動じない心

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動じない心

ドウジナイココロ

人を「侵そう」とする外的な力とは何か?それをどう解釈するか?常に「動じない心」を養うために、自らを鍛え、こだわりを捨て、心理を知ることが、山伏である宮城泰年のすべての教えの根底にあります。従来の大僧正とは違った観点でとらえる信仰と教えは非常に興味深く、わかりやすいものでもあります。


宮城泰年が門主を務める、京都 聖護院門跡は、本山修験宗「山伏」の総本山であり、宮城泰年は「山伏」修験の第一人者でもあります。
過酷な修験を積まれてきた、宮城泰年の智慧や教えは、従来の大僧正の教えとはかなり異なります。一言でいえば過激であり厳しくもあります。「修験道」を普通の人が極めるにはかなりの危険が伴います。生と死という極限の中で得た宮城泰年の教えは、人としてのこだわりの小ささ、人間の弱き心理への克服です。
従来の大僧正とは違った観点でとらえる信仰と教えは非常に興味深く、わかりやすいものでもあります。


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目次

序章   「山伏」とは
第1章  修験道からまなぶこと
第2章  自らを鍛え、五感を養う
第3章  こだわりを捨てる
第4章  心理を知る
  
終章   実践 「山伏・修験道

書誌情報

紙版

発売日

2012年12月26日

ISBN

9784062180337

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

194ページ

著者紹介

著: 宮城 泰年(ミヤギ タイネン)

京都聖護院門跡 第52世門主 1931年生まれ。京都 聖護院で得度受戒。1945年龍谷大学卒業後、新聞社に勤務。 1957年7月退社。後に奥駈修行に参加し、修行とは若さだけで歩けるものでないことを痛感。以後奥駈のみでなくわき道の調査や全国の国宝、葛城山脈の経塚調査にも集中。 1974年~2003年聖護院執事長、1985年以来本山修験宗宗務総長、同年より龍谷大学短期大学部講師(非常勤)、2000年より龍谷大学文学部客員教授。京都仏教会常務理事

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