庫
古今集は勅撰二十一代集の嚆矢であり、それ以後の勅撰集・私撰集の規範となった。平安時代の最も優れた歌一千余首を精選分類したもので、歌を通して平安貴族の情趣的生活を窺い知ることができる。
牟田刑事官事件簿
1982.12.08発売
牟田刑事官事件簿
著:石沢 英太郎,解説:新保 博久,装丁:亀倉 雄策,装丁:菊地 信義,装画:寺田 健一郎
講談社文庫
自由に捜査活動のできる特権をもつ熟年警察官・牟田を通して描かれた、出色の警察小説集。人生の光芒をとらえた警察小説の決定版ーー殺人現場に立っていた少年は、現行犯として逮捕された。彼は自白を始めたものの、肝心の部分にくると黙秘である。取調官は焦りはじめた。アドバイザーの立場から現場写真をみた牟田は、ふと疑念を抱く。犯罪捜査のエキスパートとして自由に活動できる熟年警察官を主人公にした、異色のポリス・ストーリィ。ドラマ化もされた名作。
電子あり
絃の聖域(下)
1982.12.08発売
絃の聖域(下)
著:栗本 薫,解説:中島 河太郎,装丁:亀倉 雄策,装丁:菊地 信義,装画:福田 隆義
講談社文庫
絃の聖域(上)
1982.12.08発売
絃の聖域(上)
著:栗本 薫,装丁:亀倉 雄策,装丁:菊地 信義,装画:福田 隆義
講談社文庫
都市の論理 第二部 現代の闘争
1982.12.08発売
都市の論理 第二部 現代の闘争
著:羽仁 五郎,解説:大野 明男,装丁:田村 義也,その他:亀倉 雄策,その他:菊地 信義
講談社文庫
いま日本を変革していくための実践の書。住宅、公害など今日の都市問題の解決策を示して、都市自治体連合を説く真の予言と警醒の書ーー深刻な住宅不足、公害問題、環境の破壊、自治体財政の破綻など、切迫した今日の都市問題は、どうしたら解決できるのか? 無用な公社公団を廃せ! 独占資本の軍事政策を阻止せよ。……ひとつひとつ例をあげて論じつつ、真の行政改革は、都市自治体の連合にあることを説く。大いなる予言と警醒の書、第2部。<全2巻>
電子あり
都市の論理 第一部 歴史的条件
1982.12.08発売
都市の論理 第一部 歴史的条件
著:羽仁 五郎,装丁:田村 義也,その他:亀倉 雄策,その他:菊地 信義
講談社文庫
全国民必読の書といわれたベストセラー。真に豊かで自由な人間生活のために、国家から都市の自治権を奪回せよと説く情熱の書ーー人間が豊かで自由に暮していくために、あの戦後民主主義が理想とした自治の精神を、今こそ蘇らせよう。都市の自治権を国家から奪回せよ! 国家独占の腐敗と堕落を許すな。ヨーロッパの都市の歴史を辿りつつ、われわれ市民には自立の喜こび、実践家には行動の指針を示して、勇気と情熱をあたえる真の名著。<全2巻>
電子あり
ちょっとキザですが
1982.12.08発売
ちょっとキザですが
著:磯村 尚徳,装丁:倉橋 三郎,その他:亀倉 雄策,その他:菊地 信義
講談社文庫
世界中を飛びまわり、各国首脳との単独インタビューから、庶民生活までつぶさに見てきた、元NHKの人気ニュース・キャスターで、国際的ジャーナリストのエッセイ集。多年の海外生活とインターナショナルな視点から、欧米との比較において、日本と日本人を考える。平易な語り口と豊富な実例が、国際感覚の乏しい日本人に示唆するものは、限りなく多い。ミスターNHKの軽快エッセイ!
電子あり
私を変えた聖書の言葉
1982.12.08発売
私を変えた聖書の言葉
著:曽野 綾子
講談社文庫
聖書の一言一句を、体験をふまえて解き明かし、人間的魅力にあふれた聖書の意味を語るーー人が〈どんな人間であったらよいか〉と自問するとき、聖書の一言一句はみごとな輝きを放つ。人間の心の弱さ醜さを見据えた上で、人の採るべき道を教え示してくれる。日々の生活の中で当面する愛や幸福を、あるいは信仰や平和を、聖書はどう語っているだろうか。クリスチャンである著者が人生の指針として、その魅力を解き明かした長篇エッセイ。
電子あり
フィナーレの発想
1982.12.08発売
フィナーレの発想
著:外山 滋比古,装丁:亀倉 雄策,装丁:菊地 信義,装画:古川 タク
講談社文庫
序曲が、たとえどれほど素晴らしくても、円熟しない人生は失敗である。人生がマラソンなら、ゴールをめざし完走する人生のフィナーレの花を、いかに咲かすか――充実した無為、道草のすすめ、クーリング・ダウンのこつ、読書術などなど……「自分自身のライフワーク」を切望する人々に、「生き方」への示唆にあふれた〈人生読本〉。
電子あり
血汐笛
1982.12.08発売
血汐笛
著:柴田 錬三郎,解説:尾崎 秀樹,装丁:亀倉 雄策,装丁:菊地 信義,装画:東 啓三郎
講談社文庫
尊皇攘夷の声、漸く高まる花のお江戸。麗しい双子の将軍家息女をめぐり、公卿と幕閣の間に、陰謀が企てられていた――暗躍する刺客団に立ち向うは、滅法強い謎の剣士・笛ふき天狗、そして孤独の影やどす美丈夫・きらら主水(もんど)。運命の糸に操られ、快刀乱麻を断つ大活躍……痛快無比、胸のすくような一大ロマン。美姫・由香と甲姫の運命やいかに!
電子あり
おれは権現
1982.12.08発売
おれは権現
著:司馬 遼太郎
講談社文庫
戦国、それは凄惨残酷な時代であると同時に、気宇壮大な時代でもある。だからこそ、常識を常識とせず、天衣無縫、奇想天外に生涯を全うする人物が輩出するのだ。超人的武勇の裏の意外な臆心、度はずれに呑気な神経の持主のじつは繊細な真情……戦国時代人の剛毅闊達にして人間味あふれる佳話七編を収録。
足利尊氏
1982.11.29発売
足利尊氏
著:浜野 卓也
源氏の血をひく関東の名門足利尊氏は、後醍醐天皇にみかたして鎌倉幕府をたおすが、やがて天皇の新しい政治に不満をもちはじめる。――はげしい動乱の時代を戦いぬき、室町幕府をひらいた尊氏を再現した力作。
季節のなかに たかしたかこ画集
1982.11.24発売
季節のなかに たかしたかこ画集
著:たかし たかこ
写真集・画集
だれの心の中にもある、ふるさと画集。 ヨーロッパでの四季のさまざまな原風景を素材に、たかしたかこが、人、自然、動物たちを、ていねいに描いた細密画集。
〈自立〉の心理学
1982.11.18発売
〈自立〉の心理学
著:国分 康孝,装丁:杉浦 康平,装丁:海保 透
講談社現代新書
人生はプロセスである。過去のつまずきにとらわれることなく、はかり知れない結果を思いわずらうことなく、自らの人生の主人公として、納得できる自分の生き方を工夫するのが、自立した人間である。自立をうながす場としての家庭、親のあり方を軸に信頼と拒否、依存、現実直視、分離、反抗、グループ・マインド、自由など、自立への条件と着眼点を豊富なカウンセリング体験から提示する。あやまちをおそれず自分を生きよ、と説く自己回復のためのガイド・ブック。 ひとりの自分――人生とは愛の対象からの分離の連続である。つねにさびしさがつきまとうものである。しかし、考えてみれば、このさびしさがあるゆえに、人恋しさもおこるし、人と相和して生きるありがたさもわかるのである。分離の体験がなく、いつまでも母子一体感・親子一体感が続くと、ある日、突然分離せざるをえなくなったとき、パニックに陥る。そこでふだんから、人なかにまじり、人に和しているときでも、自分ひとりの自分を意識する必要がある。孤独を味わう必要がある。しかし、孤独(loneliness)は孤立(isolation)ではない。孤立には日から拒否されている感じがあるが、孤独にはそれがない。孤独とは自立の意識である。――本書より
大草原の小さな家
1982.11.17発売
大草原の小さな家
著:ローラ.インガルス・ワイルダー,訳:こだま ともこ,訳:渡辺 南都子,絵:かみや しん
青い鳥文庫
ローラの1家は、ある日、小さな家のものをぜんぶ馬車につんで、大きな森をあとにしました。父さんが、新しい土地でくらすのは、アメリカ西部の大草原、インディアンの国でした。旅がはじまってすぐ、ローラたちは、流れのはげしい川の中で、犬のジャックを見うしないます――。
食べられた男
1982.11.15発売
食べられた男
著:阿刀田 高,解説:金田 浩一呂
講談社文庫
親友のS君が、とびきりの美女を射止めた。余りのねたましさに私は、これはよくないことの前兆ではないか、とすら考えた。そして1カ月、S君の言動に微妙な変化が起こりはじめた──。ブラック・ユーモアの名手が構築した恐怖と幻想のショートショート42編。