なぜこんなに生きにくいのか

＜本書の内容＞
常識を反転させると、人生がガラリと変わって見えてくる。
世の中の「常識」や「思いこみ」は、ひょっとしたらすべて違うのではないか？
生きる意味を見失ったあなたに送る究極のメッセージ。

自殺者が毎年3万人を超える日本。若者による無差別殺傷事件が頻発する日本。そして新興宗教、自己啓発セミナー、スピリチュアルな教えや占いに人生の答えを求めた挙げ句、落とし穴に嵌っていく人たち。なぜこんなに生きることが切なく、苦しい国になったのか。禅僧である著者は、宗教は「生きるテクニック」だと言い、「処世術」ならぬ「処生術」のために仏教の考え方は活用できると説く。実際的・具体的な「生きる技法」を開陳する、著者初の語り下ろし本。

＜目次より＞
第一章　なぜこんなに生きにくいのか
第二章　「あの世」はあるのか、ないのか
第三章　「本当の自分」はどこにいるのか
第四章　「いま、ここ」に生きる意味とは
第五章　親と子の深くて苦しい絆
第六章　人間関係はなぜ悩ましいのか
第七章　困難な時代をどう生き抜くか
第八章　生きるテクニックとしての仏教

書誌情報

紙版

• 発売日: 2008年11月07日
• ISBN: 9784770041050
• 判型: 四六
• 価格: 定価：1,760円（本体1,600円）
• ページ数: 240ページ

著者紹介

南　直哉（ミナミ　ジキサイ）