星海社新書作品一覧

完全対訳 トランプ・ヒラリー・クルーズ・サンダース演説集 何が勝負を決したのか?
星海社新書
熱狂を生んだ彼らの「演説」がアメリカの歴史をつくっていく!
2016年の大統領予備選挙はアメリカ史上に残る、誰にも予想できない展開をみせた。一体、アメリカでいま何が起きていて、これから何が起ころうとしているのか。それを読み解く鍵は、「演説」にある。「演説」は、古代ギリシアから継承された民主主義を支える礎である。本書には、アメリカ人の心をつかんだ4人の大統領候補の出馬表明演説をオリジナルの英文と完全対訳で収録している。彼らのどんな言葉が人々を熱狂させ、何が勝負を決したのか。大きな転換期に差し掛かっているアメリカが抱える問題はこの「演説」にこそ表れる。選挙戦の最初期から渦中で取材を行なってきたジャーナリストである著者が「演説」を通してアメリカの今を読み解く。

白熱ビール教室
星海社新書
まさに黄金期、ビールを飲まないのはもったいない !!
いま、日本のビールは黄金期を迎えつつあります。次々と新たなクラフトビールが登場し、味の多彩さと高いクオリティで世界を驚かせています。また、大手メーカーのビールも海外の名だたる賞を受賞し、更に個性的な新商品を次々とリリースしています。「とりあえずビール」でよく飲まれる黄金色のビールだけがビールではないのです。今や、毎月のようにビールイベントが開催されたり、コンビニでもクラフトビールを手軽に購入できたりと、これまでになく多彩で美味しいビールを手軽に味わえる環境が整っているのです。この流れに乗らないのは非常にもったいない! 本書を片手に、めくるめくビールの世界へと飛び込みましょう!

戦国大名武田氏の戦争と内政
星海社新書
「戦争」と「内政」から見えてくる、新たな戦国大名像!
本書では最新の研究に基づき、甲斐が「乱国」になったとされる明応元年(一四九二)から、約一〇〇年間にわたり甲斐武田氏の興亡を追っていきます。また、甲斐で書かれた年代記『勝山記』にも注目し、災害や飢饉の時代を生きた民衆の動向もご紹介します。戦乱が続いた戦国時代、戦国大名は地域の平和を維持する「公権力」と見なされていましたが、真の姿を、戦争と内政の両面から検討していきます。武田氏はいかにして領国を形成し、戦国大名化していったのでしょうか? 近世大名真田氏にも受け継がれたという領国支配は、いかなるものだったのでしょうか? これらを確認する中で、新たな戦国大名像も見えてくることでしょう!

大塚明夫の声優塾
星海社新書
「埋没するな。馬群に沈むぞ」
声優界に並び称される者のない唯一無二の存在、大塚明夫。「声優だけはやめておけ」声優業界が理不尽なルールに支配された世界であることを知るがゆえ、大塚は声優志望者たちにそう繰り返してきた。それでも、「やりたい!」、「わたしならできる!」という人間は後を絶たない。「これだけ言ってもあきらめられないやつらのためにできることがあるなら」こうして、一夜限り、“本気”の人たちだけを集めた、声優塾の開講が決定。大塚明夫本人が全国から集まった16人の生徒と対峙したその貴重な記録を一冊に凝縮したのが本書である。声優だけではない、すべての芸道を往くものに贈る、路傍の石で終わらないための実践的演技・役者論!

インド人の謎
星海社新書
インド滞在12年――気鋭の研究者が、インドの「謎」を解く!
神秘、混沌、群衆……インドにはとかく謎めいたイメージがつきまといます。こうしたイメージは、興味をかき立てるだけでなく、往々にして私たちとインドとの心理的な距離を拡げてしまいます。そこで、なにはともあれ「謎のヴェール」をいったん剥ぎ取ってしまおう、というのが本書の趣旨です。なぜ、カレーばかり食べているのか? なぜ、インド人は数学ができるのか? なぜ、物乞いが多いのか? 本書はこれらの疑問に、歴史・地理・文化といった分野の知見を駆使してお答えしていきます。そして、「謎のヴェール」を剥ぎ取った時、より魅力的なインドの素顔が見えてくるはずです。さあ、ともにインドの素顔を確かめる旅に出ましょう!

いずれ老いていく僕たちを100年活躍させるための先端VRガイド
星海社新書
VR技術によって人類は進化を遂げる
現在の日本では超高齢化が進み、生産年齢人口が減ることが大きな社会問題となっています。この本の目的は、高度なシミュレーション技術であるバーチャルリアリティ(VR)を活用することで、誰もが100歳まで社会で活躍できるような未来の姿を描くことです。黎明期からVRを研究してきた先駆者が、その本質を解き明かします。空間を超え、感覚を超え、時間を超え、現実の制約条件を飛び越えるVR技術でサポートすることで、老いを超えるスピードで自分自身を進化させることが可能になります。本書は、今後ますます発展を遂げるVR技術を使いこなし、未来を変えるためのガイドブックです。

仕事に効く漢方診断
星海社新書
「漢方」は仕事に効く!
忙しい人ほど、身体の調子が悪くても簡単には仕事を休めません。そんなときこそ、漢方の出番です。漢方は科学に則って発展した日本の伝統医学であり、西洋医学では対処しづらい’’病気未満の不調’’の解消を得意としています。本書では、働くあなたに身近な8つの症状を西洋医学と漢方医学の両面から診断し、治療法を解説します。ビジネスマンは身体が資本です。大きな問題になる前の小さな健康上のトラブルを解決することで、あなたは仕事のパフォーマンスを高く保つことができるでしょう。コンビニのエナジードリンクに頼るのではなく、「漢方」を生活に取り入れて、いつまでも健康に働けるベストな身体を手に入れましょう!

「表現の自由」の守り方
星海社新書
私たちは、これからもマンガ・アニメ・ゲームを楽しみつづける!
児童ポルノ禁止法、TPPに付随した著作権非親告罪化、国連による外圧、「有害図書」指定、青少年健全育成基本法……日本が世界に誇るマンガ・アニメ・ゲームの表現は、たえず厳しい規制の危機にさらされてきた。しかし、争点を冷静に見極め、したたかに交渉を重ねていけば、必ず「表現の自由」は守ることができる――。本書は、参議院議員としてマンガ・アニメ・ゲームの表現規制を水際で食い止めてきた著者が、永田町の表と裏の舞台で行ってきた活動を明らかにするものである。単に「規制反対!」を大声で叫ぶのではなく、私たちの表現を守るために、一人ひとりにできることを共に探っていく座右の書。マンガ家・赤松健との特別対談を収録。

下水道映画を探検する
星海社新書
下水道から映画を観る! 前代未聞の映画ガイド
下水道は、私たちの生活を支える身近なインフラであるのと同時に、この現代に唯一残された未知の地下空間でもある。本書は、「映画に登場する下水道」をつまびらかに見ていくものだ。暗く、隠匿され、じめじめとしたその場所に想像はかき立てられ、誰もが知る名作からB級作品まで、下水道は名脇役として数多くのシーンを彩ってきた。時に怪物が巣食い、時に逃亡者が駆ける。世界各地の下水道の特色が、作品の雰囲気を高める。逆に、誤解や調査不足から、でたらめな描かれ方をされることもある。下水道という細部に着目することで、映画はまったく新しい姿を浮かび上がらせるのだ。それでは、探険を始めよう。

二階の住人とその時代 転形期のサブカルチャー私史
星海社新書
【内容紹介】
「おたく」文化の萌芽は「二階」にあった
時は一九七八年。東京は新橋にひっそりと佇む、今はなきビルの「二階」に、その編集部はあった。そこに住み着くようにして働き始めたのは、まだ行くあてすら定かではなかった若者たち。のちに「おたく」文化の担い手として歴史に名を残すことになる彼らが集ったその「二階」は、胡散臭くもじつに「奇妙で幸福な場所」だった―。一九八〇年にアルバイトとして「二階」で編集者の道を歩み始め、八〇年代を通して巻き起こった、今日に至る「おたく」文化の萌芽とメディア産業の地殻変動の歴史を目撃してきた大塚英志がよみがえらせる、''あの,,時代の記憶。これは、第一級の「おたく」文化史料にして、極上の青春譚である。

「おたく」の精神史 一九八〇年代論
星海社新書
「おたく」はいかにして形成されていったのか――! 大塚英志だからこそ書けるとっておきの80年代論、待望の復刊。

江戸しぐさの終焉
星海社新書
日本の教育をむしばんだ「江戸しぐさ」を終わらせるために
「江戸しぐさ」は、芝三光という人物が、一九七〇年代以降に“創作”したマナー集とでもいうべきものである。そのネーミングとは裏腹に、実際の江戸時代の風俗とはまったく関わりがなく、西洋風マナーの焼き直しや、軍国主義教育の残滓まで含んだ紛いものである。その「江戸しぐさ」は今や、芝の系譜を引く普及団体のコントロール下を離れ、文部科学省や学校教育までも汚染してしまった。我々はどうして、この「作られた伝統」の普及を許してしまったのか。果たして、社会の隅々に拡散してしまった「江戸しぐさ」を終わらせることは可能なのか。本書では、「江戸しぐさ」の普及史を辿りつつ、その「終焉」に至る道筋を提示する。

同性愛は「病気」なの? 僕たちを振り分けた世界の「同性愛診断法」クロニクル
星海社新書
「同性愛者」――この言葉にひそむ、愛と闘いの歴史
あなたは「同性愛者」という言葉が、どのようにつくられたかご存じですか? 実はこの言葉は、とある二人の友情の物語からうまれました。その後、同性愛者とされた人たちは、時に罪人に、時に病人にされ、様々なかたちで「罰」を与えられ、「治療」をされるようになっていきます。そしてそれは、今も……。さあ、150年前からはじまった、同性愛者という言葉とそれに翻弄されてきた人たちのドラマを、一緒にひもといていきましょう。この本には、悲しい話も、笑っちゃうような話もまとめて盛り込みました。誰もが快適に過ごせる未来のため、ふりかえってみませんか。私たち人間を振り分けた、「同性愛者」という言葉の過去を。

今すぐ中国人と友達になり、恋人になり、中国で人生を変える本
星海社新書
なぜ日本人と中国人の“人付き合い”はすれ違ってしまうのか?
自身も中国に在住中の大ヒットエッセイ漫画『中国嫁日記』の著者・井上純一が、これ以上ない“明確なルール”に基づく中国人の人付き合いの論理と極意をあなたに直伝。一般的な日本人の感覚とはある意味では相容れないイメージのある中国社会を読み解くキーワードは、“利害関係”と“身内”。本書は、この二つのキーワードと密接に結びついている中国人のルールを軸に、彼らという存在の深層を解き明かしていきます。日本人にとって最も巨大で不可解な隣人である中国人とも、このルールさえわかれば、きっと今すぐ仲良くなれる。さあ、今すぐ中国人と友達になり、恋人になり、中国で人生を変えよう!

熱狂する現場の作り方 サイバーコネクトツー流ゲームクリエイター超十則
星海社新書
「サイバーさんはめんどくさい」
『.hack』シリーズで名を上げ、『NARUTO -ナルト-』・『ジョジョの奇妙な冒険』で「キャラゲー」=「クソゲー」の常識を覆し、その異常とも言える働きぶりも相まって、業界内外から注目を集める福岡のゲーム開発会社サイバーコネクトツー。関係企業に「サイバーさんはめんどくさい」とまで言われてしまう妥協なき開発姿勢の源泉はなんなのか。世界累計約1300万本を売り上げる『ナルティメット』シリーズに見出した「成功の方程式」とは? 希代の経営者でありゲームクリエイターである著者が明かす、「熱狂する」現場と、「熱狂させる」ゲームの作り方。「誰でもできるけど誰もやらないことをやる。それだけ」。

白熱洋酒教室
星海社新書
読めば洋酒が好きになる! 洋酒入門の決定版!
洋酒って、度数も高いし、難しくてとっつきにくい……。もしかして、そんな風に思ってはいませんか? 洋酒は、日本と風土や食文化の異なる土地で生まれたお酒です。だから、日本に生まれ育った私たちが、最初は苦手に思うのも当然なのです。けれど、本書で紹介するウイスキー、ラム、そしてブランデーは、いずれも世界中で楽しまれているお酒です。つまり、楽しみ方さえ分かれば、誰でも洋酒がおいしく飲めるようになるのです。じっくりと飲めば飲むほどおいしさが分かるようになり、歴史も含めた奥深さの虜になってしまうこと請け合いです。さあ、人生を変える一杯に出会うために、奥深く美味しい洋酒の世界をのぞいてみましょう!

広岡浅子 明治日本を切り開いた女性実業家
星海社新書
波瀾万丈の生涯を送った女傑、初の本格的伝記!
明治時代は、人々が新しい国作りに燃えた熱い時代でした。そんな時代をたくましく生き抜いた一人が、本書の主人公である広岡浅子です。浅子は、大坂の豪商・加島屋の経営を助け、銀行業・炭鉱業・生命保険業などに関わった実業家でした。また、女子教育の後援者として日本女子大学の設立に関わるなど、当時はよく知られた女傑でした。けれども、いつしかその存在は埋もれてしまっていました。本書は、歴史小説家が史料に基づき、浅子の真実の姿に迫った初の本格的伝記です。さらに、背景となる明治時代を分かりやすく記述し、八〇点を超える写真を収録しています。さあ、明治時代にタイムスリップし、浅子の波瀾万丈の生涯をともに旅しましょう!

週末バックパッカー ビジネス力を鍛える弾丸海外旅行のすすめ
星海社新書
アジアは、安くて早くてためになる!
世界一周をはじめとした長期旅行ばかりがもてはやされる海外旅行に、土日+有給の超弾丸日程で行ってしまおうというのが、本書からの提案である。会社を辞めなくてもいい。大金を稼いでいなくてもいい。上司に有給を申請し、LCCで格安航空券を予約し、SIMフリーのスマホを持って、気楽に''ちょっとそこまで''出かけてみれば、驚くほど簡単に世界の広さを知り、国内では決して得られない莫大な経験値を獲得することができるのだ。目的の明確な旅は、最高の息抜きとなり、仕事力のトレーニングとなる。さあ重い腰をあげて、まずはアジアに行ってみよう。週末だけのバックパッカー、かなりおすすめです。

全国国衆ガイド 戦国の‘‘地元の殿様’’たち
星海社新書
全国津々浦々、その数514氏! あなたの町にも国衆がいた!
''地元の殿様''といえば、江戸時代の大名を思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、彼らの多くは江戸で生まれ育ち、参勤交代で国元は留守がち、おまけに領地替えもありました。一方、代々土地に根付き、戦国大名から自立した支配を行っていた戦国時代の国衆たちは、真の意味での''地元の殿様''と言える存在です。近世大名になった真田氏や井伊氏、天下に名乗りを上げた織田信長や徳川家康も元は国衆でした。ですから、戦国時代についてよりよく知るためには、国衆の研究は欠かせません。本書では、最新の研究に基づき、東北から九州まで514氏を掲載しました。さあ、国衆たちから、戦国時代を見なおしてみましょう!

自分のデータは自分で使う マイビッグデータの衝撃
星海社新書
誰も知らなかった「自分」に直面する、わたしたち
遺伝子検査、ウェアラブル端末、ライフログ、IoT、AI……いま、わたしたちの生活に新しいテクノロジーが浸透しつつあります。人類史上、これほど膨大な「自分の情報」=「マイビッグデータ」を手に入れた人は誰もいませんでした。初めて触れるそれらのデータは、新たな発見をもたらし、人びとの生活を次の次元へと導きます。本書では、そんなマイビッグデータが生活者の意識や価値観にどんな変化をもたらすのか、わたしたちの生活に寄り添うかたちで一緒に思考していきます。生活者意識の変化を日夜研究している立場として、「できること(=技術)」発想ではなく、「やりたいこと(=生活者の欲求・価値観)」発想で未来予測を試みます。