社会と精神のゆらぎから

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社会と精神のゆらぎから

シャカイトセイシンノユラギカラ

「若い世代に、先に逝った故人に、今、世界がどうなっているのか、伝えてみよう」

高知から札幌、そして世界へ。
精神科医にして、ノンフィクション作家の
野田正彰が振り返る戦後史。

「私と同じように老いて生き残っている方には、近況を伝える語りである。若い世代には、戦後の焼野原に育ち、四国山脈の山行で思索することを憶えた少年が、札幌での学生生活をへて専門家となり、やがて専門家を否定して唯の人になっていくとはどういうことか、ひとつの生の物語を伝えることになろう」(あとがきより)


Ⓒ野田正彰

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書誌情報

紙版

発売日

2020年03月30日

ISBN

9784065194539

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

290ページ

電子版

発売日

2020年04月08日

JDCN

06A0000000000212141M

初出

本書は高知新聞に連載された「高知が若かったころ」(2006年5月~2007年5月)、連載中の「過ぎし日の映え」(2016年5月~2019年12月)を書籍化したものです。

著者紹介

著: 野田 正彰(ノダ マサアキ)

野田正彰(のだ・まさあき) 1944年生まれ。高知市出身。土佐高、北海道大学医学部卒業後、長浜赤十字病院精神科部長、神戸市外大教授、ウイーン大学招聘教授、関西学院大学教授などを歴任。パプア・ニューギニア高地、ロシア、リビアなど文化変容の研究を重ねた。『コンピュータ新人類の研究』(文藝春秋)で大宅壮一ノンフィクション賞、『喪の途上にて』(岩波書店)で講談社ノンフィクション賞。『戦争と罪責』(同)や『虜囚の記憶』(みすず書房)など著書多数。京都市在住。

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