新刊書籍
レーベルで絞り込む :
1992.07.10発売
ウィロビ-館のおおかみ
青い鳥文庫
貴族の館を舞台にした手に汗にぎる冒険小説おおかみが出没する高原に建つウィロビ-卿の館を舞台に、館と貴族の権利を奪わんとする悪者たちと戦うシルビアとボニ-たちの活躍を描く、波乱万丈の冒険小説。
1992.07.10発売
ゆかいなオンドリくん
青い鳥文庫
級友オンドリくんのまきおこすゆかいな事件オンドリくんのひきおこす事件の数々!ねこをつかってカンニングしたり、ニセ魔術師に変身したり、仮病をつかいテストをさぼったり……。ロシアのユ-モア短編
1992.07.09発売
理想の結婚
講談社X文庫ホワイトハート
すベての女の子に結婚の意味を問う問題作!私、安田恵美子はともかく結婚したかった。しかも、できるだけ理想の相手と理想の結婚を。でも。結婚の目的って?なぜ私は結婚したいの?答はいつもでない。
1992.07.09発売
一角獣の道 ムーンライト・ホーン(1)
講談社X文庫ホワイトハート
金銀のふたりは、約束された案内人なの…セルヴァ・オクスラには幽霊が出ると、近隣の村ではささやかれていた。手にしたささやかな松明の灯をたよりに、そろそろと森を進んでいくリュ-とエリア-ドは…

1992.07.09発売
竜王の花嫁 竜王の魂(3)
講談社X文庫ホワイトハート
ナージャとイルが竜王国(りゅうおうこく)を再興して3年。竜王には結婚話が浮上してくる。それを契機に、王都に展開されるいくつもの恋と黒い確執(かくしつ)。複雑にもつれた心の糸が織りなすものは…!?一方、竜族のあいだでは大運河の復活が取りざたされ、再び時代は大きく動きはじめる。そんな時、竜族の前に恐るべき強敵が!果たして、竜族の平和は実現するのか!?不思議な絆で結ばれた、ナージャとイルの冒険ファンタジー第3幕!!

1992.07.09発売
月の影、影の海(下) 十二国記
講談社X文庫ホワイトハート
「私を異界(ここ)へ喚(よ)んだのは、誰!?」
海に映る月影をぬけ、ここへ連れてこられた陽子に、妖魔は容赦(ようしゃ)なく襲いかかり、人もまた、陽子を裏切る。
試練に身も心も傷つく陽子を救ったのは、信じることを教えてくれた「ただひとり」の友──楽俊(らくしゅん)。ひとりぼっちの旅は、ふたりになった。
しかし、“なぜ、陽子が異界(ここ)へ喚ばれたのか?なぜ、命を狙われるのか?”その真相が明かされたとき、陽子は、とてつもない決断を迫られる!
1992.07.09発売
楽屋の王様 笑って済ます噂噺大事典
文芸(単行本)
抱腹絶倒!芸人、タレント楽屋エピソ-ド集怪人奇人ひしめくテレビラジオ界の芸人たちの死ぬほどおかしな噂ばなしを、ギョロ目の藤志楼こと高田文夫と猛毒漫画家高橋春男があますことなくネタばらしする!
1992.07.09発売
トライアングル
父母とボクのトライアングルがこわれそう!両親のあいだがギクシャクきしんで壊れかけている家族に身のおきどころのない不安をかかえる少年イサム。同世代の少女2人との一夏の思い出がイサムに力を与える
1992.07.09発売
新訂版 土屋圭市特版!FRテクニック
1992.07.09発売
ウルトラマンりったいけっせんゲ-ムえほん
講談社の絵本
1992.07.09発売
ミンキーモモ ぎんはがしゲームえほん
講談社の絵本
1992.07.07発売
アナログを蘇らせた男
究極のプレイヤ開発に情熱を燃やす男の人生こんなにも豊かな音があったのか!CD全盛の流れに逆らい、奥深いアナログの音を求めて、ついに独創的なLPプレイヤの開発に成功した一匹狼の技術者の発想法。

1992.07.06発売
政治と人生 中曽根康弘回顧録
仕事師内閣を率い、行革を断行した信念の政治家の渾身の生涯とその知られざる素顔。わが政治、わが人生、わが妻。――日本のみならず海外での活躍が光った大物政治家の国家大計の思想に触れ、広く読者が天下国家を語りあう契機となる、決定版自伝です。
政治家の場合、人生の回想を記すことは、読者を裁判官とする歴史の法廷に被告として立たされることである。……特に人生の晩年に書く『回顧録』には、得てして成功物語が多い。本当は身を刻むような挫折と失敗の連続で、成功と喜べるのは選挙で大勝した時くらいのものであるのに……。毎日、毎日は苦渋に満ちている。その失敗の記録のほうが、実は尊いのだろう。しかし、私のようなのんき者は、苦しかったことはおおむね忘れて、楽しかったことのほうが記憶に残っている。(「まえがき」より抜粋)

1992.07.06発売
茶道改良論
講談社学術文庫
大日本茶道学会の創立120周年を記念し、創立者・田中仙樵の名著を新装復刊。明治31年に大日本茶道学会を創設した著者は、欧化政策により衰退した茶道を復興するために秘伝開放を主張し、茶道の奥義の普及に努めた。『南坊録』の研究者として、千利休の精神に還ることを説き続け、その茶道観は今も大きな影響力を保持している。厖大な著述から、主要論文を精選した茶道論の白眉。巻末解説を、現会長の田中仙堂氏が新たに執筆。
大日本茶道学会の創立120周年を記念し、創立者・田中仙樵の名著を新装復刊。
明治31年に大日本茶道学会を創設した著者は、欧化政策により衰退した茶道を復興するために秘伝開放を主張し、茶道の奥義の実践普及に努めた。千利休の言動の記録『南坊録』の研究者として、利休の精神に還ることを生涯説き続け、その茶道観は今も大きな影響力を保持している。厖大な著述から、主要論文を精選した茶道論の白眉。
巻末解説を、現会長の田中仙堂氏が新たに執筆。

1992.07.06発売
現象学とは何か フッサールの後期思想を中心として
講談社学術文庫
フッサール現象学は単なる哲学の一方法論ではなく長い西欧形而上学の歴史における本質的な出来事であり、新時代(ポスト・モダン)の哲学の運命を決する特筆すべき事件である。本書は現象学研究の第一人者がフッサールの厖大な原テクストに独自の読みをほどこし、意識と存在・人間と理性・物と世界など現代思想の根本問題に清新な解答を与えようとする。初版刊行以来知識人に多大の感銘を与えた名著の、待望の文庫化。

1992.07.06発売
近世日本国民史 和宮御降嫁
講談社学術文庫
井伊大老横死後幕府の実権を握った久世・安藤は、大老の遺策となった和宮降嫁を朝廷との軋轢緩和の一とするも、乾坤一擲、外夷掃除の大力量はなかった。時に公卿岩倉具視、御降嫁を公武合体の楔子とすべく天皇の諮門に答えて上書。はじめ忌避していた和宮もついにこれを承諾。。「惜しまじな君と民とのためならば身は武蔵野の露と消ゆとも」と詠じて東下。自ら将軍家茂の御台所としてその生涯を捧ぐ。
1992.07.06発売
鳥葬の国 秘境ヒマラヤ探検記
講談社学術文庫
秘境ヒマラヤを身近にした学術探検踏査の書ヒマラヤの奥深く今も残る奇習“鳥葬”。また、陽気なチベット人の日常生活や、個性豊かな探検隊員の内幕など秘境への旅を克明に綴った不滅のフィ-ルド調査記録

1992.07.03発売
紋章
講談社文芸文庫
自意識の分裂に悩み戸惑う知識人の久内と、狂気のような熱情をこめて醸造技術の発明に没頭する一途な男雁金。ふたりの対照的な成り行きに、近代の合理的な人間認識と“日本精神というもの”との相剋を見る。漱石、芥川以来の「西欧的近代と向き合う人間」というテーマを内包しつつ、“第四人称”の「私」という独自のスタイルで物語る。晩年の『旅愁』へと向う前の著者中頃の代表的長篇小説。

1992.07.03発売
贅沢貧乏
講談社文芸文庫
華麗な想像力、並はずれた直観力と洞察力。現実世界から脱却して、豊饒奔放に生きた著者が全存在で示した時代への辛辣な批評。表題作「贅沢貧乏」「紅い空の朝から……」「黒猫ジュリエットの話」「気違いマリア」「マリアはマリア」「降誕祭パアティー」「文壇紳士たちと魔利」など豪奢な精神生活が支える美の世界。エッセイ12篇を収録。

1992.07.03発売
しあわせ・かくてありけり
講談社文芸文庫
母と別れた父親の“果たせぬ夢”であった慶応幼稚舎に入学。しかし母は芸者屋の主人でありみずから左褄もとっていたので、家業や住所は“秘匿”する習性がついていた。幼時・少年時に住んだ土地を訪ねるに始まり、時代を写し自らの来しかたを凝視して読売文学賞を受賞した表題作と短篇の名品と呼ぶべき「しあわせ」を併録した鏤骨の1冊。