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1974.06.26発売
ストレスとは何か
ブルーバックス
健康づくりに欠かせない「ストレス」の知識
〈ストレス刺激〉となる〈暑さ寒さ、激しい音や光、化学物質、情緒不安……〉にさらされた人体は、〈副腎皮質ホルモン〉などの分泌ホルモンの助けをかりて〈ショック〉を和らげようとする。そして〈適応反応〉によって、環境になれようとするが、限界を越えた人体は、〈警告反応、抵抗期〉をへて、〈疲憊(ひはい)期〉に入り、やがては〈死〉に到ることもある。常に〈健康な心身〉であるために、どんなことを知っているべきかを教えてくれるのが本書です。
1974.06.15発売
徳川家康(十四)明星瞬くの巻
講談社文庫
奥州の伊達政宗と蒲生氏郷の不和により秀吉と利久の仲はさらに険悪になる。弟秀長を喪った秀吉は、ついに利久を聚楽第から追放。奥州問題の処理に成功した家康は江戸に戻ってその経営に専念する。関白職を甥の秀次に譲った秀吉は、肥前名護屋から朝鮮へ出兵。が、水軍は敗れて、戦勢は次第に不利となった。
1974.06.15発売
徳川家康(十三)佗茶の巻
講談社文庫
九州征伐に成功した秀吉は、小田原の北条氏攻略に着手する直前、家康に関東への移封を言い渡し、縁戚にあたる北条討伐の先鋒を命ずる。天正十八年七月、小田原は降伏、翌月、家康は江戸へ。その頃、秀吉の傲慢さに怒りを燃やした千利休は、茶道のため、おのれを曲げず秀吉と争う決意を固めるのだった。
1974.06.04発売
仏像に想う(下)
講談社現代新書
1974.06.04発売
仏像に想う(上)
講談社現代新書

1974.05.29発売
不安のメカニズム
ブルーバックス
神経症の原因と対策
《あなたをとらえる悪循環》恐怖→交感神経の興奮→アドレナリン分泌→恐怖
《四つの治療原則》直面する、受け容れる、浮かんで通る、時の経つのにまかせる。
《心の松葉杖》足の怪我に杖が必要なように、疲れた心にも他からの助力が必要。
《三人の良友》生活の変化、興味ある仕事、心を打ち明けられる友人。
《不眠症対策》やたらに眠ろうとせず、逆に聞き耳をたててみる。
《少し甘える》神経症の主婦は、時にはぜいたくしたり、家事を一時放棄する。
1974.05.28発売
みずから我が涙をぬぐいたまう日
講談社文庫
国体護持を信奉する右翼の父と大逆事件被告の娘を母とする二つの血筋の交差点に立つ少年の敗戦時の原光景に現れる天皇体験――。著者年来の切実なテーゼ「純粋天皇」を追及した表題作と、関連作「月の男」を収録。

1974.05.28発売
尻啖え孫市
講談社文庫
鉄砲は名人、女好きは日本一。スケールの大きい戦国武士のうちでも、とりわけ異彩を放つ雑賀孫市。藤吉郎との奇妙な友情のうちに、紀州雑賀衆の頭目として鉄砲の腕にもの言わせ、無敵の信長にみごと“尻啖(しりくら)わせた”痛快さ!戦国の世を縦横に生きた奇男児の豪快な一生を描く、著者会心の長編。
1974.05.15発売
徳川家康(十二)華厳の巻
講談社文庫
家康は秀吉の妹朝日姫を正妻にすると、秀吉の生母大政所と対面したのち、後事を本多作左に託し、総勢二万の大軍を率い、関白の弟として上洛、ついに両雄はかたく連携する。浜松に戻った家康が、待望の駿府城に入って東国経営にのりだすとき、秀吉は後顧の憂いなく、勇躍して九州征伐に向かう。
1974.05.15発売
徳川家康(十一)龍虎の巻
講談社文庫
秀吉は、家康に臣礼をとらせて天下統一を呼号するため、佐治日向守秀正の内室になっている妹朝日姫を離別させて本妻のない家康に嫁がせようとする。朝日姫の嘆きと秀正の憤死‥‥。が、間に立った石川数正の身を捨てての奔走によって縁組は成立し、秀吉と家康との和解がようやく実現の緒に就いた。
秀吉は、家康に臣礼をとらせて天下統一を呼号するため、佐治日向守秀正の内室になっている妹朝日姫を離別させて本妻のない家康に嫁がせようとする。朝日姫の嘆きと秀正の憤死。が、間に立った石川数正の身を捨てての奔走によって縁組は成立し、秀吉と家康との和解がようやく実現の緒に就いた。

1974.04.30発売
経済学はむずかしくない(第2版)
講談社現代新書
もっとも身近な活動でありながらも、複雑、難解に見える現代経済学。
ミクロ経済学、マクロ経済学、ケインズ理論はどのようにして生まれたのか?
基本に立ち返り、平明に経済の構造を解き明かした名著が待望の復刊!
1974.04.27発売
氷川清話
講談社文庫
激動する幕末から明治にかけて政治の表も裏も知りつくし、回想と現状との比較から歯に衣着せずとび出す痛烈な時局批判そして人物評論の数々。現代に再評価される海舟像の全貌を知る名著。
1974.04.25発売
高層の死角
講談社文庫
1974.04.25発売
徳川家康(九) 碧雲の巻
講談社文庫
光秀を討って主君の仇を報じた秀吉、武田の旧臣をことごとく随身させて勢力を伸ばす家康――両雄の宿命的な対決の期は迫る。女遊びに韜晦する家康の噂に、秀吉は後顧の憂いなく、越前北の荘へ柴田勝家討伐に。敗れた越前では、浅井長政の遺児を逃がして自らは勝家の妻として死ぬ信長の妹お市の方の悲劇が!
1974.04.24発売
徳川家康(十) 無相門の巻
講談社文庫
大坂に築城して天下に覇を唱えようとする秀吉に対して織田信雄が起つと、家康は義によって織田方に味方して小牧長久手に戦うが、双方とも、相手を滅ぼすことの不利を悟り、和を講じる。が、秀吉からの、家康の二男於義丸(結城秀康)の人質要求が、勝ち戦だったと思い込んでいる家康の家臣達を起こらせた。

1974.04.02発売
医学と生物学のための物理学
数学に弱いといわれる医学・生物学の学生にとり待望のユニークな物理の教科書。生理学や生物学の実例を駆使して段階的に解説し、身近な演習問題を各章に付している。特に流体の物理や輸送現象の章は絶賛をあびている。

1974.03.29発売
ミステリー傑作選(2) 殺人現場へどうぞ
講談社文庫
謎解き、心理スリラー、ハードボイルド、社会派推理、スパイもの、SFミステリー、と多様化した推理小説の珠玉の作品14編。絶好の推理界ガイド。
-収録作家-生島治郎・梶山季之・黒岩重吾・小松左京・笹沢左保・佐野洋・高木彬光・多岐川恭・陳舜臣・戸川昌子・星新一・松本清張・三好徹・結城昌治

1974.03.28発売
虚無への供物
講談社文庫
戦後の推理小説ベスト3に数えられ、闇の世界にひときわ孤高な光芒を放ち屹立する巨篇ついにその姿を現す!井戸の底に潜む3人の兄弟。薔薇と不動と犯罪の神秘な妖かしに彩られた4つの密室殺人は、魂を震撼させる終章の悲劇の完成とともに。漆黒の翼に読者を乗せ、めくるめく反世界へと飛翔する。

1974.03.28発売
ミステリー傑作選(1) 犯罪ロードマップ
講談社文庫
多彩なテクニックで多様なミステリーのジャンルに挑む名手たち17人。その粒よりの短編アンソロジー第1巻。
<収録作家>梶山季之・加納一朗・黒岩重吾・笹沢左保・佐野洋・多岐川恭・陳舜臣・土屋隆夫・戸板康二・戸川昌子・仁木悦子・日影丈吉・星新一・松本清張・三好徹・山村正夫・結城昌治
1974.03.28発売
徳川家康(八) 心火の巻
講談社文庫
宿敵武田勝頼を破った信長は、中国攻略中の秀吉から援軍を求められ、北条氏を押さえさせるため、家康を安土城に招く。その接待役明智光秀は信長の忌避に触れ坂本城へ引き揚げる。信長との対面を終えた家康は、堺で本能寺の変を知るや、急遽三河へ脱出。信長歿後の二十日間は、家康にも重大な転機であった。