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義侠娼婦 風船お玉
1998.04.15発売
義侠娼婦 風船お玉
著:横田 順彌
文芸(単行本)
新境地を拓く長編歴史小説 異郷の地でふわりふわりと自由に生きた女がいた。 日露戦争前後のアメリカ、娼婦となりながらも前向きに生きた日本人女性の旅路 明治30年代のアメリカ。静子は雑貨店経営者の妻として、サンフランシスコで暮らしていた。しかし詐欺師の富井の陰謀で中国人が経営する娼館に売られてしまう。自殺まで考えた静子だったが、やがて本来の明るさをとり戻し、風船のように自由に生きていこうと、“風船お玉”と名のる。富井を追って全米を旅するお玉は、マフィアと戦い、日本人を助けるうち、“義侠娼婦”と呼ばれるようになった。
新訂版 おもしろ自動車100点
1998.04.15発売
新訂版 おもしろ自動車100点
写真:フォト・クリエ-ション
講談社の絵本
いろんな形や大きさのおもしろ自動車100 せまい道でも活躍するミニショベル。新幹線も運べる巨大トレーラー。ぞうさん型の楽しい幼稚園バスなど、おもしろい形、不思議な顔を持つ働く自動車100点集合
アインシュタイン
1998.04.15発売
アインシュタイン
著:岡田 好惠
時間や空間がのびたり、ちぢんだり、光がまがったりする!それはなぜ?「相対性理論」で、宇宙観を変えた天才科学者。学校なんか大きらいな“なぜなぜぼうや”が……。
あじさい寮物語(1)
1998.04.15発売
あじさい寮物語(1)
作:遠藤 みえ子,絵:狩野 富貴子
青い鳥文庫
涙と笑いにあふれるキャンパスストーリー 私、浅井由紀は、この4月から清和女学園高等部の1年生。パパの仕事上、パパとママ、妹のマキはフィリピンに住むことになって、1人さびしく由紀は「あじさい寮」に住むことになったの。影がある秀才・ますみ嬢、身勝手な洋子女史ら寮友にかこまれ、学園生活(キャンパスライフ)を送ることになったんだけど、先行き不安。涙と笑いにあふれた3連作、好調にスタート! 窓の内側に、細長いガラスの花びんが立ててあって、さっきのカーネーションがさしてありました。そして、そのそばに写真スタンドが立ってたの。はじめて見る女の人の写真だった。黒っぽいスーツにボータイのブラウスをきた、上田さんそっくりの目をしたきれいな方なの。やっぱり、このお母さまがなくなったんだわ。──(本文より)
青い天使(4)
1998.04.15発売
青い天使(4)
著:倉橋 燿子,絵:牧野 鈴子
青い鳥文庫
島にきて2年め、ようやくチナはいとこたちと心がかよいあえるようになった。夏休みには、ママや京子たちも島にやってくる。いままでのつらかった日々がうそのように、チナにとっては最高の夏になりそうだ。ところがそれもつかのま、チナにとっては重大な事実が明かされようとしていた。それに……。先が読みたくなる待望の第4巻。
アトピーはかいて治そう
1998.04.14発売
アトピーはかいて治そう
著:福冨 雅康
講談社の実用書
従来のアトピー治療を根底からくつがえす治療法!!がまんしないで、皮膚のことを思いやりながら好きなだけ、やさしくかいて治す「脱アトピー理論」 かきたければ、かきなさい 間違いだらけのアトピー治療を追放しよう ダニ、ハウスダスト、卵、牛乳、大豆などアレルゲン退治に必死になっているあなたにアトピー性皮膚炎の原因と治療の真実を語る。
スヌ-ピ-のゆうびんやさん
1998.04.14発売
スヌ-ピ-のゆうびんやさん
編:講談社,その他:チャールズ.M・シュルツ
チャーリー・ブラウンとなかまたちが子どもたちのなやみにこたえる5通の手紙の絵本 こんな時、どうしたらいいの?子ども達のどんな悩みにもチャーリー・ブラウン達が答えます。本に貼られた封筒の中から、彼らならではの楽しいすてきな返事が! 〈心の相談室〉にとどいた手紙の山に、ルーシーは、うんざり。「へんじはおねがいね!」と、ルーシーにたのまれたチャーリー・ブラウンですが……。 PEANUTS(C)United Feature Syndicate Inc.
1998~1999伊豆・箱根・富士五湖最新よくばり情報1200
1998.04.13発売
1998~1999伊豆・箱根・富士五湖最新よくばり情報1200
編:三推社出版部
本書は、既存のガイドブックにはない、まったく新しいスタイルの旅行ガイドブックです。既存のガイドブックのように、単にエリア別にありきたりの情報を紹介するのではなく、現地から徹底取材したとびきり新しくて耳寄りな“旅のおいしい情報”だけを1200物件収録。旅先でも誰もが知りたいグルメ・温泉・宿の情報をあらゆる角度から大特集します。エリアは、根強い人気がある伊豆半島全域・箱根・富士五湖周辺を中心に紹介。見ているだけで今すぐ行きたくなるような新しい・安い・楽しい情報を満載しています。 ●どこよりも新しい!伊豆・箱根・富士五湖できたてニュースポット情報 ●よくばりグルメ総力特集 新鮮磯料理/地魚寿司/びっくりかわりダネ料理/ココしかない名物&郷土料理/一流ホテルのサービスランチ/デザート充実スポット/地ビールめぐり ●大人気立ち寄り湯めぐり キレイになれる美人湯/絶景露天風呂/貸し切り風呂/温泉+食事+休憩の日帰り旅行/格安500円温泉/健康クアハウス ●こだわりの名物宿 食べ放題の宿/個性派旅館/手頃な値段で泊まれる高級旅館/夕食のメニューが選べる宿/名物風呂の宿/他、ペットが泊まれる宿・公共の宿・子供歓迎の宿・1万円で泊まれる宿 ●お役立ちエリア別お出かけ情報 ●1泊2日を2万円台で遊びつくすスーパーモデルコース ●目的別便利帳 アミューズメントパーク/フラワーパーク/美術館/動物園・水族館/プレイスポット/手作り体験/花・果物狩り/祭り・イベント/乗り物、他 ●絶対買って帰りたいおみやげ大情報 ●渋滞回避ルート付きアクセスガイド ●らくらく行ける親切マップ
読むダイエット
1998.04.13発売
読むダイエット
著:竹内 冨貴子
講談社の実用書
「人生80年」時代を健康にすごすために一生続けられるダイエットを。食欲中枢をコントロールする知的減量法はまず読んで理解することから。 やせたいのに、つい食べて太ってしまう、このジレンマから抜け出すためには脳の食欲中枢をコントロールすること。正しい知識こそダイエット成功のカギ。 ●あなたは、大丈夫? リバウンド現象……無理な減量で体重が元にもどること。 ヨーヨー現象……減量とリバウンドを繰り返すこと。 リピーター……ダイエットが成功せず、何度も繰り返す人。 減量トラウマ……ダイエットが強迫観念になること。
激烈!ボズスピード流バトルチューニング
1998.04.13発売
激烈!ボズスピード流バトルチューニング
著:久田 泰之
ランサー・エボリューションとインプレッサWRXは、国産車を代表するスポーツ4WDの双璧です。コンパクトなボディに280psのハイパワーエンジンを搭載し、ノーマルでも高い動力性能をいかんなく発揮していますが、さらにその潜在能力を引き出すために、チューニングの対象車種としての人気も急上昇中。本書は、三菱車とスバル車のチューニングでは抜群の実績と知名度を誇るボズスピードが、この2台にGTOを加えたスポーツ4WDを対象に、そのチューニングデータを大公開します。スポーツ4WDをモンスターマシンに仕上げる実戦的なノウハウを満載した、今までにないチューニング指南書です。
CD―ROM G‐taste 八神ひろき原画集1
1998.04.13発売
CD―ROM G‐taste 八神ひろき原画集1
原作:八神 ひろき
写真集・画集
密かな喜び!G―tasteな彼女を独占!超人気の本格マニアック漫画「G―taste」(八神ひろき著)をデジタル化。好きな場面を自分で加工したり、特別ショットも見られる、大満足の一本です!
インカ帝国の虚像と実像
1998.04.10発売
インカ帝国の虚像と実像
著:染田 秀藤
講談社選書メチエ
南北4000キロを覆う強大な帝国。万世一系の「太陽の御子」が平和裡に治める黄金郷。このイメージは、スペイン人が描いた虚像だった。忘れられた記録、インディオの証言が浮かびあがらせる、不安定な王権、血塗られた戦乱、被支配民の反感。最新の史料により錯綜するイメージを解きほぐし、真のインカ像に迫る。 ヨーロッパが創った虚構を暴く 「ローマのような大帝国」「王は絶対君主」「近親婚」──通説を覆し、真のインカ像に迫る! 【目次】 プロローグ 第一章 ペルー王国の「発見」まで 1 クロニカとは何か 2 「南方の偉大な国」に関する最初の情報 3 クロニスタの「創作」 4 征服に値する「偉大な王国」 第二章 征服者たちの描いたペルー王国 一五三〇年代 1 最初のペルー王国像 2 フランシスコ・ロペス・デヘレス 最初の公式クロニスタ 3 ミゲル・デ・エステーテ 「帝国」像の萌芽 4 ペドロ・サンチェス・デ・ラ・オス インカの「起原」に関する最初の記録 5 征服者の書簡と回顧録に書かれたペルー王国 第三章 インカ「帝国」像の誕生 一五四〇~五〇年代 1 『キオウカマヨクの報告書』 「専制国家」インカ 2 アグスティン・デ・サラテ 「インカ帝国」の登場 3 ペドロ・デ・シエサ・デ・レオン 「帝国」イメージの確立 4 フワン・ディエス・デ・ペタンソス 完成された「国家」としてのイメージ 第四章 暴かれる「インカ帝国」の虚像 1 「インカ帝国」像の変遷 2 「誤読」はなぜ生じたか インカ国家の成立時期とチャンカ戦争 3 インディオの言説の不一致 インカ王の性格をめぐって エピローグ 主たる参考文献・参照文献 注 あとがき 索引 ・「専制国家」インカ ・「帝国」イメージの確立 ・暴かれる「インカ帝国」の虚像
春画
1998.04.10発売
春画
著:タイモン・スクリ-チ,訳:高山 宏
講談社選書メチエ
一読瞠目のSHUNGA論! 春画はまさしくそれが性(セックス)についてのものであるがゆえに、他のどういう絵画の形式とも異なるのだ。 春画が描いたのは「現実」ではなく、江戸人士の「性的幻想」である。春画はどう使われたのか?巨大な生殖器、豆男、動植物や小道具に託された意味とは?江戸の性(セクシュアリティ)、身体、象徴、窃視、空間システムなど、多方面から、美術史の1つの特異点を創造した江戸という時代の珍らかな顔貌(かんばせ)を凝視する。
現代思想としてのギリシア哲学
1998.04.10発売
現代思想としてのギリシア哲学
著:古東 哲明
講談社選書メチエ
ギリシア哲学こそ来るべき時代の哲学である! 神の死、二元論の超克、非知、非同一性……すべては考え尽くされていた。 2500年の昔より、「神の死」「二元論の超克」等、極限の思考を重ね続けたギリシア哲学。哲学の祖タレス、逆説の巨人ヘラクレイトス、ポストモダンなソクラテスたちの眼に映じた「究極の真理」とは何か?「ギリシア1000年」の膨大な知を、現代思想の光の中でスパークさせる。
痔と上手につきあう本
1998.04.10発売
痔と上手につきあう本
著:岩垂 純一
健康ライブラリー
名医・岩垂純一先生が教える。切らずに治す方法 成人の半数以上が患っているといわれる痔核、裂肛、痔ろうの3大疾患。「恥ずかしい」「手術はイヤ」などの理由で診察をためらい、自己流に市販薬を使って症状を悪化させると日常生活に大きな支障を生じることもあります。痔のほとんどは手術よりも日常のケアが大切。早めに専門医の確定診断を受けましょう。痛みの応急処置、排便後のケア、肛門体操、薬の上手な使い方など、養生のコツを紹介。
異見のすすめ
1998.04.10発売
異見のすすめ
著:大橋 巨泉
責任を取らない口先だけの政治家、それを黙ってみている国民──。 これって絶対、おかしい! 世の中、もの事を一面から見ちゃいけねェ! 誰も責任をとらない社会システム、口先きだけの政治家、それに文句をつけない国民。こんな「日本の常識」を変だと気付くには、別の見方、考え方をすればいい!! ・橋龍と運命を共にしていいのか? ・なぜ日本人は押しつけに疑問をもたないのか? ・美しい国にふさわしい政治家とは? ・子供を躾けられない親に権威があるのか? ・倹約を美徳と言えない政治家を信用できるのか? ・日本人はいつから責任を取らなくなったのか?──以上の問題をあなたも考えてください。──
夜のかけら
1998.04.10発売
夜のかけら
著:藤堂 志津子
文芸(単行本)
ひとりの男のすべてはいらない。 愛するには気に入ったところだけ。 だから私は、ひとりだけなんて選べない。 新しい愛のかたち、最新長篇小説 「私は何に飽きているのだろう?」 ルックス、優しさ、セックス、やすらぎ……。 5人の男それぞれとの逢瀬を楽しむ利保子32歳。 何不自由なく暮らしながら、自分を持て余しつつ日々を送る彼女が、すべてを託せる男性は現れるのか?
「妖しの民」と生まれきて
1998.04.10発売
「妖しの民」と生まれきて
著:笠原 和夫
文芸(単行本)
無頼の精神とは、死んでもいいがタダでは死なんぞという精神であり、この本には全編それがみなぎっている。 佐高信氏絶賛!! 「仁義なき戦い」には興奮した。 身体中の血を逆流させて、あの映画を見た。 これはその脚本を書いた著者の、すさまじい半世紀である。 モデルとなった暴力団の元組長が同じ大竹海兵団の生き残りだったことがわかって、映画化の同意が得られたといった“秘話”もちりばめられている。 軍隊、そして映画と、尋常ならざる世界に生きてきた著者のあふれるエネルギーは、貧血気味の日本の現在(いま)に、ほとばしるものを注ぎ込む。 無頼の精神とは、死んでもいいがタダでは死なんぞという精神であり、この本には全編それがみなぎっている。──佐高信
現代日本のイデオロギ-
1998.04.10発売
現代日本のイデオロギ-
著:佐伯 啓思
日本は立ち直れるのか。国家意識を視点に探る、現代日本の課題。 いま、わたしには、現代の日本は、少々おおげさに言えば、社会崩壊の1歩手前にあるように見える。むろん、それは、近年のいわゆる改革論や、また市民主義などとは全く異なった意味においてであり、むしろわたしには、この改革論や市民社会論こそが、現代日本の典型的なイデオロギーであるように思われる。──「あとがき」より
招魂の賦
1998.04.10発売
招魂の賦
著:中谷 孝雄,解説:加藤 弘一
講談社文芸文庫
梶井基次郎らと刊行した雑誌、「青空」、そして保田與重郎、亀井勝一郎らと創刊した「日本浪曼派」はとくに戦前の風潮とあいまって一世を風靡した感がある。本書は文学的僚友のあいだで、地味ではあるが兄貴分の場所にいた中谷孝雄が、いまだ文学的雰囲気の濃密な時代と友人たち、彼らの死を親情あふるる抑制をもって描く。収録作品中、「桂子」は主人公の孫の早逝を悲しんで哀切きわまりない。