ギリシャ人の真実

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ギリシャ人の真実

ギリシャジンノシンジツ

ある日突然、国の金庫が空っぽだと国民は知らされ、外国からは「ダメなギリシャ」というレッテルを貼られ、誇りさえも吹き飛んでしまった。多くの日本人が抱いてきた「ギリシャ」のイメージは、少し前まで「古代ギリシャ」と「紺碧のエーゲ海」「アテネ五輪」くらい。そして危機以降に流れる「西ヨーロッパ」からの視点に偏りすぎた情報。これまで伝えられることのなかった「ふつうのギリシャ人」の思いや現実を探る。


ある日突然、国の金庫が空っぽだと国民は知らされ、外国からは「ダメなギリシャ」というレッテルを貼られ、誇りさえも吹き飛んでしまった。綱渡りの財政運営は今なお続く。そもそもいつ崩れてもおかしくない危うい状態にあったギリシャ経済。でも「きっとなんとかなる」「誰かがどうにかしてくれる」といった根拠のない楽観主義で、とうとう行くところまで行きついてしまった。
多くの日本人が抱いてきた「ギリシャ」のイメージといえば、少し前まで、せいぜい「古代ギリシャ」と「紺碧のエーゲ海」「アテネ五輪」くらいだった。ことに現代のギリシャについては知る機会が少なすぎた。そして危機以降に流れる「西ヨーロッパ」からの視点に偏りすぎた情報・・・・・・。
これまで伝えられることのなかった「ふつうのギリシャ人」の思いや現実を、数十年にわたりこの国に関わり、見続けてきた著者が綴る。


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目次

・はじめに 
・第1章/ギリシャに危機がやってきた
・第2章/ギリシャ人の生活はどう変わったか
・第3章/ギリシャ人の言い分と、彼らへの疑問
・第4章/ギリシャ人とはこんな人たち
・第5章/ギリシャの宗教と歴史
・第6章/意外に面白い「ギリシャ語」と「男と女」
・終 章/ギリシャに未来はあるのか
・おわりに

書誌情報

紙版

発売日

2013年11月06日

ISBN

9784062186766

判型

四六

価格

定価:1,540円(本体1,400円)

ページ数

210ページ

電子版

発売日

2013年12月20日

JDCN

0621867600100011000E

著者紹介

著: 柳田 富美子(ヤナギダ フミコ)

ギリシャプラザ代表。ギリシャ語通訳・翻訳・語学講師。 同志社大学国文学専攻卒。アテネ大学ギリシャ語コース修了。アテネ日本人学校勤務等を経て、帰国後は駐日ギリシャ大使館大使秘書、駐日ギリシャ大使館オフィシャルトランスレータ、外務省研修所ギリシャ語非常勤講師等を務める。 EU認定ギリシャ語-日本語通訳の資格を保有。2002年にはギリシャのコスタス・シミティス元首相日本公式訪問時の通訳を担当。小泉首相(当時)との首脳会談の通訳を務めた。

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