知る悲しみ やっぱり男は死ぬまでロマンティックな愚か者

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知る悲しみ やっぱり男は死ぬまでロマンティックな愚か者

シルカナシミヤッパリオトコハシヌマデロマンティックナオロカモノ

元「週刊プレイボーイ」誌の名物編集長が、「東京スポーツ」紙上で連載している人気コラムをまとめた処女エッセイ集「甘い生活」の続編である。単なる有名編集長の回顧録、編集論にとどまらない、男として、ロマンティックな愚か者として、ユーモアとペーソスを糧に、面白おかしく生きていく技術を教えてくれる。今回は巻頭言は、伊集院静氏に依頼、表紙画と装丁は横尾忠則氏が担当して、シマジワールドを彩る。


目次

・文化というのはお金がかかるのだ
・歴史はブラックジョークを繰り返す
・「女にヒゲと尻尾をつけると猫になる」
・モンパルナスの「小人の大魔羅男」
・奇妙な「愛人たち」に囲まれた還暦の夜
・一億円損してもただでは起きない男
・東インド会社が作ったチャンピオンコース
・元気以外の正義はろくなものじゃない
・マッカーサーは天盃にタバコの灰を捨てた
・今日の異端は明日の正統
・塩野七生の「一生忘れられない恋人」
・小さな時計の中に、自分だけの人生をはめ込む
・共産主義の国で「ドン」の称号を贈られた男

書誌情報

紙版

発売日

2011年11月29日

ISBN

9784062173285

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

242ページ

初出

2009年8月~2011年11月の『東京スポーツ』紙の連載「グラマラスおやじの人生智」(旧題「ちょいワルオヤジの人生智」)から抜粋・加筆・修正したもの。

著者紹介

著: 島地 勝彦(シマジ カツヒコ)

1941年東京生まれ。青山学院大学卒業後、集英社に入社。『週刊プレイボーイ』編集部で柴田錬三郎氏、今東光氏ら多くの作家を担当、薫陶を受ける。『PLAYBOY』編集部を経たのち、82年『週刊プレイボーイ』編集長として同誌を100万部雑誌に育てる。開高健氏を起用した人生相談『風に訊け』は大人気連載となった。その後『PLAYBOY』編集長、『BART』編集長、広報部担当取締役、編集部担当取締役を経て、集英社インターナショナル代表取締役となる。2008年退任。著書に、開高健との共著『水の上を歩く?』(集英社文庫)がある。本社刊では『甘い生活』『えこひいきされる技術』『乗り移り人生相談』がある。

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