ブルーバックス作品一覧

記憶の大脳生理学
ブルーバックス
歳をとると記憶がよくなる!?
「そんなバカな」と思う人もいるでしょう。たしかに肉体は衰えるかもしれません。しかし、脳科学的にみると、「感性」や「創造力」、そして「記憶」は年齢とともによくなるものなのです。「もの憶えが悪くなった」と嘆いている人は、むかし自分がものを憶えるのにどれだけ努力をしたかを忘れているにすぎません。歳をとると記憶ネットワークがはりめぐらされ、記憶の内容が高度化することが証明されているのです。

改訂新版 身近な血液ゼミナ-ル
ブルーバックス
献血と輸血の現場からの最新研究を紹介。
輸血は、事故によるケガや難病の治療に際して、重要な役割をになっている。血液学の発展と、輸血技術の飛躍的な進歩によって、現在では、献血も輸血も、われわれが抱いているイメージからは大きく異なったものになっている。本書では、血液とはそもそもどういうものなのか、血液検査をどう健康管理に役立てるのかなど、血液全般についての基本的な理解を深めながら、エイズ・C型肝炎検査、成分献血・成分輸血、自己血輸血など、輸血をめぐる最新の研究成果を紹介する。

三千年の知恵 中国医学のひみつ
ブルーバックス
日常の病から癌治療まで
中国医学では、まず患者の問診から多くの情報をえて、次に脈と舌を詳しく診察します。診察の方法はほとんどの場合、これですべてです。そして8、9割の患者に対して、煎じ薬を処方します。もちろん、その効果がすぐ発揮される場合もあります。
さて、私たちの東洋医学科では、開設以来1000名以上の患者をみていますが、西洋医学でいう全科の患者を相手にし、西洋医学と異なった観点から医療効果をあげています。そして、それがなぜなのかわかっていただけたら幸いです。

人の一生の性
ブルーバックス
人生80年時代にふさわしい「性」を考える
おおよそ子どもを1、2人しか産まない今日の女性は、80年の生涯の中で、生殖にたずさわっている期間はわずか4、5年にしか過ぎない。それにもかかわらずわが国では、長い間、性に関する医学研究は、せいぜい、生殖現象としてのセックスや特別の性障害についてのみ行われ、情動行動として、あるいは快楽としてのセックスといった研究は、まったく行われていなかったのである。そこで本書では、生涯を通じて、科学的に性をとらえ、現代にふさわしいそのあり方を探る。
砂漠のラクダはなぜ太陽に向くか?
ブルーバックス
動物の“超能力”を最新の動物生理学で探るマッコウ鯨はなぜ1000mも潜れるのか?ツルがヒマラヤの高峯を軽々と飛びこせるのはナゼ?自然環境に適応して驚異の能力を発揮する動物の生理の秘密を解説.
就職試験の数学
ブルーバックス
公務員や一般企業の採用試験に強くなる! 採用試験でいちばん差がつくのが数学.しかしその問題にはある種の出題傾向が存在する.高校生,短大生,大学生がシメタと思える考え方とテクニックの秘策を解説

数学パズル・20の解法
ブルーバックス
実生活にも役立つテクニック20を会得しよう!!
数学パズルを解くのに、試行錯誤の迷路に踏みこむのは、なんとか避けたいもの。こうすれば解けるという〈王道〉はないものでしょうか。パズルにはパズル特有の要素があり、解の面白さや意外性を強調する問題が少なくありません。これらの問題では、推理、論理、発想などが解き方の中心になるため、むしろ解き方にコツありとしたほうが自然です。そう考えて、代表的と思われる20の解法を取り上げてみました。もちろん高度な数学知識を必要とするものは除外してあります。ぜひ挑戦してください。

量子宇宙をのぞく
ブルーバックス
ホーキングを旗頭として……
宇宙を過去へ過去へと逆のぼってゆくと、1センチの1000億分の1の1000億分の1の、そのまた1000億分の1の大きさの“量子宇宙”にたどりつく。そこから先へは、もう逆のぼれない。“時間”さえも、なくなってしまうからだ。
そのような量子宇宙の研究によると、宇宙は1個ではなく、無数の宇宙がワームホールで結びついているのだという。そのワームホールのことを“ベビー宇宙”ともいう。
本書は、ホーキングを旗頭として目下進行中の量子宇宙論に関する、興奮にみちた平易な入門書となっている。
体験・らくらくワープロ術
ブルーバックス
女性がワ-プロとオシャレに仲良くなれる本現役女子大生,OLたちのワ-プロ体験を元に,肩ひじ張らずに楽しくワ-プロをマスタ-するにはどうしたらいいのかを,彼女たちの本音を交えてアプロ-チする.
温泉はなぜ体によいか?
ブルーバックス
病気・健康に力を発揮する温泉の効果を解説高血圧の人は,二酸化炭泉は体によいが,塩化物泉は体にわるいという.温泉は正しく入らなければ逆効果になりかねない.温泉の驚くべき効果をわかりやすく解説.

対数eの不思議
ブルーバックス
〈自然対数の底e〉の不思議ワールドへようこそ!!
今でこそ関数電卓のおかげで指数・対数の計算はサッとできるが、昔はそうは問屋がおろさなかった。それを一挙に解決にもちこんだスグレモノがネピアとビュルギの発明した対数だ。後に天才オイラーが指数と関係づけて理論を完成させた。
本書は、科学技術の発達を支えた〈黒子〉の指数と対数、さらに数学に不可欠な自然対数の底e(=2.718281828459……)について、オモシロ歴史を混じえながら、やさしく解説する。計算ずきの読者のために、パソコンのプログラムを付した。
科学英語に強くなる
ブルーバックス
科学英語が読めて書けるようになる勉強法.理工系の人達が効率よく科学英語をマスタ-してゆくためにはどうすればよいか? 文献の選び方から辞書の選び方,引き方まで,具体的に著者の体験的方法を紹介.
改訂新版 人は放射線になぜ弱いか
ブルーバックス
放射線恐怖症をやわらげる新事実を紹介するこれまで放射線はどんなに微量でも体に害があるとされてきた.しかし,最新の研究によると,ごく微量なら,むしろ人の寿命を延ばす効果があることがわかってきた
化学とんち問答 一休さんに挑戦!
ブルーバックス
似てないようで似ているもの等,楽しい問答かゆいところにピタッと手がとどく,おなじみ米山先生の楽しい化学よみもの.今回は,似ているようで似てないもの,似てないようで似ているもの,各50を集める
靴の科学
ブルーバックス
体によい靴・歩きやすい靴の条件を考える.靴の選択を誤ると,足の障害はもちろん,腰痛,頭痛から全身的障害にまで及ぶ.通勤,通学用からスポ-ツ用まで,適切な靴を選び上手にはきこなすための情報満載

脳100の新知識 その形態・機能から疾患まで
ブルーバックス
脳の「聖域」が見えてきた
脳の中には銀河系の星の数に相当する細胞があり、脳の主要な働きは、そのうちの140億個の大脳のニューロンによって営まれている。
今世紀後半、分子生物学や生化学は急激に進歩し、ニューロンの微細構造やその内部の化学物質の構成と機能が、また感覚系や運動系などの基本的な系をつかさどる神経回路網や、それが機能する際の情報処理のメカニズムも明らかになってきた。現時点での脳研究の最前線を、わかりやすく解説した。

わが輩は酵素である 生命を支える超能力者たち
ブルーバックス
もしも酵素がなかったら――あなたは生きてますか?
「酵素入り」が、このところのトレンドだ。洗剤、歯ミガキ、薬……。
こうみると酵素とは何やら役にたつ添加剤のように思えるが、実は違うのである。
もしも酵素がなかったら、動物は一瞬たりとも生きていられず、植物は光合成をやめ、そして地上はゴミだらけ……。酵素は生命を支え、地球環境を守る“黒子”である。タンパク質の立体構造が演じる酵素の摩訶不思議な能力の数々を、“亀の甲”記号なしの一人称で、これからご紹介しよう。

先をよむ統計学「情報量基準」とは何か
ブルーバックス
「売れる」「売れない」を予測する統計技法
ヒットする商品には、それなりの理由がある。よく売れた商品の「背景」をさぐると、売れるための必然的な潜在要因が見えてくる。このヒットの要因を利用して販売量を上昇させるための「予測」を行うには、「回帰分析」とよばれる統計手法を用いなければならない。しかし、分析に必要なヒットの要因をどのように選べばよいのだろうか?……この疑問にミゴトに答えてくれるのが「情報量規準」に他ならない。この最新の分析技法をマスターされて、アナタもデータ分析のエキスパートになられんことを!

磁石のナゾを解く 体内磁石からオーロラまで
ブルーバックス
磁石で砂鉄を集めたことありませんか?
磁石は不思議だ。どこからあんなミステリアスな力が生まれるのか。微小磁石をもつ細菌があるかと思えば、わが地球も巨大磁石だという。リニアモーター・カーは磁石で疾走し、話題の光通信も磁石抜きでは成り立たない。電気製品のほとんどは磁石のおかげで働いているし、最近では健康にもハイテクにも、大いに役立っていると聞く。とすれば、身の周りには〈磁石サマ〉が満ちあふれているといえよう。意外や知られていない、こんなすばらしい磁石のナゾを40項目集め、豊富なビジュアルでやさしく解説したのが本書だ。
MS―WINDOWSとは何か ウィンドウがパソコンを変える
ブルーバックス
新しいOSとすら言えるウインドウズの全貌MS-WINDOWSは第3版になって,ほば完成の域に達し,全米をアッという間に席捲した.ウインドウズとは何なのか,パソコン状況はどう変わるのかを解説.