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さよならヴァニティー
サヨナラヴァニティー
- 著: 柘植 伊佐夫
自分をデザインする。時代も、精神も、世界も変わった。あなたが変わらなくてどうする? 永遠にさらば虚栄の時代。「おくりびと」「十三人の刺客」「龍馬伝」「平清盛」……いま注目のビューティーと人物デザインの革命児が、表現の源泉となった過去の記憶、自らが関わった作品を通して、「美しい人に変わる」方法論を解き明かす。
自分をデザインする。
時代も、精神も、世界も変わった。あなたが変わらなくてどうする?
永遠にさらば虚栄の時代。
「おくりびと」「十三人の刺客」「龍馬伝」「平清盛」……いま注目のビューティーと人物デザインの革命児が、表現の源泉となった過去の記憶、自らが関わった作品を通して、「美しい人に変わる」方法論を解き明かす。
「美しくなる」10のテーゼ
1「美は変化すること」
2「美はオリジナルであること」
3「美は自ら発見するもの」
4「デザインには目的が必要」
5「デザインは機能である」
6「デザインは最小に」
7「みずから自分の美しさを決めてはならない」
8「ひとつのことをたゆまず努力する」
9「変化は突然現れる」
10「真であり、善であり、美である」
美はそれ自体に目的はないが、デザインはある目的のもとに生み出される機能である。優れたデザインは、高い機能性を有しており、かつ美しい。したがって美はそれ自体で独立しているが、デザインは優れていない限りは美しくない。美しくないデザインは世の中に氾濫しているが、それはそのデザインが目的達成への純度として研ぎ澄まされていないからだ。ゆえにデザインはたえず美しさに従う関係である。
人間に対する「美しいデザイン」を求めていく過程で必要なのは、「変化」である。それは、グラデーションのようにゆるやかな形では表れない。目的をもち、習慣性の中で努力しつづける時、「突然の出現」のようなことが起きる。そうした「イベント」を通過して初めて、人は美しくなる。一方、その出現に至るまでの助走段階で情報の取り扱いを間違えると、ガラパゴス化してしまうのだろう。その美的ガラパゴスのひとつに、ファッッション誌やビューティー誌の表紙も含まれているのかもしれない。――「ガラパゴス群島の爆撃、その先にある美」
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書誌情報
紙版
発売日
2012年04月06日
ISBN
9784062172547
判型
四六
価格
定価:2,090円(本体1,900円)
ページ数
298ページ
著者紹介
つげ・いさお 1960年、東京に生まれる。少年期を長野県で過ごす。1990年、第1回日本ヘアデザイナー大賞受賞。1999年、手塚眞監督「白痴」で映画全体のヘアメイクを監督する。塚本晋也監督「双生児」、庵野秀明監督「式日」「キューティーハニー」等を経て、2005年、現代美術家マシュー・バーニーのアートフィルム「拘束のドローイング9」のビューティー・メイクアップ、2008年、レオス・カラックス監督「TOKYO!」のビューティー・ディレクションを担当。2009年、同担当の滝田洋二郎監督「おくりびと」が第81回米国アカデミー賞外国語映画賞を受賞する。この頃よりビューティー表現の枠を越えて、キャラクターデザインとその実製作を統括する「人物デザイン」の必要性を強く感じ、本木克英監督「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」、中野裕之監督「TAJOMARU」、三池崇史監督「ヤッターマン」「十三人の刺客」に続き、2010年NHK大河ドラマ「龍馬伝」で、大河ドラマ史上初の「人物デザイン監修」を担当。2012年NHK大河ドラマ「平清盛」でも同担当。
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