講談社+α新書作品一覧

エジプトミイラ五000年の謎
講談社+α新書
来世で永遠に生きる魂が帰ってくる場所!!
計1000万人の古代エジプト人がミイラになった。死んだ後には幸せな来世があると信じて。究極の肉体保存法と独特の死生観を明かす!
ミイラといえばエジプト、エジプトといえばミイラ。それぐらいは、どなたもすでにご存じだろう。だが、それ以上となると、案外知られていないことが多いのではないだろうか。いくつか例をあげよう。たとえば、ミイラは何のためにつくられたのか。エジプトのどこでつくられたのか。また、ツタンカーメンをはじめとする古代エジプトのファラオたちのミイラは、どこで発見されたのか。そして現在どこにあるのか。そもそも原点にたちかえって、ミイラとはいったい何なのか。この素朴のきわみともいうべき問いに正確に答えられる人が、いったい何人いるだろう。単に「死体に包帯をぐるぐる巻にしたもの」というような答え方しかできないようでは、失格である。

警察腐敗―警視庁警察官の告発
講談社+α新書
23年間の実体験が語らせる堕落と腐敗の構造!! 事件もみ消しのカラクリから、キャリア絶対のシステム、警察官へのマインドコントロールまで、内部を知りつくした著者の裸の証言!――キャリアによる独裁や監察と公安を二本柱とする監視システムは、さながら秘密警察のようである。任官時から警察的洗脳教育を駆使することで組織に逆らうことの恐ろしさを植えつけ、密告を奨励する。こうした管理体制は、警察を本来の目的から逸脱させ、一種の暗黒組織をつくりあげた。警察組織の行う洗脳教育の目的は、一般警察官を沈黙させることにある。「見ざる・聞かざる・言わざる」に徹するという組織の掟を守っていれば、昇進、高給、天下りの職場の確保など、「生涯安泰」という甘い蜜が用意される。結果的に警察官の誰しもが警察内規に縛られ、たとえ同僚とはいえ腹を割って真実を語れないこの現状がある限り、警察官に人並みの人権があるとはいえないのである。
●悪事の中心舞台が監察官室
●「キャリアに責任なし」が常識!?
●もみ消しのカラクリ
●ニセ領収書にもマニュアル
●裏金づくりの起源
●洗脳と監視のシステム
●組織に対する恐怖心の植えつけ
●署内のスパイ機関=警務課
●選抜選考という収賄システム
●ノルマ主義、点数主義の内幕

宇宙に取り憑かれた男たち
講談社+α新書
宇宙に全人生を賭けた、天才・奇人たちのドラマ!!
人類の夢──宇宙への旅。いつの時代も、その夢の実現に挑みつづけた人々がいた。宇宙開発の歴史を彩った奇想天外なドラマの数々!!
宇宙開発の歴史は、数々の途方もないチャレンジにあふれています。それは知的好奇心と感動に満ちた物語であり、未知の世界へのスリリングな冒険の物語でもあります。
それにしても世の中には、奇抜な発想や独創的なアイデアの権化のような人がいっぱいいるものです。とくに相手が宇宙という強敵となると、なまじの変人や奇人では勝負になりません。風車に躍りかかるドン・キホーテよろしく、ガガーリンよりも何百年も前に、小さな固体燃料ロケットで宇宙へ行こうとして轟音一発、煙のように消えた人がいたり、皇帝の暗殺者が、じつは宇宙旅行の先駆者だったり……。子どもがいつも夢を見つづけてきた宇宙に、挑みつづけた人々の物語から、私たちは勇気と着想を受け取りたい。こうした想いで本書をしたためました。

樹木で演出するミニ・ガーデンプラン―心やすらぐ庭づくり110例
講談社+α新書
木を生かしたくつろぎと癒しの庭づくり実例集!!
環境デザイナーが提案する、樹木を中心にしたこれまでにない庭づくり。五感で楽しめる素晴らしい庭が、どこにでもつくれる!!
私は庭づくりのプランを依頼されると、庭のイメージだけでなく、住む人の趣味、ライフスタイルなど、さしつかえのないかぎり、なんでもおうかがいしている。その上でデザインにかかる。でないと心から満足してもらえる庭はつくれない。仕事に携わって25年にして得た実感だ。造園デザイナーに頼むと、自分の思いが反映された庭ができないといった声をときたま耳にするが、かなり曲解、誤解されている。デザイナーの仕事の一端を紹介しながら、本書では庭の効用、とくに樹木のもつ機能を生かしたガーデンプランを紹介した。私のデザインには、どれにも環境にやさしい庭づくりがキーワードとして入っている。自然にやさしい庭づくりに興味をもつガーデニング愛好家の方々に読み継がれていく本になったらとてもうれしい。

安曇野一日の花歩き野歩き
講談社+α新書
安曇野に移住し19年の写真家が綴る花の宝庫
日本で一番美しい花が咲き乱れる北アルプス山麓・安曇野の地。30ヵ所の花地図を携えて、四季の移ろいの神秘をたっぷり堪能できる本!!
遠くへ出かけて、安曇野まで帰ってくると、心を落ち着かせてくれる景色にほっとする。南北に連なる北アルプスの山々に沿って、町や村が点在している。曇っていても、北アルプスの存在が感じられる。霞んでいれば、山々は限りなく高く見える。その景色の中に車を走らせながら、“ああ、帰ってきた”と、安堵の気持ちに満たされるのだった。わずか数日しか離れていなくても、そう思えた。私が安曇野に移り住んだのは、20代後半からよく訪れた安曇野で、たとえば久々に故郷の地を踏むように、野草の花が咲く野山がそこかしこにあったからである。訪れるたびに、心が癒されたからである。

新しい森田療法
講談社+α新書
第一人者の新しい理論で神経症治療はここまで進んだ!!
森田療法から新森田療法(ネオ・モリタセラピー)へ!精神病理、電気生理学、絵画療法など、多年にわたる研究成果を明らかにする!!
私は最初、森田に学び、森田療法を守ろうと努力した。それができると、その則(のり)を破ってネオ・モリタ(新森田療法)を提案、推進し、浜松医科大学で多くの研究報告を行なった。かつて森田正馬が種々の治療を導入していったように、オーソドックスな森田療法に絵画療法、音楽療法、レクリエーション療法、スポーツ療法、家族療法を導入し、必要があれば薬物やバイオフィードバック療法なども併用した。私はこの経験から、この療法が森田が治療の対象からはずしたヒステリーや意志薄弱性のいわゆる不純型(現在でいう境界例も含まれる)にも有効であり、軽症のうつ病、精神分裂病にも、薬物の併用によって非常に効果的であることがわかった。

ユング オカルトの心理学
講談社+α新書
人の心の最大の神秘に鋭いメスを入れる!
自分自身オカルト体験をしているユングが、死後の魂の存在の問題など、人間の無意識、深層心理を大胆に掘り起こす。超心理学な本!!
私がここに集めた論文をまとめて世に出そうとする理由は、それらがすべて、人間の心に関するあるきわどい問題、つまり死後の魂の存在の問題に、関係しているからである。最初の論文は、死者の霊と交信しているという、ある若い夢遊病の未婚女性について説明している。第2の論文は、解離と「部分魂」(もしくは分離人格)の問題を扱っている。第3の論文は、不死への信仰の心理と、死後の魂の存続の可能性を論じている。不死について考えることは正常であり、それらを考えないこと、あるいはそれを気にしないことこそ異常である。

漁師の知恵袋 魚の捌き方食い方
講談社+α新書
漁師が究めた旬の魚のいちばん美味(うま)い食べ方
漁師の知識・知恵にあふれる魚種別の獲り方・捌(さば)き方・食い方!!海の国ニッポンならではの食文化がここにはある!!図解付き。
オレは漁師だ、と正面切って言うのはちょっと気が引けるが、それでも夏季漁師を皮切りに25年間、西岬(にしざき)の海と付き合ってきたから、漁師町のシキタリは一応身につけたつもりである。東京の魚屋に並ぶ数種類の魚しか知らなかった身にとっては、この25年間は発見と勉強の連続で、その結果、都会で得られない、いろんな魚や料理法の知識を習得することが出来た。でも、まだまだ奥は深い。だから、この本を書くにあたっては、本職漁師のヒデさんこと鈴木秀夫さん、クマキチさんこと鈴木隈吉さん、キミオさんこと藤平公夫さん、漁師に劣らず魚に詳しい大工のイサオこと安西勲さん、干物づくりの名人ノリこと白石徳人さんらの知恵と知識で助けてもらった。いわば館山・西岬住民の合作である。

風水の家相方位学
講談社+α新書
「運」が上がる住み方!!
気になる家相と方位がこれでスッキリ、運向上!!
読んでから契約すべし!今の家も風水でこう変えよ!!日本古来の家相方位学が教える驚くべきタブーと脅威。簡単な実践で家は大きな幸運をもたらしてくれる!!

「気と経絡」癒しの指圧法
講談社+α新書
世界から「奇跡の手」と称されるツボ刺激法!!
指圧の世界的指導者が、独自に開発した「気の経絡指圧」とは!?これまでの東洋医学の常識を打ち破った、誰でもできる画期的方法!

イギリス 衰亡しない伝統国家
講談社+α新書
比類なき国家と民族の繁栄と安定の秘密を探る!!
「老大国」といわれながら、近年再び活気ある国となり、大国の地位を維持するイギリス。イギリス通の著者が伝統と進歩のイギリス的バランスを考察する!!

最後の国産旅客機 YS-11の悲劇
講談社+α新書
巨大プロジェクトの教訓
「技術的には成功、経営的には失敗」した名機の運命!
戦後初の官民一体巨大プロジェクトの背後に潜む日本式システムの功罪。政治的思惑、欠落した事実、時代背景を明らかにして検証!!

金融工学 マネーゲームの魔術
講談社+α新書
基本はサヤ取り!これが現代の錬金術の真髄だ!!
「デリバティブ」「ヘッジ・ファンド」……世界の金融危機を引き起こした元凶、難解な高等数学を駆使した金融工学の正体を解き明かす!!
コンピューターと高等数学を駆使して金融商品を開発するための研究は、“金融工学”と呼ばれています。では、金融工学によって生み出された金融商品を利用すれば、そうでないときよりもずっと上手にカネ儲けができるのでしょうか。つまり、金融工学はマネーゲームで成功するための魔術、情報技術と金融技術を駆使した“現代の錬金術”なのでしょうか。……きちんと調べてみると、そういった金融商品は、場合によって大損する可能性がある、むしろリスクの大きな商品だったりするのです。……金融工学の実像を把握し、それがカネ儲けの魔法なのかどうか知りたいという人は、ぜひ本書を読んでください。金融におけるリスクとは何か、オプション取引とは何か、といったことをきちんと理解した上で、金融工学の本質を説明したつもりです。

ちょっとのお金で気分快適な生活術
講談社+α新書
気分がよくなる生活、頭のいい生活12カ条!!「何かつまらない、何か物足りない生活」も、強い好奇心と実践で、大きく変わる。お金をかけなくても毎日を飽きない、12の知的生活態度!!日常生活のワク内でも、毎日を面白くすることはできないか。「発見」=目のつけどころしだいで、意外な効果がもたらされる。「転換」=発想を転じれば、可能性がもたらされる。「準備」=ほんのワンプロセス付け加えることで、結果はずいぶん違ってくる。「衝動」=思いたったら即行動を起こす。「技術」=やり方を変えるだけで、得るものは大きい。「工夫」=

伸びる会社 ダメな会社の法則
講談社+α新書
株価があがる会社、あがらない会社!!
目からウロコ!立派な新社屋を立てた会社、社長が自伝を配る会社、相談役がいる会社、トイレの汚い会社、スリッパに履きかえる会社……みんなダメ!!
私は毎月40社以上の会社のトップと面談しており、いままでに2000社を超える会社の社長とお会いしています。そのなかで優秀な経営者を見出すことが投資につながるのです。このような体験から生まれた本書の内容は、あくまでプロの投資家という立場から見た良い会社、悪い会社のそれぞれの特徴を「法則」として紹介するものです。ですから、ビジネスマンの立場で見れば、まったく逆に受けとめられるかもしれません。一般に収益の高い会社は従業員には厳しく、悪い会社は従業員を甘やかすものですから、その見方も間違いではないと思います。でも、長期的に見れば、私の法則はビジネスマンの視点と一致すると思います。厳しいということは、その人の能力を最大限に発揮させるからです。

誰もが知っている単語で話せる日常英会話
講談社+α新書
学校で教えない、辞書にない英語らしい表現!!
日本人の英会話コンプレックスをとことん解消!!使える・通じる・簡単「決まり文句500」を集めた英会話集。日本語五十音順索引つき。
英語を文法的に正確に話すことは極めて大切なことですが、日常生活における会話のスピードには一定のリズムやテンポがあるので、対話をスムーズに行なうためには短いフレーズ(一種の決まり文句)で済ませてしまうことが多いのです。本書は中学レベルの「誰もが知っている単語」を使って、自分の言いたいことを簡潔に表現するための「決まり文句」250、同義表現を含めると約500が身につくように全体を構成してあります。巻末には見出しの「決まり文句250」を日本語から検索できるよう、便宜を図りました。海外旅行をするときや外国人と接する必要のある時は、一種の「英会話小辞典」としての役割も果たしますので、気楽に携帯されることをお薦めします。
誰もが知っている単語で話せる日常英会話
[これ、簡単英単語で言えます]
いってらっしゃ……Be good./さぁね?……Who knows?/気にするな……Forget it./まぁ、見てなよ……You just watch./任せてくれ……Will do./だめだよ……No way. ほか

電子レンジ新レシピ200春夏秋冬
講談社+α新書
誰もが食べたくなる基本料理が簡単にすぐできる
旬の素材を使って、写真やイラストがなくてもよくわかるように工夫した、新感覚のアイディアレシピ。おいしく作るコツのコツで、もう困らない。
電子レンジは毎日のおかず作りに欠かせない調理器具で、使えば使うほど未知の可能性を感じます。上手に使いこなすコツさえ覚えてしまえば、これほど便利なものはありません。
本書では、四季の旬の素材のおいしさを引き出したレシピばかり200点を厳選しました。簡単でわかりやすい作り方に工夫していますので、写真やイラストがなくても、誰でもすぐイメージして作れます。私が愛用しているおすすめの調味料や一目でわかる材料の基本の切り方も入れました。ベテランはもちろんのこと、お料理初心者でも、迷ったり失敗することはありません。“電子レンジ料理名人”への第一歩は、「レンジの扉はなべのふた」という感覚で、こまめに開け閉めして様子をみる手間を惜しまないことが大切です。

「無償」の仕事
講談社+α新書
「二本ある手のどちらかは誰かの為に使えるように」――六輔流ボランティアのある生き方
「生きているのではない生かさせていただいているのだ」父の口癖だった。
「二本ある手のどちらかは誰かの為に使えるように……」これも父の口癖。もの心ついたときからボランティアの仲間に囲まれていた。ボランティアというのは「生き方」なのだということも教えられた。だからといって、ボランティアだけで生きてきたわけではない。音楽、放送、出版、いろいろなジャンルですぐれた仲間と出逢い、ラジオを中心に、印税という収入も増えた。
『「無償」(ただ)の仕事』というタイトルを誤解しないでいただきたい。僕の場合、決して、立派な「無償の仕事」ではない。落語のなかのセリフだが「いただけますればいただきますが いただけませんければいただきません」に通じている。
●「頑張ってください」
●する側、される側
●いい割りばし、悪い割りばし
●鬼のような人
●お寺とボランティア
●だめなお母さん
●腑に落ちないサービス料
●ハガキの点滴
●「雨ニモマケズ」
●四天王寺の精神

夢実現のための情報整理術
講談社+α新書
ずっとやりたかったことを始める、創る、発信する!!
何かについて詳しくなりたい、専門家になりたい、自分の世界を確立したい!!誰にでもできる、かんたんで楽しい中山式向上心実現法!!
どんなにささやかな空間であっても「書斎」となる空間が持てれば、雑多な出来事に翻弄されるだけの生活から一歩前に踏み出せるのではないかと思うのです。一応ここで「書斎」を作る際のポイントをまとめておくと──
1 一部屋確保できなくてもコーナーでよい。
2 24時間使えなくても、1日のどこかで使える時間があればいい。
3 採光や室温調節などに気を配って快適な状態を作る。
4 小物などに自分が落ち着く色や素材を使う。
5 目や気持ちを休めるために植物などを配置する。
6 散らかりすぎないように収納品を上手に利用する。
7 家族にもそこが「自分の聖域」であることを徹底させる。

日本語の「大疑問」
講談社+α新書
言葉には日本人の数ほど不思議と面白さがある!!
言葉で正しく伝えることは意外とむずかしい。誰にでもわかりやすく伝えることを第一とする、放送現場から日本語表現の問題点を考える!!
私たちが日頃ごく普通に使っている言葉を、あらためて説明しようとすると、実は自分自身が理解していないものがたくさんあることに気づかされます。私は、大人向けと子ども向けの両方のニュース番組のキャスターをつとめてきました。子ども向けに日本語をやさしく言い換える仕事は、苦労が多いのですが、大人向けのニュースを伝えていても、日本語のむずかしさを痛感することが、たびたびありました。そのいくつかをご紹介しましょう。