飽きっぽいから、愛っぽい

マイページに作品情報をお届け!

飽きっぽいから、愛っぽい

アキッポイカラアイッポイ

文芸(単行本)

作家・岸田奈美の新たな代表作。
著名人からも絶賛&感動の声続々!

笑えて、泣けて、救われる。
新時代の書き手が綴る、心を揺さぶる傑作エッセイ。


「大好き」を言葉にし続けることが、
こんなに笑えて泣けるなんて。 ――藤崎彩織


笑いと悲しみは同じところにあって、希望と絶望も同じ場所から生まれる。
それを軽やかに教えてくれる、処方箋みたいな本だ。
しかもとびきり笑えるんですよ。 ――佐久間宣行


腰を下ろした、彼女の目線。優しさと逞しさ。そして、ユーモア。
今、世界に足りていないこれらに満ち溢れた、最高峰のエッセイ。
岸田奈美は、運命に愛されている。 ――リリー・フランキー


わたしがしなければならなかったのは、わたしを好きになることではなかった。
嫌いなわたしの中にしか起き得ない感情を、わたしの中にしか生まれない言葉で、書くことだった。
どんなにつらくても。難しくても。時間がかかっても。飽きても。褒められなくても。 
ようやくたどり着けたここから先に、たぶん、愛がある。


本作は小説誌『小説現代』で連載をしていた「飽きっぽいから、愛っぽい」を書籍化に際して、加筆修正したものです。


ⒸNami Kishida

  • 前巻
  • 次巻

オンライン書店で購入する

書誌情報

紙版

発売日

2023年03月22日

ISBN

9784065308059

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

272ページ

初出

「小説現代」2020年9月号~2022年9月号

著者紹介

著: 岸田 奈美(キシダ ナミ)

1991年生まれ、兵庫県神戸市出身。大学在学中に株式会社ミライロの創業メンバーとして加入、10年に渡り広報部長を務めたのち、作家として独立。 世界経済フォーラム(ダボス会議)グローバルシェイパーズ。 Forbes 「30 UNDER 30 JAPAN 2020」選出。 著書に『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』『もうあかんわ日記』『傘のさし方がわからない』。

オンライン書店一覧

関連シリーズ

BACK
NEXT