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まんが日本昔ばなし
1997.03.10発売
まんが日本昔ばなし
その他:RALPH F. MCCARTHY
遠い昔から、日本の母から子へと語り継がれてきた昔ばなし── 代表的な日本の童話を英語で話すことができますか? 人気TVシリーズ「まんが日本昔ばなし」から、「桃太郎」「金太郎」「かぐや姫」「浦島太郎」「一寸法師」などの名作を収録。 <収録作品> 全8編 ・一寸法師 ・桃太郎 ・花咲か爺さん ・七夕さま ・金太郎 ・かぐや姫 ・かちかち山 ・浦島太郎
英語で日本料理
1997.03.10発売
英語で日本料理
畑 耕一郎
ホームステイや駐在先、そして国内でも、外国人と親しくなる最高の手段は、日本料理を作ってあげること、そしてその作り方を教えてあげることでしょう。 そんなとき、バイリンガルで表記された本書が役立ちます。日本の代表的な料理100品を取り上げ、英語で説明しながら作ることができ、外国人にも理解できるように記述した、国際交流のマスト本です。 初めて作る人にも失敗なくできるように、わかりやすく解説してあります。また計量の方法は、英語の部分は海外方式で記述してありますから、海外にいる方へのプレゼントにも最適です。
オペラ座 「黄金時代」の幻影劇場
1997.03.10発売
オペラ座 「黄金時代」の幻影劇場
著:原 研二
講談社選書メチエ
時はルネサンス。君主翼賛の祝祭を種に、古代憧憬を養分に肥大する宮廷の文化装置。失われた牧歌風景(アルカディア)を求め、冥界=洞窟(グロッタ)をも抱え込む迷宮の舞台……。下って19世紀、巨大オペラ座=「メロドラマの殿堂」をへて、孤独な「電気城」へと到達する。ヨーロッパの過剰なる観念が跳梁する官能の劇場……。それがオペラ座。 【目次】 はじめの口上 第一章 パリ・オペラ座に棲む怪人 メロドラマの殿堂 1 コンプレクスの形 2 享楽のファンタスマゴリア 3 人工楽園 第二章 牧歌への憧憬 よみがえる古代ギリシア 1 失われた「黄金時代」をもとめて 2 鄙の夢・官能の庭 第三章 跳梁する運命の女神 ルネサンスの寓意像 1 運命の女神フォルトゥーナ 2 幻惑の魔女 第四章 古代牧歌の戦士 模擬戦としてのカルチョ 1 廷臣の鑑 2 根拠をプレイする 第五章 冥界のオルフェウス 洞窟と豊饒の音楽 1 岩塊風景 2 豊饒儀礼 3 人工洞窟のオルフェウス 第六章 脳髄の劇場 電気牧歌の世紀末 1 ガラス越しに見る 2 伝染病 3 ひとり用オペラ おしまいに 主要参考文献 あとがき 索引
<清潔>の近代 「衛生唱歌」から「抗菌グッズ」ヘ
1997.03.10発売
<清潔>の近代 「衛生唱歌」から「抗菌グッズ」ヘ
著:小野 芳朗
講談社選書メチエ
欧米列強に対抗し、病原菌ゼロをめざして、国家衛生システムを張りめぐらせた明治日本。「衛生唱歌」「衛生博覧会」など精力的な啓蒙は、軍国の強健・健康美志向へと変容していく。そして現代。「抗菌グッズ」=異常潔癖ブームの彼方に、「清潔空間」のグロテスクな未来を透視する。 【目次】 プロローグ 清潔な国ニッポン 第一章 江戸時代の健康維持システム 1 近代医学以前 2 養生書の時代 3 常在薬というシステム 4 神仏の力 第二章 「清潔」の発見 1 都市という不潔 2 風呂好き日本人 3 西欧の巨大清潔装置 第三章 コレラ侵襲の衝撃 1 「衛生の母」としてのコレラ 2 細菌学革命 3 コレラ騒動 第四章 衛生国家への道 1 環境大国日本 2 明治衛生システムをつくった人々 3 長与専斎 衛生行政の先駆者 4 後藤新平 衛生システムの構築者 5 国家衛生の成立 第五章 衛生博覧会という装置 1 博覧会の世紀の中で 2 流行語としての「衛生」 3 恐怖と好奇のメディア 第六章 「衛生」の変貌 健康美へ、強健へ 1 明治・大正の養生書 2 健康美人の賞揚 3 国家のための強健な身体 第七章 「清潔空間」の完成 1 衛生ランド 2 ネオ養生の世界 3 漠とした不安 エピローグ あとがきにかえて 索引
ひざの痛みをとる本
1997.03.10発売
ひざの痛みをとる本
著:黒澤 尚
健康ライブラリー
やさしくわかる、深く安心。 変形性ひざ関節症は自分で防げる、治せる! 「変形性ひざ関節症」は痛みが強く、いままではおもに薬や注射、患部に電気をあてるなどの対症療法しかありませんでした。患者さんを歩けるようにするにはどうしたらいいか?著者は積極的な療法を提唱しています。注射ではなく「筋力訓練」、電気ではなく「家庭での入浴」、安静ではなく「積極的に動く」、通院ではなく「自分で自宅で治療する」などの独自の方法です。
霧の橋
1997.03.10発売
霧の橋
著:乙川 優三郎
文芸(単行本)
時代小説大賞(第7回)受賞作。 迫りくる黒い陰謀の影!刀を捨て商人になった男の身に甦る武士魂。選考委員会満票の秀作。 【選評より】 ●尾崎秀樹氏――いちばん文章に破綻が少なく印象に残った。 ●津村陽氏――結末まで書ききった筆力には、前途を期待することができる。 ●半村良氏――武士社会と町人社会の対比とともに描かれる、大企業に抵抗する中小企業の姿が現代へ投影されて、興味ある作品にしあがっていた。 ●平岩弓枝氏――今後も期待される一人の作家が誕生したことは間違いない。 ●村松友視氏――随所に見事な描写があり、この作品が受賞するのだろうと言う予感をもって選考委員会に出席した。
小林カツ代のやさしいおやつ
1997.03.10発売
小林カツ代のやさしいおやつ
著:小林 カツ代
手作りのおいしいおやつで甘い香り漂うひとときを迎えてみませんか! カツ代さんが実際に子どもたちに作ってあげた定番おやつを和・洋・中を取り混ぜて紹介します。とても簡単にできるホットケーキやドーナッツ、アイスクリーム、ジュースのヴァリエーションから小腹がすいたとき食べたいカレーパン、アメリカンドッグ、焼きだんご、草もち、中国風蒸しパンまで。さらに、おやつの思い出の楽しいエッセイもプラスしてカツ代さんからのうれしい贈物。
がん病棟看護物語
1997.03.10発売
がん病棟看護物語
著:前田 文子
看護婦だから言える「がん」とのつきあい方 愛と心の看護で多くのがん患者を勇気づけてきた癌研究病院元副総婦長が39年の軌跡を一挙に初公開。がん患者さんの弱音、強がり、闘病生活、家族との憂いといったさまざまなエピソードから、患者、家族の前向きな生き方、闘病のあり方が鮮明に浮かび上がります。 ●あなたが知りたいがんの真実がここにある ・告知を受けるときの心がまえは? ・間違いだらけのがんの闘病姿勢 ・医師と看護婦の会話を聞いてみたい ・思い切った転院が命を助ける ・朝永振一郎、加東康一、浜口庫之助らの闘病生活 ・延命もまたがんに克つ生き方のひとつ
やきもの随筆
1997.03.10発売
やきもの随筆
著:加藤 唐九郎,解説:高橋 治
講談社文芸文庫
志野・黄瀬戸・織部──桃山古陶を評価・再興した著者が、実作者の立場から、小野賢一郎、北大路魯山人、青山二郎、益田鈍翁らの功績と共に日本のやきもの鑑賞の歴史を語る「やきものの見方のうつりかわり」、「土から窯びらきまで」とピカソ陶器ほか、学術研究の一端「やきもの東と西」の3部。既成の権威に抗し、天衣無縫の探究心で独自の境地を拓いた現代陶芸の巨人・唐九郎のやきもの魂、卓見横溢のエッセイ。
斗南先生・南島譚
1997.03.10発売
斗南先生・南島譚
著:中島 敦
講談社文芸文庫
漢学の家に育ち、幼時から深い素養を身につけ、該博細緻な知識の世界を生きて非凡な才を評価されながら夭折した中島敦。古代中国や南洋に材をとる作品のほか、苦悩の青春を綴る身辺小説など珠玉の傑作短篇集。伯父を描いた大学時代の創作「斗南先生」を始め、「過去帳」(「かめれおん日記」「狼疾記」)、「古譚」(「狐憑」「木乃伊」「山月記」「文字禍」)、「南島譚」、「環礁」を収録。
電子あり
管絃祭
1997.03.10発売
管絃祭
著:竹西 寛子,解説:川西 政明
講談社文芸文庫
有紀子の同級生の夏子や直子は、「広島」で爆死した。夏子の妹は、4人の肉親を失う。皆、その後を耐えて生きる。沈潜し耐える時間――。事物は消滅して初めて、真の姿を開示するのではないか、と作者は小説の中で記す。夏の厳島神社の管絃祭で、箏を弾く白衣の人たちの姿は、戦争で消えた「広島」の者たちの甦りの如くに見え、死者たちの魂と響き合う。広島に生まれ育った作家が「広島体験」を描いた、第17回女流文学賞受賞作。 有紀子の同級生の夏子や直子は「広島」で爆死した。夏子の妹は4人の肉親を失う。皆その後を耐えて生きる。沈潜し耐える時間──。事物は消滅して初めて真の姿を開示するのではないか、と作者は小説の中で記す。夏の厳島神社の管絃祭で箏を弾く白衣の人たちの姿は、戦争で消えた「広島」の者たちの甦りの如くに見え、死者たちの魂と響き合う。第17回女流文学賞。
電子あり
たった一人の反乱
1997.03.10発売
たった一人の反乱
著:丸谷 才一,解説:三浦 雅士
講談社文芸文庫
出向を拒否して通産省をとび出し、民間会社に就職した馬淵英介は、若いモデルと再婚する。殺人の刑期を終えた妻の祖母が同居し始めたことから、新家庭はとめどなく奇妙な方向へ傾き、ついに周囲の登場人物がそれぞれ勝手な「反乱」を企てるに到る。――現代的な都会の風俗を背景に、市民社会と個人の関係を知的ユーモアたっぷりに描いた、現代の名作。谷崎潤一郎賞受賞作。 出向を拒否して通産省をとび出し民間社会に就職した馬淵英介は若いモデルと再婚する。殺人の刑期を終えた妻の祖母が同居し始めたことから、新家庭はとめどなく奇妙な方向へ傾き、ついに周囲の登場人物がそれぞれ勝手な「反乱」を企てるに到る。──現代的な都会の風俗を背景に、市民社会と個人の関係を知的ユーモアたっぷりに描いた現代の名作。谷崎潤一郎賞受賞。
電子あり
プラトン
1997.03.10発売
プラトン
著:斎藤 忍随
講談社学術文庫
古代ギリシアにあって「哲学」を学問として大成したプラトン。イデア論を基底におくその理想主義哲学は、西欧の哲学思想にはかりしれない影響を及ぼした。荒廃したアテーナイを揺籃に形成されたプラトンの思想は、倫理的徳目、政治、国家、宇宙論等々、広範にわたる。理想的国家・社会の実現を目指しつつ、生涯を研究と教育に捧げたプラトンの思索の真髄を著作の中に読み解いた絶好のプラトン入門書。
秦漢帝国
1997.03.10発売
秦漢帝国
著:西嶋 定生
講談社学術文庫
秦の始皇帝が初めて中国全土を統一した紀元前3世紀から後漢末までの400年間。この時期、清朝滅亡まで存続した皇帝制度と官僚制が確立し、中国の精神文化の支柱となる儒教も国教化される。二千年にわたる中国の国家体制を決定づけた秦漢帝国の実像を、中国史の秦斗が考察。劉邦、項羽などの英雄と庶民の織りなす壮大な歴史を、兵馬俑の発見など注目の研究成果を盛り込み詳細に説いた必読の力作。
エロスの世界像
1997.03.10発売
エロスの世界像
著:竹田 青嗣
講談社学術文庫
世界をエロス的に経験された秩序と捉える〈エロス的世界像〉の観点は、ニーチェのプラトニズム批判に始まり、フッサール、ハイデガー、バタイユへと受け継がれた。著者はそこにこそ、実存としての人間存在が生と世界を了解するための原理を見出すことができると説く。
神さまはサイコロ遊びをしたか
1997.03.10発売
神さまはサイコロ遊びをしたか
著:小山 慶太
講談社学術文庫
アインシュタインは、自身の光量子理論から発展した量子力学の確率的解釈に対して、「神さまはサイコロ遊びをしない」と非難した。宇宙を創造した神の意図を探りたいと言う好奇心から出発した自然科学は、天動説に固執した時代から4世紀を経て、ビッグバン理論を確立した。宇宙創成以前の時空が消滅する世界を解明せんとする現代まで、神に挑戦した天才物理学者達の苦闘を辿る壮大な宇宙論の歴史。
ピ-タ-のとおいみち
1997.03.07発売
ピ-タ-のとおいみち
絵:バ-バラ・ク-ニ-,文:リ-・キングマン,訳:三木 卓
講談社の絵本
5歳になったピーターは、おともだちをくださいという願い事を自分でかなえるために、遠い道をひとりで学校にいきました。
オムツをしたサル
1997.03.07発売
オムツをしたサル
著:榊原 洋一
ヒトが「裸のサル」なら、赤ちゃんは「オムツをしたサル」!? 子どもの成長を「発達神経」の領域から眺めてみると、「ナーンダ、ソウダッタノカ」と思えることばかり。これまで悩んでいたことが、嘘のよう!! 赤ん坊がオムツをするのは、あたりまえのことだが、禁じ手である動物との比較をさせてもらうと、これがきわめて異例のことであるのがわかる。ヒトが多くの動物とちがうところは、言葉を使うこと、2本足で立つことというのが、これまでの定説だ。ぼくはこれに「オムツ」を使うこと、というのを加えたい。もっとも、いまでもオムツを使わない人たちがアフリカにはいるらしいので、ちょっと言葉や二足歩行より説得力は欠くけれど。──本文より
お役所の精神分析
1997.03.07発売
お役所の精神分析
著:宮本 政於
日本を悩ます官僚の病気を切れ味鋭く分析する快著!! 厚生省を懲戒免職された元検疫課長が、お役人の深層心理と心の病理をユーモラスに描く!!本場アメリカ仕込みの精神分析医が診断する「官僚という困ってしまう人種」の真実の姿にビックリ、──かつ納得!? 厚生省は、これまで私が問題を提起してきたところの、日本の官僚制度は国民を中心においた行政を行っていないという、その部分を薬害エイズ事件を通じて証明してくれたのである。取材にきたある人が、「多くの国民が宮本さんが書いた内容に『厚生省ともあろうところが、まさか、あそこまでするわけがない。ひとりよがりに陥ったアメリカ帰りの悪あがきだ』そう思っていたことは事実ですよ。でも今回の薬害エイズ事件が公になったことより、『なるほど宮本氏が主張していたことはみんな本当だったのだ』と再評価しているはずです。」と言っていたが、それを聞いて、半世紀前の大本営発表の戦果を信じ込まされた国民と、現在の日本人といったいどこに違いがあるのだろう。そんなことが思い浮かんだのだった。──本文より抜粋
箱庭
1997.03.06発売
箱庭
著:内田 康夫
講談社文庫
セピアに色褪せた写真のセーラー服の2人の少女。義姉・和子宛に届いた封筒にあるのはその一葉と謎めいた脅迫の言葉。相談をうけた浅見光彦は益田の消印を手がかりに独自の捜査を始めるが安芸の宮島と岩国で発見された2つの死体に、謎の手紙とを結ぶ糸を直観するのだった。(講談社文庫) 義姉あての謎の手紙を手に浅見光彦は宮島へ。中学時代の記念写真を同封して届けられた手紙。義姉の和子が巻きこまれた怪事件を追う浅見だが、2つの死体と脅迫事件を結ぶ糸は何か?文芸ミステリ-第3弾!!
電子あり