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無名の女たち 私の心に響いた24人
ムメイノオンナタチワタシノココロニヒビイタニジュウヨニン
- 著: 向井 万起男
「小説現代」大好評連載、軽妙にして詩情豊かな女性たちとの記録は、普通の交友録では終わりません。恋愛感情いっさい抜きで、マキオ先生の感情の様々な部分を刺激し、人生を変えてしまった女性たちのエピソード集!
「私には男性の友人が大勢いる。その中には、死ぬまで親友という関係が続くに違いない男性も3人いる。それでも、私にとって女性の友人という存在はとても大切だ。女性の友人がいない人生なんて味気ないし、淋しい。
では、女性の友人は男性の友人とどこがどう違うのか? それは自分でもよくわからない。でも、ひとつだけハッキリわかっていることがある。女性の友人が私に与えた影響の大きさだ。今の私は女性の友人抜きにはありえない。
そうした女性の友人の中から24人を選んで書いたのが、この本。」
(「あとがき」より)
名エッセイを生みだしてきた向井先生の新作は「女性の友人」がテーマ。人生でかかわったさまざまな「女」との交友を時にコミカルに、時に詩情豊かに描きます。
本作品は、毎回おなじみの名調子で「小説現代」にて好評を集めながら連載されました。
元気で楽しい女性たちとの「恋愛感情抜きに友情が成り立つ」様子はとても気持ちがいい!
新しい男女の機微を描いた読み物をお届けします。
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目次
第1章 私の自尊心を傷つけた人
第2章 私の恐怖心を薄めた人
第3章 私の童心を刺激した人
第4章 私の下心を見抜いた人
第5章 私の甘え心を受け容れた人
第6章 私のミーハー心を煽る人
第7章 私の老婆心を無視する人
第8章 私の遊び心に応えた人
第9章 私の小心を揺さぶった人
第10章 私の向学心を奮い立たせた人
第11章 私の野心に火をつけた人
第12章 私の関心を引き続ける人
第13章 私の独立心を迷わす人
第14章 私の男心を嗤った人
第15章 私の未練心を暴いた人
第16章 私の初心を甦らせた人
第17章 私の女心をつかんだ人
第18章 私の親心を掻き立てる人
第19章 私の虚栄心をなじった人
第20章 私の焦心を和らげた人
第21章 私の慢心を砕いた人
第22章 私の好奇心をくすぐる人
第23章 私の私心を変えた人
第24章 私の本心を聞いてくれる人
あとがき
書誌情報
紙版
発売日
2012年04月20日
ISBN
9784062174213
判型
四六
価格
定価:1,430円(本体1,300円)
ページ数
202ページ
初出
『小説現代』2010年4月号~2012年3月号
著者紹介
向井万起男(むかい・まきお) 医師。 1947年、東京都に生まれる。慶應義塾大学医学部を卒業。 専門は病理診断で、慶應病院の患者さんから採られた検体を顕微鏡で覗いて診断する医師。 現在、慶應義塾大学医学部准教授、病理診断部部長。 これまで、病理学に関する論文、著書多数。「宇宙飛行士・向井千秋の亭主」であることを潔く自認し、女房に関するエッセイや本の執筆も開始、2009年、『謎の1セント硬貨 真実は細部に宿る in USA』で第25回講談社エッセイ賞を受賞。 他の著書に『君について行こう―女房は宇宙をめざした』『女房が宇宙を飛んだ』『ハードボイルドに生きるのだ』『渡る世間は「数字」だらけ』(いずれも講談社)など。
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