講談社選書メチエ作品一覧

千年王国を夢みた革命 17世紀英米のピューリタン
講談社選書メチエ
「ヨハネの黙示録」に記された「千年の間」とはなにか?「キリストの再臨」はあるのか? 原始キリスト教の教義が、1600年の時を経て新旧イングランドによみがり、ピューリタン革命を推し進める有力な思想となった。「千年王国論」がはたした役割と意義を鮮明に描き出す。
【目次】
序章 千年王国を夢みた人びと――ピューリタン革命
第一章 千年王国論の水脈――古代から17世紀へ
第二章 大西洋を渡ったピューリタン――ヒトと情報の交流史
第三章 ニューイングランドの千年王国論――J・コトンとピューリタン革命
第四章 ピューリタン革命期の千年王国論――T・グッドウィンとW・ブリッジ
第五章 ニューイングランド帰りの千年王国論――W・アスピンウォルとT・ヴェエナー
第六章 千年王国論の行方――王政復古から18世紀へ
註(史料・参考文献)
図版出典一覧
あとがき
索引

地図の想像力
講談社選書メチエ
「地図」とは、「世界」を制作する欲望である。古えの想像的な世界図を、正確な測量が覆いつくしていった。近代とは、500年をかけて世界を「単一の連続平面」に描くプロジェクトだった。世界に対する知の意志は、地図を媒体にして、資本の権力を結びつく。地図という具体的な表現のなかに、社会と人間の構造を探る。

中世都市鎌倉
講談社選書メチエ
壮大な武家屋敷の跡が、小学校の敷地の下から現れた!軒を連ねる浜辺の倉、華やかな寺院、町屋の庶民生活……。「中世考古学」は古都のイメージをつぎつぎと塗りかえる。盛んな交易で中国にまでつながり、あらゆる物資を食欲に呑みこんだ東国最大の都市。発掘の最前線に立つ学者が「もののふの栄華」を明らにする。

「声」の資本主義
講談社選書メチエ
「声」がブルジョア的記号として、流通しはじめる19世紀。電気的テクノロジーが、つぎつぎに新たなネットワークを生み出した。大衆の想像力……。資本の欲望……。国家の戦略……。混沌たる草創期のメディア状況と消費社会のダイナミクスを解明する。

性の神話を超えて
講談社選書メチエ
レイプは被害者の魂を引き裂く。女性の「存在」が否定され、男性中心主義文化の基盤となる。レイプのない静かな世界は可能なのか?「恐怖」ではなく「希望」を選択する魂が、意識の変革を訴える。真の「人間の解放」……。それはこの蛮行の徹底的な拒否からうまれるだろう。

英国ユダヤ人
講談社選書メチエ
ユダヤ人永久追放はなぜおこったのか? 儀式殺人告発とは何か? そして国王の恣意税(しいぜい)とは……。苛酷な差別にさらされながら共生の道をさぐる「離散する民(デイアスポラ)」にとって、島国イギリスは安住の地たりえたのか。英国史の文脈のなかにユダヤ人世界を明確に位置づけた力作。(講談社選書メチエ)
ユダヤ人永久追放はなぜおこったのか? 儀式殺人告発とは何か? そして国王の恣意税(しいぜい)とは……。苛酷な差別にさらされながら共生の道をさぐる「離散する民(デイアスポラ)」にとって、島国イギリスは安住の地たりえたのか。英国史の文脈のなかにユダヤ人世界を明確に位置づけた力作。

明末のはぐれ知識人 馮夢龍と蘇州文化
講談社選書メチエ
史上最高最難関の試験・科挙にいどみ、健闘むなしく「はぐれた」受験生たち。家庭教師、塾講師、代筆屋、私設秘書、編集者。試験のあいまの副業が、明末の文化にあらたな展開をもたらした。白話小説の成立、庶民の発見、そして出版の隆盛……。一知識人の生涯をとおして見つめる、中国社会の一大転機。
【目次】
はじめに
第一章 経済と文化の都
1 蘇州の調べ
2 銀と新安商人
3 文人たちの街
第二章 すべては科挙へ通ず
1 夢と龍
2 状元への道
3 立ち並ぶ狭き門
4 傾向と対策・明代版
第三章 酒とバラの日々
1 遊び人
2 歌曲の発信基地
3 妓女のまこと
第四章 文学と大転換
1 白話小説の隆盛
2 『水滸伝』と『金瓶梅』
3 「真」の探求
4 「庶民」の発見
5 勧善懲悪の構図
第五章 自活の道
1 館師
2 新たなる自己実現
3 大編集者
第六章 晩年の霹靂
1 ついに官につく
2 祁豹佳と馮夢龍
3 鶯花のうたげ
参考文献
馮夢龍著作目録
図版出典
あとがき
索引

ゴーギャン 芸術・楽園・イヴ
講談社選書メチエ
キリスト教の原始宗教、文明と野蛮、聖なるものとエロス的なもの……。自己の根源と探求し、両極を激しく揺れるゴーギャン。楽園を目指して行動する画家が、ケルトの故地ブルターニュと熱帯の孤島タヒチに見たものはなにか?北欧の妻メットと南海の“イヴ”テハマナに求めたものはなにか?「芸術の殉教者」の破天荒な生涯と心の叫びを、画家自身に語らせながら鮮やかに描き切る。
【目次】
はじめに
序章
第一章 楽園原景
1 幼年期の黄金郷
2 放浪癖
3 メット、スカンジナヴィアの真珠
4 絵画への憧憬
5 生活と芸術の乖離
第二章 北の楽園ブルターニュ
1 メットとの確執
2 ポン=タヴェンの画家村
3 南島への誘惑
4 綜合主義(サンテテイスム)の絵画
5 受難者たち
6 象徴主義絵画
7 彼方への夢想
8 旅立ち
第三章 南の楽園タヒチ
1 ポマレ王国の落日
2 マオリの神話世界
3 原初のイヴ
4 タヒチの絵画世界
5 一時帰国
6 楽園追放
第四章 内なる楽園
1 タヒチ再訪
2 「北」と「南」のサンテーズ
3 文明のゆくえ
4 言論活動
5 さらなる未開の地へ
6 「心ならずも私のなかにある野性」
終章
註
参考文献
おわりに
索引

寄生バチをめぐる「三角関係」
講談社選書メチエ
寄生の標的を探すカリヤコマユバチ、葉を食い荒らすアワヨトウ、「タスケテクレー信号」を放つトウモロコシ、卵を守るためにイモムシを去勢するポリドナウイルス……。昆虫と植物、そしてウイルスが引く起こす奇妙な三角関係とはなにか。マクロな自然空間とミクロの寄生体内。二つの世界に拡がる共生の不思議。化学生態学と生理学の気鋭が描きだす驚異の昆虫コスモス。
【目次】
はじめに
第一部
序章 寄生バチをめぐる三角関係
第一章 匂いの遠近法
1 寄主発見
2 匂いの操作実験
3 追跡と検証
第二章 三すくみの生態系
1 至近要因と究極要因
2 齢を見分ける
第三章 トウモロコシ上でのさらなる探索
1時空間のずれ
2 分析と合成
3 産卵から孵化へ
第四章 ボディーガードを雇う植物
1 植物の5W1H
2 匂いとボディーガード
3 新しい化学生態学へ
第二部
第一章 ハチ―イモムシ、そして共生ウイルス
1 夜間観察
2 午前七時の一幕
3 単寄生か多寄生か
4 寄主はなぜ少食になるのか
第二章 寄主制御
1 生体防御反応
2 体内の防御戦
3 欺瞞
4 毒液とポリドナウィルス
第三章 親と子の絆?
1 ポリドナウィルス
2 起源と遺伝
3 忘れ去られたポリドナウィルス
第四章 寄主の蛹化阻止とは?
1 発育日数がたりない
2 いつまで寄生できるのか
3 謎の分身・テラトサイト
4 前胸腺の直接抑制
5 あらたな難問
ブックガイド
あとがき
索引

ユング
講談社選書メチエ
心理学の巨人はいかにして生まれたのか。個人主義者、偉大なる奇人にして普遍的人間。その彼を襲った、二度の精神的危機=「創造の病」。「無限なるもの」との関わりを追いつづけた彼の分析心理学は、宇宙論でもある。練金術、「易経」からUFOまでに及ぶ知的探究がたどりついた地点とは……。本書は、ユングの豊かな遺産への格好の手引き書である。

最後の遊牧帝国 ジューンガル部の興亡
講談社選書メチエ
14世紀、元朝が中国から撤退した後、中央ユーラシア草原は歴史の舞台から消えてしまう。しかし、モンゴル帝国の後裔たちは、各地で強大な遊牧王権をつくり、独自の文化を形成していた。そして17世紀、ジューンガル部は大遊牧帝国を築きあげる。さまざまな言語の史料を駆使し、誰も語れなかったオイラト民族の歴史を鮮明に描き出す意欲作。
【目次】
序章 遊牧民にも歴史がある
第一章 ジューンガルのガルダン、清軍に敗れる
1 ハルル・モンゴル、ガルダンに逐われて清朝に帰属
2 清の康熙帝のジューンガル親征
3 ジューンガルのガルダンの滅亡
4 ジューンガルとはなにか
第二章 モンゴル帝国の伝統
1 モンゴル民族の起源
2 遊牧帝国の性格
3 モンゴル帝国の遺産
第三章 モンゴルとオイラトの抗争
1 オイラトの出現
2 北元時代の始まり
3 オイラトの覇権
第四章 オイラト部族連合と新しいモンゴル
1 四オイラト部族連合
2 新たに形成されたモンゴル
3 再びモンゴルとオイラトの抗争
第五章 十七世紀のオイラト
1 オイラトの新しい隣人ロシア
2 ジューーガル史の通説の誤り
3 ジューガル。ハーン国はなかった
第六章 ジューンガル部の覇権
1 ガルダン・ボショクト・ハーン
2 ツェワンラブタンの時代
3 ガルダンツェリンの時代
第七章 ジューンガル部の滅亡、その後
1 清の乾隆帝のイリ征伐
2 トルグート部の帰還
3 最後の遊牧帝国ジューンガル
註
参考文献
略年表
あとがき
索引

柳田国男と事件の記録
講談社選書メチエ
ある一家心中事件をめぐって生み出されたいくつかの言説。法の言説と新聞報道。「新四郎さ」そして「山に埋もれたる人生ある事」。事件の季節は入れ替わり、新たな動機が付与される。柳田はその独特の方法をもって何を語ろうとしたのだろうか。事実とは……。そしてその記録が描きだそうとした歴史の意識とは……。本書は、社会記述の方法をめぐるスリリングな論考である。
【目次】
序文
第一章 抽象する視線
1 無方法と内省
2 抽象する視線
3 可変性の形象
4 幻覚の正体
第二章 可視性の場
1 像の記述
2 距離の感覚
3 像のなかに消える女
4 物語のディスクール
第三章 描かれた構図
1 人間の自然
2 ある記録
3 事件の構図
4 文体の可視性
第四章 事件の現場
1 動機の暗転
2 春と秋
3 事件の報道
4 事件の現場と説話空間
5 記述の焦点
註
文献案内
あとがき
索引

武装SS ナチスもう一つの暴力装置
講談社選書メチエ
指導者ムヒラーの下、親衛隊は国防軍と対立しつつ、組織のなかに武力を蓄えていく。アイケ、ディートリッヒ、ベルガー等、名ただる危険人物を中心として。果たして武装親衛隊(SS)は、「栄誉ある」国防軍の一翼だったのか? ヒトラーの私兵、暴力組織だったのか? いまだ結着のつかない武装勢力の実態をあばき、ナチズムの犯罪の本質に迫まる渾身の書。
【目次】
プロローグ ビットブルク事件と武装親衛隊神話
第一章 突撃隊から親衛隊へ
1 突撃親衛隊の起源
2 退院基準とヒトラー・ユーゲント
3 ベルガーの登場とヒトラーの八月指令
第二章 武装親衛隊とヒムラー
1 武装親衛隊の成立
2 武装親衛隊の役割
3 外国人徴募問題
第三章 独ソ戦のなかの武装親衛隊
1 バルバロッサ作戦
2 独ソ戦での外国人義勇軍
3 カフカース攻勢
4 ゲルマン軍団への再編成
第四章 武装SS将校と兵士
1 世代経験と世代意識
2 親衛隊将校の職歴と社会的構成
3 武装親衛隊将校団・SS士官学校・部隊将校弊兵士教育
4 世界観教育
第五章 際限なき動員と武装SSの最後
1 民族ドイツ人の動員
2 総力戦期の国内動員 ヒトラー・ユーゲントからの募集
3 東方師団の末路と武装SSの終幕
エピローグ 戦後の武装親衛隊に関連して
註・史料参考文献
あとがき
索引

対馬藩江戸家老
講談社選書メチエ
時は享保、八代将軍吉宗の時代。対馬藩のドル箱、朝鮮人参貿易に暗い影がさしはじめていた。折しも将軍の代替りを祝する通信使がやってくる。莫大な出費、気むずかしい使節、素人同然の老中たち……。藩のために奮闘する江戸家老、平田直右衛門の悩みは尽きない。三百年の日朝「交隣」の実態と、日々たたかう侍の群像を活写する。

ベンヤミンの<問い> 「目覚め」の歴史哲学
講談社選書メチエ
未曾有の知の大陸への孤独な旅に出たオム・ド・レトル(文の人)。暗号のような文章、謎めいたことばに秘められた意味とは……。認識、歴史、暴力、倦怠そして根源史とは……。「近代」という悪夢からの目覚めを試みたベンヤミン。歴史哲学の光が、その可能性を「救済」するとき、彼のアクチュアリティーは、次の時代へと通じていくだろう。
【目次】
序章 ベンヤミンのアクチュアリティー
第一章 認識の方法
はじめに
1 いくつもの方法序説
2 六つの不変
3 『パサージュ論』おける展開
第二章 歴史と歴史家の形象
はじめに
1 パサージュとしてのベンヤミン
2 いくつかの歴史家像
3 死者の希望
第三章 暴力と崇高
はじめに
1 解体する世界
2 運命・法・神話
3 二つの「力」
4 法を越えて
第四章 倦怠論
はじめに
1 倦怠としての存在
2 近代の刻印
3 ファンタスマゴリー論
第五章 根源史の概念
はじめに
1 ゲーテ的原現象
2 レヴィ=ストロースの構造主義
3 イデアとモナド
4 廃物の星座と物語の作法
5 形象的思考による救済
参考文献
あとがき
索引

失楽園都市 20世紀の夢と挫折
講談社選書メチエ
機能・合理のふたつのイズムが徹底された20世紀。都市=楽園の図式は解体し、「欲望の制御装置」としての都市が誕生した。パリ、ロンドン、ウィーン……。都市文化を開花させた美しき19世紀の三都を前に、立ちつくす現代。新生ラスベガス、そして東京、香港……。もう一度、楽園都市の夢を見るのか? それとも新たな電脳都市が生まれるのか?われわれは、大きな岐路のまえで決断を迫られている。
【目次】
序章 「欲望制御装置」としての二十世紀都市
第一章 失楽園の世紀
1 ブダペスト、ベルリン 不安の新世紀
2 ミルトン・キーンズ 最後の田園都市
3 ニューヨーク 先取りされすぎた未来
4 ロンドン 溶解する首都
第二章 都市神話の光と影
1 一九八〇年代ポスト・モダン都市
2 生まれながらの廃墟 「ドックランド」の苦悶
3 指揮者なき音楽会 「IBA]の幻想」
4 神話の終焉 「ユーロ・ディズニー」の不振
第三章 都市の夢 アジアの夢
1 世紀末人工楽園都市ラスベガス
2 アジアは電脳都市の夢をみる
ブックガイド
あとがき
索引

伝統中国 <盆地><宗族>にみる明清時代
講談社選書メチエ
浙江省諸曁(しょき)盆地。明清時代の五百年を通じ、漢民族はこの地に移住し、暮し、中国の伝統をつくった。著者は、〈族譜〉〈故事〉など民間の資料を駆使し、盆地宇宙での物・人・情報の流れを定点観測する。「史的システム論」という方法を武器に、中国社会のシステムと変動を鮮やかにあぶり出す、新しい中国論の試み!
【目次】
はじめに
第一章 諸曁盆地の景観はいかに造られたか
序 統合体としての盆地
1 住む
2 生きる
3 暮らす
第二章 親子関係は宗族(リニージ)をどう生みだすか
序 親族関係の生成過程
1 絆を造る
2 絆を広げる
3 絆を超える
第三章 盆地と中国王朝はどう係わるか
序 支配される側の論理
1 秩序を造る
2 秩序を保つ
3 秩序を超える
おわりに
参考文献
あとがき
索引

ナチ占領下のフランス 沈黙・抵抗・協力
講談社選書メチエ
ヴィシー時代。老元帥ペタンにひきいられた日々は、「抹殺すべき四年間」(1940-44)と呼ばれる。対独協力者(コラボ)によるユダヤ人狩り、ファシズムを礼讃する知識人、ヒトラーに忠誠を誓った男たち……。多くの驚くべき事実がそこにはあった。三色旗が鉤十字に蹂躙されるなか、人びとはいかに生きたのか?われわれの知らない「もう一つのフランス」に、いま光があてられる。
【目次】
第一章 忘却のベール
第二章 第二次大戦前夜
第三章 ヴィシー体制
第四章 対独協力
第五章 レジスタンス
第六章 解放
註
あとがき
関連年表
索引

漢詩と日本人
講談社選書メチエ
『白氏文集』も『和漢朗読集』も、写本で読むしかない時代、中国の詩は、ひとにぎりの宮廷貴族のものであった。木版印刷による空前のロングセラー、『唐詩選』、『三体詩』は、読者階層を庶民大衆へと大きく広げ、その影響は、俳諧、川柳から都々逸(どどいつ)にまで及ぶ。わが国の古典と化した漢詩の、豊かな味わいとつきない魅力を語り、日本人との千年以上にわたる深いかかわりを丹念に跡づける労作。
【目次】
はじめに
序章 漱石と漢詩
第一章 阿倍仲麻呂と唐の詩人たち
第二章 平安朝と文人の漢詩
第三章 『三体詩』の話
第四章 『唐詩選』の話
第五章 都々逸と漢詩
参考文献
あとがき
索引

生命の起原論争
講談社選書メチエ
パスツールによって、生物の「自然発生」は否定された。しかし、46億年の地球史のなかで、一度だけ、「無機」から「有機」への変化、「生命の発生」が起こったと考えられている。いつ、どこで、どのように? いま生物学はこの困難な課題に答えようとしている。数々の論争を通し、生命の本質を鮮やかなタッチで描きです思想史外伝。
【目次】
序章
第一章 多数世界観
第二章 生命力偏在の時代
第三章 自然発生の最終否定
第四章 進化論と生命起源
第五章 飛来する生命
第六章 地球上での生命発生
終章
参考文献・引用文献
あとがき
人名索引