講談社選書メチエ作品一覧

聖なる王権ブルボン家
講談社選書メチエ
内戦を勝ち抜いたアンリ四世。実母と抗争するルイ十三世。「太陽王」ルイ十四世。愛人たちに溺れたルイ十五世。そして断頭台の露と消えたルイ十六世。強き王と華麗なる人間模様が織りなすフランス絶対王政の栄華と自壊を活写する。(講談社選書メチエ)
内戦を勝ち抜いたアンリ四世。
実母と抗争するルイ十三世。
「太陽王」ルイ十四世。
愛人たちに溺れたルイ十五世。
そして断頭台の露と消えたルイ十六世。
強き王と華麗なる人間模様が織りなすフランス絶対王政の栄華と自壊を活写する。

ブッダの人生哲学 「正しく生きる」ということ
講談社選書メチエ
この世は四苦八苦。生きるための正道とは? 変転する「世間」を生き抜く正しい道とはなにか? 縁りて生起するこの世の四苦八苦を脱し、正覚を得たブッダ。その方法は、快楽への耽溺と苦行の2つの極端を退け、中道を採ることであった。古代インドの四住期の思想をふまえ、ブッダが説く人生哲学を解説。(講談社選書メチエ)
この世は四苦八苦。生きるための正道とは?
変転する「世間」を生き抜く正しい道とはなにか?縁りて生起するこの世の四苦八苦を脱し、正覚を得たブッダ。その方法は、快楽への耽溺と苦行の2つの極端を退け、中道を採ることであった。古代インドの四住期の思想をふまえ、ブッダが説く人生哲学を解説。
【目次】
まえがき
第一章 豪奢を捨て清貧を選んだゴータマ
1 家族を捨てるまで
2 人の為になる善を求める
第二章 縁起のダルマを覚り、八正道を説く
1 世間の因縁関係を知る
2 八正道が最上の人倫
第三章 縁りて生滅する理法を説く
1 諸行無常とはなにか
2 世間は複雑に膨張する共同体
3 身体はもののかたまり
第四章 中道が生きるためのダルマ
1 両極端を捨てる
2 適正で中正な歩み
第五章 ブッダが説いた日常倫理
1 個人と個人の倫理
2 個人と社会の倫理
第六章 人生の舞台を考える
1 人生を区切ってみる
2 還暦からの人生を考える
3 業と来世を考える
第七章 法数でよむ世間
二見と二辺 二つの極端な見解と生き方
三法印 仏教の三つの標識
三毒 煩悩なかの煩悩
四諦 現実と理想から見る四つの真実
五欲 渇きに似た五つの欲求
六根・六境・六識 感官と感覚されるものと感覚作用
七仏通戒偈 ブッダたちの教え
七慢 卑しい心の模様
八正道 ブッダになるための八つの道
九想観 人身の終末を見る
十悪 十悪の悪い行い
十二縁起 連珠的因果のダルマ
三十七菩薩道品 覚りを得るための実践方法
索引

自由学問都市大坂 懐徳堂と日本的理性の誕生
講談社選書メチエ
「天下の台所」大坂の町人が、日本の知を覆す。
天才言語学者富永仲基、「無神論者」山片蟠桃――自らの理性のみを武器とし、一切の偏見から自由な思想を展開した懐徳堂同人たち。18世紀大坂に開花した「近代的知性」の軌跡を描く。
【目次】
はじめに よみがえる近世大坂の「知」
第一章 町人学問所懐徳堂
第二章 江戸対大坂 知の権威への反抗
第三章 富永仲基 夭逝の天才学者
第四章 中井履軒と上田秋成 夢と虚構の世界
第五章 心学と懐徳堂 二つの「かわしまものがたり」
第六章 武士無用論 中井竹山の「草茅危言」
第七章 近代的知の濫觴 懐徳堂の洋学
第八章 理性と合理主義 山片蟠桃「夢の代」の世界
おわりに 懐徳堂から適塾へ=「自由学問都市」の終焉
参考文献
あとがき
索引

人類最古の哲学 カイエ・ソバージュ(1)
講談社選書メチエ
神話を学ばないということは、人間を学ばないということに、ほとんど等しいかと思えるほどなのです――(本書より)
宇宙、自然、人間存在の本質を問う、はじまりの哲学=神話。神話を司る「感覚の論理」とは?人類分布をするシンデレラ物語に隠された秘密とは?宗教と神話のちがいとは?現実(リアル)の力を再発見する知の冒険。
この一連の講義では、旧石器人類の思考から一神教の成り立ちまで、「超越的なもの」について、およそ人類の考え得たことの全領域を踏破してみることをめざして、神話からはじまってグローバリズムの神学的構造にいたるまで、いたって野放図な足取りで思考が展開された。そこでこのシリーズは「野放図な思考の散策」という意味をこめて、こう名づけられている。――「はじめに カイエ・ソバージュ(Cahier Sauvage)について」より

日本語に主語はいらない
講談社選書メチエ
「文法」が日本語を迫害している。「主語がよく省略される」から「非論理的」まで、100年にわたり「日本語」に貼られてきたレッテルを一刀両断する! 「愛らしい」「赤ん坊だ」「泣いた」――日本語の基本文はこの3種で必要十分である。英文法の安易な移植により生まれた日本語文法の「主語」信仰を完璧に論破する、すべての日本語話者、必携の書。(講談社選書メチエ)
日本語文法の常識を覆す、画期的日本語論。日本語は曖昧な言語ではない。曖昧に見えるのは、英語文法をむりやり当てはめるからだ。海外で長年日本語教育にたずさわる著者が明解に説く、「日本語の真実」。

イスラームのロジック
講談社選書メチエ
西欧だけが「世界」じゃない!!
――世界15億イスラームの民の「言い分」
「最終・至高」の一神教イスラーム。慈愛の神アッラーフへ絶対帰依し、アッラーフの誹謗者とは戦いも辞さない。世界15億の民を動かす「論理」とは何か。西欧のドグマを拒否し、イスラームの立場から見た「世界」に迫る、ラディカルな批判の書。
〔本書の内容〕
●イスラームと現代社会
●日本とイスラーム
●アッラーフ
●預言者ムハンマド
●ウンマ(イスラーム共同体)の歴史
●イスラームは今

自己を失った少年たち 自己確認型犯罪を読む
講談社選書メチエ
少年たちの〈心の深い森〉
空虚な自己が生むものは?
「自分の姿が自分自身で感じ取れない」不安。自己の病理を抱える少年少女はどこへ行くのか。他者の欠如、自己の空虚感が、ストーカーや凶悪犯罪を呼ぶ。現代人の病理を映す自己確認型犯罪を手がかりに、彼らの心の深い森に入る犯罪精神医学入門。
【目次】
プロローグ 虚ろな若者たち
第一章 深い森 「オウム事件」と『ノルウェイの森』
1 「空虚な自己」とカルト
2 『ノルウェイの森』にわけいる
第二章 「空虚な自己」の心理学
1 「空虚な自己」とはなにか
2 「自己」をめぐる心理学
3 コフート対カーンバーグ
第三章 「自己確認型」犯罪が誕生したとき
1 古典型から自己確認型へ 犯罪の時代的変遷
2 現代の犯罪=「自己確認型」犯罪
第四章 「自己確認型」犯罪をよむ
1 「特別な存在になりたい」 佐賀バスジャック事件
2 相手の心に自己を刻む ストーカー犯罪
第五章 レゾー型人間の誕生 現代と虚ろな若者
1 不安と空虚の時代
2 「タテ社会」の崩壊
エピローグ 明治における自己 西田と鴎外
主要参考文献
あとがき
索引

異文化はおもしろい
講談社選書メチエ
異文化とは何か。異文化は我々に何をつきつけるのか。お風呂、結婚、修行、墓場、そして紛争……。差異を楽しみ、類似に驚きながら〈異なるもの〉と遭遇してきた著名人21人が語る異文化・自文化の本質。

英語襲来と日本人
講談社選書メチエ
泰平の日本に英語がやってきた!
床屋にはhead cutterの看板、芸者も塾に通う――。
苦闘するエリートと踊る庶民の幕末明治英語狂騒史
ある日、英語がやってきた。日本人は英語に目覚めた。そして――巷には英語都々逸が流れ、英語私塾が乱立した幕末・明治時代。福沢諭吉、夏目漱石らの知的エリートや、商人、芸者たちの英語との格闘。英語をめぐる日本人の苦悶と狂乱の400年を追う。

天才数学者はこう解いた、こう生きた
講談社選書メチエ
方程式の視点から、数学史への絶好の入門書
大天才たちの発想にホーッ、生涯にフーン
こんなに楽しみながら数学がわかっていいのかしら
決闘で20歳の命を散らしたガロア、数学勝負師タルターリャ、数学教教祖ピタゴラス……。小数、負の数、虚数、超越数……。方程式との格闘は、数のフロンティア拡大の歴史でもある。いできたれ、21世紀の大天才よ!7次方程式が君を待っている。

地上の夢キリスト教帝国 カール大帝の〈ヨーロッパ〉
講談社選書メチエ
神によって戴冠されたフランクの王カールは、本当にローマ皇帝となることを望んだのか――キリスト教を柱とする国造りに邁進した王、東方ビザンツに対峙する西の帝国を作り上げ、「ヨーロッパの父」と謳われたカール大帝の理念と軌跡を追う。
【目次】
プロローグ
第一章 カロリング家の王権
1 胎児期の〈ヨーロッパ〉
2 カロリング朝の若き王
第二章 キリスト教社会拡大への果てしなき戦い
1 異教徒ザクセンとの戦い
2 イスパニアへ、イタリアへ、バイエルンへ
3 フランクをキリスト教の王国に
第三章 ラテン語で結ばれる知のネットワーク
1 宮廷の教養人たち
2 カロリング・ルネサンスとは何か
第四章 「旅の王権」と「首都」アーヘン
1 なぜアーヘンに王宮を建てたのか
2 カールの宮廷生活
第五章 西方キリスト教世界の指導者
1 ビザンツに対峙する正統信仰の擁護者
2 〈キリスト教帝国〉の建設に向けて
第六章 皇帝戴冠 〈ヨーロッパ〉誕生
1 アルクインの政治理論
2 レオはカールを皇帝に聖別した
第七章 神の国の建設
1 大帝の国造り
2 西の帝国・東の帝国
3 老皇帝の遺言
エピローグ
カール大帝関連略年表
あとがき
主要参考文献
索引

長安の都市計画
講談社選書メチエ
皇帝の居住地として天の子午線に対応する軸線をもつ王都長安。東西9.7キロ、南北8.6キロのグリッド・プランはどのような宇宙論に基づいているのか。唐代最大の世界都市の構造と繁栄の様相を探る。

知の教科書 ウォーラーステイン
講談社選書メチエ
楽しい「知」の世界へようこそ――
世界を解読する新しい思想家ウォーラーステインのすべて
世界はひとつのシステムである。「ヘゲモニー」「周辺」「反システム運動」といったキーワードを用いて、近代の仕組みと成り立ちを明かすウォーラーステイン。資本主義とは何か、人種とは何か、学問とは何か――。彼の思想を基礎から平易に解説し、その可能性を読み尽くす格好の入門書。

ギリシャ正教 無限の神
講談社選書メチエ
神は無限である。人は有限である。しかし、神は人に成り、人は神に成ることができる。ギリシャ正教のテーゼを現代数学で読みかえるとき、東方2000年の智恵が新たな知として甦る。宗教と数学のクロスオーバー=数理神学が切り拓く、21世紀における宗教の可能性。
【目次】
第0章 なぜ、今「ギリシャ正教」なのか
第1章 ギリシャ正教
第2章 三一論
第3章 パラミズム
第4章 神の集合論
文献一覧
あとがき
索引

血液6000キロの旅 ワンダーランドとしての人体
講談社選書メチエ
1日8トン、一生で24万トン。心臓という筋肉袋はこんこんと血液を送り出す。酸素、栄養、老廃物、外敵……。万能の液体=血液は、人体の物流を担っている。三大内臓の最前線で、血液はどうやって物質交換をしているのか?血液循環の流れに乗って、人体器官の驚異の世界をひと巡りしよう。
【目次】プロローグ
第1章 人間の生命と血液
1 血液は万能の液体
2 全身を駆けめぐる血液
3 生命力と血液
第2章 心臓と血管系――循環器
1 心臓というポンプ
2 血管をめぐるさまざま
3 物流システムとしての血管たち
4 循環系に刻まれた歴史
第3章 酸素をどうやって取り込むか――呼吸器
1 肺に空気を出し入れする
2 肺から全身にガスを運ぶ
3 呼吸は一種の身体運動である
4 上気道=呼吸器の出入り口
第4章 栄養分を確保するために――消化器
1 胃腸で栄養を吸収する
2 肝臓は何の役に立つ
3 お腹の中で臓器はどう収まっているか
4 口から始まる食物の流れ
第5章 要らないものもよく考えてから捨てよう――泌尿器
1 小さな腎臓の中の大きな世界
2 糸球体=血液から尿をつくる繊細な濾過装置
3 尿細管=臨機応変に尿の成分を変える
4 尿をためる、尿を出す
エピローグ
人体と解剖学について、さらに知りたい人のための参考文献
あとがき
索引

美味の構造 なぜ「おいしい」のか
講談社選書メチエ
なぜ、空腹にまずいものなしなのか? なぜ、デザートは別腹なのか? 「うま味」と「こく」の不思議な関係とは? 遺伝子レベルの「おいしさ」、学習される「おいしさ」、欠乏による「おいしさ」……。奥深き美味の不思議を、味覚・嗅覚のしくみと大脳処理から徹底的に解明する。
【目次】
第一章 「おいしさ」とはなにか
1 情動としてのおいしさ
2 変動するおいしさと五つの要因
第二章 おいしさにはどんな感覚があるのか
1 原始的感覚と相互作用
2 雑食・草食・肉食
第三章 噛むことの効用
1 なぜ噛むのか?
2 軟食と硬食と歯根膜の働き
第四章 味と味覚の意味
1 味覚の機能
2 五つの基本味と味覚異常
3 味覚の発達
第五章 味覚のしくみ
1 抹消受容機構について
2 情報伝達と中枢処理
第六章 味覚増強物質
1 香辛料と脂肪・油のパワー
2 「うま味」と「こく」の関係
3 発酵食品とアルコールの魅力
第七章 脳はどうおいしさを認識するのか
1 脳の構造
2 おいしさ・まずさと脳内物質
3 食行動を調節する物質
第八章 学習される「おいしさ」
1 味を学ぶということ
2 味の記憶
エピローグ おいしさと生きること
引用文献ならびに参考文献
あとがき
索引

ヒトの意識が生まれるとき
講談社選書メチエ
マリアはなぜ左胸にイエスを抱くのか? 苦い羊水に顔をしかめ、強い光に反応し、母親の声に応答する。感覚器官を駆使して、能動的かつ選択的に「他者」を求め続ける胎児。驚異的な胎内の認知システムを明らかにし、人間の意識を捉え直す。
【目次】
プロローグ 胎児からのメッセージ
第一章 胎児の心理学
1 胎児をとらえなおす
2 通過点としての「誕生」
3 行動主義心理学から認知心理学へ
4 「相互作用」という視点
第二章 胎内という世界
1 胎児が急速に発達するとき
2 「感覚」がヒトの意識を生む
3 胎児の視覚能力
4 胎児の聴覚能力
第三章 認知能力を検証する
1 初期視覚能力を探る
2 新生児の「選択的嗜好性」
3 新生児の学習メカニズム
第四章 早期産児研究は何を語るか
1 早期産児の睡眠システム
2 新生児のまばたき、胎児のまばたき
3 擬似的胎内環境が与えられたとき
4 「模倣」はなぜ行われるか
第五章 親と子の交流
1 育児日誌を読み解く
2 父親の育児意識
3 変容する育児意識
第六章 人間の意識の誕生
1 胎児というヒト
2 親子交流がもたらすこと
3 「応答性」からみた意識
エピローグ 「交流」と現代
参考文献
あとがき

源氏物語=性の迷宮へ
講談社選書メチエ
絢爛たる光源氏の物語を終えた後に、なぜ「続篇」宇治十帖が必要とされたのか。「性」の物語として読むとき、物語の隠された欲望が明らかになる。人間愛・死体愛・マゾヒズム――。「宇治」を持つことにより、「源氏」は異形の物語へと変貌する。古典文学の金字塔をラディカルに読み変える、「源氏物語」のポストモダン。
【目次】
序章 薫/匂宮 差異への欲望
1 「性の物語」としての『源氏物語』
2 同化への欲望
3 差異なき異化
第一章 光源氏の物語から宇治十帖へ
1 光源氏の物語 第一部 闇を孕んだ栄華
2 光源氏の物語 第二部 頽落する世界
3 宇治十帖 光源氏世界の脱構築
第二章 薫と大君 不能的愛の快楽
1 薫/大君・匂宮/中の君 四項関係の意味するもの
2 大君/中の君 互換的な愛人たち
3 大君のマゾヒズム
4 欲望喚起装置としての障害
5 不能的愛のエロス
第三章 さかしまの主人公 浮舟登場
1 不能的密通
2 浮舟=窮極の媒体
3 四項関係再び 破局の予感
4 排除と暴力の構造
5 溶解する薫
第四章 光源氏時代への挽歌 匂宮三帖論
1 周縁化する世界
2 斜陽貴族の美学 「竹河」巻
3 語り手は誰か
第五章 社会の欲望媒介装置=浮舟 交換される欲望
1 東国受領階級の娘 より下層に、より周縁に
2 常陸介家をめぐる欲望
3 パラサイト 仲人と弁の尼
第六章 〈情報〉としての浮舟 欲望の沸騰点
1 現れた女の身体
2 横河僧都一族の人々
3 消えた女の身体
4 最後の浮舟
5 「物語」の終わるとき 極北としての宇治十帖
註
あとがき

インド植民地官僚 大英帝国の超エリートたち
講談社選書メチエ
人口3億のインドを支配した大英帝国1300人の選良たち。「国王の王冠にはめ込まれた最大の宝石・インド」へ、イギリスの青年たちはどういう情熱に駆られて赴いたのか。選ばれた者たちの出自・エートスと統治のシステムを詳細に分析。
【目次】
序章 植民地を統治するエリート官僚集団
第一章 インド高等文官の選抜とキャリア
第1節 リクルートメントのありよう
第2節 キャリアの概観
第二章 統治システム改革とインド高等文官たち
第1節 モンタギュー=チェルムスフォード改革の策定
第2節 「改革」とインド高等文官のアイデンティティ
第3節 1935年インド統治法の制定
第三章 インド高等文官たちの生活史
第1節 高等文官たちの結婚
第2節 「官僚貴族」の社交生活
第3節 退職後の活動 再就職問題
第4節 インド高等文官の子供たち
結論
関連年表
注

漢字道楽
講談社選書メチエ
「巨」のもともとの部首は?「布什」はどこの大統領か?造字にこめられた古代中国人の知恵、極めつきの難訓字を読む面白さなど、漢字に囲まれて育った著者が綴るユニークな漢字論。