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絵の具がかわくあいだ
エノグガカワクアイダ
- 著: いせ ひでこ
記憶を育て、物語を育てる--
『ルリユールおじさん』で知られる絵本作家、いせひでこの最新エッセイ集。映画や絵本などとの触れ合い、幼い子たちとの交流など、絵筆を使わずに描いた、絵描きの日常。
『ルリユールおじさん』『大きな木のような人』『まつり』の〈木の三部作〉や、詩人・長田弘氏とのコラボレーション『最初の質問』『幼い子は微笑む』など、数々の名作絵本を生み出してきた画家・いせひでこが、出会ってきた映画や絵本、俳句のことや、インスピレーションの源となった日常の様子を描きます。
なかでも、東日本大震災の直後、孫の様子を観察して描いた「絵日記 絵の具がかわくあいだ」や、福島県飯舘村に毎年通ってワークショップをした子どもたちへのメッセージ集「子どもたちよ、子どもたちよ」の章からは、絵本づくりとは違う形で子どもに寄り添う、いせひでこの姿勢が伝わります。
目次より
・こんな風に読んできた、書いてきた
・見えないものを描く
・モチーフとの出会い
・絵日記 絵の具がかわくあいだ
・俳句、詩、絵本
・子どもたちよ、子どもたちよ
・あとがきにかえて 5歳のピッピ
いせひでこ
画家、絵本作家。1949年生まれ。13歳まで北海道で育つ。東京芸術大学卒業。野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞美術賞などを受賞。『ルリユールおじさん』(2006年、現在講談社)は講談社出版文化賞絵本賞を受賞、ベストセラーとなる。宮沢賢治とゴッホの研究、スケッチの旅の出会いや実感から、絵本やエッセイを発表しつづけている。作品に『大きな木のような人』、『まつり』、『最初の質問』『幼い子は微笑む』(詩・長田弘)(すべて講談社)などがある。
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書誌情報
紙版
発売日
2025年07月10日
ISBN
9784065400159
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
208ページ
初出
「言葉の森を彷徨って」…東京新聞 2020年6月20日、「道」…「何でもArenA」1999年、「確かさと不確かさが共振する場所」…東京新聞 2006年1月22日、「人は自由を守られて信じることを知る」…東京新聞 2018年7月22日、「巨大なさびしさを言葉でスケッチした7年間」…東京新聞 2019年3月17日、「パリに孤独を放り出す決心をさせた本」…飛ぶ教室25号 2011年4月、「完璧なりんごを探し続けた画家」…映画「魂のまなざし」パンフレット 2022年、「「見える」の意味を問いかける映画」…映画「手でふれてみる世界」パンフレット 2022年、「境界線の旅」…映画「ステイト・オブ・ドッグス」パンフレット 2002年、「絵描きと犬」…中日新聞 2006年1月5日、「「ね」で通じあえたこころ、そして「生と死」」…こどもの本 2022年12月、「滲み出すように降り積むように」…こころ「私の一冊」2014年6月、「「der heilige Punkt―神聖な場所―」への旅」…映画「いのちのかたち―画家・絵本作家いせひでこ―」パンフレット 2016年、「けんちゃんを探して」…絵本『けんちゃんのもみの木』制作秘話 2021年、「青い空」…理論社『空のひきだし』1997年、「小惑星(プラネット)」…理論社『空のひきだし』1997年、「記憶の畑を耕して」(1)~(5)…日本経済新聞 夕刊 2024年3月11日~15日、「距離を縮めた絵本の授業」…「信州しおじり本の寺子屋」パンフレット 2013年、「ルリユールおじさんの窓」…子どもの本棚 2023年2月、「絵描きと監督」…日本経済新聞 2021年6月19日、「橋村さんのこと」…『みやがわ書店創立65周年記念 つながれ ひろがれ 絵本と紙芝居の世界から』2022年、「ノボロギク」…書きおろし、「未完の物語」…こどもの本 2015年7月、「木のスケッチ帖から」…ベルナール・ビュフェ美術館「森―いのちのかたち」2017年、「鳥の歌」…「1000人のチェロ・コンサート広島」パンフレット 2010年、絵日記 絵の具がかわくあいだ…少年写真新聞社 小学図書館ニュース付録 2012年9月8日~2013年3月8日、「死の直前、写生し残した記録」…神戸新聞 2024年9月14日、「兜太幻想」…兜太 2019年9月、「der heilige Punkt(神聖な場所)」…岳 2023年5月、「二木の桜」…岳 2013年4月、「記憶の木」…岳 2016年11月、子どもたちよ、子どもたちよ…「いせひでこ先生と絵をかくワークショップ」パンフレット 2014年~2024年、「あとがきにかえて 5歳のピッピ」…書きおろし。
著者紹介
いせひでこ 画家、絵本作家。1949年生まれ。13歳まで北海道で育つ。東京芸術大学卒業。野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞美術賞などを受賞。『ルリユールおじさん』(2006年、講談社)は講談社出版文化賞絵本賞を受賞、ベストセラーとなる。宮沢賢治とゴッホの研究、スケッチの旅の出会いや実感から、絵本やエッセイを発表しつづけている。作品に『大きな木のような人』、『まつり』、『最初の質問』『幼い子は微笑む』(詩・長田弘)(すべて講談社)などがある。
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