ブルーバックス作品一覧

電線のスズメはなぜ感電しない 電気&絶縁の初歩の初歩
電線のスズメはなぜ感電しない 電気&絶縁の初歩の初歩
著:速水 敏幸,装丁:プラスM,装画:古川 タク
ブルーバックス
意外や知らない絶縁のヒミツとは? 絶縁とは、縁を切るという意味で一般的にはあまりよいイメージではない。ところが、電気の世界では絶縁はきわめて重要な役割をもっている。私たちが使うどの電気製品も、電気を導く導体と電気をさえぎる絶縁体とで構成されている。むだなく電気を使おうとすると、高い電圧に耐える優秀な絶縁体が必要となる。 ここでは〈電線のスズメ〉に名をかりて、興味深い絶縁の世界を探ってみよう。このほか、雷、放電、発電、送電、オームの法則など電気に関することなら何でもにぎやかに登場する。
第二の地球はあるか 生命を乗せた惑星を求めて
第二の地球はあるか 生命を乗せた惑星を求めて
著:磯部 三,装丁:プラスM,装画:磯野 宏夫
ブルーバックス
第2の地球は……ある。 木星ていどの惑星(地球の300倍も重い)なら見つかりそう……というのが従来の観測精度であった。しかし1991年7月、脈動する光を発するパルサーが連れた伴星に、地球質量の10倍ていどの惑星が発見された。つまり観測精度でいえば、生命を乗せた地球くらいの惑星が、いつ発見されてもおかしくない状況になったのだ。我々の隣人は、宇宙のいたるところに居る……?
ことわざの科学
ことわざの科学
著:橋本 尚,装丁:プラスM
ブルーバックス
「雷は高い所に落ちる」というのは本当か?雷が鳴っても避雷針があるから大丈夫と思うのはマチガイ! 水平落雷があるから平地でもご用心.諺に科学の光をあてると正しい諺,間違いのある諺が見えてくる.
小事典からだの手帖 パ-ト2
小事典からだの手帖 パ-ト2
著:高橋 長雄,装丁:プラスM
ブルーバックス
身体を構成する骨206個のすべてがわかる子供は産道を4回転して生まれてくる.胎児の骨が産道を傷つけないしくみである.骨の数や分類から,構造や役割,骨の病気まで多くのトピックスを交え解説する.
らくらく相対論入門
らくらく相対論入門
著:エリック.J・チェイソン,訳:久志本 克己,装丁:プラスM
ブルーバックス
常識と直感さえ捨てれば相対論は理解できる素粒子のふるまいから宇宙の起源・未来にまでかかわる相対論は,慎重に考えさえすれば誰にでもその核心を理解できる.理論の基礎から宇宙論までをやさしく解説.
教室ではおしえない地球のはなし
教室ではおしえない地球のはなし
著:島村 英紀,装丁:プラスM
ブルーバックス
地球は豆腐のように軟らかい! 豆腐の上にパチンコの球を置いたら、どうなるでしょう。球は、自分の重さで豆腐の中に沈んでいってしまうはずです。では、どのくらい大きな鉄の球を地球の上に置いたら、地球の中にめり込んでいってしまうのでしょう。直径20キロメートルもあれば十分。東京でいえば、23区がすっぽりと覆われてしまうくらいの巨大な球です。しかし地球をタマゴの大きさにたとえたときには、仁丹の大きさどころか、そのわずか10分の1。こんな大きさの鉄の球を支えきれないほど、じつは地球は軟らかいのです。(本文より)
化学迷答集
化学迷答集
著:山崎 昶,装丁:プラスM
ブルーバックス
試験の「迷答」には化学の誤信がイッパイ!「酸とは青色リトマス試験紙を赤くするもの」と解答してもペケとなるのはナゼ?化学の誤解・誤信が生んだ数々の迷答をネタに現代化学の正しい知識を楽しく学ぶ.
こんなオフィスで仕事がしたい
こんなオフィスで仕事がしたい
著・編:ニュ-オフィス推進協議会,装丁:プラスM
ブルーバックス
快適で便利なオフィスはいかにして可能か?働く人が最も長時間生活し,一方では価値を生む生産現場でもあるのに日本のオフィスは旧態依然のまま.新しいオフィスへの道を具体的な事例を通して探ってみる.
利己的遺伝子とは何か
利己的遺伝子とは何か
著:中原 英臣,著:佐川 峻,装丁:プラスM
ブルーバックス
だから、みんな、勝手なのだ! 人間が利己的なのは誰のせいでもない、遺伝子が利己的だからだ。利己的な遺伝子が、利己的でない遺伝子を自然淘汰によって駆逐してしまった結果なのだ。でも、親が自分の命を顧みず子供を助けるというケースはどう説明すればよいのだろう。ドーキンスによれば、それさえも遺伝子の策略だという。遺伝子は自己の生き残りのために恐るべき権謀術数を駆使する。人間も動物も、皆、そんな遺伝子の単なる“乗りもの”でしかない?
パソコンで挑む円周率
パソコンで挑む円周率
著:大野 栄一,装丁:プラスM
ブルーバックス
●円周率計算のワクワク世界へようこそ! 過去、多くの人々が円周率πの計算に挑戦してきました。 3(1桁)から始まったこの数の歴史は、数千年という年月をへて、10億桁を越えました。しかし、未来永劫、終わりはないのです。 この本では、公式を使って計算するだけではなく、それらの歴史を追いかけながら、計算のアイディアや具体的な計算方法についても説明しました。プログラムを付しましたので、電卓やパソコンでちょっと計算してみていただければ、なお結構です。 しばらく3.14……と遊んでみませんか?
臨死体験の不思議
臨死体験の不思議
著:高田 明和,装丁:プラスM
ブルーバックス
死の淵から蘇った人達の共通体験を科学する死の淵から蘇った人達には共通の体験がある。暗いトンネルをぬけ、光を見、この上ない幸福感を味わうという。なぜか? 医学と宗教の接点から臨死の解明。
リフォームの手帖―インテリアから構造まで
リフォームの手帖―インテリアから構造まで
著:松田 誠,装丁:プラスM
ブルーバックス
人まかせのリフォームをした家は住みにくい建築家の目で見ると、住まいのリフォームは間違いだらけ。事実、壁が割れた、床が腐ったなんて例がいっぱい。プロならどうしているのだろう。そのノウハウを解説
魚のおもしろ生態学 その生活と行動のなぜ
魚のおもしろ生態学 その生活と行動のなぜ
著:塚原 博,装丁:プラスM
ブルーバックス
日本のまわりに約2千種、魚の種類数世界一! 日本は世界一、魚の種類の多い国である。現在地球上に生活している魚は約2万種、その約1割が日本のまわりに生息している。 たとえば産卵。メスが卵を産み、オスが精子をかけるのがふつう。ところがサメのように交尾器を挿入して産卵する1群がいるし、メバルのように胎生で出産するものもいる。タツノオトシゴに至っては、オスが胎生で子を産むという。また、性転換して1人2役を演じる魚もいて、産卵1つとっても魚の世界がこんなに多彩なのは、なぜだろう。
小事典・機械のしくみ
小事典・機械のしくみ
その他:渡辺 茂,訳:石橋 誠一,訳:大島 恵夫,訳:岸本 哲,訳:岸本 行雄,訳:吉村 靖雄,装丁:プラスM
ブルーバックス
見てわかる、読んで納得、機械のしくみ! 例えば、車がカーブを曲がるとき、駆動輪で、内輪より外輪の回転数が多くないと、曲がることができません。同じエンジンで回っている両輪の回転数を、その時のカーブの大きさに応じて巧みに分配するこの差動歯車装置(デファレンシャルギヤ)は、今日どんな車にもついているありふれた機械ですが、あなたは、その原理としくみをすぐ思い浮かべることができるでしょうか? 適度にくわしく、適度にやさしい図と解説がここにあります。
美味しさを測る
美味しさを測る
著:都甲 潔,著:山藤 馨,装丁:プラスM
ブルーバックス
謎の味覚.が,ついに人工の舌が開発された従来,主観的とされていた味の計測法を,半導体・バイオ技術が開発.味センサがその成果だ.ビ-ルの銘柄などピタリと当てる.科学が未知の味覚に挑戦を始めた.
心理学おもしろ入門
心理学おもしろ入門
著:中村 希明,装丁:プラスM
ブルーバックス
心理学には、よい入門書がないとお嘆きのあなたへ 「心理学」という「学問」には、分かりやすそうでよく分からない部分がたくさんあります。科学といえば科学だし、ときにはミョーに哲学的だったりして……。児童だって、社会だって、色彩だって、販売だって、とにかく後ろに「心理学」とつけば、それぞれ○○心理学という心理学の立派な1ジャンルになります。 ことほどさように間口も広ければ、奥行きも深そうな心理学って一体何なんだという疑問をお持ちの方に、本書をお薦めします。面白く読み進むうちに、心理学の全体像が見えてくるはずです。
こんな野菜が血栓を防ぐ
こんな野菜が血栓を防ぐ
著:山口 了三,著:五十嵐 紀子,著:並木 和子,装丁:プラスM
ブルーバックス
野菜には成人病を防ぐ第3の働きがある! 新鮮な野菜、艶(つや)やかな果物にタップリあるビタミンや食物繊維が健康に良いことは、もう常識です。でも、野菜の効用はそれだけではありません。 今、日本でも外国でも肉や油を多くとりがちな都市生活者の間で、30代、40代から脳や心臓の血管がつまる恐しい血栓(けっせん)症が急増中です。ところが、野菜や魚をよく食べる人に血栓症が少ないことに気づいた著者たちは、野菜には血栓を防ぐ大きな働きがあることを新発見! ではどんな野菜にその働きがあり、その成分は何でしょう? おいしく食べて命をのばす抗血栓食のすすめです。
橋のなんでも小事典
橋のなんでも小事典
編:土木学会関西支部,装丁:プラスM
ブルーバックス
身近で意外な橋たちの秘密 橋といえば錦帯橋(きんたいきょう)(山口県岩国市)を思い浮かべる人は多いでしょう。わが国の木組みの伝統を生かした名橋で、迫り持ちというユニークなアーチ構造によって、川の流れを大きくまたぐようになっています。しかし、この苦心の橋も完成後すぐに流失してしまいました。そこで当時の架橋技術者は、橋脚の石組みと川底の石張りに独自の工夫をこらしました。錦帯橋をその後300年も「不落の橋」とした秘密は、実は、石組みのつぎ目に鉛を流しこんだ戦艦のような橋脚と、一面に敷きつめた川底の石張りにあったのです……。
「病は気から」の科学 Part2 精神力のすばらしさ!
「病は気から」の科学 Part2 精神力のすばらしさ!
著:高田 明和,装丁:プラスM
ブルーバックス
ナポレオンはなぜ兵士4万人に匹敵したか? 「人は夢を失うと老いる」という言葉があります。たしかに私たちの精神の状態は、老化とか病の進行に大きな影響力をもっています。ガンのような難病でも、精神的な支えを与えられた患者には、はっきりと延命効果がみとめられるのです。またリューマチは、ガンバリ屋の女性が精神的ストレスに屈してしまったようなときに出やすいこともわかっています。このように、病気の発病や治癒に、精神力は大きな影響を与えていますが、それはまた、ナポレオンやマリー・アントワネットの例でもわかるように、人生そのものに決定的な役割を果たすのです……。
船の一生
船の一生
著:吉田 文二,装丁:プラスM
ブルーバックス
船の造り方から壊れて沈んだ船の再生法まで現在の技術をもってすると,沈んだ船を引き上げて,まったく大きさの違う別用途の船に造り変えることもできる.そうした知られざる造船技術の興味深い話を満載.